「面白かった」本編感想（37話〜40話）
ここは、「コメットさん☆」本編の感想です。
ちなみに、本放送時の感想は基本的に終わったあとより辛口になる傾向があります。その時の感覚で書くと、後で見返したりして「何であの時そんなことを思ったんだ」ってことは良く有りますけど、それはそれとして楽しいので。
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- ２００１年１２月０９日放送
なんとなく、メテオさんの側の話が動き出しましたね。最初の頃の、いかにも打算的な動きではなく、本気の動き。メテオさんの方がコメットさんよりも恋に恋する乙女だったのか、恋力が本気で爆発していますが。さて。
アバンタイトルはハモニカ星国から。問題は…プラスビトとマイナスビトの諍い…００１０？。サイボーグ００９のリメイクを放送している最中だけに、このネタは…（笑）。しかし、この二人、名前からして…電子の妖精？（笑＞もちろんネタはルリルリです）。
小さな問題だそうですけど、その割には王様以下みんなでウシビトさんに引かれて仲裁に来ています。ハモニカ星国の王室って暇？でも、メテオさんなんかも星の子に対する義務をよく語ってますから、王族の仕事って意外とこういうことなのかも。で、喧嘩する二人。体質からして相性が悪いから。「もう儂は知らん」いきなりあきらめてます、王様。困った人だ（笑）。
さて、本編は。争う双子。双子と言えば００１０。やっぱり同じネタ？（笑）。コメットさんが止めますが。チャンネル争いのようで。寧々ちゃんは「カンタン!!パーティメイク」曰く「貴方も５分で奇麗になれる〜」…って、寧々ちゃんの年ならお化粧しなくても奇麗だって（笑）。対する剛くんは「新番組・電波戦隊ネットマン」。しかし、チャンネル争いはビデオが発達しても無くならない問題ですねぇ。もっとも、コメットさんにビデオの扱いを頼むのも難しそう…双子、ＩＴが得意だったのはやっぱり無くなったのね…（笑）。
ここで、プレゼントのお知らせのテロップが入ってます。今日の予告は短縮ね（笑）。
で、走り込んで来た沙也加ママにＴＶを取られて。今瞬番組です。「剛くんもシュン」「寧々ちゃんもシュン」洒落？それでもあきらめる二人がやけにいい子。普通だったら大げんか…とか思うのは自分の子供のころのあきらめの悪さゆえ？。
そんなＴＶの中の瞬くんの胸に何か光が。瞬くん、歌を止めてしまって。まあ、今瞬が「歌い出しで気が変わる」のもいつものことだし（笑）。
スタジオの上では無理やり入ったであろうメテオさんたちが。瞬くんとコメットさんをくっつける作戦第２弾を発動中です。今瞬に矢を撃ち込み。今度はコメットさんに。しかし、メテオさん、納得いっていないようで、今瞬のもとを離れるのも辛そう。もう、その姿、切なさ炸裂です。こりゃあ、重症ですなぁ。こっちも見ていて辛いです。
雲の上に出るコメットさんとラバボー。ラバボーが星力を貯めさせようとしているようですが。さっきの星力がカスタネット星国の星人ユミビトさん、別名キューピトさんだと説明するラバボー。「喧嘩する星人を仲良しにさせる」と聞いて、みんなが仲良しになったらいいねと危機感のないどころか楽しそうなコメットさん。「そういうつもりとは限らないぼ」今週は、先週と違ってちゃんとお供として役に立っていそうです。
で、やって来たメテオさんチーム。「飛んで火に入る夏の虫。じゅって…焼かれたら熱いじゃないの、かわいそうじゃないの、出来ないわよ、わたくしには」って、メテオさん、なんか錯乱してます。「それは例えですから」ムークさんも、そんなメテオさんがちょっと心配か。「ん〜〜でもでも〜」もう、作戦をやりたくないのが見え見えです（笑）。それでも、キューピトさんに指令を出すムークさん。追いかけっこになります。
商店街を逃げるラバボー。何で逃げるのかさっぱりわからないコメットさん（笑）。「中止にすべきじゃなくて。この作戦」こんなに消極的なメテオさんを見るのは初めてかも。
一方コメットさんは。「誰か違う人になるんだぼ」というわけで、ヌイビトさんを召喚。上から降って来る３人。降り方が格好いいです。で「おまかせコースでヌイヌイですの」というわけで。ここで、ヌイビトさんの趣味が爆発したのか。
「誰か出て来ます」メテオさんたちの前に姿を現したのは…サファイア！（笑）。確かに姫様ですが（笑）。知らない若者に注を付けとくと、手塚治先生のリボンの騎士です。
メテオさん「なんだ違う人じゃない」やはり星国の人の感覚では、この怪しさには気付かないようです（笑）。「物騒なものをお持ちだ。弓など引かれぬよう」などと言ってますが。「すすっと失敬」などと余分なことを言ったためにムークさんにバレます。さすがにこんなことを言うのはコメットさんと…ここを読んでいるような人くらいか（笑）。「コメットさ〜ん」「は〜い」やはり、お約束で言わなければならないようです（笑）。キューピトさん、矢を放ちますが全て叩き落とされています。どうやら、ヌイビトさん、このコスチュームの能力を正確に把握していたようです（笑）。「叩き落としたわよ」「やりますなぁ」ムークさんはまだ余裕？。
コメットさんたち、星力で穴を開けて地下鉄構内に逃げ込みますが…。コメットさん、鬼ごっこ気分で楽しそう（笑）。メテオさんは「逃げるならもっと上手に逃げなさい」とどさくさ紛れに別の意味で怒ってるし。で、楽しんでたコメットさんもメテオさんたちと共に地下鉄に追いかけられる始末。でも、なんかコメットさんだけ喜んでいるような（笑）。で、疲れた（といってもラバボーに乗ってただけのような）ものの、根性で逃走。メテオさんは…もともとやる気が無いので「もう飽きたわ。任せるから」とお役目放棄。ムークさんに諭されても「わかったけど〜もうイヤ〜」と心底駄目な様子。さすがにかわいそう。ムークさんもどうしたらいいのか困ってます。
藤吉家まで逃げて来たコメットさん。いまだキューピトさんの脅威がわかっていないようですが。「くっつくと恋人になっちゃうんだぼ」「そういうのは違うと思う」というわけで、ようやく納得した模様。姫様と今瞬がくっつくと王子様はメテオさんのもの、と聞かされて「そうなんだ」…ヒゲノシタがラバボーに姫様のお守りをしっかりやらせようというのはやっぱり必然か（笑）。先週のムークさんのラバボー封じ込めの読みはやはり正しかったというか、コメットさん一人なら罠にかけるのは簡単でしょうから。
で、キューピトさんに見つかって。こけた所で矢を撃ち込まれて…。
風岡邱では。キューピトさんの得意げな報告をムークさんが聞いて喜んでいます。が。メテオさんは布団被りっぱなしで顔すら見せようとしません。もしかして泣いてる？ムークさんが話しかけても寝てしまいます。
「姫様お許しください」「ムークめはこうするよりなかったので」「こうでもしなければ姫様のお気持ちはますます…」今瞬の写真を倒すムークさん。しかし…逆にメテオさんに今瞬を印象づけているような気がするのは気のせいだろうか（笑）。放っておけば、アイドルに憧れる一ファンで終わってしまうようなものだと思うんだけど（笑）。
コメットさんたちは矢を撃ち込まれて悩んでますが…。
