「コメットさん」大場久美子さん版・ウルトラ兄弟共演編

ここでは、ウルトラセブン、タロウ、レオが客演した「コメットさん」大場久美子さん版の簡単なストーリー紹介をします。
重要な要素として「タロウ」「レオ」のストーリーと「コメットさん（大場久美子さん版）」最終回にも触れますので、ネタバレを嫌う人は、引き返すことをお薦めします。

第17話「私の親友ウルトラマン」

ウルトラセブン・客演
親友、という言葉で看護婦のチーちゃん、順平くん、強くんから用事を押しつけられるコメットさん。意見するコメットさんに「コメットさんは親友がいないからわからない」と。そこで、コメットさんは親友・ウルトラセブンを紹介する。
その後、チーちゃんの恋人・ジロウの祖母が山で遭難。助けに行ったコメットさんたちも危なくなるが、ウルトラセブンが助けに。

予習「ウルトラマンＴ（タロウ）について」

ちょっと解説
アストロモンスのために命を落とした東光太郎は、ウルトラマンタロウと一つになって地球を守っていた。
最終回。怪獣サメクジラのために白鳥船長（東光太郎が下宿している家の主）が亡くなってしまう。タロウはサメクジラを倒すことができたが、それを操っていたパルキー星人に逃げられる。ＺＡＴやタロウに当たる白鳥家の長男・健一に、光太郎は自分がタロウであることを告げ、ウルトラバッヂ（変身アイテム）も手放す。
そして、再び現れるパルキー星人に生身で勝利した光太郎は、旅に出る。そして、人間として生きるために都会の雑踏の中へ消えて行った。

第43話「初恋の人ウルトラマン」

ウルトラマンタロウ・客演
流れ星に導かれて、初恋の人「太郎さん」に再会するコメットさん。サラリーマンとして暮らす太郎さんの世話を焼くコメットさん。しかし、彼といた宇宙人の迷子の少年が地球のバイキンに侵され、故郷につれて行かねばならなくなる。
太郎さんは、変身したら地球にいられなくなるという「宇宙の掟」を破って、ウルトラマンタロウに変身。地球を去ることになる。
(＊)太郎さんは、タロウで「光太郎」を演じた篠田三郎さんではなく、下塚誠さんである。が、太郎さんは昔、ＺＡＴに所属していたらしい。
(＊)この話は脚本の阿井さんがレオの29話「運命の再開！ダンとアンヌ」で書いた話と似ている。

予習「ウルトラマンレオについて」

ちょっと解説
故郷の獅子座Ｌ77星をマグマ星人に滅ぼされたレオは、地球を第２の故郷と定めて、おゝとりゲンとして暮らしていた。そして、セブンの後を受けて、地球を守るために戦うのであった。
最終回。円盤生物ブラックエンドの襲撃に、レオを頼りにするトオル（おゝとりゲンが弟のようにしていた少年）。彼に強くなって欲しいとするゲン。最後に、自分の正体を明かしてレオに変身。ブラックエンドを倒し、円盤生物の本拠？、ブラックスターを破壊する。
そして、異星人であるゲンを認めてくれた美山咲子（身寄りの無いゲンとトオルの下宿先の未亡人）に「やっと今、初めて地球が僕の故郷になったんです」と。そして、レオリングを外した彼は、大海原に旅立ったのであった。

第63話「ウルトラマンと怪獣アカゴン」

ウルトラマンレオ（おゝとりゲン）・客演
ある朝、順平くんが怪獣アカゴンになってしまう。コメットさんの魔法も効かず、思わず居なくなった太郎さんを…。すると、空にウルトラサインが輝き、おゝとりゲンさんが登場。自分が地球を第２の故郷と定めて生きるレオであることを告げる。そして、帰る時期の近づいたコメットさんが、星へ帰るために正体を明かせば、魔法で元に戻せると…。
しかし、それが出来ずに悩むコメットさん。ついに、ゲンさんはもう一つの方法（宇宙空間でベータ線などにあてる、という方法）をとるため、レオに変身。順平くんを宇宙へ連れて行く。もちろん、太郎さんと同じく「宇宙の掟」を破ったので、地球に居られなくなり、帰る星の無い彼は「星のお母さん」に導かれて乙女座へ。

第68話「さよなら星娘」（最終回）

というようなことがありましたが。
コメットさんは星のお母さんによって乙女座へ帰ることに…。

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