「面白かった」本編感想（33話〜36話）
ここは、「コメットさん☆」本編の感想です。
ちなみに、本放送時の感想は基本的に終わったあとより辛口になる傾向があります。その時の感覚で書くと、後で見返したりして「何であの時そんなことを思ったんだ」ってことは良く有りますけど、それはそれとして楽しいので。
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- ２００１年１１月１１日放送
いつも通り、予想をひっくり返されましたな。タイトルから、去り行くミラさんの最後の思い出に「王女のように」かと思ったら、どっかの本物の王女様たちの話でしたか（笑）。予想とはなかなか難しいものです。
今回は、先週までの日常的な話ではなくて、星国に関わるキャラクターを前面に打ち出したものでしたが、今まで丁寧に描いてきたことを収拾するエピソードの一つだったと思うので、ボリューム感もあってなかなか面白かったです。
「夢は願い続ければかなう」という台詞は、「夢は必ずかなうものです」と言ってしまう「願い星、かなえ星、スター」な人には心に刻み込まれたテーマなので深くは追求せずに（「アイドル天使ようこそようこ」の中心テーマっすね。首藤さんが書いた、ラストエピソードで突っ込んで来たトラックを乗り越えられる人の話＜違う。大傑作ミュージカルアニメです）。
脱線はこのくらいにして。アバンタイトルから。王妃さま「ハモニカ星国の王女であることを思い出して下さいね」って言っても…あの王室の雰囲気では、思い出してもなかなか庶民性は抜けないような…（笑）。でも、あらためて言われると、姫さまが高貴な御方だってことを思い知らされますね。
さて、いつもの潮騒学園高校体育館。バトン練習中ですが。みちるちゃん、相変わらずバトンを落としてます…。
で、本編。コメットさんと剛くん寧々ちゃんがやって来ますが。思いっきり落ち込んでしまっているみちるちゃん。みんな慰めていますが…「下手くそなんだ」カロンくん、相変わらずダメです。ミラさんとコメットさんに口を押さえられてしまいます。
明日香さんが説明していますが。剛くん寧々ちゃん専門用語にわからず。ほとんどの視聴者もそうでしょうけど。優しいミラさんが演技で説明してくれます。ミラさん、子供たちにも腰低いですね。
「私、体硬いから」みちるちゃん、ダメモードに入ってます。バトン大会まで抜けようとするみちるちゃんに、明日香さん「６人居ないとチームになれない」って。双子に５人しかいないって突っ込まれていますが。最初の頃出て来た明日香さんと一緒に練習していた人たちはどうなったんでしょ。クラブ（先生がいたから正式な活動だよね、多分）としては参加しないから、明日香さん独自に人数集めしているのかな。「えーっと、誘ってはみたんだけど」コメットさんの口調から、残りの一人は「あの人」と察しは付きますね（笑）。
で、案の定メテオさん。ムークさんにからんでいます。「あんなタンバリン星国の庶民と一緒に」って面倒になると、もっともらしい理由を見つけて来ますね。まあ、メテオさんはコメットさんと違って、王室の人間であることの自覚は大きいですが。で、ミラ＆カロンが「メテオ様は意地悪」と言うと困ると、自分でいつものパターンに気付きますが…いつもその手には、と今回はムークさん必勝のパターンも否定してしまいます。一応、コメットさんの利になっているだけじゃなくて、メテオさんの株も上がっているのにね。「王女としての尊厳が損なわれるのったら、損なわれるのよ」もう、普段の生活態度で十分損なわれていますが（笑）。
メテオさんが拒否している理由ですが…どうやら「コメットさんが頼みに来たから」というもののような気がしますね。だから、彼女に利することになるんじゃないかと疑ってかかっているという（笑）。単に面倒がっているとか、天の邪鬼とかにも見えますが（笑）。
で、「いけない」と「好きな番組」を見に行ってしまうメテオさん。通販番組ですか（笑）。前にも東宝の日記でカロンくんを鍛えるのに使っていましたね。どっちかっていうと昼間の奥様向けというより、深夜の若者向け海外バカアイテム通販番組みたいですが（笑）。買う買わないはともかく、割とファンは多いですね、あれ。今回は健康器機に「豪華金魚鉢３点セット」付き。「買っちゃうったら、買っちゃう〜」このメテオさん、かわいいですが（笑）、ムークさんの言うとおり「ムチャクチャ庶民的」です。とても「HON NO KIMOCHIYA」で買い占めをやったお嬢様とは思えません。いや、たいしてお得でもないようなものに引っかかって、金銭感覚なく買っちゃおうとするあたりは、正にお嬢様なんですけど（笑）。
さて、練習帰りのみんな。双子もバトンを回してみますがうまくいかずにちょっとケンカ。カロンくん、まだみちるちゃんの事を「でも下手くそだよ」とか言ってるし。「メテオさんの特訓で出来るようになったくせに」とミラさんに突っ込まれて黙ってしまうあたりが弱いですが。メテオさん、体力造りだけでなく、バトン（星使いの特訓？）も教えてくれてたんですね。で、コメットさんたちは「定期連絡」とやらに。ミラ＆カロンはメテオさんのところに。
さて、定期連絡とは…ケースケの日記が盗み書きされることでした（笑）。外人相手に、怪しげな英語で船着き場でヒッチハイクしてます。とすると、先週のアバンタイトルは、グアムに行くまでの回想だったのかな？。「願い続ければ夢はかなうさ」いいこと言ってます。
様子を聞きたがる双子にコメットさん「夢は願い続けばかなうって」。説明になってません（笑）。
最初にも書きましたが、コレ聞くと「ようこそようこ」を思い出すものです。コレに関しては、別の言葉で言うと「行動することが大事」って事でもあると思っていますが。願い続けるということは、少しづつでも、それに向かって努力するということで。
で、とりあえず手近な努力で、メテオさんに頼み込むタンバリン姉弟。みちるちゃんのコーチも頼みますが、取りつく島もありません。コメットさんも来ますが…ダメ。揚げ句に、どこで聞き及んだのか（パニッくんかコメットさんでしょうが）、神也くんが「でれ〜っ」とした顔でやって来る始末。あれではいくらメテオさんでもキレるでしょう。星力でまとめて吹き飛ばしてしまいます。先週予告の神也くんの恍惚とした表情は彼の妄想だけだったようです。
落ち込むタンバリン姉弟にコメットさん「大丈夫。願い続ければ夢はかなうって」いや、この場合は人の思いが絡むからちょっと違うって（笑）。
で、家に入ってしまったメテオさんに。天井から現れたコメットさんがお願い。留子さんには会心の笑顔で返事のメテオさん、人によって、態度変えますね〜（笑）。お風呂の中で、泡に写ってお願いのコメットさん。夕食のミートボールから顔を出してお願いのコメットさん＆タンバリン姉弟（笑）。風岡夫妻の手前、おとなしくしていましたが。部屋に帰ってムークさんに八つ当たり。「嫌がらせだわ。嫌がらせよ」確かに、一見微笑ましいシチュエーションのようにみえますし、メテオさん、単に面倒がっているだけみたいだからいいですが、心底嫌なことだったら…質の悪い嫌がらせです（笑）。
３人もメテオさんがいつもの照れで嫌がっていたと思っていたようですが、夜空を切り裂く悲鳴を聞いて「本当に嫌みたい」「これ以上お願いしたら」とあきらめた様子。「でもな…」というカロンくんの言葉が尾を引きますが…。
さて、タンバリンマンションでは。ラバボーとラバピョンがプルプルご飯を作っています…ゼリー？というわけではないようですが。一般的な日本人の私としては、何か夕食としては非常に食べたくないものに見えますが。「ヒゲノシタの輝き」でコメットさんが剛くん、寧々ちゃんのお菓子のお弁当リクエストに疑問を持たなかったのは、星国の食べ物の概念が日本のものとはかなり違っているから？。ハモニカ星国の王室の食べ物に関しては、王妃さまが地球からいろいろ持ち込んだのでしょうか？。
それはともかくとして「愛情たっぷり」というラバピョンに「ボーとラバピョンの恋力が入っているんだぼ」とのろけるラバボー。「それは気のせいぴょ」というラバピョンがイカしてます。
タンバリン星国から電話。ラバピョンが出ている最中に、ラバボー、またも食べてしまいます。ラバピョン怒っていますが。帰って来た二人、「プルプルご飯、いらない。星国のご飯より、地球のがいい」「そう地球の」ってミラさんまでなんか変です。
さて、コメットさんは…ラバボーがまだ帰ってないということで。
再びタンバリンマンション。電話の事を聞いて「星国に帰らないといけないの」ミラさん、ラバピョンに告白。大会を思い出にしたかったと。「そんな」多分ラバボーを迎えに来たコメットさん、びっくりです。「星国に帰るですって」メテオさんまでやって来ています。で、いつも通り笑いながら、結局大会に出られないと毒を吐いていますが。ちなみにやって来た理由が「ミートボールになって仕返ししてやる」ではねぇ（笑）。メテオさん、二人が王子様の手掛かりも探せずにいたと酷評。コメットさんはフォローしようとしますが。二人はコメットさんとラバピョン、メテオさんにお礼を言い始めますが。突っぱねるメテオさんに「メテオ様はちょっと意地悪でケチだったけど。鍛えて頂いた」とカロンくん今日は真剣です。友達も出来たし、バトンも上手くなったと。「感謝してるんです。ありがとうございました」。「あーあ、気持ち悪いったら気持ち悪い」どっちかっていうと二人を責めていた手前、メテオさん、バツが悪いのか照れているのかさっさと帰ろうとしますが、焦って壁にぶつかってるし。
さて、その夜。夜空で星力を貯めるコメットさん。でも、使いみちが分からないみたいで。「どうしたらいいのかなぁ」行き当りばったりでも、最初の行く場所が見つからないとどうしようもありません（笑）。そしたら、運良く向こうでメテオさんが星力を集めているのを発見。「追いかけてみよう」。