ＣＭ。トワールバトンのＣＭが新しくなってますね。いっそのことミニモニのトワールバトンとかもっとフューチャーしてがんがん売ればいいのに。バラエティでもどんどん出して。面倒だから、ラブリンバトンもそっち系の番組でがんがん使って売っちゃえばいいのに（笑）。楽勝！（＜豪血寺一族風に）。
さて、次の朝。駅に怪しい人影。今瞬？。
意気が白くなるほど寒くなって来たようですね。剛くん、寧々ちゃんは白い息で怪獣ごっこしてます。でも、コメットさん「ぽかぽかして」そりゃあ、おかしいです。沙也加ママも「風邪じゃない」と心配してますが。熱もなさそうなので「恋の病だったりして」とからかっていますが。
そんな所に怪しい人影。「こっち見てた」「すぐ隠れた」と双子も騒いで。沙也加ママ、見に行きますが。パニックになって戻って来ます。「シュ、シュ…」と繰り返すママに、汽車だと喜ぶ寧々ちゃん剛くん。なかなか想像力豊かでよろしいですね（笑）。で、相手は「シュンさーん。今瞬」ということで、ストーカー２号の今瞬くんです（笑）。どうにも、ビッグな彼は隠れるのが性になってしまったようですね（笑）。
はしゃぐ沙也加ママに「出たな、若きライバル」と半分冗談でもかなり意識している景太朗パパです（笑）。「急に、どうしても会いたくなって」という今瞬にみんなドキドキですが、景太朗パパが「ほらほら、お邪魔だよ」さっさと追い払って行きます（笑）。「君に、君に逢いたかったんだよ」「コメットさんに？」沙也加ママ、自分じゃなくても見ていたいみたいです（笑）。今瞬のラブラブシーン（笑）。景太朗パパに連れてかれてしまいますが。
「ボーもだぼ」ラバボー出て来て、ほっぺすりすり。「コメットさんのぬいぐるみに！」再び出て来た沙也加ママ「もう来なさい」またもや連れてかれます（笑）。
「ぼー、いるのぴょ」ラバピョンが遊びに来てくれます。なんだかんだいって仲がいい二人。コメットさん、呼びに行きますが…「うっ」見た途端に引いてしまいます（笑）。ラバボー、瞬くんと手を取り合って別世界に入ってます（笑）。相変わらず駄目な生き物ですが、瞬くんも同じ生き物になってしまったというか（笑）。「ラバボー居るけど、瞬さんと仲良しなの」コメットさん、目を逸らしながら話してます。ラバピョン、うつむいて震えてますが「だからラバピョンが来たの知らんぷりぴょ。帰るのぴょ」怒り爆発。女の子だねぇ…。
メテオさんは…小食ですが…朝ご飯だよねぇ…。幸治郎さんと留子さんも心配そうですが。デザートにも食欲を示さないメテオさんに、いつもだったら「全部いただくったら、いただくわ」「全てをいただくのったら、いただくの」って。ある意味、凄い認識。しかし、メテオさんは「瞬様がコメットのものになったって、デザートがあるじゃないのったら、あるじゃないの」復活です。「立ち直りが早いのも、メテオちゃんなのねぇ」なんて言われていますが。それにしてもデザートとは？そんな人いたっけ？
本物の王子とメテオさんをくっつけるために、もうしばらく地球に、というわけでリゾート気分で接待されているキューピトさんですが。「残りの全てをいただくのがこの私なの」わけのわからないことを言ってメテオさま乱入。自分に矢を撃ち込ませます。でもって、「この星に生きとし生ける物全てを私の愛で包み込んでさし上げるわ」などと壮大な話を語り始めます…とうとう地球はカスタネット星国の次期王女に仕切られてしまうのでしょうか（笑）。キューピトさんも引いていますが、星力で頭にハート型のバルカンを付けられて…矢が街の中を飛び交うことになってしまいます。なんか、やけくそのような気がしますが、メテオさんノリノリだし…。
「私の愛に包まれたものが駆けつける頃よ」メテオさん、全然愛が感じられないんですけど（笑）。でもって、やって来たのはコメットさん。ラバボーの矢を抜いてってことで。ラバピョンがかわいそうって…かわいそうなのは、多分ラバボーのほうだと思う（笑）。
で、真実を知るメテオさんたち。「瞬様は、まだコメットのものではないってこと」「物だなんて…」「早まったったら、早まり過ぎじゃないのーーー」そうこうするうちに屋敷の外は人だかり。ラバボーたちのようにならないのは、メテオさんの愛が細切れになっているせい？。それどころか「鬱陶しい」と一刀両断してキューピトに矢を引き抜かせます。「愛で包んでさしあげる」とか言っていたのは誰なんだか。全然包んでないって（笑）。帰って行くみんな。知った顔ばかりですが（笑）。神也くんだけ気持ちが変わらずに残っていますが。「いつ変ってもいいのよー」と、もう、どうでもいいっていうか。
嬉しそうなメテオさんに。「メテオさん、もしかして、もしかして瞬さんのこと…」気がついたコメットさんにムークさん隠そうとしますが。「ムークさん、やっぱりメテオさん…」これにはムークさんも返答に困ってしまいます。
で、藤吉家では。クッキーを食べながらラブラブの今瞬＆ラバボー。「何で俺、ぬいぐるみと話しているのかわかんないよー」先週とは打って変わって爽やかな笑顔でわけわかんないこと言ってます（笑）。
乱入して来たメテオさんは面白いはずもなく。キューピトさん、矢を引き抜いて我に返る二人。「俺、無性に逢いたくなって…君に？」瞬くんに逢えて嬉しそうだったメテオさん、コメットさんに「君に？」と問いかける瞬くんを見てガッカリというか、またもや切なさ炸裂。さすがに暗黒舞踊は踊りませんが、瞬くんがコメットさんを好きなのを知っているだけに寂しそうです。
で、今瞬、リハーサルの時間に遅れそうだってことで。
「メテオさんお願い」コメットさん、一計を案じて。最初はなんだか分からなかったメテオさんですが。気がついて赤くなってもじもじして（笑）。「瞬様は急いでいるってことだからー。えーっと。お待ちになって。車を呼んで来ますから」春から夏にかけての意識していなかった頃なら何でもない事だったでしょうが（むしろ、もっと強引に事を運んでいましたが）。どっちかというと、王子様でなくなったために「使命感」が消えて、余計に恋に一直線なんでしょうか。
もはや、その想い押さえ切れず。ラブリンバージョンに変身して、恋力が勝手に発動して行きます。恐るべきは恋する乙女。風岡邱の車もハート型モチーフに大変身。風岡夫妻も運転手バージョンに。割と動じていないあたりが大物ですが（笑）。割と、恋力に乗ったメテオさんの気持ちが通じてしまったのかも。
「この車…」タクシーを呼んだのかと思ったのか、今瞬もびっくりしていますが「メテオさんちの車。とっても速いんです」とコメットさんが後押し。今瞬は「話も出来なくて」とコメットさんに未練があるようですがメテオさんに連れてかれます（笑）。
ムークさんはコメットさんに捕まって。
失踪するラブラブカー。あとをつけているコメットさんたち。「コメット様。これは仕返しですか」ムークさん、一番恐れていた事態になってしまって。「ぼーの姫様はそんなことしないぼ」とか言っている奴もいますが。確かに、メテオさんならやりたがるだろうけど（笑）。コメットさん「自然なことだと思ったの」「メテオさん、瞬さんと仲良くしたかったんだもん」と。
