「面白かった」本編感想（13話〜16話）
ここは、「コメットさん☆」本編の感想です。
ちなみに、本放送時の感想は基本的に終わったあとより辛口になる傾向があります。その時の感覚で書くと、後で見返したりして「何であの時そんなことを思ったんだ」ってことは良く有りますけど、それはそれとして楽しいので。
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- ２００１年０６月２４日放送
「だまされた」と声を大にして言ってもいいかもしれません。先週の予告編、作りが上手過ぎ。もはや、確信犯ですね（笑）。
アバンタイトルでは。外を見て、ぼーっとしているコメットさん。沙也加ママにからかわれています。ケースケくん、先週、先々週とかせいだポイントが効いているのか？
ライフガードの訓練をするケースケ。相変わらず、輝いているようですが、ラバボーの冷たいこと。コメットさんは、ある意味、ケースケのぶっきらぼうなところは慣れたようですが。しかし、あれでは、どう見ても、恋人のような…。
足をひねるケースケ。捻挫。先週の予告だと「死にそうな怪我、又は病気」だと思われたのに、どー見ても、単なる捻挫。でも、放っておいたら、治らないぞ。
相変わらず、コメットさんに素直になれないケースケ。まあ、「一緒に行ってあげるから」と言われて、素直に答える奴はいないと思うけど（笑）。コメットさんも慣れたもので、いきなり星力で強硬手段。一応、隠して使ってはいますけど。さすがに、自転車で医者に突入したら、びびります。看護婦さんも怒ってますし。でも、治療、保険証ナシでは…（そういう突っ込みを入れてはいけない）。
湿布を替えてあげて、と言われて喜ぶコメットさんの顔。自分に出来ることがあるのが嬉しいんでしょうか。泣けます。
一応、家までついていくコメットさん。でかい家だなぁ、と思ったら、アパート（というより、下宿屋さん？）でしたか。一人暮らしとは。やっぱり、中学出ただけ？で働こうとしたら、いろいろあったんでしょうなぁ。まあ、イマシュンと共に私生活不明で、王子さまの可能性はナシではないようで。
意地を張り過ぎて、いつも通り自己嫌悪に陥るケースケ（いや、海開きのことで頭がいっぱいなのかも）。いいかげん、学習しろよ。いいじゃない。湿布くらい替えてもらえば。と思うんですけどねぇ。まあ、わかる気もしますが。
落ち込むコメットさんにアドバイスする景太朗パパ。しかし、コメットさん。本当にケースケくんが照れているってわからないようで。なんか勘違いしてるような。やっぱり、育ちの良さでしょうなぁ。普通は、王女様があの性格で、悪く言う国民は居ないと思いますから。このシーン、さすがに、暑いのか、上着は脱いでいますね。
病院人を呼ぼうとするコメットさん。しかし、病院人は「すっころび人」を看護するので手一杯。って、何ですか、「すっころび人」って。カッパかと思ったら、頭には「バナナの皮」。なんか、ぽったん人を上回る衝撃的な星人ですが、ある意味、ものすごい、悲劇的な人たちではないでしょうか。
悲劇的という意味では、王様も十分悲劇的。わざとか？王妃様。いや、わざとじゃないみたいだけど、突っ走ると周りが見えないのは、コメットさんと同じか（笑）。
で、王妃様の粋な計らいで、夏服のためにやってきた縫い人。ヌイビトと書かないとダメかな。赤ヌイビト、青ヌイビト、緑ヌイビト。星のトレインじゃなくて超高速宅配というのは、いいのか？って思ってしまいますが。普段は、ティンクル・バトンに入るようで。
さっそく、病院人の看護婦さん衣装になるコメットさん。ピエロだよ…姫様。それでいいのか？やっぱり、剛くんと寧々ちゃんが言う様に、違うと思うぞ。
そんな声を無視して行ってしまうコメットさん。塀の上でパフォーマンスしていますが。バトンで元気の出たケースケくんも、さすがに、芸をするコメットさんには幻覚以上のものを感じられないようで（さすがに、彼を責められませんな）。面白いとかそういう問題では…。
で、病院に、勉強に行くコメットさん。看護婦の格好になりますが、仮縫いとは？どうやら、力が発揮出来ないようです。そこへ急患。盲腸？。いきなり、連れて行かれるコメットさん。いや、自分の病院の看護婦くらい把握していないと危険だと思うんですけど。そんな突っ込みはともかく、看護婦さんも人手不足で本当に忙しいらしいので、そういうこともあるのでしょう。しかし、素人がいきなり外科手術につき合わされたら（検査のシーンは省かれたと解釈しましょう）、そりゃあ、びびります。泣き出しそうなコメットさんの顔がかわいそうで、見ていられません（いや、かわいいんだけど）。予告のシーンはこれだったわけですけど、まさか、知らない人の手術シーンとは。
そこへいくと、ヌイビトの３人は手術よりも何より、自分の仕事に夢中でそれどころではないようで。プロです。星人の凄い所は、どんなことでも、プロフェッショナルたりえる根性でしょう。「どんなことでも」。例え、すっ転ぶことでも…。
しかし、ヌイビトの衣装の星力は強力な様で。これで、服を着ると、先程の芸の様にプロフェッショナルになるのですね…。往年の変身魔法少女物…。何か違うような気がするのですが…。まあ、ティンクル・バトンの新しい遊び方も広がりますし…。まだ１クール目だから、既定路線だと信じていますが…。伊藤忠商事さん。子供向けコスプレ衣装でＧＯ！です。これなら、番組終わっても売れます（笑）。
さて。看護婦さんの輝きを縫い込む。単に職業の力を与えるんじゃないんですね。もっとイメージ的な。大切な物を縫い込む。輝きって言葉を使ってきたことの利点が発揮されているような。
で、看護婦さんになってケースケの部屋に舞い降りるコメットさん。正に天使。ケースケくんも夢と信じて疑わないから為されるがままでしたけど。そんな夢を見てしまうほどお熱なのかね、君は（笑）。
しかし、看護婦さんの格好になったからといって、いきなり、お医者さんや看護婦さんのようになって活躍するのではなく、なんとなく癒してしまうだけ。ある意味、ホッとしました。いつもと、変わらないじゃん（笑）。
しかし、ケースケも夢うつつであんなコメットさんを見たら、もうダメでしょう。少なくとも、私なら、もう駄目です。ええ、絶対。多分、世の男性のほとんどは駄目でしょう。布団をかけてもらったイマシュンの比ではありません。うらやましいぞ、ケースケ。