そのメテオさんは「頑張ったホシビトたちに、ご褒美をあげるのは星国の王女として当然の勤め」と。王女と言うのを嫌味な言い回しにも使うけど、こういうことがすっと出来るあたりは、コメットさんよりも格上な感じです。そして、行き先はきっちり星が導いてくれています。メテオさんのホシビトに対するカリスマみたいなものはこういった所から来ているのでしょうか。
で、みちるちゃん。ブリッジをしていますが。潰れて「どうしよう、みんなに迷惑かけちゃう」とやっぱり落ち込みモード。Ａ型でしょうか、みちるちゃん。やって来たメテオさんも「こういう場合、何って言って入って行けば」と考え中。「姫様は人に親切にすることに慣れてませんからな」ズバリ嫌味を言われて「ムーク、口が過ぎるんじゃないの」騒いでるから見つかっちゃいます。あわてるメテオさん。
見ていたコメットさん、こちらは親切にするのに慣れているのか（笑）、みちるちゃんくらいの子供に発想が近いのか（笑）、いいことを思いついたみたいです。ヌイビトさんたちを呼んで久しぶりにティンクルモードにフルバージョンで変身。メテオさんを魔法使いの格好に変身させます。確かに、この格好は似合ってます、メテオさん。
「ま、まさか魔法使いさん？」みちるちゃんの反応、素直！「がんばっているあなたに、ご褒美をあげに来たの」メテオさん、焦りながらもちゃんとこなしてます。乗ってくれば、メテオさんの独断場。みちるちゃんを宙に浮かばせて。「恐いと思うから」「勇気を出して」と出来なかった部分をやらせようとしますが。「でも」「やるったらやるのー」やはりバトンチームの明日香さん、コメットさん、ミラさんではこうはいかないでしょう（笑）。
「ほら、出来た」「でき…た…うそ」いつのまにか海岸で。そのまま、星力なしでやっても、大丈夫です。「できた、できた、できた！」
次の日。体育館で。みちるちゃん、みんなに披露してにっこり。「魔法使いさんが魔法をかけてくれたの」明日香さんは笑っていますが、コメットさんはフォローしてます。本当のことだから、笑っちゃ悪いよねー（笑）。
で、ミラさん、大会に出場できないことを言おうとしますが…メテオさんが登場。うやむやにしてしまいます。バレエのチュチュで（笑）。練習からそれですかい。みんな、何も言えないのか、言うどころではないのか。みちるちゃんは「わたくし」というメテオさんの言い回しに何か引っかかっているみたいですけど（笑）。
「すごいねー」「メテオさん、すぐできるねー」練習に参加したメテオさんのコメットさんと息の合った演技に、双子も素直に感心。ムークさんによると王女同士ということですが、メテオさんの星使いとしてのスキル（バトン技術）はこれまでの流れからしても確かに高いようですね。
で、残るはタンバリン星国の二人。二人の使命は議会がらみですから「ただお願いしただけじゃ無理」というラバボーの言葉も分かります。で、景太朗パパの声がして。「誰だ」「どこのおじさま」って剛くん、寧々ちゃん、パパはまた変な格好しているのですか？。と思ったら、スーツ姿の景太朗パパ。「パパかっこいー」と二人。普段、家で仕事しているから、見たことないのね。「人は見かけじゃないって言うけどさー。一応こっちの気持ちを見せるためにもピシッとした格好で行かなくてはねぇ」伊達に個人経営しているわけではないですね。いつもラフな格好をしているだけに締まります。まあ、社会人としては、他所で仕事関係の話をする時には普通そんなものですけどね（笑）。
でも、コメットさんには思う所あったようで。
さて、夜。タンバリンマンションの屋上。正装しているミラ＆カロンのところにタンバリン星国の記章をつけた気球がやって来ます。ハモニカ星国やカスタネット星国の軽やかな感じだった記章に比べて、ちょっと威圧的にみえるのは私の偏見かもしれませんけど。
久しぶりの二人の正装ですが、スイスとかあっちの方の民族衣装っぽいのでしょうか。普段の服装も含めて。でも、日本人的にはメイドさんにみえるっていうか（笑）。
さて、いきなり偉そうな奴です。「コメット様、メテオ様の調査はもう十分だな」この台詞は後々に繋がると思われる重要な台詞なので、後に回すとして。二人とも、自分の下部組織の構成員だと思って、偉そうなこと。ミラさんとカロンくんが調査の延長を求めても端っから聞こうともしません。議会の代表でしょうが、こんなところに下っ端を連れに来るのですから、一番下っ端の議員か木っ端役人でしょう。人民の代表たる議会（とは限らないぞ。貴族院とか富裕層の代表とか庶民の代表でないことの方が多いわな）の構成員がこんな奴では、タンバリン星国も大変でしょうなぁ。まあ、あのハモニカ星国のヒゲノシタさんだってコメットさんには甘くてもラバボーに対してはムチャクチャ厳しいですし、ムークさんは完全な策謀家ですし（笑）。ああ、議会関係と言うよりも、ミラ＆カロンの上司という線もあるか。まあ、服装と髪型からすると議員様という可能性が強いと思われます。
まあ、上のように書きましたが、どっちかっていうと個人的に難癖付けてみただけで、仕事の上で期限が過ぎているのに更に延長しようとしていたのを咎められ、連れ戻されようとしているのですから、ビジネスライクに考えれば当然なんですけどね。
「ただちに星のバルーンに乗りなさい」「待って下さい」コメットさんの登場です。
夜空にピンクとグリーンの国家カラーの光が階段を作り。正装したコメットさんとメテオさんの登場です。多分１話以来でしょう。メテオさんの方は、お付きが２人必要なので、ラバボーとムークさんが後ろについています。
「トライアングル星雲の未来を思い、ハモニカ星国王女コメットと」「カスタネット星国王女メテオが」「タンバリン星国議会に陳情致します」「ミラとカロンにしばしの猶予を」さすがに王女二人に頭を下げられたら、国家的な問題とか言うレベルならともかく、この程度の事では一役人がどうこういえるわけ有りません。
「なんとかします。何とか致しますので、どうか頭を上げて下さいませ」自分は土下座寸前です。なんせ、王女様よりも頭を高くするわけにはいきませんから。「お願い、聞いて頂けますね」コメットさんのだめ押しに「はい」と。
「はい、っていったわね」メテオさん、地が出始めてます。「はい？」タンバリン役人、王女様の下賎な言葉にしばし戸惑ってます。エリートなのでしょう、きっと。「言ったったら、言ったわー」メテオさん、喜び出しちゃいます。結局、輪になって喜ぶ４人。役人さん、何がなんだか分からないでしょうね。
で「夢は願い続ければ必ずかなう、って本当だった」とコメットさん。バトン大会は練習不足で負けだったってことだけど。力を合わせてって言っても…なんか、一人だけおそろいのユニフォームと違う格好している人がいるんですけど（笑）。そのせいとは考えないんでしょうか（笑）。
まあ、何にしろ「とってもいい思い出」になったようです。
で、帰って行く二人。見送るコメットさんとラバボー、ラバピョン。影から見送るメテオさんとムーク。何も言わずに去って行くメテオさんが、ダークヒーローしています（笑）。もはや、主人公のライバルと言うより、戦隊物のブラック（昔ならブルー）ですね（笑）。
その姫様たちを見ているハモニカ星国王室。ドレスを着て王女としてそつ無く外交？をこなしたコメットさんを見て喜ぶヒゲノシタさん。「メテオさんといっしょに」とさりげなくフォローを入れている王妃さま。「共に成長しておるのだな」と王さま。王さまとヒゲノシタさん、抱き合って喜んでます。
で、ラスト…「ケースケの言葉が届かない…」と何か不安な展開を見せつつ幕。
予告。ムークさんのしみじみとラバボーを追い込むナレーションが笑かしてくれます（笑）。新たなるホシビトの襲来。そして、ハモニカ星国の面々が総登場のようです。バッタ人さんがやけに黄色く見えたのはともかくとして。
そろそろメテオさんに星使いの衣装への変身バンクを見せて欲しい所です。
で、ケースケくんは？
さて。
今回は、バトン大会にからめてメテオさんの説得、みちるちゃんの自信、タンバリン星国議会の説得と３つの要素を贅沢に使って話を仕立てていて、しかもそれがパタパタとドミノを倒すように繋がっていて濃い話でしたね。
「夢は願い続ければ必ずかなう」ってのはいつものように「本編と何か違う」っていう気もしないでもなかったですけど（笑）。それより、大事なときには、正装して行きましょうっていう方が、社会人には役に立つかも（笑）。タイトルもそっちでしたしね。
で、今回の問題発言「コメット様、メテオ様の調査はもう十分だな」。前にカロンくんが「メテオ様の担当」と言っていたのと対応します。タンバリン星国は、やはり何かを仕掛けて来ているようです。二人とも、王子様を探すことなど全然している気配が有りませんでしたが（イマシュン路上コンサートの偵察くらいで）、ターゲットはやはり二人の王女で。役に立たなそうな学生の二人を送り込んで来たのも、年若い二人の王女に近づきやすくするためと考えられます。
真実はどこに有るのでしょうか。ラスト近くでは、この辺の星国間の駆け引きが重要な背景になりそうな予感。そういう意味ではメテオママの王子様に対する保険発言や何もかもわかってるような雰囲気のハモニカ星国王妃様（さすがにそんなことはないでしょうが）のこの件に関する割と冷めた見方など、政治的な部分は表で動いているメンツ以上に複雑なことになっていそうな予感が。
でもって、神戸監督とおけやさんなら、そういった「わけのわからない」ことを一気にひっくり返してくれるくらい「コメットさんらしい話」にしてくれるだろうと期待していますが。
（2001.11.11）
タンバリン星国の関わる話ということでターニングポイント的な部分が端々に見られますから重要な回ではありますが。メインテーマの「夢」についてや「謎」の部分については上で語ってしまっていますし、謎解きは後で突っ込むべきですからココで書くことではないです。