あふれ出る恋力で世界はハート型に染まって行きます。「メテオさまの恋力だぼ」って事で。ラバボーに乗っているキューピトさんも嬉しそう。割と悪い役柄でしたけど「仲良くさせる」星人さんですから、根はこういうのが好みなんでしょうねぇ。
しかし、コメットさんのケースケに対する恋力は割と控え目でしたけど、メテオさんのは派手に爆発してますなー。ラバボー以上に。コメットさんよりも恋に積極的な分、想いも強いようで。っていうか、コメットさんがあまりにもそういったことに興味を持っていないっていうのが差だとは思うけど（笑）。
間に合うか焦る今瞬に「なんなら車の中でお歌の練習なさって。私、貴方の歌なら何でも歌えますの」と楽しそうなメテオさん。マイクを取り出して歌い始めています。見ている瞬くんの表情も優しそうで…。つかの間の…。
さて、一件終わって再び藤吉家のお茶の間。双子が喧嘩してますが、見ているだけのコメットさん。「自然に任せてるの」どうなるのか興味があるだけにも見えますが（笑）。とりあえず、二人ともやるせなくなったのか辞めてしまいます。ただ、チャンネル争いは、またもや乱入して来た沙也加ママの今瞬番組に軍配が上がりますが。
最後は王妃様のお言葉。「無理に仲良しにさせなくても気持ちを自然な流れに任せてみることも大切ですね」ということで、争いに疲れたプラスビトとマイナスビトも「仲良く遠くに」ということで去って行きます。「相手のことを少しでも分かれば、どうしたらいいのかわかることもあるものです」また、難しいことを言っているような気もしますが、まあ、なるようになるってことでしょうか。実際の所、人間関係は無理がたたるとこじれますからねぇ。
ラストはムークさんとラバボー。案の定、ラバボー、ラバピョンのところから叩き出されて来たみたいで。キューピトさんの力を借りに来ています（笑）。「あんな的外れビトは帰した故」「えー」ラバボー、がっくりしています。まあ、ラバピョンの怒りを静めるのは並み大抵のことではないでしょうから。尻に敷かれ過ぎ（笑）。そんなことは意にも介さず、ムークさん。「由々しき事態が発生しておる」「姫様自身に恋力が発生してしまうとは」…だから、ムークさんが後押ししているような…。
ラストカットは恋するメテオさんで締め。
予告〜。メテオさん、今週の続きか、来週はとうとう歌を。車の中で、今瞬何を思ったか？今瞬、プロデュースか？なんか、メテオさんが盛り上がっていて、揺り戻しが恐いような。しかも、今瞬は相変わらずコメットさんの方を向いているみたいだし、コメットさんは全然関係なく遭難してるし（笑）。急展開？
今週は、先週に引き続き「メテオさんがとってもかわいかった」の一言で済ませてしまいたい所ですが。
話的にもドタバタで、見ていて楽しかったです。やっぱり、メテオさん…というよりもムークさんの作戦が表に出て来るとドタバタにしかならないのかもしれませんが（笑）。しかし、先週の予告からすると「今瞬がコメットさんに、ラバボーがメテオさんにラブラブになって、メテオさんとラバピョンが嫉妬に狂う」話かと思ったのですが、当たったのはラバピョンだけでした（笑）。
で、ラバボーは当初は考えも付かなかった「ラブコメ要員」に成り下がり。今瞬も今までのブランクを埋めるがごとく…ラバボーとのラブラブシーンばっかり。果たして、世の女性ファンの心を掴んだのであろうか＞ラブラブ瞬くん（笑）。
それにしても、メテオさん、憂いを秘めた切ない表情か恥ずかしげに赤くなっているかで、今までとキャラが違っちゃってます（笑）。やはり、恋は人を変えてしまうようで。今瞬に対する態度も強引さがなくなって。しかし、この後どうなるんでしょ。本当に、星国に連れて帰るわけにも行きませんし。メテオさんも、その辺は理解していてそれでもなおかつ…とするとなにか、寂しいですね。王女という立場は重いもので。
出来れば「単なる楽しい思い出」で終わって欲しくないですが。歴代コメットさんはみんな最終回はむりやり帰還でしたから（帰って来ちゃった人もいるから、何か面白いオチを期待するんですけど（笑））。
コメットさんとケースケのこともありますし、この後どう動くのか。予断を許さない冬になりそうです。
（2001.12.09）
メテオさんが微妙な頃の話ですね。「メテオさんの涙」と、この頃の２回に渡って好感度がぐーんとアップしたようですが、個人的には見ていて辛い頃ですな。
実際の所、記憶では「今瞬とラバボーのラブラブっぷり」という、見ていて微笑ましい（笑）部分が見せ場かと思っていたのですが。実際の所は、見ていると流れるような展開でラストの「メテオさま恋力暴走ラブラブ世界を走る車」という所がちゃんとクライマックスとして認識されるのですね。全くもって良くできています。
メテオさまの今瞬への気持ちを一旦整理した前回の続きということもありますが。個々の部分で馬鹿をやりつつも、各シーンにメテオさまの微妙な乙女心を散りばめておいて。コメットさんに車を呼ぶことを提案されたときのモジモジした感じで視聴者の気持ちを一気に惹き付け。最終的に「あの世界」ですよ（笑）。地球でのシーンに関しては割とリアルな情景描写を持つコメットさん☆という作品世界において、メテオさんの心象風景とも言えるであろう「あのシーン」は何とも言えぬ感覚をもたらします。笑える、恥ずかしい、というのもありますが、それ以上にメテオさんの圧倒的なまでの気持ちに気圧されるというか（笑）。
それゆえに、最後のメテオさまの笑顔とムークさんの憂慮が心に残る一本ではないのでしょうか。
ところで、キューピトさんの矢が黄色の線を描いて、当たるとピンク色に光るのはちょっと問題ですね。カスタネット星国の星人なら、緑色の光を入れて欲しかった所です。まあ、ハートだからピンク、というのはメテオさんの恋力を見ても分からないこともないのですが…はっ、この星人、星力ではなく恋力を操るのか！？。新発見（笑）。
（2003.02.08）
ところで。この回のヌイビトさんの降り方に何か引っかかる物があったのですが。どうやら、「少女革命ウテナ」で王子様が降ってくるときのイメージが重なっていた模様。もしかすると、他にも何かあるのかもしれませんが。
（2003.02.16）
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- ２００１年１２月１６日放送
なんっつーか、ドカーンと来ましたね。今瞬が。今瞬の話は３部作くらいになるかと思ったのですが、実際には来週のケースケの復帰を含めて、レギュラー４人の関係を位置づける（王子様関係を抜いた状態での再定義？）ためのプロローグでしかなかったのかと。
先週の予告からの予想もメテオさんパートについてはほぼ予想通りでしたが、今瞬があそこまで露骨にコメットさんにアプローチをかけて来るとは予想外。そして、コメットさんの揺れる乙女心も。コメットさんの隠れた感情というのもケースケ関係以外ではスピカさん登場編以来かも知れませんが、あの時、スピカさんにすがりついて泣いていた等身大の女の子の姿を思い出せば別に不思議なことでもないですよね。コメットさんも今瞬については、「みんなの王子様」のメテオさんの時と同じく歌の魅力にすり替えてしまうことによって本人が見えてこないという隠れ要素があったのかもしれません。