などということはともかくとして。
天使などと言って先輩にからかわれるケースケ。「かわいかった」とは。夢とはいえ、コメットさんであることは認識していた訳ですからねぇ（笑）。ラバボーにからかわれるコメットさん。先週のパニッくんの時もそうでしたが、ラバボーはこういうの好きみたいです（笑）。言われたコメットさんも、まんざらじゃ無さそうっていうか。今回、恋人に間違われたり、なんだりで、一気に、ケースケ寄りですね。
ラスト。ヌイビトさん。やっぱり、普段はバトン一振りなのですね。地球で勉強ですか。頑張って下さい。番組の幅が広がるような活躍を祈っています。
まあ、今までの話からして、スタッフが信頼置けるから、いいですよね。
それはともかく。
ラバボー、メテオさんですか？本当に、君の性別は…。
予告！ちょっと疑い深くなっていますが。今回お休みだったメテオさんが活躍しそうで。そして、ようやく夏服。みんな夏服。すっきり。そして、触れ合う手と手。このラストカットに疑いの眼が（笑）。
しかし、今回はイマシュンが出なかったせいか、すっきり、さわやかでしたね。話の流れに嫌みな所が無くて、ここ最近では、一番面白かったと思います。
それよりも、コメットさん☆じゃなくて、パラッパの宣伝を入れるタカラさんって…。ベイブレードとｅカラで業績は大丈夫そうですけど。頼りになりそうなのが、ブロッコリーさんという現実は、泣けます。
（2001.06.24）
さて、書き足し行きます。各シーンの抜き出しは完了しているので、新たに気付いたことでも。
今回、ともかく姫さまの表情が楽しいんですよね。ケースケとのラブコメ的な話としてはシリーズ中でもかなり上にランクインするものと思われますが、照れている表情とかかわいくて（笑）。スタッフを見たら、作画監督に「長森佳容さん」「槇田一章さん」と、まきださんの名前が入っている回なんですよね。
関係ないですが、作画といえば、アニメアールの谷口守泰さんが原画の回が有りますけど、ボトムズのキリコみたいに谷口コメットさんなんていうのが生まれていたら…コマッタさんだったろうな（笑）。
表情だけじゃなく、アバンタイトルで沙也加ママにからかわれている時の「暇なら店番頼んじゃおうかな」…しばしの間…「行って来ます」の、あいだの間のあわてっぷりとか、微笑ましくて姫さまの魅力爆発です。しかし、手伝いしてないね（笑）。
ライフガードの練習のシーン。青木さんたちマッチョに囲まれるケースケ。周りのマッチョぶりが妙に目につきます。中学卒業していたら、ここまで体格に差をつけなくても、と思うのですが。ケースケくんが小柄でかわいく見えます…。チャットでのお嬢様方の８０１談議や韓国絵本の「先輩に囲まれる妙に乙女作画のケースケ」のせいで、目が腐って来ているのかもしれません（笑）。つーか、既に思考回路が…。
さて、ヌイビトさんたちの助けで病院ビトになったコメットさんですが「俺、熱出て来たかな。変な夢見てる」と言われてしまって。「楽しくないのかなぁ、ケースケ」これって、異星人との文化ギャップですよね。ＳＦ的？。「このままでは納得いきませんの」というヌイビトさんのプロフェッショナル意識は、続く看護婦さんの仕事と共に今回の隠しテーマでしょうか。ダメ社員の私としては、耳に痛い話です。
流れからやって来た大病院での看護婦さん、お医者さんの奮闘。耐えられなかったコメットさん「こんな夜中も働いて大変なお仕事」と尊敬の感じ。ヌイビトさんたちも地球の看護婦さんに輝きがあるということで「星力みたいに優しくて、強くて、落ちついていて」とべた賞めです。ここで面白いと思うのは、画面に描かれる仕事中の看護婦さんは、ケースケの診療をした所の看護婦さんも含めて、怒っているかの如く真剣な表情をしている、という事でしょうか。優しいだけではない、強さを持ったプロフェッショナルとして描かれている所が素晴らしいと思います。というか、看護婦さんの魅力的な姿なのでしょう。
個人的な話になりますが、本放送とＤＶＤ視聴の間に私も入院というのを体験しまして、看護婦さんたちにお世話になってきました。その奮闘ぶりを見ていて思ったのですが、本当に洒落にならない大変な仕事ですね。それゆえに、自然と尊敬してしまいますし、本当に輝いて見えるものです。
そういった意味で、女の子の憧れとしての光の当たる部分だけを描く広告的なものではなく、看護婦さんのパワーあふれる姿が描かれているのは面白いのではないかと。
そして、それとは対照的に「天使」のイメージで描かれるコメットさんの看護婦さん姿。この２つの姿（実際には患者さんを楽しませる病院ビトの姿を入れて３つかも）をもって「看護婦さん」という職業を表しているとしたら。穿った見方ですかねぇ？。
締めの王妃さま「沢山の服が着られるようになってコメットたちはとっても楽しそう」などと呑気な感じですが、その呑気さが一番面白かった頃の話だと思います。ホント。
予告は寧々ちゃん剛くん＋ケースケですが、「輝き、うぇ〜〜ぅ」（＜変な顔を強制されている）って感じですかねぇ。台詞の方はちゃんと次回のことに合っているようですが、やっぱりちょっと異色。
（2002.08.17）
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- ２００１年０７月０１日放送
祝！ＮＥＣインターチャネル様、提供復帰！。ラブコールを送り続けたかいがあったという物です（いや、見てくれているというわけではないと思う）。新たに、老舗玩具メーカーのトーホーさんもＣＭに加わってくれて。とりあえず、これで、子供（及びそれに近い人（笑））向けＣＭで埋め尽くされました。子供のための番組ですから、なんか、とっても心強いです。
もう、２クール目突入で絶好調という感じ。プロデューサーさん、お疲れ様です、といったところなのでしょうか。
本編のほうも、ギュッと詰まっていましたね。メインは藤吉家の夫婦げんかでしたけど、コメットさんの問題解決がストレートに喧嘩の仲裁でないあたりが良かったです。先週お休みのメテオさんやムークさんも大活躍でしたし。
さて。アバンタイトル。王妃様が困っています。星の子たちの間でのコメットさんの人気は相当な物の様で。これは、地球見学ツアーかな、と思ったのですが。コメットさん、好きそうですしね、賑やかなの。