えーっと。主題をいくつも絡めた複雑な構成ですが、「みんなでバトン大会に参加しよう！」という風に括ればストレートな話なので、変な解釈を付けなくても見たままに面白いですね。見所は「口でなんだかんだ言っていても、最終的には人助けをしてしまうメテオさん」と「気にくわないタンバリン星国の官僚をやりこめる姫様たち」でしょうか。みちるちゃんのファンはすぐに落ち込んでしまう彼女の頑張りやさんな所が最大の見せ場なのかもしれませんが（笑）。
個人的には、やっぱりメテオさんが最初から最後までキーパーソンに見えてきますね（＜他の人は素直にストーリーを進行させようとしているから？）。そして、やっぱり魔法使い姿でしょう（笑）。チュチュについては…誰か注意してやらないと、そのうち裸の王様になってしまうぞ＜メテオさま。
（2003.01.11）
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- ２００１年１１月１８日放送
うーむ。予想できない内容と言ってしまえばそれまでであるが。何か、予告でバッタ人の感じが違うなぁ、とは思っていたけれど、フィルムの色の加減みたいだし（笑）。
今回は先週に引き続いて物語の根幹に関わる部分がキーになっていましたが。話の構造としてはいつものように「裁判」「ツバメの話」「絆」の３題話なんでしょうけど。いつものように、微妙なさじ加減が好きです。これで裁判のシーンだけだったら、狙った構成でそれはそれで面白いんだけど、コメットさん☆らしさが無くなっちゃうわな。子供には変な回は印象深いだろうけど、受けるかどうかは別物だし（笑）。
アバンタイトルは王妃さまの「ラバボーはちゃんとお仕事してるのかしら」から（笑）。ラバボー、過去２回もヒゲノシタさんに懲戒をくらいそうになっていますから、今度もそういう話なのかなぁ、とは思っていましたが。
で、肝心のラバボーは言っているそばから星のトンネル（扉）でラバピョンの所へ。ダメです（笑）。で、ラバピョンですが、何か変なジャンプしてます。何？と思っていたら、いきなりラバボーに突進、押し倒してしまいます（笑）。「何て大胆なんだぼ」とか言うラバボー、よく見れば継ぎはぎだらけの偽物です。いきなり金属製の触手に巻かれて空へ消えて行きました。「なんなのピョ」家から見上げるラバピョンの言葉を残して。
しかし、あのラバピョンの不自然なジャンプ。釣りの疑似餌の動きなんでしょうか（笑）。エビじゃないんだから（笑）。
さて、本編。
「…ボー。ラバボー。起きるのだ」いきなり檻に入れられてます＜ラバボー。ヒゲノシタによると、ハモニカ星国人事裁判所？だそうです。しかし、ヒゲノシタ、目がぽっかりと黒く抜けているんですよね。恐い…し、何か変。
姫様をほったらかしにした「ほったらかし罪によって起訴」。「なんなんだぼ」ラバボーすらよくわからない罪らしいですが。「要するに堪忍袋の緒が切れた」って、でっち上げですか（笑）。
検察官はカゲビトさんがやるようです。で、姫様ですが。
景太朗パパの所へコーヒーを。パパ、仕事もせずに模型造りで、あわてて隠してますが。勉強してない子供じゃあるまい（笑）。
で、コメットさん、コーヒーを置いて、もじもじしてます。なんかかわいい（笑）。「あの、ケー」「ケーキもあるのか」まだ、もじもじしてます。さすがの景太朗パパも察してくれたようで「ケースケのことか」パパも気にしていたんでしょう。便りのないのは元気な証拠と言われて、少し安心するコメットさん。通信が出来なくなってからずっと気にしていたんでしょうなぁ。そりゃあ、ずっと、寂しそうだっただろうに。
「どうですか」「実に健気で痛々しい」カゲビトさんの言うことも分かります。ラバボー、仕方がないようなことを言おうとしているのでしょうが、ヒゲノシタとカゲビトの畳み掛けるような会話のせいでまともに発言させてもらえません。
で、ウッドデッキに居るコメットさんに景太朗パパ、インターネットで調べた結果を持ってやって来ます。ケースケくん、選出大会で落ちたみたいです。オーストラリアには無事についていたようなので一安心ですが、コメットさんは心配そう。
「絆って知ってるかい。人と人の断つことのできない結びつきさ」「あいつの事を信じている限り、絆はある」「信じて待とうや」
景太朗パパの言葉に、コメットさん、元気を出し…言われてお迎えの事を思い出して、それどころでは（笑）。「使っちゃおうかな〜。使っちゃお」星力をセーブするのも、そんなものなんでしょう（笑）。姫様だから、いいや。かわいいし（笑）。でも、星力切れです。
「これじゃあ、姫様もほったらかし罪だぼ」ラバボー、騒ぐものの聞いてもらえません。
仕方なく、江ノ電を使うコメットさん。「早く出て」その各駅停車の遅さにいらいらしてます（笑）。で、駅で何かに気付いたようですが…何？。
いつものお迎えポイントでは、寧々ちゃん剛くんと有希先生が待っています。みんな怒ってます。電車に乗って、双子、「罪ほろぼし」を迫りますが…「そんな星知らない」ときたものだ。しかも、「あ、そうだ」とか聞いてないので「コメットさん、ごまかし」と怒られるし。でも、夢中になったコメットさんは止められずに「ゴメン、ちょっと降りる」と。姫様、降りるのはいいけど、寧々ちゃん剛くんをちゃんと連れて行ってあげないと…。
さて、裁判の方は。公平な裁判の要求に対して、弁護人の召喚で。「では弁護人を呼ぼう」お立ち台にムークさんです。なんとなく、弁護人もやり慣れているような感じですが。「コメット様のどこが好きかね」「それは優しい所だぼ」自由に出かけられると言われて、「うらやましい」ムークさん、泣き出します。「それに引きかえ、我が姫様と来たら、我がまま気ままで自己中、おまけに通販好きでババシャツ買うわ（＜いや、使うのならいいのでは）、使わない健康器具はお部屋に山ほど、…」結構凄いことを言い出してますが（笑）。それにしても、弁護になってません（笑）。
「コメット様って、ぶつ」「ぶたないぼ」ラバボー、顔をシリアスにしてさせて言いますが。「うぎゃーーーーー」ムークさんの絶叫に「ムークさん、ムークさんが〜」何がなんだか（笑）。
一方地球では。駅の何かは、ケガをしたツバメさんです。駅員さんに、屋根？から下ろしてもらって。「コメットさん、罪ほろぼししなきゃ、だね」いや、寧々ちゃん剛くんに罪ほろぼしするのでは？巧みに誤魔化しているような（笑）。
それを見ていて、コメットさん、優しいということで、「ボーにもたまには遊びに行っておいでと…」たまに？（笑）。それを聞いたムークさん、またも錯乱してしまいます。「貯金は使い果すわ…手は洗わないわ…」良く聞きとれないんですけど、さっきよりヤバイ話のようです（笑）。こんなことがメテオママなんかに知られたら、とんでもないことになるでしょうに。っていうか、地球に来てから、抑圧されたものが噴き出しているんでしょうか。
「やはり、コメット様はお優しい方であるか。これは報告通り」「じいさん、何を今更言ってるんだぼ」何か変です。報告って言ったら…。
で、景太朗パパに手当てしてもらうツバメさん。南の国＝春の国へ行く途中で群からはぐれてケガをしたってことで。一羽で行くのは無理？。コメットさんたち、群れにかえすと行ってしまいますが。看護婦さんになって早くケガを治して上げるそうです。久しぶりに、ヌイビトさんの格好だけでない活躍ですね。でも、星力切れ（笑）。
「姫様が困っているぼ」ってことでわめき散らすラバボー。ムークさん「そんな風に思ってもらったことなど無いー」ってまだ泣いてるし。いいかげん騒ぎが治まらなくて、怒ったヒゲノシタ、舌がベローンと。ラバボー「今の何？」「いや、何でも」。一応、ヒゲノシタ、白目もあったようですが、怪しい…。別の生き物？。
ＣＭ。キャラクターソングコレクションIIコメット☆ソングスのＣＭが入りましたね。もう、メテオさんメインのＣＭです。タイトルが気に食わないみたいだけど（笑）。
で、星力を借りようとメテオさんのところに走っていくと。メテオさんが凄い形相で走って来るし。「ムークを返しなさいったら、返しなさい」コメットさんの陰謀説が、彼女には一番組み立て易いようです（笑）。コメットさんもラバボーの裁判なんて寝耳に水なので驚いていますが。メテオさん「ライバル星国の事に関わることはないって言ったのに」。
ここから回想。弁護人に呼ばれるムークさん、すごい旅姿で「トライアングル星雲の仲間」と普通に対処していますが。ハモニカ星国に行きたいのではと疑うメテオさん。自分に自信が無いのでしょうか。まあ、いつもムークさんをいじめている自覚はあるようですから、心の奥底には多少の不安もあるのでしょう。「私のお供なんてしたくない」って言ったら「そんなことはたまにしか」と返されて怒ってるし（笑）。「いいわ。行きなさい。その代わり一生帰って来なくても」と言ってしまいます。
「そんなこと言っちゃったの」あまりの対応にコメットさんの方が驚いていますが。「この口が勝手に」遂に、人のせいにすることもできずに、口のせいにしてます（笑）。
で、コメットさん、ヒゲノシタさんに電話して確かめますが。風呂上がりのヒゲノシタさんの白い顔とリボンで結んだ髪が…見たくないっていうか…。で、ヒゲノシタさん、何の事だか分からないみたいです。
一方、裁判所では。陪審員のバッタ人たちにより、ラバボー、有罪。監獄星へと収監されます。しかし、このバッタ人、今までの隊長＆若い兵隊と違って、やたら髭の人ばかりですが…。
で、居ないと困るというラバボーに対して偽ヒゲノシタのとった手とは。
空からコメットさんのところにやって来たのは「ラバボーより役に立つツキビトちゃんです」満月の形をしたホシビトです。しかし、月人と付き人のタブルミーニングですか？（笑）。「来ましたちゃんです」「これよりツキビトちゃんがコメット様のお世話をしますちゃん」やたらとかわいらしいです（笑）。ラバボーの語尾が「ぼ」、ラバピョンは「ぴょ」、ツキビトちゃんは「ちゃん」…何か違う（笑）。かわいいからいいけど（笑）。