もともと、ラブコメ化を推していた人間としてはこの方向性自体は面白いんですけど、ちょっと今瞬の復帰が遅過ぎたかな、と。少しづつ入れて行けばコメディになったかもしれないけれど、一気に突入したために修羅場に転じたような。特に、メテオさんの盛り上がりが大きかっただけに不憫で。しかし、少女漫画的展開として見たら割と普通なんで、手に汗握りつつ見ていますが。最終的に詰まり過ぎになるのか、怒濤の展開になるのかは今後次第です。
さて。アバンタイトルはいつもと同じく王妃さまから。今川瞬くんと接して恋力のメテオさん。でも「コメット」「メテオさん」と二人名前を出して、王子様探しを「少しの間お休みなのかしら」という真意は如何に？。
しかし、コメットさん、もともと王子様なんて探してない…。
でもって、いつものごとくお迎えに遅れてるコメットさん。車のメテオさんが「瞬様におよばれしたの」と自慢に来てます。「仲良しになったんだね。良かったね。ごめんね。急ぐから」駆けて行くコメットさん。ある意味、今瞬を王子様と狙って積極的に動いていた頃とあまり変わらない風景のような気がしますが…。
さて本編。メテオさん、よっぽど嬉しかったのか、まだ追いかけてます。「羨ましいんでしょ〜う」「もう！いいかげんにして」姫さま、切れます。すぐに、はっ、として。「私…」普通の人ならなんとも思ってなくても鬱陶しいから切れるとこですが（メテオさんならすぐでしょ）、コメットさんとしては自分がそんなことを言うこと自体信じられなかったようです。メテオさんも自慢していた割には相手が乗って来たらビックリ。ある意味、コメットさんには通用しないという気持ちがあったからこそしつこくしていたんでしょうか。一気にテンション落ちて、どうしたらいいか困ってしまったくらいで。ムークさんの助け船でその場を離れることができましたが。
「姫さまにはそんな事似合わないぼ」いや、コメットさんだって年頃の女の子なんだから。いつもへらへらしてばっかりだったらその方がおかしいって。「そんなことないけど…」自分を特別視されることを否定しつつも、何故、怒鳴ってしまったのか自分の気持ちが分からないようです。
さて。寧々ちゃん剛くんを連れて。今日は素敵な所に行くそうです。「ボーにも素敵なとこだぼ」ラブリンハートの出現。双子にもすぐにわかってしまいます（笑）。「スピカおばさんのとこだ！」
さっそくウッドデッキで。ヌイビトさんを呼んで寒冷地仕様です。星のトンネルの向こうは「雪！」「凄く積もってる」ってことで喜んでます。鎌倉って雪はどうなんでしょ。
コメットさんも早速ズボッと雪にはまっていますが。星力でスノボー出してます。ラバボーはラバピョンのとこってことで。三人でスノボーで滑って。「ボーも滑りたかったぼー」ラバボーはお約束通り転がって雪玉です（笑）。
「誰なのぴょ」家の外には雪玉。中からラバボーが。「雪から生まれたラバボーだぼ」受けてるようで「変なのぴょ」「変なんだぼー」まあ、ラブラブな二人は放っておいて。
柊さんのペンションでは。お客さんに修造さんが午後から吹雪くと注意してます。
現れるコメットさんたち。「近くだから」訳のわからないことを言って修造さんを惑わせています（笑）。近くに泊っていると解釈した修造さん。「どうせならうちに泊ってくれればいいのに」と。で、美穂さんのお手伝いってことで。双子は遊びたがっていますが、「すすっとお手伝い」ってことでおとなしく待っています。寧々ちゃん、剛くんの聞き分けの良さは凄いですね。コメットさんへの信頼もあるのかな。
さて、ベッドメイクをするスピカさんとコメットさん。スピカさん、前よりお腹が引っ込んだような（笑）。コメットさん、赤ちゃんで大変と言ってますが。「何か悲しくなるようなことでもあった？」と聞かれちゃいます。「そんな…」口ごもるってことで心当たりがあるんですね…。
さて、メテオさんは。ショーウィンドーに写った自分を見て。「ムーク？わたしく、どう？」表情がいつもにも増して柔らかいです。「どうって申されますと？」「かわいいじゃないのー。かわいいじゃないのったら、かわいいじゃないの」もう、連発してます。とりあえず肯定するムークさん。もう、居ても立ってもいられない感じのメテオさん。「なんだか自分でもかわいいって思えて来ちゃうのったら思えちゃうのー」確かに、恋するメテオさんはかわいくなってます。
で、ムークさんを置いて行っちゃいます。「しかし」「帰んなさいったら帰んなさい」「そういうことでは」ムークさん、浮かれるメテオさんが心配そうですが…メテオさんは全然気付かない様子です。
コメットさんは。メテオさんと今瞬の話をして。「悲しいどころか嬉しいの」とスピカさんに言ってますが。「気持ちは曇り空」と切り返されてしまいます。「すかっとしたことがしたいって顔に書いてある」コメットさん、あわてて顔をこすってますが（笑）。
スタジオのメテオさん。訳も分からずに、いきなりヘッドホンを付けられて歌を歌えと強制されてます（笑）。「聞きたいんだ、君の歌」今瞬、女殺しです。もう、先天性ですね。もしや、出てこない彼の父親って、そういうタイプの人だったんでしょうか（笑）。
「Ｍｙ Ｍｕｓｅ」この話のための歌…。
スピカさん、人には「好きな人を独り占めにしたいって気持ちがあるの」と。コメットさんは困った顔。「そんなのないよ」と。「そう思う気持ちもあるわね」スピカさん、微笑みながら追い込んで行きます。「大切な人だったら独り占めしたいって思うのも自然なことだわ」「その人が自分から離れて行ったら悲しくなるのも自然なこと」と。別に恥ずかしいことでも悪いことでもないってこと？。
で、払拭するために「ぱーっと遊んで来ることね。気持ちを真っ白にして」とアドバイスしてます。双子も待ち切れなくなった模様。コメットさん、駆け出す前に星力で残りのベッドメイクを終わらせて。まあ、時間がないんで、というのもあるんでしょうが、やっぱりお手伝いの目的はスピカさんに話を聞いてもらうことが無意識にあったんですね。きっと。
「でも、もうじきお天気が…」姫さま、もう聞いてません…。
どうも姫さまはいい人過ぎてネガティブな感情について思い当たらないようで、それゆえに自分の中のネガティブな気持ちも理解できない様子。故に、通常のストーリーパターンのように自分で気付くことができなくて、スピカさんにその役が回って来るのでしょうか。スピカさんは、コメットさんの心の鏡？そういう意味でも「もう一人のコメット」なのでしょうか。
３人、道路をスノボーで滑っています。偉大なり、星力。ＴＶの前のよい子は真似しないでね（笑）。
そのままスキー場ですか。
ミキサールームの今瞬＆黒岩さん。「ね」「ねっ、て言われてもなぁ」「絶対いけるよ彼女」今瞬の確信に対して、黒岩さんはそれほど乗り気じゃない感じ。これは…今瞬が「みんな」に向けて歌っているから「みんな」が感動するんだけどメテオさんは「今瞬」に向けて歌っているから「今瞬」しか感動しない？
ゲレンデでは。コメットさんたち、大技を繰り出して滑ってます。柊さんとこのお客さんもビックリ。
