今、「ボレロ」を聞いています。「ボレロ」と言えば、劇場版デジモンアドベンチャー（間違ってもアニメ版銀河英雄伝説ではありません。私的には）。
1999年春の東映アニメフェアで公開された「デジモンアドベンチャー」、2000年春に公開された「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム」の２作品が先日ＤＶＤで発売されました。ビデオレンタルにもあります。
これを見て思ったこと。「しまった。何で、劇場に行かなかったんだ」
いえ、1999年当時から雑誌なんかで評判は見てていたんですよ。しかし、東映アニメフェアというのが引っかかっていたのと、当時ＴＶシリーズを見ていなかったせいで、見に行こうとは思わなかったんですよね。失敗でした。
ちなみに、2000年夏に公開された「デジモンアドベンチャー０２ デジモンハリケーン上陸!!／超絶進化!!黄金のデジメンタル」はネットでの評判も加わったので、劇場に足を運びました。私の周りでは評価が分かれましたが、私自身は好きな作品です。導入部のニューヨークのシーンや後半の張り詰めた雰囲気がね。
個人的な考え方としては、劇場用の作品と言うのは巨大なスクリーンで見るための画面構成、演出になっている筈です。だから「ディアボロモンを大スクリーンで見たかった」と思っても、既に公開の終わった作品を劇場で観られる機会はほとんど有りません。
しかし、今ならまだ間に合う物もあります。
それが、2001年春の東映アニメフェア「デジモンアドベンチャー０２ ディアボロモンの逆襲」です。東映アニメフェアも、一度行ってしまえば、次は気楽な物です。いい映画を見るためなら、問題ないですよね。
しかし、劇場は土曜日夕方の最終上映を選んだにも関らず、お子様連れでいっぱい。伊達に３月第２週のズームイン朝のドットＥ番付け映画部門でハリウッドの洋画を押しのけての１位はとっていません（併映のワンピース人気かもしれないけど）。
（3/13追記：今のところ２週連続１位ですが、ズームイン朝って集英社がスポンサーでした…。だから何だとは言いませんが）
「ぼくらのウォーゲーム」の直接の続きにあたる今作は、監督などの一部スタッフは変わっているものの、短い公開時間（今回は、ワンピースがメインだからね）を逆手に取ったようなスピード感で、劇場のスクリーンを盛り上げてくれます。
むろん細かい事を言い出せば、言いたいことはいろいろ有るけど、それは公開終了後にでも書くとして。
私は、楽しめたので大満足です。ホント。
公開期間は長くはありません。見に行くんなら今ですよ。
ちなみに併映の「ワンピース ジャンゴのダンスカーニバル／ねじまき島の冒険」も面白かったっす。
ＢＧＭ：やっぱりこれ。「デジモンアドベンチャー０２ ディアボロモンの逆襲 オリジナルサウンドトラック」