星力も「まかせてちゃんです」と、ティンクルスターに入っただけでパワー充填。その名の通り、星の力を宿しているのでしょうか。
監獄星に向かう星のトレインを挟んで。
「一々集めなくてもツキビトちゃんが居れば星力は満杯ちゃん」双子も喜んでいるし、メテオさんも「へ〜」と感心しています。で、ヌイビトさんによって看護婦さんに変身。
一方、星のトレインでは。檻の中のラバボー「誰？ムークさん？」。ムークさん「この私まで星国に連行しようとしている」と怪しんでいます。この二人を地球から遠ざけて何をしようっていうのやら。「あんな姫様でも心配」まあ、あんな姫様だから心配なんだと思いますけど＜ムークさん。
で、ラバボーを牢屋からむりやり引っ張り出して（笑）。でお約束の「丸いから止まらない〜」ってなわけで、偽バッタ人と偽ヒゲノシタをボーリング倒しして押しのけ、後部ドアから外へ。地球がまだ見えるあたりにいるようです。
で、トレインの輩は。変装を解くと…トカゲでしょうか。偽ヒゲノシタはチョッキ姿で小さな丸眼鏡。偽バッタ人はトカゲそのものです。「もう帰る所も無いはず」とか言って笑い合ってますけど。ツキビトちゃんが居るからって、帰る所が無い（居場所が無い）って…大分寂しい考えしか出来ない人たちのようですねぇ。これは、情けない…。
星のトレインもタンバリン星国の派手な色をしたツェペリン型硬式飛行船の擬装（後ろ姿なのでよくわかりませんが…間違っていたらごめん）だったようです。星国のマークが見えないので、正式なものかどうかが判断できませんが、色からすると正式なものっぽいと言うか。トカゲの大将はミラ＆カロンの報告書を読める立場の人間であるわけだし。議会関係者であることは間違い無いかと。ただ、ミラ＆カロンの移動に使った船が小さな気球だった点が気になりますが…やっぱり、先週のは下っ端専用？。
さて、地球ではナース☆コメットさんによってツバメさんのケガは治りますが、方向が分からない様子。あれは本能で分かるのでは？という気もしますが、星力で何とかする様子。でも、星力を集めたいと…「タンバリン星国の星力、使い慣れてないから」どうやら、星力は色だけでなく、力そのものにも少しづつ違いが有るようです。
で、ツキビトちゃんも膨らんで雲の上へ。やっぱり、ラバボーたちと同じような種族なんでしょうか。看護婦姿のコメットさんとメテオさんも一緒です。星力を集めるコメットさん。なんだかよくわからないけど、言われて集めるメテオさん。あのお願いの仕方でも、相変わらず集まるあたりが、カスタネット星国の星の子の凄い所だわ。
で、その星力の流れに乗って帰って来るラバボー＆ムーク。しかし、大気圏突入の勢いは凄まじく、迎えてくれたメテオさんの横を素通りして怒らせた揚げ句、大地に激突して炎のドーム作ってるし（笑）。それでも、何ともない辺りが、二人の凄い所ですが（笑）。
「ラバボーと私には絆が」ってことで、再会を喜ぶ二人。メテオさんはというと…ツキビトちゃんを抱えて行ってしまいます。自分のほうから謝るのが嫌らしいですね（笑）。「帰って来たいんなら帰って来たいって素直に言いなさいったら言いなさい」言わせたいようです（笑）。躊躇するムークさんに、コメットさん、助け船。「あれでも後悔してたの」聞いていてメテオさん、照れて「この口がまた勝手に動いたんだわ」。まだ躊躇するムークさんに「絆があるの」。見つめ合うメテオさんとムーク。メテオさんの胸に飛び込むムークさん。メテオさんもツキビトちゃんを放り投げてムークさんが潰れんばかりにほおずりしてます。絆があるんですね。まあ、とってもいい思いもしたことだし、頑張って、また、耐えて下さい＜ムークさん（笑）。
しかし、ツキビトちゃん、メテオさんの遠投で宇宙に帰れたのかなぁ（笑）。
さて、コメットさん、ラバボーが帰って来たのが嬉しいのか、さっき集めた星力を使わずに、ラバボーに恋力を貰おうとしてます。「私とラバボーに絆があるように、ラバボーとラバピョンにも絆があるの」おだてて、色ボケを発動（笑）。瞬時に恋力バージョンのラバボーに。コメットさんもラブリンバージョンに。
それにしても、ラバボーとコメットさんの絆で恋力が発動するかと思ったけど、それでは恋にはならないのね、やっぱり（笑）。
「さあ、メテオさんも」ツバメさんの絆で南の国へ帰そうというらしいのですが。命令されて聞くメテオさんではありません。が。寧々ちゃん剛くんとコメットさんに「お願い」とウルウル顔で迫られて、引けなくなってしまいます（笑）。「呪文省略」…そろそろ変身シーン作ってくれともバチは当たらないと思うんですけど…。
で、二人で春の国まで春の道を作って、ツバメさんに、この上をたどって行けば、と。このシーン、バックで雲とムークさんたちが２重スクロールしていて、なんか好き（笑）。
「春になったら帰って来てね。帰って来ること信じてるから」叫ぶコメットさん。「誰と」突っ込まれて赤くなって（笑）。「ツバメさん」三人して笑ってます。笑って誤魔化している（笑）。
「あいつの事を信じている限り、絆はある」「信じて待とうや」っていう景太朗パパの言葉を反芻しているんですね、きっと（笑）。
最近不穏なラストカット。先週からの流れだと、ある意味、このラストカットを繋げて行くとストーリーの骨格になるのかもしれませんが…。
裁判所で、ラバボーの入れられていた檻の中にツキビトちゃんが。「ラバボーと入れ代わる作戦、見事に失敗じゃな」って、あんたらがボロ出すからだろ、とツキビトちゃんがかわいそうだと思っていたら。「今度はあの方にくっつくちゃんですか」全然落ち込んでいるわけではないようで（笑）。ミラ＆カロンや陰険なトカゲたちとは全然違いますなぁ。「は〜い。がんばるちゃんです」タンバリン星国の未来は明るいかも…（笑）。
このトカゲ…一番偉い眼鏡をかけた奴はイグアナでしょうか？。エンディングテロップもナシなのでちょっとよくわかりませんが。裁判所ではわざわざ中世のように、ロールしたカツラを被ってマントだかローブだかをつけているあたりが真面目です（笑）。あと、全てトカゲのように見えて、カゲビトが居るのも気になる。やはり、各国ともカゲビトを諜報部に雇っているのでしょうか。
（2001.11.18：注：世間ではイグアナではなくカメレオンと言われています）。
（2002.01.06：注：一番偉い大将はやはりカメレオンビトと判明しました）。
予告〜。このままストーリーが突き進むのかと思ったら、次週は保育園メインの話みたいですね。楽しみ〜。
今週は、ツバメさんの話やコメットさんのケースケ話はあったものの、やはり、トカゲたちの陰謀に引きずられますね。多分、コメットさん始まって以来の謎だらけの一編です。いや、謎のライダー以来の、かな。でも、今回のは陰謀ですから。でも、ほとんどコメディタッチになっていて、楽しかったんで印象深いという気もしますが（笑）。
しかし、タンバリン星国議会。ミラ＆カロンを回収してすぐに仕掛けて来るとは。何を考えているのでしょうか。前から、この話の中で一番嫌味な存在とは思っていましたが。やはり王子様の失踪という一件自体に胡散臭いものを感じざるを得ません。まさか、コメットさんで謎解きをやらされると思っていなかったので意外意外。ラストは盛り上がりそうで楽しみです。
しかし、ケースケの失踪もこの時期に重なっているというのが、なんとなく気になりますが…。イマシュンも忘れられた存在だし（笑）。
いや、個人的には、ムークさんとメテオさんの絆のあたりが良かったですけど（＜相変わらずメテオさん＆ムークさん寄り）。
（2001.11.18）
えー。推理ものと言いつつ、大した推理をしてませんな↑（笑）。実際の所、この回でのタンバリン星国の動きについては最後まで議論を醸しましたが。分かっていることを整理してみると。
前回に続いてミラ＆カロンがお妃候補の情報を集めていたことを追認しています。これがタンバリン星国の「この時点」での目的であることはほぼ確定ですね。
そして、ラバボーとムークを地球から遠ざけ、星国に連れて行こうとしていたこと。コレは、他でも書きましたが「姫様たちからアドバイザーを引き離すことによって、タンバリン星国の工作員が活動しやすくする」ことが目的ではないかと。そして、代わりにツキビトちゃんを送り込んできたこと。これは、ミラ＆カロンに代わる新たな監視役としての役割でしょう。この交代の意味は。まあ、一番可能性が高いのは。報告のために一旦帰国させたタンバリン姉弟をすぐに地球に送り返したのでは怪しまれると思ったのか。それとも、長期間の接触によって情が移った２人に対して、客観的に審査できる人材を再投入したかったのか。
最初は、高度に政治的な作戦を展開するに当たってタンバリン姉弟では格が低かったために、より上級の政治問題を扱える上級のエージェントが送り込まれたのかとも思いましたが。タンバリン姉弟はこの後再登場しますから、コレにはあたりませんね。単にこの間、本国で色々仕事をしていたのでしょう。
逆に言うと、この辺から地球ではちょっと情けなかったタンバリン姉弟は仮の姿で、本当は腕利きのエージェントだったのではないか（でも、その実態は子供なのよ、というお約束）という疑問がつきまとうのですよね。
このタンバリン星国の動きに関しては後半最も重要な鍵となるはずですが、放送話数短縮によって「裏話は省かれた」感じがあるのですよね〜。話が長ければ、端々でちょっとずつ「怪しい動き」が見られたのではないか、とか（笑）。この辺、監督さんか脚本さんに聞いてみたい所ですが、まあ、想像する余地があるのも楽しいですから。