で、本編は七夕飾りを作る藤吉家からスタート。コメットさん、夏服です。基本的に冬服の上着を脱いだ時とデザインが統一されているようです。キュロットがショートパンツに変更かな？いや、作画の感じと私の捉え方の問題？どっちにしろ健康的です。
願い事を書いている剛くん、寧々ちゃん。七夕伝説を語る景太朗パパ。星国にも同様の伝承（現実？）があるようですが、願い事を書く習慣はないようです。星祭りですか。日本でも、そういう呼び方をする所がありますね（辞書を調べて見ましたが、七夕と書いてあります）。
沙也加ママにデートと言われて素直に答えてしまうコメットさん。デートという言葉に対して意識がないようです（笑）。で、答えてから赤くなる、と。この時の驚く双子。お姉さんであるコメットさんがデートというのは心中穏やかでないようで。
結局、王妃様がやって来ることでしたが。アバンの「とっても素敵なこと」はこれだったのですね。コメットさん、やたら嬉しそうです。
願い事。剛くんはカッコよくなること。渋い系のダンディな線を狙っているのか？。寧々ちゃんはお菓子関係。夢見てますね。数の多さに剛くんのあきれ顔も「うにゅーっ」と。
沙也加ママはお店の繁盛。あの手のお店は大変でしょうが。商品が売れる＝作り手の想いが伝わっていくって感じで、幸せなんでしょうか。
景太朗パパは藤吉家牧場…ママ、怒ってますけど。まあ、牧場は洒落にならないくらい維持管理が大変そうですしね。でも、それ以上にヨットや畑の取得や維持で苦労しているような。まあ、簡単に手に入る物ではありませんから。
夫婦喧嘩は犬も食わぬ。コメットさんたちは心配しているけど、原因が些細なことだけに見ていても全然心配になりませんが（笑）。
ため息コメットさん。監視員しているケースケくんに相談するも「ほっとけ」。経験上、あの夫婦の意地の張り合いなんて、介入する気にもならないのでしょう。仲いいから。コメットさんのところは王様が弱過ぎて、喧嘩にならないのでしょうか。
息詰まる食卓。藤吉家も、基本的にはママの方が強そうです。しかし、あの言い方では、景太朗パパも怒るでしょう。ということは、よっぽど沙也加ママには腹に据えかねるものがあったようで。
コマッタさんなコメットさん。織女星と牽牛星の逢瀬を「みんなが自分のことみたいに祝う」という星国の星祭り。「仲良しを祝い、仲良しを望む」というのは、何かに感謝したりする普通のお祭りと違って、自分たちの行動に対して祈願するお祭りということで。新しい？。星国らしくて面白いですね。
短冊を書き換える双子。星力を貯めるコメットさん。七夕に向けて着々と進行していきますが、肝心のお天気は悪いみたいで。
次の朝。コメッさん、朝ご飯は？という突っ込みは置いておいて。コメットさん、仲直りを迫るものの、相手にされません。まあ、喧嘩のネタが些細なこと過ぎて反省材料が無いですし…。
掃除機を持って援軍を呼びに…やっぱり、あの方ですか。メテオさんも夏服にお着替えでお出迎え。おかしいのは、ラバボーのフラダンスですか。なんか、ラバボー怒っていますが。相当自信があったのでしょうか。いつか、見せて欲しい所です。ちなみに、辞書によるとフラダンスは「主に女性が、腰を振りながら踊る」と有ります。また、ラバボーの性別に疑惑の一ページが。
いつも通り、協力を渋っているメテオさんですが。些細なことでは動かないのがある意味お姫様らしいです。しかし、ムークの誘導？によって今瞬にいいとこ見せようと豹変。このあたりの単純さがメテオさんの素直な性格を物語っているというか。あと、ラバボーを脅す迫力が素敵です（笑）。
しかし、隙をついてやってくる神也くんのすごいこと。さすがはストーカー（と呼ばせてもらいます。いいことじゃないですから）です。しかし、メテオさんに紅茶を入れてもらえるなら、やってみてもいいかも（＜おいおい）。
で、彼のことはほったらかしてお空のお掃除へ。雲を掃除して、星空を見せ、パパとママを仲直り、という三段論法には頭が下がります。それを確実な手段だと思うコメットさんが素敵です。
でも、人目につかない所に来たらいきなりダレるメテオさん（笑）。リゾートモードです。ラバボー怒っていますが、人のいい姫様・コメットさんは巨大掃除機で掃除に。この掃除機、ある意味、玩具として提示されているアイテムよりも楽しそうなんですけど（笑）。タカラさん、コメットさんの掃除機で売り上げアップです（でも、黒だからなぁ）。
掃除をした所が、雲で埋まっていますが、ムークがなんとなくメテオさんを誘導しています。で、手伝うかと思いきや。今瞬が飛行機に搭乗中ということで大あわて。ムークさんとしても誤算だったようで。あげくに、いいとこ見せるために雲を吸わされる始末。
今瞬、出て来ないと思ったらツアーですか。ラッキー。もう少し、出なくていいです（ひどいなぁ。でも、最近の彼の自分中心の行動はどうにも好きになれないです。実際には大した事をしている訳じゃないけど）。でも、メテオさんも、四六時中追いかけているわけではないのね。
そして、ムークさんに新たなる受難が。メテオさん目的と手段が入れ代わってます。目的の飛行機が彼方に飛び去っても、雲を吸い込ませるのに夢中で。勝負とか言い出しているし。第８話「素敵なドレスづくり」と同じで、やり始めると止まらない性格の様です。おかげで、コメットさんは大助かりですけど。
で、結局コメットさんの思惑通りに空は晴れ、気付いたメテオさんは悔しがる、と。でも、一番星を見て「ま、いっか」といった感じに微笑むメテオさんの懐の広さが気持ちいいっす。
しかしながら、今度はコメットさんに悲しいお知らせが。天の川の橋が壊れて織女と牽牛のために王妃様自ら陣頭指揮で橋を直しているとか。この、橋の損壊。星の子たちが地球へ来るために集まったから…なのでしょうか。それとも、織女と牽牛の逢瀬は観光名物になっているのでしょうか（＜それは違いそうだと思うが）。
王妃様、現場監督というよりも、小学校の先生みたいです（笑）。
で、泣いてしまっているコメットさん。やっぱり、まだ地球換算12才ですね。最近は、もっとしっかりしているイメージが強かったですが。
一時休戦して出迎えた藤吉夫妻にも説明してから泣いてしまいましたし。