スタジオを出て来たメテオさん。夢見心地です。ムークを抱きしめて「私、どうにかなってしまいそうよ」「だって、地に足がついてないってそんな気分なのよったら、なのよ」本当に浮かんでます（笑）。ムークさんの突っ込みも聞こえずに。「空をお散歩しているみたい」本当にお空です（笑）。「恐るべし、恋力」ムークさんもこれは予想外のパワーのようです。しかし、恋力、本人の意志に関係なく漏れるあたりが本当に恐ろしいですなー。
でも「この幸せを分けて差し上げなくては」メテオさん、やっぱり、自慢せずにはいられないみたいです（笑）
さて。ペンションは案の定吹雪に包まれています。帰って来たお客さんはオーナーの見識を誉めていますが。帰って来ないコメットさんたちを心配するスピカさんは、お客さんに聞いてます。「まだ滑ってたみたいだけど」ってことで、スピカさん「私、ちょっと見て来ますわ」と。ただでさえ、お腹が大きいですから、修造さん「駄目だよ、こんな吹雪の中」と止めますけど、「近くだから」と出て行ってしまいます。修造さん、スピカさんと付き合っていて訳のわからないことや心配することが多かったんでしょうなぁ（笑）。
コメットさんたちはスノーボードも消えてしまって「星力、切れちゃった」と。しかも、「あれ？ないや」バトンの方にも残ってません。ピンチ。
スキーでラバピョンの家にやって来たスピカさん。ラバボーを探すけど。ラバピョン一人でラバボーの雪像を作っています。「またやって。雪から生まれたラバボーごっこ」でも、雪像が震えるだけで。スコップで固め過ぎた？。「大変なのぴょ。凍っちゃったのぴょ」長く入り過ぎていたようです。「あらー」助け出したものの完全に凍りついてます。彼女を喜ばせるのも大変です（笑）。慌てるラバピョンに「チューしてあげて」。チューしたら「熱いぼ」一気に溶けました（笑）。
「ラバボー、コメットを探して欲しいの」
藤吉家にやって来たメテオさん。でも、誰も出て来ません。やめるようにいうムークさんに「幸せを分けて差し上げに来たのよ」とメテオさん。本音は「悔しがる顔を見に来たのよ」と。悔しがってくれれば本望なのね（笑）。やめさせようとするムークさんにバトンを取り出すメテオさん。こづかれると思ったのか逃げ出すムークさん。でも、振られたバトンで捕らえられたのは…パニッくん。「メテオ様でしたか」への６号の役目はやはり趣味でやっているんでしょうか。コメットさんを探すメテオさんの質問に剛くんと寧々ちゃんは「雪の降っている所で遊ぶかもって」と。「行方がわかってしまわれた」ムークさん、メテオさんの悪趣味を本気で止めたがっているようですが。メテオさんは止まりません。
しかし、パニッくん、いつ聞いたんでしょうか。この話。前からスピカさんのところに行くことにある程度決まっていたんでしょうか。
藤吉家ウッドデッキで。ムークさんの嫌味も聞かず「幸せを分けてあげるんだから」と威張ってます。意地悪モード全開です。星のトンネルの向こうは吹雪いてますが。「私なんて幸せでポッカポカったらポッカポカ」幸せ気分で全然まわりが見えてないと言うか（笑）。
コメットさんたち。本格的に遭難しています。道の脇のちょっとした洞穴に避難してます。暖まるくらいの星力は残っているようですが。「もったいないよ」と双子にたしなめられてしまいます。うーん。寧々ちゃん、剛くん、しっかりしてます。
しかし、昨日、たまたま見た「歓迎！ダンジキ御一行様」の最終回でも雪山遭難が描かれていただけになんか生々しいです。「生徒諸君」とか、つい、思い出してしまいます。
ラバボー、ラバピョン、空から探していますが、吹雪いてしまって何も見えません。と、緑の光…前からムークさんが。風にのって猛スピードですれ違ってしまいます。「何？」恋力バージョンのメテオさんです。
「余計な事言っちゃったかな」スピカさん、天候が悪いのに遊びに出してしまったことを後悔しています。
バックで、無言で食事しているお客さんが妙に暗くて、雰囲気が暗く感じます。
「ごめんね」「寒いよう、コメットさん」コメットさん、双子を抱いて暖めてあげます。冬山ですねぇー。思考はこの辺で止めておいて（笑）。
お腹が減ったという双子に。「ご馳走出たよ」コメットさん、マッチ売りの少女のように幻を見せています。星力の無駄使いでは？。手を伸ばすと消えてしまって。「見るだけ。ごめん」。今度は景太朗パパと沙也加ママのビジョン。二人を思いだして頑張ろうとする寧々ちゃん剛くんですが。やっぱり、会いたいと泣き出してしまいます。まあ、保育園児ですからねぇ。コメットさんも精神的にもう駄目です。「私も会いたい」両親かと思ったら。ケースケ。コメットさんの一番の想いはケースケ君ですね、やっぱり。「ケースケだったら馬鹿って…」寧々ちゃん、剛くんの手前頑張って来たんでしょうが。泣けて来ます。馬鹿だったって。自分の気持ちを振り払うために無理して遊び過ぎたことでしょうか。それとも、自分の気持ちに素直になれなかったことでしょうか。自分の迷いに双子を巻き込んでしまったことでしょうか。「メテオさんにもひどいこと言っちゃったのに」あれはメテオさんの自業自得です（笑）。「みんなに会えなくなったら、それが一番悲しいのに」不注意で遭難してしまったことが一番の馬鹿ですか…。
そしたら。変化が。「ペンダントのとこ」「あったかい」ティンクルスターがラブリンハートに変化しています。近くの恋力に発動しているみたいです。「ゼツボーのラバボー」の時もそうでしたが、見境なく取り込めるので割と便利です。恋力。吹雪の中、メテオさんの歌う「Ｍｙ Ｍｕｓｅ」が聞こえて来ます。
今瞬とメテオさんの回想。メテオさんの歌には「何か訴える力があるって」それは君に対する恋心なんだけど、気付かないかねぇ。「貴方の歌に恋」まあ、そういうことにしときましょうか。でも、もっとはっきりいわないと伝わらないよ。「歌に恋か」「素敵だね。君の歌う力には恋の力が備わっているんだ」今瞬の甘い囁き。女の子なら一撃ですね、きっと。近づく顔にしどろもどろのメテオさん。「出来たら、君の友達にも聞かせてやって欲しい」何か妙なことを言っていますが、メテオさんはそれどころではなく…。
ある意味、歌を聞かせに来たメテオさん、瞬くんの暗示にかかっているのかも（笑）。
それよりも、「しどろもどろ」とか書きながらプリンプリン物語とか思い出す私って…。
「反応している。恋力感じるの」メテオさんの恋力、強過ぎのようで、まだ遠いのにラブリンバージョンに変身してしまいます。恐るべし、メテオさんの恋力。「胸に伝わる恋の歌。恋力をどうか、私の星力にかえて。エトワール！」何か今回は素敵な呪文で。コメットさんたちのまわりが円筒形に春になってます。「やった。スカッとした」いや、何か違う気がしますが…。まあ、暖かくなると気持ちは上向きますね。
見付けるお供３人衆。ラバボー、コメットさんのところに降って来ます。先週のヌイビトさんの時といい、この構図、好き。
「メテオさん！」メテオさん、ここぞとばかりに「瞬様が私のために作ってくれた歌なの」自慢しますが、スカッとしてしまったコメットさん。メテオさんの歌のおかげで助かった後だけに、ネガティブな気持ちも浮かんで来るどころじゃありません（笑）。「ありがとう。怒鳴ったりしてごめんなさい」と当てが外れます。