上のようなことをストレートに話にしないで（したらプリズナーNo.6のようになるのだろうか？）、あくまで「絆」をテーマのように描いているあたりがこの話のキモだと思うので、そっちについても。メインは星国に連れて行かれたラバボーとムークさんのコメットさんとメテオさんに対する絆ですが。コメットさんとケースケくんの絆をさりげなく織り込んで。実は、ケースケくん関係でやたらと赤くなったりもじもじしたりしているコメットさんを見ることが出来るのも、人によっては重要なんでしょうなぁ（笑）。きっと。
更に、それも難しいと思われる若年層向けにストーリーラインとしてツバメの話が語られているのか？。上手く繋がっているので１本の３題話のように見えますが「シリーズ全体の謎を描きつつ、年少者が飽きないような構成にする」という、結構凄いものかとも。
こういう話を、さらっと書けるような人間になりたいですね（笑）。
(2003.01.18)
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- ２００１年１１月２５日放送
ほのぼのした一編ですね。先生が結婚しちゃうっていうのは一種のお約束ネタですが、有希先生ではない所がミソでしょうか（笑）。
今回思ったのは、コメットさんが「のんびり→大雑把」、メテオさんが「短気→いいかげん」ですが、失敗する時には似たようなものかもしれない、ということでしょうか（笑）。問題は、誠意ですけど（笑）。寧々ちゃんはコメットさんタイプに爆進ですね。子は親を見て育つ、という奴ですかね。（笑）。
さて、アバンタイトルはいつもの王妃さまから。星の子も定期的に生まれているようですが「小さくても素敵な星力を持っているのですよ」と、今回のテーマを暗示しています。
で、保育園でのお遊戯会の練習風景。寧々ちゃんは主役でしょうか。みかんを刺した木の枝のステッキがおもしろいですが（どんど焼きではないでしょうが）。他のみんなも、踊りに酔っているみたいです。でも、月組の亜衣、麻衣、美衣ちゃん、ひどく元気ないです。月組の今日子先生が辞めたためにお遊戯会に来られないそうで。泣いちゃいます。よっぽどいい先生だったんでしょうね。さすがの有希先生も困っていますが。「剛くんに任せとけ。なんとかするから」剛くん、格好いいこと言ってますが安請け合いなのでは？。亜衣、麻衣、美衣ちゃん、喜んでいますが果たして…。
本編です。「剛くんがコメットさんに頼んであげる」いきなり他人任せです（笑）。それじゃあ、メテオさんと同レベルだぞ（笑）。
で、さっそくお迎えが。確か、バスの来る日と来ない日とあるんですね。塀の向こうでバトンだけが回っています。「コメットさーん」「はーい」裏声…。景太朗パパです。コメットさんお使いってことで。でも、せっかく来てくれたのに「よくな〜い」では、パパも浮かばれません。
そのコメットさんは。スピカ叔母様のお腹に耳を当てています。お使い？。お腹の子は元気に育っているようです。でも、スピカ様もさすがに少し不安そう。「大丈夫」コメットさん、励ましていますが。
で、修造さんが来たのでお帰り。「誰と話していたんだい」「輝きを沢山持った子よ」修造さん、お腹の子と勘違いしていますが。ソファーの上のかぼちゃに？。こっちが「お使い」だったのですね。でも、スピカさんのはぐらかし方では、謎は深まるばかり。修造さん、余分なことは深く詮索しないタイプだから、スピカさんと結婚できたのかな？。
さて、ラバピョンの家で役に立たないお供を拾って行かなければいけませんが。「あとちょっとだぼ」何がちょっとなんだか。「姫さまをほったらかし罪で星国に召喚するぞ」の一言で飛び出して来ました。さすがに、先週の裁判は骨身に染みた様子。
見送るラバピョンの前に雪が…。
姫さま、衣装を作ってあげるそうですが。雪の妖精→ユキビトさんで…雪だるま。「なんかかわいくない気がするぼ」まあ、それはそれでかわいいとは思いますが。
結局、優衣さんに頼るようです。
さて、家に着いた双子。でも、コメットさんは居ません。訳を聞くパパに「お願いがあるの」。でも、コメットさんに頼り過ぎるのを戒めます。藤吉家憲法第５条・自分でやれることは、自分でやってみよう、という事で。「寧々ちゃんがコメットさんになる」寧々ちゃん張り切っていますが、剛くん「無理無理」。もとはと言えば、剛くんの安請け合いでは？（笑）。
さて、寧々ちゃん、コメットさんを見習って亜衣、麻衣、美衣ちゃんを連れて今日子先生のところにお願いにいきますが。剛くん、隠れて「無理無理」とか言ってます。確かに無理だと思いますが、それはないんじゃ。
「今日子先生の力を下さい…」寧々ちゃん、その頼み方は辛いって…（笑）。
で、今日子先生、結婚式が彼の仕事の都合で重なってしまってどうしてもいけないとのこと。さすがにどうしようもないですね。「心から応援しているから」と言っても、みんな小さいから泣き出してしまうし。寧々ちゃんは、こらえていますけど。今日子先生も、これは辛いでしょうねぇ。どっちも、自分たちの都合で決められない話だから。
外で隠れて「やっぱり」とか言っている剛くん、寧々ちゃんに比べて格好悪いです。ノコシタオバケの時もそうでしたが、なんだかんだ言って、寧々ちゃんの方が直球ですね。
で、寧々ちゃん。「最後の作戦」とか言っても、何にも考えていなくて。剛くん「また適当なことを言う寧々ちゃん」って、寧々ちゃんコメットさんになっているんだからそれで正解（笑）。今回の剛くんの突っ込みってラバボーのマネ？（笑）。「コメットさんならどうするかなー」。
その言葉を聞き付けて、メテオさん登場。「コメットだったら、グッキン、ゴッキンの最悪なことに」って、自分の事では？。「で、何のお話？」首を突っ込んで来ます。暇？。
さて、家に帰って、電話をかける寧々ちゃん。剛くんは及び腰ですが「コメットさんはメテオさんにお願いすることもあるよ」コメットさん、メテオさんと仲いいですからねぇ、一方的に（笑）。源ちゃんに電話して。企んでいます。コメットさんにも内緒なのはメテオさんとの約束のようです。
というわけで、コメットさんが帰って来ても内緒。「怪しい輝きを感じるぼ」「何か隠してるぼ」怪しむラバボーですが、コメットさんは「何だろうね」全然心配してません（笑）。どっちかっていうと、楽しんでるみたい（笑）。
逃げる双子を呼び止めて「デザインできたの」「雪の妖精さんの衣装」「優衣さんと一緒に考えたんだよ」優衣さんが一人でさらさらっとデザインしていたようにみえましたが（笑）。ヌイビトさんもやって来て。「一生懸命かわいいの考えたんだよ」でも、最初に優衣さんが描いたのから…（以下自粛）。
剛くん、気弱に、コメットさんには言ったほうがいいと考えていますが、寧々ちゃんは「約束しちゃったよ、メテオさんと」と真面目です。
で。確かに素敵なデザインです。「雪力使える？」寧々ちゃんに「なんだそりゃ」剛くん突っ込んでいますが。「使えるかもね」「じゃあ絶対大丈夫だ」「すぐその気になる」剛くん、やけに絡みます。自分が何も出来ないのが嫌なのかな？
その夜。メテオさん、空から保育園に星力でチェック。「ここから抜け道を伸ばすわけね」これが今回の作戦のようです。星のトンネルでないのは…持続性の問題でしょうか（星のトンネルは結構星力を消費しますから）。しかし、目的地のレストランが…寧々ちゃんの地図ではさっぱりです。「よくわかりませんが」ムークさん、そういうのは事前に見ておかないと（笑）。揚げ句に、メテオさん「もうーイライラするー」あてずっぽうでマーキングして「もうどこがとこやら」という状態に。「姫さま、こういうことは丁寧にやらないと」というムークさんの意見も聞かずに「こういう細かい作業は苦手なのったら苦手なの」「もういいわ、そのうち着くわよ」といいかげんこの上なく。「あとは寧々ちゃんの家にでも繋いでおけば」そんな所に繋いでも意味ありません（笑）。「もういいの。帰って寝るわったら寝るわ」結局、目的地にマーキング出来ずに帰っちゃうし（笑）。これは「グッキン、ゴッキンの最悪なこと」ではないのだろうか（笑）。
でも、メテオさん、寧々ちゃんのことを名前で呼んでいるから、今回はそれなりに気を使って作業しているつもりなのかな？。
さて、次の日。「コメットさんが縫ってくれた衣装」…縫ってない…いや、あれも姫さまの力なのか。カメラを持った景太朗パパとビデオカメラを持った沙也加ママが、親馬鹿演出です。コメットさん、メモリーボールとか堂々と言ってご両人に怪しまれてますが、笑って誤魔化してます。まあ、いつものことです。メモリーボール…ＣＣＤと液晶プロジェクターを組み合わせればそれっぽいのが出来そうだけど…今の技術じゃコストが全然駄目ですね。
で、保育園。そろそろ出番。コメットさんに手伝わせているところを見ると、保育園、人手不足のようで。呼びに行くと、みんな脱走していません。「コメットさん、ゴメンねー」と言われても、はいそうですかとはさすがにいきません。
寧々ちゃんは、近道を通るのにあくまで雪力を使って（笑）。緑色の道をいきます。
有希先生はコメットさんの話を聞いてすぐに式場に向かいますが。
コメットさんは近道を見つけて。「メテオさんのだぼ」緑色の星力でバレバレなので、秘密の行動には不便過ぎ（笑）。
さて、近道ですが、単に一直線に通れる道を作っただけのようで。犬に脅かされ、家の中を通り（他の人に見られまくりだけど、いいのか？）、頑張って行きますが道が次第に別れて…。
追いつけないと思ったのか、急いで星のトンネルを使うコメットさん。光のラインを見つけて行ってみると、迷子の子供たち。メテオさんの罠にはまったかのよう（笑）。でも、誰もメテオさんに文句を言っていない辺りが素晴らしい。それどころじゃないんだろうけど。コメットさんも目をうるうるさせる園児たちを前に、場所が分からないから困ってしまいます。
式場に着いた有希先生。走って行ける距離なのですね。誓いのキスをしようとしている今日子先生、有希先生に気付いてしまいます。哀れなのは旦那かな？。