さすがにこれではお二人も喧嘩どころではありません。揚げ句に、短冊にあんなことが書かれていたのではどうしようもありませんな。
仲直りして。手を繋ぐ二人。やはり、予告は効果的な詐欺です。筋道立てて考えれば、今回のネタは初めからわかっていた訳ですから、予想はついても然るべきだったのですが。当てられなかったのはフォルテッシモ・マヌケかも。
そして、ケースケとコメットさん。落ち込んでいたコメットさんも、ケースケの顔を見て、ようやく笑顔が戻りました。「いつか、私にも手を繋ぐ人が出来るのかな」って、ケースケのこと、意識しているのかしていないのか（笑）。あの二人に藤吉夫妻の手を重ねるあたりがニクい演出。
「コメット、また困ったことができたの」。
王妃様、はじめて声を聞いた時にはちょっと浮いているかな、と思ったけど、最近は、王妃様の声を聞くのが楽しみです。やっぱり、往年の名女優だけあって、素敵な演技ですよね。
それはともかく。流星群の様に地球にやって来る星の子たち。星の子は宇宙空間の飛行能力が有るようで。というか、あの球自体が、彼らの生活圏そのものなんでしょうか。見た目は、Ｇガンダムのコロニー国家（オールドＳＦですね）みたいですが（笑）。
そして、景太朗パパもびっくりの星の子牧場。くるくる回るコメットさん。正にナウシカ（笑）。劇場に出かけていって感動して帰って来たのは遥か昔のことです（年ですね…）。視覚的には蛍の大群みたいでいいですね。まだ稲の青い、蛍のいる田んぼの中をくるくるしているとあんな感じです（＜いや、それも違う。それ以前に、さすがの私もあんなに蛍のいる光景は見たことないぞ。でもって、蛍のいる田んぼは水が張ってあるから…）。
マヌケな話はともかくとして、予告です。今度は、スペクタクルです。初の悪役的なキャラクター「カゲビト」。しかも、そのカゲビトと重要な手がかりで王子さまを捕獲？今瞬の化けの皮がはがれるのでしょうか。赤くなったコメットさんはイマシュンの魔の手から逃れられるのか（＜それ違う）。でも、「キラキラに住む妖精」みたいに複数のストーリーラインが乱戦状態で話が進んでいくのは好きなパターンので、期待です。そして、メテオさんの次の一手にも期待。
今回は全体を通して嫌みなところの無い仕上がりでした。喧嘩も、一番簡単に思いつくドラマは。意志のすれちがいとか勘違いから喧嘩になって、星力を使って誤解を解いて、めでたしめでたし。っていうところだけど。いかにも現実でありそうな「お互いの性格の違いを突いた」夫婦げんかというのがなんとも。しかも、思い出を操るでもなく、パフォーマンスを見せるでもなく。メテオさんのドタバタ込みで雲を晴らしたことですら間接的な要因でしかない（七夕が出来る様にする→短冊を見る→仲直り）というあたりにドラマづくりの凄さを見せて頂きました。っていうか、どういう風にしたら、こういうストーリーの繋げ方が出来るのか教えてもらいたい所です。
欲を言えば、王妃様には地球に来て欲しかったなぁ。藤吉夫妻に対抗出来るキャラクターは、やはり王妃様ではないかと。
それにしても、感想をこの形式にしてから長くなったなぁ。今度は１クール１ページは無理そうだから、月単位になるかなぁ。
［注：最初の構成では13話までが１ページでしたが、整理の都合で現在のページ構成に変更しています。］
（2001.07.01）
これだけ詳しく書いてあると、書き足すことはありません（笑）。それでも、フォローを少し。
お母さんが来ることを藤吉家の人たちに伝えるコメットさん。沙也加ママもコメットさんのお母さんには興味があるようでしたが。寧々ちゃん、剛くんは「うわぁ〜」って感じで期待しているんですよね。凄いことの様に。やっぱり、コメットさんが子供たちにとって「素敵な星使い」だから、お母さんはもっと凄い人だろうと期待されているんでしょうねぇ、子供たちに。
ここで来られなかったのは、やっぱり残念でした。
喧嘩をするパパとママ。翌日になっても意地の張り合いが続いているのを見て、たまらず掃除機を抱えたまま家を飛び出すコメットさん。冷静に見ると、かなり変ですよね＞掃除機抱えて走る人。でも、姫さまには結構お似合いなところがおけやマジックなのか神戸マジックなのか。あわて者の庶民派アイドルな姫さまが、かわいいです（笑）。
ただ、やっぱり、居候としてあの雰囲気は気まず過ぎるんでしょうね。地球年齢13才くらいの少女には。かわいそうといえばかわいそうな話ですが、あくまでポジティブに解決しようとする姿勢は、見ていて気持ちがいいです。
雲の上でだらけているメテオさん。しかし、王子さま＝今瞬（今の所ムーク＆メテオさんの思い込みの域を出ませんが）の事が気にかかると、どうにもまともで居られない。でも、「恋する乙女」というよりも「宿題をせずに部屋で遊んでいる所を親に見つかった子供」ですよね（笑）。メテオママの教育が厳しかったせいで、裏表のある行動が日常になってしまったとしたら困った話ですが。人情家の面も含めて人間味あふれる所がメテオさんの魅力の一つだと思いますから、これはこれでいいのかもしれません。つーか、いつもの強気はどこへやら、あたふたしてしまうメテオさんがなんかかわいい（笑）。
ちなみに、メテオさんの言うように、瞬様が地球人に成りすまして「どこで見ているか分からない」とすると…やっぱりストーカーのような気がするのですが（笑）。神也くんとやっていることは変わらないよ、それじゃあ。でも、好かれる（笑）。やっぱ、ルックスがいいと得だな（笑）。
などと、細かい所はそんな感じですが。全体的に暗くなりがちな喧嘩話を間にメテオさんのギャグ＆アクションを挟んで盛りあげて、王妃さまの件で更に一回落とした後に景太朗パパと沙也加ママでしっとりと落ち着かせ、オチに派手な画面で盛り上げる。構成がきっちり決まってますよね。話のテンポも良くて、改めて、見ていて飽きない回だと思いました。
次回「輝き、ご馳走様よ」。ということで。
（2002.08.24）
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- ２００１年０７月０８日放送
