「釣りキチ三平」

「釣りキチ三平」の単行本は最初に発売されたＫＣ版、完結直後に発売されたＫＣＳＰ版、文庫版がありますが。ＫＣ版はＫＣＳＰ版が発売されたために６０巻以降が特に入手難になっています（一時期よりは良くなったようですが）。また、ＫＣＳＰ版の描き下ろしは当然入っておりません。
ＫＣＳＰ版は最も入手しやすいのですが、収録順が魚種別・釣り別に再編集されています。このため、読む順番を少し変えた方が読みやすくなります。
文庫版は、更に川、湖沼、海と再編集されて更にバラバラになっています。
このため、手許にあるＫＣＳＰ版を簡単に読み替えられるように対応表を作ってみました。ただ、特に変更が気になるのは「章」番号が付いているエピソードで、その他は多少登場人物のエピソードが前後するものの、それほど読んでいて違和感があるわけではありません。というのは、「章」が付いている週刊少年マガジン連載分は繋がったストーリーになっているのと、三平くんの父親のエピソードという流れがあるのですが。その他の中、短編は月刊マガジンなどの複数媒体に掲載された番外編であるため、それ自体に流れのあるものは少なく、また、元の単行本収録自体が週刊のエピソードの間に挟み込まれているためにさほどこだわる必要はないかとも思います。
そういう意味で、ＫＣＳＰ版でも、細かく巻を前後して行かなくても、ざっくりと単行本を並び替えて読んでいけばいいのではないかと。そんな時の参考になれば幸いです。
＊ＫＣ単行本で複数にわたっているエピソードの振り分けは適当です。ご注意を。

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