さて、メテオさんも上空に。ムークさんに言われて、正しい場所にやって来たようです。「やるったらやるわよ」人から言われたことにはやる気０です。が、きっちり約束は果たして行きます。
一方、藤吉家ウッドデッキでは。ラバピョンが雪のことを伝えようと飛び出して来ますが、ラバボーは不在。つまらなそうなラバピョンです。ラバボー、普段は押し過ぎか？。スピカ様も登場。どうやら、コメットさんに言われたお遊戯会を見に来たようです。
で、メテオさんがいいかげんに付けた近道のマーキングに星のトンネル（扉）から雪が流れて行くのを見て。「これ何かしら」興味がある模様。まあ、星力もかかってますしねぇ。
さて、迷子のコメットさんたち。雪が流れて行くのを見て「雪力だ」「みんな、あれを追いかけて行こう」寧々ちゃん、張り切って仕切ってます。雪が正しく一方に流れて行くのは…メテオさんに力を貸してくれている星の子たちの導きでしょうか。寧々ちゃんの頑張る気持ちや月組のみんなの気持ちに反応しているのかな？
有希先生と今日子先生。「もしかして、こっちに向かっているかも」式を一時中断して外に出て見ると。会場の外には、すっかり雪が。今日子先生「ここは？」有希先生「いつの間に雪が」そりゃあ、びっくりするでしょう。
到着する園児たち。「きっといっぱいがんばったから本物の雪が」星力は星の子たちの想いが詰まっていますから、大雑把に考えるとその通りなのかもしれません。踊り出すみんな。これは、確かに雪の妖精のようです。
突然ティンクル変身するコメットさん。何か星力を使っていますが…ちょっとよくわかりませんが、雪を降らせて演出している？。音楽流してる？
今日子先生、園児たちの演技に、想いに、感激しています。有希先生も見とれていましたが…あわてて園長先生に連絡しています。
「素敵ね、コメット」現れるスピカ様。近道を通って来たんでしょうか？。好奇心旺盛？。「輝きをいっぱい感じるわ。小さな、それでいて元気な。真っ白な気持ちを持ったみんないい子よ」
式場の人たちも見に来て、ちょっとしたお祝いの出し物です。
「かわいいな」今日子先生の旦那さんも感激しています。今日子先生「不思議だけど、子供たちの心が伝わって来るみたい」旦那さん「真っ白な雪の気持ちだね」結婚式のときだけあって、旦那さん、格好いい言葉がすらすら出て来ています（笑）。まだ、自分たちの授かるだろう子供については思い至ってないみたいだけど。
「新婚さんはいいぼ」色ボケな生物がここに一匹（笑）。感激しているラバピョンに「ラバピョンもボーと新しくやってみるぼ」とプロポーズ？していますが、「ボーにはコメットさまがいるぴょ」と、全然そういった意味でとららえていない様子（笑）。「冗談だぼ」とか言っているラバボーに、呆れてます。
で、園長先生が気をきかせたようで、保護者の皆さん、送迎用バスでこっちに。何がなんだか分からなかった景太朗パパ「こりゃ凄い演出だな」まあ、結婚式の出し物だとすれば、雪があっても不思議はない？。
最後は王妃さまで。「寧々ちゃんたちがやろうとしたことは、ちょっとトラブルがあったものの、なんとか上手くいったようです」ちょっと？結構危なかったような気もしますが「いつも大丈夫っていう気持ちでいればどんなことでも乗り切れるもの」最初にコメットさんもスピカ様に言っていましたね、大丈夫って「それを信じることができる子供たちにコメットもスピカも輝きを感じたのでしょう」
頑張っている子供たちは応援してあげたいですね。
仕事では、とてもそんな楽観的なこと言ってられないので（笑）。
予告〜。来週は久しぶりにイマシュンですね。「俺はもう歌えないかもしれない」って、潰れちゃってますねー。スランプ？。声も妙に低くなっちゃって。
みんなの王子様って…王子様転じて世界の果てになったりしないでね（笑）。
今回は、子供たち、特に寧々ちゃんの大冒険って感じでよかったですね。メテオさんがトラブルメーカーとサポーターを兼ねていて、コメットさんは振り回されるばかりで。メテオさんがもうちょっと真面目に仕事をしていれば、割とうまくいったんですけどねぇ…メテオさんを魔法使いの役にして童話を書くと、それだけでコメディが量産できるかも（笑）。
それにしても、送迎バスもあることだし最初から園児たちを披露宴にゲスト出演させてあげるように組んでいれば良かったと思うんですけどねぇ。まあ、子供たちのそこまでの想いに、先生たちも気付かなかったんでしょうねぇ。きっと。
（2001.11.25）
放映中は、割と真面目に書いていたので、一つ重要なことを言っていません。私は声を大にして言いたい。「何故、今日子先生は式の時に眼鏡をかけていないのだ！」。スタッフは何も分かっていないですね（＜おい）。
さて。コメットさん☆では、寧々ちゃん剛くんが視聴者層に近い所として設定されている筈なんだけれど。実際には、コメットさんが中心で、脇もメテオさんやケースケ、今瞬とコメットさん世代に集中していて。話的に、少し上の世代を狙っているように感じることが少なくありません（特に、メテオさんの存在はコメットさんを立たせる面で大きいと思う）。玩具メーカーなどは、寧々ちゃん剛くんたちが騒ぎを起こして、それをコメットさんが助長したり、逆にトラブルシューティングに翻弄される、といった形を想定していたのかも…と想像してみたり。
そんな想像（妄想？）に基づくと、この話は正に正統派。コメットさんを頼らずに繰り広げられる子供たちの頑張りに、見ている子供たちも勇気づけられたかな？。少なくとも、寧々ちゃんは、この回、光ってたと思うよ。
逆に、口だけの剛くんは株落としまくりだな（笑）。ノコシタオバケの時も、小心者な所がばれちゃってたし（笑）。
ストーリーとしては、一番得したのがメテオさんかもしれませんね。雑な仕事をして園児たちを路頭に迷わせながら、偶然の積み重ねにより、非難されることなくハッピーエンド。パニックに陥っていた園児たちは「迷った原因がメテオさんにある」ことに気づいていませんでしたが、よく考えれば酷い話です。…出来れば、偶然ではなく、メテオさん自身にきっちりケリを付けてもらった方が良かったかな？。レストランにマーキングするだけじゃ、責任ある未来の女王として問題ですぞ（笑）。
(2003.01.25)
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- ２００１年１２月０２日放送
悩める今瞬第３弾。仕事と睡眠（笑）、芸能界の仕事と自分のやりたいこととのギャップに続いて、歌うことの意義にまで踏み込んで来ましたねぇ。今瞬くんも大変です。
正直、難しい内容だと思いましたが。叙情的で言葉で語られない部分が多く、個人的には好みですが本来のターゲットに対するアピールという面ではどうかな？とか。でも、今回主役のイマシュンの語っている言葉は平易でわかりやすく、子供たちの心にも、完全に理解しないでも何かが残るのではないかな、とか。まあ、感じられるままに。
で、それよりも言いたいのは「メテオさん、ラブリー」。でも、言葉遣いが変っているだけで、やっていることはいつもと同じだけど（笑）。メテオさんの今瞬への淡い恋心…とは言えないくらいのファン心理が一方の軸でしたが、こちらも、何か暖かい感じでケリがついてよかったですね。割と気が多いように見えて、一途なメテオさんが、妙にかわいくてよかったですね。やっぱり、ラブ・ハンタァー歌うしか（笑）。
さて、アバンタイトル。王妃さま「一度は王子様かと」とか言いながら「その後の事は分かりません」って冷たい…（笑）。一度はストーカーとまで言われたほど出番が多かったのに（笑）。
で、バックの今瞬コンサートから藤吉家お茶の間ＴＶ画面へ。相変わらず、景太朗パパ以外は夢中です。で、仲間外れの景太朗パパ、みんなの気を引こうとしているのか、大声を上げて。新聞の話題で、きょっちがメジャーにスカウト。でも、みんな明日香ちゃんの友達だから情報早くて「知らなかったのはパパだけ」と落ち込むことに。しかし、明日香ちゃん、寂しくなるだろうな…と思うけど、めげるような娘じゃないな、彼女は。
で、もう一度声をあげて。「今瞬の暴かれた過去」今度は、みんなムキになってます。「大変じゃないの」沙也加ママも大騒ぎ。相変わらずの熱狂ぶりです。コメットさんはちょっと心配そう。
さて、本編。報道陣に質問攻めにされる今瞬。「関係ないって言っているだろ」マジで怒ってます。何か、家族がらみで嫌なことがあったのでしょうか。過去を失っていたのもそのせい？もともと、家出少年のような感じでしたが？
発覚した母親は、アイコ・キミハラ。景太朗パパによれば、ミラノで活躍のデザイナーだそうで。沙也加ママは才能の遺伝とはしゃいでますが、コメットさんは釈然としない様子。お嬢様なので、親の七光り（じゃなくて、遺伝だね）という観念を持っていないのでしょう、きっと。今瞬、それを嫌がっていたのかな？
ここまで、シーンの切り替えは全てＴＶを通してです。今度はメテオさんの部屋。「はい、消えた」と言いながらＴＶを消すメテオさん。なるほど・ザ・ワールド（笑）。
それはともかく。これで、王子様の可能性は消えてしまいました。残念というムークさんに「何で私が残念なの」と噛みつくものの。本当に残念そうでしたよね、メテオさん。ムークさんによると、今瞬の出演ＴＶを全てチェックしていたようです。きっと、そのついでに通販番組にはまったのでしょう（笑）。
努力が無駄になったのはコメットさんのせいと地団駄を踏んでいますが。集めたＣＤとポスターが「今となっては全部ゴミ」と言われて「ゴミ〜〜〜」と怒ってます。ムークさんに理詰めで言われて、悔しいので、とりあえず納得してみせますが…今瞬ポスターを見つめています。今まで、ずっと見つめてきたのではねぇ。少なくとも、女の子を虜にする輝きに関しては今作品中一番の大御所ですから、いかにメテオ様と言えども…。