今回は、イマシュンの主役回ですね。出番、少ないけど（笑）。彼の場合、悩みがぜいたくなのが問題ですね。挫折が「着ぐるみ」では頑張っている新人さんたちに申し訳ないような気がするのですが、ビックな彼にはそんなことどーだっていいようです。まあ、売れる売れないにこだわらないその心意気で押してくれれば、それはそれで格好いいんですが。人気出ちゃってるから、結局は何やってもなんとかなりそうなところが説得力無いような気も…。
さて。アバンタイトル。前回の星の子たちから。こちらの地方では、残念ながら今年の七夕も星は見られませんでしたが。それはともかく。星の子たちに帰っていない人がいるとは。見つかったら、また、星国で問題になるのでは？
草取りをする景太朗パパ。しかし、畑というより、空き地の整備にみえるんですけど（笑）
牛の鳴き声。前回の藤吉家牧場を引きずっている？茂みの中を探しているけど、さすがに牛のサイズは知っているようで、信じられない様子。子牛でも、きついからねぇ。
お弁当を持って来たコメットさんと双子に聞かれて、景太朗パパも、牧場欲しいなーという妄想として片づけています。
でも、コメットさんにも聞こえる牛の声。こちらは、心当たりがあるようで、必死に探しています。一応、隠れて。で、牛人さんを見つけて、隠れるコメットさん。その様子は、なかなか笑えます。普段、隠れるようなことはないからでしょうねぇ。たいていのことには、けろっとしているから。
牛人さんはチーズを持って来てくれた、と。やはり、あの玉のようなものは星人の世界そのもののようです。それが、家という単位なのか、単なる乗り物レベルなのか、はたまたもっと大きい単位のものなのかは見た目では判別できませんが（牛人さんは一人しか見えないから小さい単位にみえるけど…）。
で、草むらの怪しい影。タイトルのカゲビトさんのようです。敵か味方か？
一方、お弁当の藤吉家。サンドイッチはパンのサンド。一生懸命はいいけど、せめて、黒パンサンドにしてほしいところです。もしかして、おかゆライスとかも藤吉家にはあるのかも…（笑）。
チーズを差し出すコメットさん。牛人さんとの邂逅は秘密にしていたわりに、牛人さんのことは平気でしゃべっています。一応、彼女なりの基準があるのかなぁ。どこまでなら、話してもわからないからいいや、とか（笑）。
コメットさんの影に入るカゲビトさん。ストーカー三号と呼んでもいいかも（一号イマシュン、二号神也くん）。あんまり突っ込むと世界観が崩れるので、このくらいにして。
さて。帰ってきた藤吉家で。「コメットさんビリ」やたら楽しそうに言ってます。３番でなく、ビリ。にもかかわらず楽しそうなところが、楽しければなんだっていい、コメットさんらしいというか。本当に競争心０です。
その隙にコメットさんの部屋に侵入するカゲビトさん。やばい人です。
メモリーボールに手を出したようで。日記の再生みたい（笑）。幻燈機機能を付けて売りに出さないでしょうか＞タカラさん。
で、あっさり見つかります。というか、隠す気がありません。ハモニカ星国諜報本部所属。のんきさんのハモニカ星国も裏ではちゃんと仕事してます。やはり、ヒゲノシタさんあたりはやり手のようです。
カゲビトは影に生まれて影に生きる。中世の銃士隊みたいな格好をしているわりに、忍者です。見つけられない、と言われて、ラバボーもむっときている様子。
真面目に王子様探しをしていないコメットさんに説教していますが、姫様は、あいかわらず笑ってごまかしているし。エヘ。星国でも、これでごまかされる輩は多いことでしょう（笑）。
ヒゲノシタにしかられているみたい、って、姫様を叱る人はヒゲノシタさんくらいしかいなかったんでしょうなぁ。ヒゲノシタの手下と知って、露骨に嫌な顔をしています。こりゃ、うるさいのが…って感じか。バッタ人さんに続く、問題ですが。
で、最重要容疑者のイマシュンにアタック。ついてくるコメットさんを冷やかすカゲビトさん。迷惑かけてほしくない。まあ、わかる気も…。
ファンの中にメテオさん。夢見心地で立っています。妙にかわいいですよね。罪作りなやつ＜イマシュン。
とりあえず、瞬くんの影に入るカゲビトさん。でも、人を操ったりする能力は無いようで、心に語りかけています。「さあ、少年、君の心の声を聞かせて…」しかし、心ここにあらずのイマシュン…。うーむ。
で、ＣＭ撮影かー。事務所で熱血していた黒岩さんも、大衆心理に飲まれてしまったようで、イマシュン、アイドル一直線。やる気のないイマシュン。彼自身も、わけわからないようです。
メテオさんに見つかるコメットさん。「ちょっと心配になっちゃって」。そう言われれば、メテオさんのように返したくなるのが人情というもの。勝利を確信したメテオさんに対して、イマシュンの冷たいこと。まわりの女の子も適当にあしらい、コメットさんの下へ一直線。いいのか？トップスターがそんなことで。まわりの女の子も別に追いかけてきていませんが…もしかして、女の子の本当のターゲットは黒岩さん？そういえば、瞬くんが通り過ぎても、女の子たち、スタジオ前から動いていませんし（笑）。まあ、何にしても、マナーの良いファンです（笑）。
いつのまにか車の所へ移動している黒岩さんと走り去るイマシュン。「姫様に直接ラブコール」ラバボー、からかっているんだか。そしてカゲビトさんから驚くべき事実が。イマシュン、記憶が無いようです。これはたしかに怪しい。それにしては、行動に不安げなところが無いのが不思議ですが。いや、だから簡単に黒岩さんに拾われたのか。不思議です。まあ、姫様なんて、全部偶然で片づけてくれましたから、どーだっていいでしょう（笑）そんな姫様が見られて幸せですが、カゲビトさん、辛そうな（笑）。
「イマシュンは姫様が好き」ラバボーしつこい。コメットさんは困ってます。そう言われてもなぁ…といった感じでしょうか。罪な人（笑）。
で。メモリーストーン。コメットさん、秘密にしていたようで、ラバボー怒ってます。しかし、「あの人が王子様？」そもそも、そこから事態を把握していないというか…おーざっぱです（笑）。
しかし、落として記憶をなくすって…星国の人は自分の記憶を外部メモリーにためて、頭の容量を空けているのでしょうか。ちょっと危険な香り。それよりも、落とした後に脱走するまでの間、記憶がなくってよく脱走できたなぁ、とか。よっぽどの強迫観念があったんでしょうか。
ところ変わって、トラの着ぐるみのイマシュン。バラエティーアイドルか？。もはや、自分の歌しか歌わない男はどこかに行ってしまったようです。さようなら、イマシュン（笑）。