ペンションでは。修造さんが電話で捜索隊を要請していますが。自分のところのお客じゃないのに、大変です。しかも「待って。帰って来たわ」ということで、謝ってますし。
当の遭難者はメテオさんの後ろにくっついて滑っていて、楽しそうですし（笑）。修造さんの所に寄って謝って行くこともなく、そのまま帰っちゃったかな。「あ、よかったー」というスピカさんはともかくとして。まあ、みんな子供ですからねー。子供の遊びってことで（遭難という結果は大人も子供もないんですけど）。
お風呂の景太朗パパと寧々ちゃん剛くん。スノボーの話をしてもスケボーだろうと笑われます。「大人はわかっちゃくれないんだ」「しょうがないね」外から見ていると微笑ましいですが、景太朗パパにとっては謎ですよね。かわいそうというか。
一方、沙也加ママに遭難の話をしたらしいコメットさん。「ただ事じゃないわよ」とこちらはちょっと心配。「本当に遭難していたのは、私の気持ちみたい」「お腹がすき過ぎたって」笑って。と、ティンクルホンに電話。沙也加ママ、また遭難しないように電話は短めに、って遭難＝お腹が空くことだと認識しちゃってますね（笑）。
で、電話は。今瞬。「メテオさんの歌。聞いてくれたって」「あの歌。本当は君にプレゼントしようと思って作ったんだ」「気持ちはそうだから」聞いて、ただ立ち尽くすコメットさん…。
予告〜。クリスマスです。サンタさんです。でもって。メテオさん、泣いてます。ああああああああ、やっぱりーーーー。恐れていたことがーーー。そして、ケースケの帰還…。物語は否応なく流れています…。
まあ、なんっつうか、物語としては面白かったんですけど、メテオさんファンとしては辛い展開ですね。思わせぶりな態度を見せる今瞬がねぇ。まあ、彼は結局「みんなの王子様」的な部分が大きいので、特別な人であるコメットさん以外はこうなることは目に見えていたのですが。
「Ｍｙ Ｍｕｓｅ」もネット上の感想でよく見られた「今瞬の歌」「コメットさんに対する想い」という部分が大当たりで、そこに「メテオさんが歌う」が入ると今回の話の粗筋になるというか。全ては提示されていた通りで。ムークさんじゃないけど、今後が心配と言うか…予告を見る限りじゃあ悲しい話になりそうですし。やっぱり、持ち上げて希望を見せておいて落とすというのは見ていて辛いですね。「みんなの王子様」までの結論で止まっていればそれほど辛くなかったのですが、「いたずらキューピト」と今回でメテオさん、天にも昇らんというか、登っちゃいましたから…。結局今瞬に対する不安は的中ってことで。
しかし、自分のプレゼント用ラブソングを人に歌わせるとは（しかも気付いてないけど、恋敵）…今瞬許すまじ。
で、来週はようやくケースケが戻って来ることによってフルメンバーですな。予告のダメそうなケースケからすると、彼もコメットさんの事を正面切って見られなくなっているだろうし。コメットさんは、今回の事からしてケースケが心の拠り所でしょうし。今瞬はコメットさん一筋みたいですし、その行動力はある意味、主要メンバーの中で一番強引ですし（多分、恋するメテオさんを越えてます。自覚が無いから）。メテオさんは今瞬一筋で、まわりも見えなくなってますし。
この少女漫画的展開、引っ張りながら王子様のなぞの解明とラストへと続いて行くんでしょうか。王子様関係では、星国の人たちが介入して更にややこしくなるでしょうし、ツキビトちゃんあたりの伏線もありますし…ストーリー的には非常に面白くなって来ましたが。構成的にも、１話完結の体裁を保ちつつ連続物にするという感じで、結構高度なことをやっていると思いますが。
メテオさんが…。
（2001.12.16）
１年の時をおいて見た感じとしては。この話ほどストーリー性のない話はないのではないかと。比べるとすればキャラクター紹介を前面に押し出した２話ですが、今回は設定的な部分ではなく心情面の動きに絞った話ですね。ある意味、現状の設定確認という意味もあるのかもしれませんが（そのことについては上でも書いていますね）。
実際、雪山で遭難という物語上の起伏はあるものの、語られているのはコメットさんとメテオさんという２人の少女の心の動きだけです。しかも、今瞬という一人の少年に対する気持ちに絞って。つまるところ、メテオさんの今瞬に対する気持ちを描いた36、37話と、今瞬の気持ちが前面に出て来る39話の間を取り持つ話、と言うことでしょうか。
メテオさんのパートはコメットさんに対する優位性と、アタックしてもなびかなかった今瞬が自分にアプローチしてくれることに対する彼女の幸福感を１本まるまる描いていて。
コメットさんパートは、対比するように、今まで今瞬に対してはお友達のスタンスを崩さなかった彼女の心の動揺を描く。こういう時に寂しさを支えてくれるはずの「最も親しい相手」であるケースケも会えなくなって久しく。今まで恋愛面ではのんびりしていたコメットさんの奥底に眠っていた物を容赦なく引き出していきます。
でも、結局は「よかった」で整理してしまうあたりが彼女の性格なのかケースケを思い出した事による充足なのか。恋力を発動できたこともあるとはいえ、まだまだメテオさんのような「身も焦がれる」思いに囚われる、といったことはなさそうです。しかし、ケースケというキャラクターがいなかったら、想いを自覚したコメットさんはどういう方向に進んでいたのやら…。
何にせよ、ｉｆの話ばかりしても仕方がありませんな。言えるのは、ラストで今回の話を一気にひっくり返して決着が付いていたかのように見えた物をドロドロの混沌に叩き落とし、次週に繋げていることですね。これによって、この回で考えさせられた２人の気持ちを強く印象づけられるようになるのですが…やりきれないのは変わりませんな…。
（2003.02.15）
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- ２００１年１２月２３日放送
ちょっと、ほんわかしています。結局「イマシュン４部作」でしたね。イマシュンの登場が遅れたのは、この話をクリスマスに合わせるためだったのでしょうか。
とりあえず、今瞬の気持ちが「みんなに歌を聞かせたい」事だけに集中していて、恋愛沙汰には向かっていないということは確認できましたが。まあ、男にはそういう時ってあるよな、というのは痛いほどよくわかりますが。天然の「女泣かせと思わせぶり」はなんとかしろよ、という辺りの感想は変ってません（笑）。今回も、一人でみんなを大きく振り回していたわけですし。もう少しまわりを見ろよ、と思いますが。結局の所、今回もメテオさんの気持ちには何も気付かなかったから反省ナシですし。まあ、本人、意識が全くないみたいなんでもう少し大きくなるまでは全く気付きもしないことでしょう（笑）。
「坊やだからさ」（声：池田秀一）。逆に言うと女の子たちはやっぱり早熟？。
それにしても、やっぱり、メテオさんの気持ちを気付かせて、一言謝らせたかった気もします。多分、コメットさんが介入していれば、素直に全部語っちゃって、そういう方向になったかと思われますが…。