さて、コメットさんは心配ですが。ラバボー、ラバピョンのところへ引っ張って行こうとしています。「プルプルケーキを食べれば」元気が出るって…そういう問題では。そのまま自分だけの世界へいっちゃって、往来の真ん中で恋力を発動。ラブリンバージョンに変身しちゃうし。困ったものだよな、こいつは。「はぁー。なっちゃった」コメットさんも困ってます。ラブラブラバボーは今瞬なんて王子様じゃなきゃどうでもいいみたいだし。「瞬さん、ずいぶん怖い顔してたよ」瞳の輝きがナイフって、なかなかいい表現です。いい話ではありませんが。
で、ラバボーに乗って今瞬の所へ。ラバボーはケースケのように入れ込まないで、本当の王子様を探すように言っていますが。さっきまで任務を無視してラバピョンの所へ行こうとしていたのは誰だよ、ヒゲノシタさん注意しろよとか思うのは向こうへ置いといて。「本当の王子様探しかー。いるのかな、そんな人」ラバボーは馬鹿にしていますが、なんかドキッとする台詞です（笑）。
コンサート会場では輝きいっぱいのファンたち。今瞬の歌にワクワクだそうで。輝きっていうのは嬉しい気持ちでも発現するんですかねぇ。
我らが姫様は、壁に穴を開けて無断侵入です。いつものことですが。ラバピョンの所へ行っていいと言われて行きかけるラバボーですが。さすがに、気がついて姫様を追っています。最近懲りたのか、ギリギリで自制心が働くようだね。
今瞬の所へバックダンサーのチーム・メシアが挨拶に来ています。今瞬は相変わらず、物腰の柔らかな感じの好漢ですね。黒岩さんも気を使っているのか「おふくろさんが誰であれ、お前が歌うことと関係ないじゃないか」とか励ましてます。でも、浮かない顔の今瞬。ふと見ると。姫様、客席で手を振っているし。
で、二人でお話し。しばらく会っていなかった間の話。「輝き磨きしてました」「いつもまっすぐだなって」今瞬、コメットさんといるとリラックスするようですが。やっぱり困っていたようです。
その頃メテオさんは。上空へ雲に乗ってやって来て。抜け駆けと怒っています。王子様じゃなくなっても。ムークさんは喜んでますが。コメットさんが今瞬とくっつくとお妃候補から脱落。さらに輝き磨きしている（実は失踪中（笑））ケースケもゲットできるとか。不穏なことを言っています。
雲の上にはＣＤとポスターの山。それをコメットさんにあげろと言われて嫌がるメテオさん。「もうゴミでしょう」「嫌ったら嫌ーーーーー」最近、メテオさんの絶叫を良く聴くなぁ。しかし、「瞬様にあげようと」って、自分のＣＤやポスターを貰っても喜ばないと思うぞ（笑）。
それから、ムークさん。いくらケースケが王妃様お気に入りの保険とはいえ、王子様じゃあないんだから、偽者という意味では今瞬でも同質だと思うんだけど（笑）。２人とも引っかければ保険が２倍と思うのは私だけ？（笑）。
で、下の二人は。「誰か一人でも誰でもいい。俺の歌を聞いてくれる人が居るなら」前に出した結論ですね。「本当は違うんじゃないかって」「母さんに聞いて欲しかっただけなんじゃないかって」子供のころ仕事が忙しい母親に「少しでも俺のことを見て欲しくて」ガラスを割ってみせたりしても無視「どうしても振り向いてくれなかった」。さすがに、ちょっと冷たいんじゃないかなぁ。「母さんの気をひきたかっただけの歌をみんなの前で歌うなんて」今瞬の悩みは親と関連づけることで自分の実力を疑われることでなく、あくまで「聞いてくれる人たち」に対する誠意の問題のようで。とことん優しい性格なのかもしれません。みんな認めてくれているのにねぇ。言外には自分の気持ちの整理がついてないことへの言い訳も少しあるのかな？
ラバボーによると、姫さまの素直が移ったようですから、やっぱり、直球の告白かな？
さて、呼び戻した黒岩さんの用件は「帰国したらしい」。「母さんが？」と驚いて「仕事だろ」とあきらめる。それが、今瞬の今まに身に付けた最も無難な対応なんですね…。
さて、その母親も空港で報道員に囲まれてますが。「息子よ。彼も頑張っているみたいね」と事もなげです。真意読めず。
「くるはずないさ」瞬くん、そういいつつも、何かを求めているような、辛い台詞です。
「お願いするの。瞬さんの気持ち、わかって」コメットさん、アイコ・キミハラの話を聞いたのか、空から探しますが…さすがに車の中の人間は見つかりません。ラバボーの輝きセンサーも見たことない人には無効。で、何か思いついたようですが。
藤吉家ウッドデッキ。侵入者はメテオさん。ムークさんに言われて常設星のトンネルの入り口を見つけます。ムークさん、ラバピョンを呼び出して。何を企んでいるのか、皆目見当もつきません。ちなみに、すぐ出て来るラバピョン。ラバボーを待っていたんでしょうか？
コメットさんは優衣さんにアイコ・キミハラを紹介してもらおうとしていますが。「今瞬と友達です」と言った途端「紹介して、紹介して」。やっぱり、瞬くんの輝きは女の人の心をとらえて離さないようです。う〜ん、収穫祭に来たら、どれだけの人が落ちたのだろうか（笑）。
そこへ花村先生登場。相変わらず、落ち着いて素敵な感じです。そして、紹介してもらおうと思ったら。「アイコ」と呼び捨てで。「ご存じなんですか」と驚く二人。同じ業界のデザイナーだしね、とか思っていたら同級生とのこと。専門学校か…それ以上に、瞬くんがこの街に居ることからして、この街の出身なのかも。
「友達のお母さんなら」という事で紹介してもらえることに。優衣さんも、どさくさ紛れに会いたそうですが、関係ないので「あなたはダメ」と笑って断られますが（笑）。
それにしても優衣さん。先生の前でアイコ・キミハラを憧れの人とか言うのは、いいのか？花村先生は気にしない人みたいだからいいですけど（笑）。
で、さっそく会いに行くコメットさん。夢中になって、また、お迎えを忘れていますが。ラバボーと同じく、懲りないですね（笑）。で、ラバボーにお迎えは任せますが。
ラバボーの前に立ちはだかるニコニコメテオさん。「どちらへお迎えなの？」ラバボーも最近は慣れたのか、割と素直に答えています。で、一緒に行こうと誘うメテオさん。さすがに怪しくなって来ました。そして、メテオさん、ティンクルスターの中でラバピョンと「スウィートなおデート」と誘いをかけています。ラバピョンも「結構素敵なお部屋なのぴょ」と誘ってます。この娘はメテオさんをカロンくんを通してしか知らないだろうしなぁ。ラバボー、恋力バージョンになりつつも、こないだの裁判で懲りたからか「罠」と思って警戒していますが。「全世界の恋人たちのお手伝いをしたいと思っておりますの」などと言われて「罠でもいいぼ。ラバピョンと一緒に居たいぼ」と入ってしまいます。ダメな生き物です（笑）。
それにしても、最初にメテオさんに答えるラバボーがラブリー。「ハロー！ラバボー！」を聞いたあとだと、ラバボーの声自体がラブリーに感じられますが（笑）。
それから、素敵なお部屋って…割と広いのかなぁ。ハクション大魔王の壷を思い出します（笑）
で、いつものごとく恋力漏れまくりでメテオさんもラブリンバージョンに。赤いバラをモチーフにした、ちょっと派手で小粋な衣装です。ティンクルスターやティンクルバトンもバラの形になっています。
で、一番の違いは。コメットさんも始めはいい気分みたいでしたが。メテオさんも「甘い輝き」にやられてしまっています。普段から幸薄いというか、愛情に飢えている（それでも前よりはずいぶん良くなったと思いますが）メテオさんだけに影響は強いのかも。
「なんだか、とってもウキウキ気分。胸がポカポカ。う〜ん、あったか〜い」とスキップを始める始末。あまりの蕩けぶりにムークさんも唸ってしまいますが。
もっと恐かったのは寧々ちゃん剛くん。普段の秋服に戻ってはいるものの「おかえんなちゃ〜い。メテオお姉ちゃん、コメットちゃんの代わりに待ってたったら待ってたちゃ〜ん」と目をキラキラらさせながら言われた日には。「うー」二人ともコメントすら出来ず。ムークさんとしても「危ない人」にしか見えないようです（笑）。
でも、個人的に超かわいいのでＯＫ（笑）。もしも神也くんが居たらどうなっていたことやら。ラブラブ？いや、多分、笑いながら張り倒していることでしょう（笑）。
「お願いします」コメットさん、アイコさんにお願いしていますが、めちゃくちゃ忙しそうで、かかりっきりになれない様子。「みんなの王子様みたいに」している瞬くんが「本当に聞いて欲しいのはお母さま」という事を伝えますが。「彼が自分で頑張るのを私は期待しているの」親の七光りどころか、そういったことをきっぱりと拒絶して、世間に放り出しています。せめて子供の頃くらいはかまってやれよ、とか思いますが、この人の考える子育てと言うのは、次元がちょっと上狙いなのかなぁ。確かに、社会経験を積むって事ではそう思うけど。子供にそれでは、一歩間違えば取り返しのつかないことになっていたと思うぞ。まあ、今瞬も現在はプロとして働いている身だから、今となっては助けようとはしないでしょうね。自分としては、それでも、導く意味での大人の義務というのもあると思うけど。
ちなみに、アイコさん、旦那の話が全然出て来ないんですよね。母子家庭なのかな？だとすると、デザイナーなんて不安定な職業で、新進気鋭とか言われても一歩間違えばすぐに文なしで、仕事ではデザインだけでなく融資先との仕事もあっただろうし、生活のために死ぬ気で働いていたと言う解釈も出来ます。それこそ、生活を続けるために息子も省みることができなかったと。ただ、それでも、息子を無視する母親と言うのは…仕事中は、母親ではいられないくらい厳しく律していたのか。
瞬くん、ひとりぼっちだったのか。それでも、世話をする人が居たのか。いたとすれば、今の性格は、その人のおかげなんだろうけど。一人だったとしたら、寂しいよな。