で、落とし物を返しに行くコメットさん。お昼寝しそこなって、飛べないラバボー。前にもありましたが、雲上へ抜けるには、かなり体力を使う様です。そこへメテオさん登場。昼間のこともあってか、怒りに燃えています。「海辺のカリカリ坊や」。もはや、ケースケは王子様候補から完全に外れてしまったようで。それを聞いて笑っているコメットさんとラバボー。ケースケ、割と哀れです（笑）。
「イマシュンは姫様のこと…」ラバボーの言葉に聞こえないフリをするメテオさん。やっぱり、それはそれとして認めているようで。ゆえに、認められない事実に怒り狂っているようで。
で、星力で攻撃するメテオさん。うーん。格好いいです。でも、当たり判定大きそうだなぁ、とか（笑）。下らないことを考えている間にもコメットさんピンチ？じゃないみたい？。メテオさんの星力をそのまま吸収して、喜んで去っていくコメットさん。
ダダ泣きのメテオさんが割とかわいそうです。そのまま、力を使い果したムークさんも落下。きっと、夜の間中、待ち伏せしていたのでしょう。イマシュン一本で勝負をかけているメテオさんが結構かわいそうというか。報われません。
で、その罪作りな男は空を飛ぶコメットさんにびっくり。そりゃ、びっくりします。それを、絶対に信じないと思ってやってしまうコメットさんもいい度胸しています。
メモリーストーンを姿を見せずに渡して、反応を見るハモニカ星国の一行。で、イマシュンはというと、黒岩さんとの思い出の場所へ行って初心を取り戻し…ただけ。
「どんなところでも歌えるんだ」「おれも少しあせりすぎていたようだ」「ゆっくりやっていこう」。初登場以来、一番飛ばしてきたイマシュンと黒岩さんもようやく「ゆっくり」の大切さを見つけたようで。さて、これから彼らは、初登場時の歌うたいとマネージャーの意地を再び見せてくれるのでしょうか。
しかし、二人の思い出の場所、とか書くと、少女漫画のカップルのようです＞イマシュンと黒岩さん。その思い出の場所も、どこかの家の玄関先にみえるんですけど…迷惑野郎？
それはともかく。
見つかるコメットさん。メモリーストーンを返してもらいますが。イマシュンの中のポイントは確実にアップしてしまって、ますますメテオさんが悔しがることでしょう。強引な彼のこと、ケースケも油断なら無いぞ、と。
で、カゲビトさん。イマシュンの過去の洗い出しには失敗です。あげく、まだ遊びたいコメットさんに言いくるめられてるし。
いや、言いくるめられているように見せて、まじめに仕事をしようとするとは、なかなかやります。でも、姫様のほうが一枚上手のようで、星のトレインで帰っていくまで、強制的に見送り。一度は帰ると言った手前、嘘をついたり、まいて逃げたりしないあたりがカゲビトさんの諜報部員らしからぬ正直さが見えて好感が持てます。まあ、自分の雇い主（というか、王国だから、忠誠を誓った主、と言うことになるんでしょうなぁ、王族は）に対して、そういう態度を取りたくない、というのもあったんでしょうが。それとも、やっぱり、姫様の笑顔についつい負けてしまったのか。
最後にちらっと出演のケースケに対して、彼の過去もわからないことを叫んでいましたが…姫様もラバボーも聞いちゃいねぇし（いや、聞こえてないんだってば）。
さて、次週予告。次は竜宮城ですか。メテオさん、その格好は一体…。そして、暴走するホバータクシー？火を吹いているように見えますが、ガメラ？。海上に出て来るラバボーとムークさん（今気がついたけど、ひいきしてるかな）の表現は雲海の二人と同じく、なかなか好きかも。そして、バルーンの中で、メテオさんたちといっしょにいるラバボー。またまた彼に災難が降りかかるのか？まあ、次週までのお楽しみということで。
さて、今回は、十分売れているのに妄執に取り憑かれてしまって突っ走る黒岩さんと、自分が何をしたかったのかわからなくなって、はたから見ていても単なる嫌な芸能人になってしまっていたイマシュンが自分を取り戻す話でした。取り戻したからどうなるかは、次の登場までわかりませんが（笑）。でも、今回もテーマ的なイマシュンの部分は間接的に語られる部分が多く、ストーリーラインはあくまでコメットさんとカゲビトさんで作っている。実に、主役、魅力的な話でした。テーマを前面に持ち出されると、重くて嫌だから、少し気の抜けた感じがちょうどいいような。
とはいえ、キャラの動きが複雑な分、メテオさんは貧乏くじを引かされていましたが。彼女の頑張りが報われる日は来るのでしょうか。まあ、彼女も「王子様を探す」ことよりも「アイドルの追っかけごっこ」とか「恋愛ごっこ」を楽しんでいる節があって、それゆえに、イマシュンを王子様と断言しつつも、確認をしていないような気もしますが。実際には、彼のこともどーでもいいような。いや、単に思いこみが激しいから、確認作業を怠っているだけ、という気もしますが（笑）。
さて、ここで大予想。
物語終盤、イマシュンが王子様と判明。勝ち誇るメテオさん。しかし、実はケースケも王子様で、タンバリン星国の王子は二人いた（笑）。とかね（笑）。
（2001.07.08）
さて、改めて見返してみると、割とあっさりした話です。王子様探しがメインになると謎解き要素が大きくなる分、物語の幅が制限されるのでしょうか。それとも単に今瞬メインの回なのであんまり興味が無いのでしょうか（笑）。
実際の所、初見のときにあった今瞬に対する「胡散臭い奴」というイメージが少なくなると、「黒岩さんと仲がよい今瞬」という所にばかり目が行ってしまって（笑）。ストーリーは今瞬が自分の歌に対する想いを取り戻す話ですが。見方によっては「黒岩さんと一緒に情熱を取り戻す話」に見えたりして。初見の時も少女漫画的なノリだと思いましたが、やはり「俺と黒岩さんが始めて会った場所」「忘れちゃいないさ」という恋人同士のような会話がぴたっとハマルあたりが今瞬らしいというか（笑）。
カゲビトさんの今回の役所は、今瞬とケースケのどちらかが「王子さまではないか？」という印象を強めることですし。やっぱり、地味ですよね、活躍も。
