【カメラ展示室】

実は、何だか分からないものも持っていたりします。これだけ情報があふれる時代になっても、謎は残っているのです。

「ペンタックス フレーム ビューワー」と書いてあります。
外見は「鏡」にしか見えませんが、正直、大きくて重いです。
おそらく、メガネ部門で作られたものではないかと思うのですが、単なる予想であり、本当かどうか解りません。もちろん、以下すべて（笑）。

前パネル。１、２のボタンは２枚の内１枚を選ぶということ？、人の大きさが描いてあるボタンは人がどのくらいの大きさで写るかということ？。
正面の鏡の前に座った人の姿を写すとすれば、眼鏡屋さんで眼鏡をかけた人を写すサービスのように思えますが。

前パネルを開けたところ。左側には単２電池４本が入る電池ボックス。右側のＬＥＤはさっきの前パネルのボタンを光らせるもの。そして、下にはインスタントフィルムの入るところ。フジでいうところの一般的な「PA-24」や「PA-145」ホルダを使う「FP-100C」なら手元に在庫があるのですが、これ「PA-45」ホルダを使う「FP-100C45」と同じサイズらしく、そんな高いフィルムをお試しで買うのは無理なので機能は試していません。
右側に開いた穴に何か機能があるのかと思いましたが、良くわかりません。

鏡の周りの乳白色のフレームは半透明樹脂で、両脇にストロボ２個を装備。リングストロボのように全面が光る感じになります。

後側は操作部。つまり、前に座った人に対して、後ろから写すことに。
一番上は濃度調整（おそらくシャッター時間）。２列目のボタンはパワーのオン・オフ。
３列目の左はポラロイドフィルム・カートリッジの取り出し。中はシャッターボタンで、押すとストロボが光って、ポラロイドフィルムを吐き出す動作をします。右のフォーカスインジケーターは不明。
その下はＡＣアダプターの取り付け口ですが、残念ながらアダプターは付いていなかったです。

ということで、おそらく正面の鏡がハーフミラーになっていて、その奥に写真機が内蔵されていると思いますが。ストロボのパネル以外は中をバラしていないので、確認はしていません。
この機械についての詳細をご存じの方がいましたら、お知らせ下されば幸いです。