なおも食い下がるコメットさん。アイコさんも、きちんと話たい様ですが（そういう意味では息子に対しての想いというのは十分感じられるのですが）、彼女のスタッフがそれを許しません。きっと、仕事だから、こんな奴ばっかりだったんだろうな。大先生になってもこれなんだから若い頃なんて…。「みんなの王子様なら、尚更、自分のことだけ考えているべきではないわ」厳しいですなー。まあ、仕事ですからねぇ。
今瞬コンサート。Looking For Your Heartでスタートのようですが、まだふっ切れてない今瞬。曲を止めてもらって、イスを持って来て貰います。
「やっぱり来ていたのね、コメットちゃん」相変わらずラブリンモードのメテオさん。笑いながら悪巧みです「好都合ったら好都合」。ちなみに、ラブリンローズ（とでも呼びましょうか）の中にはムークさんも入っているようですね。でも、関係なくラバボーはラブラブ？（笑）
今瞬、母親のために１曲歌おうとしますが。「たった一人のためにですって。その名はコメットよ」笑いながら言っていますが。今瞬がコメットさんが好きだった認めていますが。メテオさんの本心は如何に…。
コメットさん、メテオさんの恋力でステージのイスの上に飛ばされてしまいます。「おめでとう、コメット」なんか、自分の好きになった人が親友と両想いになって、親友のために身を引いたいい女という感じの少女漫画の黄金パターンのような感じです。勘違いだけど（笑）。
さすがに恥ずかしいコメットさん「私、お母さまの代わりです」瞬くんの顔を見て、真実が言えずに「寂しい思いをさせてごめんなさいって」思わず言ってしまうコメットさん。
「嫌よ」ムッとするメテオさん。やっぱり、作戦と割り切っていても、割り切れない想いがあるようです。泣けるね、メテオさん。
「嘘が下手だな」笑う瞬くん。コメットさんが嘘が下手と言うより。自分の母親のことだから、自分が一番わかっているのでしょう。「みんなの王子様だから、辛い顔をしちゃ駄目だって。お母さまも、みんなから期待されている人だから」今度は本当の事だということですが、かなり柔らかい表現になっていますね。瞬くんも、昔だと理解できなかったかもしれませんが、仕事をして、みんなから声援をもらっている今なら、母親の言うことが理解できたのかもしれません。そして、間接的に加えられたコメットさんの言葉も。
で、客席では我慢できなくなったメテオさんが、訳も分からずに、二人だけの世界に入っていると勘違いして（そういう意味では、今瞬ファンはマナーがいいなぁ（笑）。いや、マイク入っているわけだから、メテオさんが話を聞いていないのか）、コメットさんを恋力で客席に戻してしまって。今瞬も驚くものの。何かがふっ切れたのか、そのまま、母親に対して Feeling Soul を歌います。
打ち合わせをしているアイコさん。ふと見上げる顔が何を想うのか。
客席後ろで見ているコメットさんの横にアイコさんの姿が。サングラスをとって笑いかけます。きっと、彼女も口には出さなくても息子のことを見守っていたのですね。きっと、今までも、彼女なりのやり方で。コメットさんのおかげで、いろいろ思い出したこともあるのかもしれませんが…。
そして、コンサートは続いていますが。無賃入場と思われる二人の姫様、煙突の上で語っています。ようこそようこみたい（笑）とかいうのはともかく。
コメットさんの「みんなの王子様」を聞いてメテオさんは「わけわかんないわよ」と理解不能な感じですが。
今瞬「俺、みんなに甘えて。それから、自分にも甘えてた。いつまでも甘ったれていられないよ」母親に一曲歌ったことによって、こだわりが無くなって、封印していた過去とキッチリ向き合うことができるようになったようです。
それを見届けて、アイコさんも会場を後に…。
コメットさんのみんなの王子様解説を聞いたメテオさん。真面目さ故に「王子様探しを続けるお妃候補」と「王子様じゃなかった歌手」との関係のジレンマに陥っていたようですが（コメットさんみたいに「友達」でカタを付ければ簡単だったんでしょうが）、こちらも、なんとなく納得できる理由づけが見つかって、ふっ切れたようです。「じゃあ、私にとっても王子様だったってことかしら」ふっ切れ立っていうよりも大喜び？「そうだよね」やさしく肯定してくれるコメットさんに、メテオさんも満足かな？
この、煙突の上の二人のシーン。珍しく、仲良く語る二人の姫様が、ほっと一息いい感じで好きなシーンです。
しかし、ラバボーをさらって封じ込めていたこと、コメットさんの力を割く意味だったんでしょうけど、あんまり意味がなかったような。いや、ラバボーがコメットさんが今瞬に近づかないように忠告するのを封じ込めたのか。そういう意味では正解だな。
さて、ラストはベッドの上でＣＤを聴くメテオ様。ネグリジェ姿がいつもながらかわいいとか書いてもいいのだろうか（笑）。ＣＤプレイヤーは「通販でよくある」木目が美しいクラッシックタイプのものです（笑）。
「私は彼の歌が好きだったの。そういうことだったんだから、いいんじゃないの」素直に、王子様を追っかけるお妃候補から、一ファンに転身したようです（笑）。でも、逆に素直に今瞬を見られるようになったのか、気分は良さそうですね。やはり、今瞬の女殺しパワーの凄まじさは並ではありませんな。許すまじ、今瞬（＜やっぱり最後はそれかい）。
そして、最近はメテオ様のいじめられ役だったムークですが、こないだの裁判で何かを感じているのか、策謀家としての面がクローズアップされています。「別の手を考えないと」「う〜ん。このままでは、マズいですぞ」何がまずいんでしょ？今までと変わらないような気がしますが。いや、ムークさんとしては、コメットさんの側にケースケ、メテオさんの側に今瞬という考えだったのでしょうが。今瞬を完全に外すと、保険はコメットさん側に有り、自分の手駒が無くなったという焦りがあるのでしょうか。無茶しなければいいのですが。
締めは王妃さま。「みんなの王子様でいること」は「自分の気持ちが分からなく」なったりして「とても大変」と。でも「やっぱり素敵なこと」だそうです。
コメットさんとメテオさんも「みんなのお姫様」ってことで、「大変ですけど輝きを身につけて、もっと素敵に」と。
ここはやっぱり「じゃあ、私にとっても姫様ってことね」とＴＶの前で言えばいいんでしょうか（笑）。でも、その通りですよね。
語りかけとしては「みんなの王子様、お姫様であれ」というとんでもなく高い理想を王妃様に提示されているようですが（笑）。これ、いい話かも。
予告〜。次なるムークの手は…キュービトさんですか。しかし、見ている限りでは、完全に失敗ですな。いわゆる「真夏の世の夢」状態。メテオさんを今瞬に近づけてどーする、とか。ラバボーは…修羅場に突入しなければいいのですが（って、シェイクスピアでは、完全な修羅場だよな、あれは）
今回の話ですが。凄く面白いんですが、言葉に表せなくて、見終わった時にはどうしようかと思いましたよ。まあ、個々の突っ込みにすればいつも通りでしたが。叙情的なので、雰囲気に浸るのが良い感じです。マジカルエミの後半の話なんかを思い出しますね。こういう叙情的かつ説明ナシで内面に切れ込んでいく話を見ていると。メテオ様も相変わらず怒りっぽいものの、ちょっと余裕が感じられるようになって来ましたし。コメットさんとのやり取りを見ていると、久しぶりに、少女らしいかわいらしさも見えましたし。そう、雰囲気に浸って歌を聞こう…神也くん、あなたの歌は今の雰囲気に合わないんですけど（笑）
ストーリーとしては、割とバラバラで進んでいた今瞬と母親の話と、メテオさんの今瞬に対する想いの話がクライマックスのコンサート会場で一つになるという構成は、なかなか緊迫感があって良かったです。暗く沈みがちな中盤をラブリンメテオさんで持ち上げるのもバランス的によかったですし。
それにしても、みんなの王子様と言うのは大変です。一歩間違うと「世界の果て」に堕落して、自分の妹を糧にゲームを始めたりしますから。まあ、薔薇の花嫁がメテオ様ラブリンバージョンでは…花嫁が笑いながらデュエリストをやりこめそう（笑）。
（2001.11.02）
さて。今回は上で一応考察出来ていると思うので、まあ、書くこともありませんな。寧々ちゃん、剛くんを迎えに行ったメテオさんがかわいいので満足、とか。今瞬コンサートの時、屋上で２人語り合うコメットさんとメテオさんが「ようこそようこ」最終話のよっきゅんとサキさんのようでなんかイイ！とか。もう、どうでもいいようなことを書いてみたり。
それはともかくとして。アイコキミハラの余裕っぷりは何度見ても凄いですね。上でも書いていますが、数々の修羅場をくぐり抜けてきた大人だけの持つ余裕が感じられます。コメットさんに出て来る大人たちは、常にそういった「子供から見て大人に感じられる大人」ですよね（大人と呼ばれる年になっても、そういった面が出せない自分が恥ずかしいですが）。ＤＶＤの映像特典ではちょっと子供っぽい所を見せる花村先生（笑）に比べると、切れ味の鋭い面があるのは、やはり、一児の母としての強さなのでしょうか。コメットさんとの対面シーンで、弟子に促された時に素直に認めて従うあたりは「嫌味な大人ではない」「いい人間関係を築いている」「若い人の言動を大目に見ている」などという言葉が浮かんできます。有名デザイナーの大先生にもかかわらず。そういった意味でも、今瞬に対する冷たさが「その通りの意味」でないことも分かりますし、見ていてキツく感じないのでしょう。ただ「自分の息子だからこそ厳しく育てている」面もあるのでしょうが。自分が立ち向かった逆境に彼も立ち向かえるような強い男になって欲しいとか…。
そして、最後にコンサート会場に現れた彼女、そして、見事に彼女の期待に応えて立ち直った今瞬を見て、視聴者である我々もほっとして、暖かい物を感じるのでしょう。その心を、ラストのメテオさんの落ち着き取り戻した様が表しているようで良いではないですか、この話。
（2003.02.01）
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