そして、コメットさんは今回、傍観者＆お助け的な位置で、カゲビトさんやラバボーに今瞬との仲を指摘されて照れ笑いしている姿ばかりが印象に残ります。今瞬の姫さまに対する「助ける人＝天使」のイメージは終始変わらないですね。でも、コメットさんの「悪意なく人に影響を与えまくる」部分は、実際にそんな人がいたら人によっては好き嫌いが別れるのかも、と今回思いましたね。本人は意識していないのでしょうが、カゲビトさんのように追い込まれて行く人も居ますから。まあ、これを読んでいる人は、そんな所も含めて姫さまが好きな人たちだと思いますが。「あの笑顔で進退極まる所に追い込まれてみたい」とか（笑）。逆らえないですからねぇ。
さて、次回予告ですが。またもメテオさん（相方はコメットさん）。本編では完全なギャグメーカーにされてしまい、不憫で仕方がないのですが（でも、なんかかわいい）。スタッフのお気に入りであることはこういった所でも分かりますよね。「輝き、ご馳走様よ」も２話連続です。
（2002.09.08）
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- ２００１年０７月１５日放送
今回は、割と各人ばらばらに動いていて、夏の日のひとコマみたいな感じ。ずーっと見ていた人には、日常っぽくていい話だと思うけど、今回始めて見た人には、高井清くん（キヨッチ）とか倉田明日香さんとかわかりにくかったと思うけど、「そういうものなんだ」と世界観を肯定して見て欲しいと思うのね。わかんねーのはわかんねーなりに好きなのさ。
で、一人だけ日常を外しているメテオさん。相変わらず、楽しい方です（笑）。
さて、アバンタイトルから高校野球。キヨッチががんばっていて、なんだか嬉しいような。
ＣＭ開けて喜ぶ双子。ところが、コメットさん、かき氷食べて頭がキーンとしているから、ＴＶどころじゃない。双子に言われてようやく気がつく。「遅い」「全然遅い」って、厳しいなぁ。みんなで応援しているところをみると、潮騒学園高校は一番地元の学校なのかな？。
明日香ちゃんから電話。バトンチームの応援手伝って、か。部外者にも頼みたいほど人数不足なんだろうか。決勝にコマを進める学校なら、割と人気ありそうなんだけど。
それはともかく、コメットさんブッキング。剛くん、寧々ちゃんと海へ行く予定だったようで。景太朗パパがとりなすものの、人気薄なようで。仕事をしろと迫られる始末。きっと沙也加ママの受け売りでしょう（笑）。しかし、今度はラバボーに御鉢が回ることに。ラバボーは、張り切っていますが、双子はあからさまに嫌そう…。どうにもこうにも、コメットさんといっしょに行きたかったようで。
さて、海へ。
フランスカラーの寧々ちゃんとイタリアカラーの剛くん、ケースケ君のところにやってきますが…怒りだすケースケ。そりゃそうでしょうねぇ。監視員をやりながらじゃあ、面倒見られませんし、ラバボーはぬいぐるみとしか認識していないし…。
そのラバボーは、いいお兄さんらしく準備運動を勧めていますが、双子のやる気なさそうなこと。あげく、ラバボー、波にさらわれています。根本的にバランスが悪いのは仕方がないとして。やはり、海で子供のお守りは無理だったか…。
ところ変わって、バトンチームと合流したコメットさん。演技も、あいかわらず好評のようです。
で、タライ舟に乗ってごきげんなラバボー。案の定、ひっくり返っています。双子の、いぶかしむ目つきが怪しい…。それはともかく。への６号と化したパニックンがたらいを被ったラバボーを亀と認識。竜宮城の話を持ち出すものの…
そんな日常の子供らしいひとコマを、非日常に変えるメテオさん登場。
いきなり剛くん「なんかババくさい格好」。腹心のへの６号にすら「そうですね」。まあ、星国の王族のセンスは地球の下々の者には通じないのでしょう。まあ、中世ヨーロッパのようなセンスですから…。「お子ちゃまにはわからないのよ」。大人の場合でも…ねぇ。寧々ちゃんがなんにも言わなかったのは、女として何か思うところがあったのでしょうか。
メテオさんイマシュンをまだ「第一候補」レベルで認識する冷静さは持っている模様。それでも、子供のはなしているおとぎ話をよく聞きもせずに「彼じゃなくても王子様なら城の一つぐらい建てているはず」と、「どこかにあるお城」を探して旅立つのは走りすぎです、メテオ様。
タライ・ラバボーの亀に乗って船出したメテオさん。ケースケから見ても、「しょーがねーなー。子供のおもちゃ取り上げて」。聞いていれば、すぐに反省したでしょうが、誰も言わなきゃ、走りまくり。
一方のコメットさん。バトンの練習も終わって…。あれ？。なんか、チームの人たち、小さいような。まさか、みんな部外者というわけでは…？。
さて、心配して星のトンネルで駆けつけるコメットさん。でも、よっぽど楽しかったようです。
でも、日は暮れてます。砂遊びする双子とパニックン。すっげー寂しそうで（本人たちは、まあまあでしょうが）、哀愁を誘います。やってきたコメットさんとケースケ、喧嘩になります。「こいつらだけで海来させて万が一のことがあったらどうするんだよ」
画面、黒枠縮小でとりあえずＣＭ。笑顔の日曜日のＣＭが入ってます。ＮＥＣインタラクティブのＣＭ、なんかいい感じです。ＢＧＭ１も凝っているし、力入れていると思ってもいいのかなぁ。
さて、後半戦。
「だって、ケースケがいるから大丈夫だと思った」別の時なら嬉しい言葉でしょうけど、公私の区別が付いているケースケと、その辺があいまいなお嬢のコメットさんの認識の違いが出てしまいます。
双子に止められて「ケンカしてるんじゃないよ」というケースケの方が冷静ですが、ちっとばっかり言い方に問題があるもので。コメットさん泣いちゃってるし、そこで突っ込んだらねぇ。逆切れとか開き直りとか、そういう問題じゃないしね。
で、ようやく気がついてもらえるラバボーの存在。亀になって海の中…。子供たち、あんまり心配してないのね…。メテオさん共々海の中ってケースケが知ったら、とんでもないことだよ。
行って見たかったな…と双子。信じてます。コメットさんは初めて聞く浦島太郎伝説にあせるあせる。年寄りのらばぼーとメテオさん。あんまりにもそれっぽくて、たしかにあせります。海に向かって叫ぶコメットさんと子供たち。ケースケ、あきれてますが…。
とりあえず、帰るコメットさんと子供たち。パニックンとこはかなり放任主義のようです。どっちかっていうと過保護なタイプにみえるのにね＞パニックンの母親。
途中で沙也加ママの車に拾われてます。
さて、浦島太郎組（笑）。泡に包まれて海中にいたようで。