というわけで。そこへいくと、メテオさんは大人ですねー。浮かれまくっていたようにみえましたが、全てわかっていて（そして、一縷の望みを抱いて…）はしゃいでいたとは。途中、危うかったですが。結局、全てを自分で決めて行動していましたし。最後の、食事に行く時の決断といい一皮むけたいい女になったようです。いい女王陛下になりそうですな。
とりあえず、メテオさんは地球でのいい思い出が出来たようでよかったよかった（＜まだ早いって）。
さて、アバンタイトルは前回ラストの今瞬とコメットさんの電話から。
それをメモリーボールで見ているヒゲノシタさんと王さま。「何たる事！」「王子様でもない少年に」とヒゲノシタさん怒りまくり。ケースケのことは見ていなかったのか（笑）。王さまも「この少年は姫に想いをよせておる」とおろおろしてます。「何かの間違い、悪夢、幻」ヒゲノシタさん、混乱してる？。揚げ句にラバボーのせいということになりますが。王さまも姫さまを気遣って、カゲビトを呼びますが…王妃さまに止められます。こんなときに行くべき人は？
本編は、クリスマスで彩られた商店街から。コメットさんの回想。「クリスマスイブにメテオさんと一緒にミニライブ」「来られる？」という今瞬のお誘いに「わかりません」との答え。姫様、メテオさんの事だけじゃなくて、自分の事としても他人から告白されることを重く感じてしまっているような感じです。
で、剛くん、寧々ちゃん登場。「サンタさん」の話を始めます。コメットさんは「サンタビト」と言っていますが…地球のサンタクロースとは違うようで。王妃様が「地球に来た時にサンタさんの事を知った」「一年に一度みんなにプレゼントしてくれる人」ということで、大きい星人さんが小さい星人さんに嬉しいことをプレゼントするようになったそうで。「その時にする格好をサンタビトさんっていうの」ということで。
星人のことを地球側で伝説化した話になるのかと思ったら、地球の風習を星国で真似たものだったとは。寧々ちゃん剛くんも「地球の真似っこ」と言っていますが。いいことは真似してもいいですよね。突然コメットさん「瞬さんもサンタビトになってみたかっただけなのかも」と、ピント外れな事を言い始めてラバボーに突っ込まれています。いつものごとく自分に対することをみんなの事にすり替えているだけですから…。
「コメットさんも会ってみたいなぁ」ところが、寧々ちゃん剛くんはいい子にしていたから会えるそうですが…コメットさんは分からないそうで（笑）。ノコシタオバケの時もそうでしたが、こういう時は冷たいです（笑）。「コメットさんもいい子」と姫さま言っていますが、目が点な上に、顔赤いです（笑）。「それはどうかなー」とか言われてますし。「ぼーは？ボーも会ってみたいぼ」とか言っている人には「ますますどうかなー」とか（笑）。まあ、ラバボーは後半ラバピョンにかまけ過ぎて仕事サボっていたしねぇ。
で、ようやく買い物の景太朗パパと沙也加ママが帰って来ますが。コメットさん、お出かけして来ます、と行ってしまいます。みんながっかり。
さて。今瞬はいつものごとく路上ライブをやろうとしていますが。メテオさんは不満な様子。「俺の歌はみんなの心に届く」自信満々の今瞬。でも、メテオさんは「いんなところじゃイヤ」と何とかする模様。今瞬が「こんな所」で歌うのが耐えられないのか、自分が「こんな所」で歌うのが嫌なのか、クリスマスイブが「こんな所」になるのが嫌なのか？。
しかし、会場を変更したら、コメットさん会えないんじゃ？
一方、港にたたずむコメットさん。メテオさんは今瞬がコメットさんのために歌を作ったことを知らないと、ラバボーに言われて。歌のプレゼントには「そんなに深い意味は無いと思う」と言っていますが。「それは姫さまがそう思い込みたいだけだぼ」と突っ込まれています。コメットさんも、人の想いの重さがわかるようになったということですから進歩でしょうが…逃げてますね。
すると、停泊する船からこちらに明かりが灯って。今瞬＆メテオ船上ライブが始まります。何という偶然（笑）。そこにいた女の子たちも思わぬことに走って見に行きます。路上ゲリラライブではないから、警察にも捕まらないのでしょうか（笑）。それよりも、クリスマスイブに港に居た女の子たち…画面上では何ですが、状況からしてカップルで居たの娘が多いのではないかと思うのですが、相手の男の子たち…哀れ（笑）。今瞬も、つくづく罪な男です。ちったあ考えろよ。
姫さま、喜ぶ女の子たちを見て「みんなに歌をプレゼントするサンタビト」と結論付けています。そして、そんなコメットさんを見付けるメテオさん。「わたくしたちが仲睦まじい所をコメットに見せつけたかったのね」と瞬くんにしなだれかかりますが。「うわぁ」と今瞬、避けてます（笑）。
で、ムークさんを見付けたラバボー。ムークさん「困ったものだ」と。今瞬が「どうした風の吹き回しか」メテオさんに歌を作ってくれたためにメテオさんが舞い上がってしまったことを心配しているようです。ラバボー、実は「ボーの姫さま（＜誰のだ）のために」作った歌だと自慢げに説明しています。ムークさんが喜んだので、サンタビトの気分のようで。「メテオさんには内緒だぼ」「それはもちろん、もちろんです」ムークさん、涙を流しながらも言えるわけがないと考えていたようですが…「あいや、しかし」目が光ります。
隠しておいても仕方がないことですし、将来的なことを考えたら、スパッと縁を切ったほうがよいとの判断でしょうか。「あの歌もコメット様を思っての」ステージ袖で、メテオさんに告白しています。するとメテオさん、コメットさんと瞬くんをくっつけるための作戦と言ってます。いつもの強がりかと思ったら。「あの歌を聞けば誰でも分かる」「わかってないのはコメットだけじゃないの」どうやら、なんとなくわかっていたけど、万に一つの望みを懸けて幸せに浸っていたようです。後ろを向いてこらえている姿が辛いです。
一方コメットさんは、サンタビトになるべく活動開始。面倒な色恋沙汰よりも、楽しいことです（笑）。星力と恋力でラブリン変身。ヌイビトさんは…今回は螺旋を描いて飛んで来ました。「ラブリンサンタさんにして」その姿は…ラブリンハートのついたサンタさんです（笑）。その代わり、ソリとラバボーにトナカイの角付きです。ラバボーはサンタビトになりたかったようですが…。
そこに現れるメテオさん。「瞬さまが作った歌は貴方へのプレゼントよ」現実を突きつけます。ラバボー、内緒にしてくれなかったムークさんに抗議しますが「この方が姫さまのためかと」ということ却下されます。
「ライブのあとのお食事をする予定だったの。それをぜーんぶ貴方に譲るわ」…瞬くんのためにコメットさんを届けてやろうという計らいですね。でも、コメットさんは藤吉家のパーティを出して断ります。そっちも蹴って来たからここに居るのに…。メテオさんも「覚悟というものがあるのよ」覚悟についてのラバボーの突っ込みに「泣くわ、泣くわったら泣くわ」。
ＣＭを挟んで。
「私が泣いたらどうなるかわかっているの」またもラバボーの突っ込みに。「そんなの泣いてみなけりゃ分からないわよ」とうとう泣き出してしまいます。でも、姫さま「ごめんっ。私、そんなこと出来ない」と逃げ出します。「逃げたー」メテオさん、せっかく勇気を出したのにこんな結果になって、もう泣きっぱなしです。まあ、人の想いというものは思いどおりにならないものですから…。
