【サイクロプス】
見ての通りのタイピンとピンバッジです。
これは、通称「サイクロプス・マーク」と呼ばれるもので、旭光学（ペンタックス）のイメージマークとして使われていたものです。
一眼レフカメラ「Ｋ」が発売された際、その意味するところの「King of SLR（一眼レフの王さま）」から作られたマークだそうです。これが「王冠を被った一つ眼」のマークイメージからギリシャ神話の「サイクロプス」となったそうです。ちなみに、眼の中にある「ＡＰ」は商標である「アサヒペンタックス」を示します。
さて、この写真ですが個人的に制作したものです。マークは企業のものですから、当然、個人で愉しむ以外は出来ません。
つくり方は簡単で、昔のペンタックスのケースに付いていたバッジを型取りして、色を塗っただけです。タイピンはダイソーの百円タイピンの面を削ったところにエポキシ接着剤で貼り付けたもの。バッジはプラ板で安全ピンの受け（コの字型の部分）を作って、貼り付けたものです。工作自体に掛かった時間はわずかで、毎日ちょっとずつ暇潰しに作っていました。
あと、写真の十字光はクロスフィルターによるものです。
このマーク、デザインが秀逸なので色々アイテムを出せば嬉しいのに、残念ながら銀塩カメラ時代で終わってしまいました。
今回は、元のバッジをイメージした塗りになっていますが、もっと不気味な色にしたら面白いのではないかと。色刷りのカタログなどでも白黒をしていたところを見ると、特に決まった色はないようですが。ペンタックスのイメージカラー？である赤を主体とした色でも作ってみたいところです。
秘密結社のマークみたいで、なんかいいですよね（笑）。
ちなみに、これを付けている人を街で見かけても、石を投げないようにお願いします。
(2009.04.05)
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