とりあえず、いったん海上に出て、星力を貯めます。「力を貸しなさいったら貸しなさい」。星の子たちも大変です（笑）。でも、まう、メテオさんを見ていると、コメットさんとは別の意味で、ま、いっか、って気分になりますよね（笑）。
疲れたラバボーに「私はあきらめない女なのよ」。まあ、そのとおりでしょう。「往生際の悪い…」ムークさん、突っ込まなくても…。
さて、藤吉家では。抜け出すコメットさんと双子。
ママのニュービートルに星力で細工をしています。コメットさん、星力残っててよかったね（笑）。
ピンクに変わったビートル。先週タクシーと間違えたのは、トップに付いた王冠でした（笑）。デロリアンみたいにタイヤを収納して、発進。ジェットで浮上しているので、やっぱりガメラに見えます。まあ、竜宮城ですから、当たりでしょう。
双子はちょっと心配そう。まあ、無免許運転ほど恐いものは無いです（関係ない話なので、略しますが、マジでダメです。死人は一人じゃききませんよ）。
で、泡で包まれて海中へ突入。スクリューを見ると、００７のロータスエスプリを思いだします（奴はタイヤを収納後、タイヤハウスとガラス面にシャッターが下りるんですけど）。
一方のメテオさんは、いいかげんに飽きて「時間の無駄よ」とか言いはじめていますが、虹色の光を見つけて色めき立ちます。
コメットさんたちは車外に出て海のお散歩。「みんなと一緒になって踊るのは楽しい」コメットさん、昼間のことを思い出して、語っています。「楽しいの独り占めにしないで分けてくれる」双子も楽しそう。しかし、大人には耳の痛い台詞かも。コメットさんが双子に信頼されている理由がこれなんですね。なかなか難しいかもしれませんが、世のお父さん、お母さん、頑張ってください（笑）。
「ありがと」コメットさんの笑顔が素敵です。
さて、星国の光に近づくメテオさん。さっき星力を貯めたばかりなのに、消費量が大きいのかタイムアップです。しかも、溺れているし。
次の日。ビートルを洗車するコメットさんと双子に、お城を見つけた？メテオさんの自慢…。結局、メテオさん、海中の光がコメットさんたちのものとは気付かなくて…。ラバボーの記憶も消しちゃったから、当分気付かないかも。この勘違い、尾を引くんですかねぇ…。
コメットさん「メテオさんのお役に立った？」。いや、メテオさんを信頼してますねぇ。ラバボーには気の毒ですが。
そして、見つかった魚を返しに海へ。途中で、決勝戦の応援を思い出して。物語冒頭と同じブッキングです。忘れっぽい（笑）。でも、今度は「海へ行ったあと、応援に」どっちも行けてハッピーエンド！
予告〜。
この私が前々から気になっていた謎である風岡夫妻のエピソードが遂に放映のようです。ちゃい25%さんのところでムーク様に教えていただいた事もありましたし、なんか、ここ一番、という気持ちです。
揚げ句に、画面の中で、メテオさんも風岡幸治郎さんもかなり感情的になっていますし、ムークさんに至ってはコメットさんに抱かれて泣いてますし…17話目にしてハードな展開が予想されますが、気合を入れて見たいところです。
でも、風岡留子さんのナレーションがほのぼのしていて、何とかなるかなー、という気分ですが（笑）。
いや、まあ、細かく見ていっても、コメント付けづらい回でしたが。ああ、こんな夏の日を過ごして見たいなぁー。
(2001.07.15)
本放送時にコメントしづらいなどという回を、どうすればいいのやら（笑）。
気を取り直して。改めて見返してみると。メテオさんがメインの話のような気もしていたのですが、思ったよりも出番は少なかったですね。やはり、コメットさんが活躍する話ということで、メテオさんはタイトル通りに竜宮城を探していたのに…探していただけだから、ドラマにはなりませんしね（笑）。
しかし、明日香ちゃんのバトンチーム。やはり何度見ても小学生の集団。今回は高校野球の応援チームでしょうに…？。まあ、クラブの練習が終わった後に下の学校の子供たちとの交流を図っているとか、色々考えられますが…他のバトン仲間は一緒に応援してくれないの？。いかに対象視聴者が子供とはいえ、ちょっと不自然というか難しいような。
また、今回はバトンと海中散歩という関連性のない二つのネタを強引に１話にまとめるという玩具スポンサー物特有の難しい構成の話だと思いますが。「子供たちのことでケースケに叱られるコメットさん」と「海中へ王子さまを探しに行くメテオさん」という２つのネタで自然にストーリーの流れを作ってしまうあたりは凄いと思います。
ただ、時間配分の関係で竜宮城まわりのコメットさんのネタがほとんどなく、最後に海の中で遊ぶだけというのが良かったのか悪かったのか。個人的に、海の中の物語という印象が残らずにメテオさんがラバボーを連れて大暴れという印象が強く残っていたのは、そのせいもあるのではないかと（＜それはメテオさんばかり見ていたということだろうか？）。
いつもの話に比べて、各キャラの絡みが限定的で（例えば、最初にラバボーといっしょにいた双子を除くとメテオさん組とコメットさん組の絡みが物語上にあまりない）、エピソードが分断された感じが有るのも同様のことかと。
逆に、どこにでもあるような日常を描く１日のエピソード（メインのネタは「子供たちだけで海に行かせてはいけない」ということをコメットさんが知ること）として見れば、非常に出来が良い回にも思えますから、見る人の捉え方次第ですね。
それにしても、この後のメテオさんを思うと涙が出ますなぁ。ムークさんといっしょに海中のお城を探し回り、ムークさんに八つ当たりしたり、星力が切れて溺れたり、ラバボーの記憶が戻ってコメットさんに真相を聞かされて怒りまくったり…。やっぱり、ムークさんを思って、涙を流すことにしますか（笑）。
ところで、海底で星力のあふれる場所を発見して喜ぶメテオさん。「見付けちゃったったら、見付けちゃったわ〜」「苦しいぼ〜」メテオさんに思いっきり抱きしめられるラバボー。さて、あなたなら、苦しいと思います？嬉しいと思います？（笑）。
ちなみに予告は風岡夫妻。留子さんの「輝き、アレなのよね」はシリーズ一の「わからない」コメントでしょうか（笑）。
(2002.09.15)
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