藤吉家では、戻らないコメットさんを心配していますが。外に光が。外の木にツリーの電飾が光っています。コメットさんだとはしゃぐ双子ですが。「サンタさんかもしれないぞ。本物の」景太朗パパの言葉にあわてて寝に行きます（笑）。
結果的に、あとは景太朗パパと沙也加ママ、二人だけのクリスマスになってしまいましたね。
屋根の上ではコメットさんが、中へは行けないと。「メテオさんの事傷つけちゃった」「メテオ様の事とおうちの事は別だぼ」そこが割り切れない所が人間の辛い所ですね。コメットさん、気をきかせてラバボーをラバピョンの所へやろうとします。さすがに放っておけないと粘るラバボーでしたが。今日くらい行かないと、嫌われちゃうとか言われて、迷った揚げ句に行ってしまいます。で、一人になって落ち着いて（笑）。「どうしよう」
その時サンタさんが。靴に星力をかけて飛んで行きます。「お願い、教えて欲しいことがあるの」
その頃、港のメテオさんは。「どうなされるので」「今更私が行ってどうなるの」「それが懸命かと」どうにもやりきれない会話が続いています。「しかし、彼にもかわいそうな事をしましたな。おそらく、今ごろは一人で…」ムークさん、何か今日はいい人が前面に出ています。やはり、クリスマスの独り身は身に沁みるんでしょうか（笑）。
一方、コメットさんはサンタさんにどうしたらサンタビトになれるのか相談しています。「逆に傷つけちゃって」さすがに、メテオさんに泣かれたのはショックが大きいようです。「それには、まず自分が楽しい気持ちになることじゃな」楽しい気持ちでない人からプレゼントを貰っても楽しくないと。でも、コメットさん、楽しい気持ちにはなれないようです。「自分にあげるプレゼントを考えてごらん。何がもらえたら嬉しいかな？何が起こったら楽しいかな？」優しく言ってくれますが、コメットさんは分からない様子。
その間にプレゼントを配るということで。トナカイにぴしゃっと。「ひゃー」どっかで聞いたような声ですが。この時は分かりませんでした（笑）
パニッくんにはホームズの扮装を。太一くんには山のような食べ物を。「見つかったかな？」「私にはまだ」
船上レストラン。その女性に、皆が振り返ります。一人寂しく外を見る今瞬も、振り返ってビックリ。メテオさんです。なんというか、まあ。メテオさんの本気はやはり別物でした。キメてます。それにしても…この「決める時は決められる」あたりが未来の女王の片鱗でしょうか。ミラ＆カロンの時の二人の姫さまの時よりも更にグレードアップした模様です。
「お待たせしてごめんなさい」あわてて、イスをひきに行く今瞬。自然に受けるメテオさん。「コメットを…コメットを誘ってみたのだけど…貴方が喜ぶと思って…でもあの子、忙しいらしくて…」メテオさんの複雑な気持ちが表情にも声にも表れています。でも、今瞬は笑顔で「そうだろうね」「今ごろはサンタクロースにでもなって、夜空を」とんでもないイメージです。が、的確に捕らえているあたりが、今瞬の才能なんでしょうが（笑）。
さて、サンタさんは。ゲンちゃんに犬のぬいぐるみをプレゼント。コメットさんもぬいぐるみを見て喜んでいますが。的確なプレゼントのサンタさんに疑問。「メモリーボール」などという言葉を出してしまって慌てるサンタさんですが。
ようやく、コメットさんも嬉しいことが見つかったようで。「やっぱりみんなが喜ぶ顔」「想像するだけで嬉しい」と。コメットさんも、いい王女様になれますよ、絶対に。
悩みも解決して？、降り始めた雪のなかで踊るコメットさん。
それを見たサンタ…もとい王さまは「自分に自信が無くなってしまうこともある。特に人を傷つけたりしたら胸が痛む」「お前が楽しい気持ちを忘れてしまったら人を喜ばせることはできなくなってしまうのだよ」「サンタの仕事は、想像することしかできないけど。喜んでくれることを願うこと。そして、喜んでくれることを信じること」う〜ん。ちょっと難しいですけど。気持ちの問題ですね。人に対する。そして、それ以上に自分に対する。
今瞬、続いてます。困っている時にいつも助けてくれるコメットさんは。「天使みたいな子なんだ」「感謝の気持ちで」ということで。メテオさんに歌ってもらったのは、その方がちゃんと聞いてもらえると思ったって…なんだそりゃ？な感じですが。メテオさんの恋力に当てられていたのは確かでしょう。ただ、それが何なのかは、自分に恋力が生まれる日までは気付かないでしょうけど。「憧れの存在」その言葉のもつ意味の判定は難しい所です。コメットさんが頑張っているから頑張れるって、言っていること自体はケースケと同じですし。コメットさんを追いかけたこともあったしねぇ。
「でも、現実にそばに居るのは私です」メテオさんの本音のつぶやき。「そうだね。今度は君の歌を作らなきゃ」メテオさん、思わず涙。やっぱり、今瞬。女泣かせです（笑）。「なんという。このムークめも泣けて来ます」ムークさんもメテオさんの気持ちを思うと泣かずにはおられないことでしょう。まあ、流れからして、みんなの王子様・今瞬は協力してくれたメテオさんにも感謝の気持ちで言っているんでしょうけど。そんな何気ない事でも…メテオさんには…。
さて、サンタさん。藤吉家に戻って来て。コメットさんに袋を渡します。そして、サンタさんも嬉しいことを聞かれて。「力うどんにお餅が３つ入っている時かな。いや、２つかな。食べ過ぎはいかん」と笑いながら空へ。そして、コメットさんは…ようやく気がつきます（笑）。「ありがとう。お父様」もっと早く気付けよ、というのはコメットさんには無理な話でしょう（笑）。
ラバボーもラバピョンといっしょに戻って来ます。
さて、屋根の上を滑って寧々ちゃん剛くんの所へ。しかし、雪が積もっているとはいえ、ひざで滑ったら、ひどく擦りむけるか真っ赤になると思うんですけど（笑）。本当に、星国の人は丈夫だわさ。
そして、双子は…起きていて、布団から飛び出して来ました。「もう、本物のサンタさんかと思ったのに」二人ともがっかりしてます。がに股がかわいい？。「みんなでほわほわっとサンタビトさんやる？」みんなで夜空へ。でも、残っているのは亜衣、麻衣、美衣ちゃんのとこだけです（笑）。欲しいものは「剛くんとのチューショット」とか言われて、目が点になってる剛くん（笑）。
そして、王さまサンタは。トナカイが元に戻ろうとして初めてヒゲノシタさんだと気づきました。よく見れば確かに、ヒゲといい、顔といい、ヒゲノシタさんです。もっと早く気付けよ＜俺。ストーリーに気を取られていて、もう、全然（笑）。
そして、そこへ突っ込んで来るサンタクロース。ぶつかった王さまとヒゲノシタさんですが「お仕事行ってらっしゃーい」とご機嫌。どうも、サンタクロースというのは星国では憧れの人のようです。というか、王妃様、本物を見たことがあって、自慢していたんでしょうか（笑）。
コメットさんたちは、三つ子に剛くんの人形を渡しています。
そして、最後にメテオさんの所へ。謝りに。メテオさん、とんでもない顔をして出て来ますが（やっぱり、さっきまでの顔はよそ行きなのね（笑））。
コメットさんに抱きついて。「ありがとう、サンタビトさん」「あのあと、二人っきりのとっても素敵なひとときを過ごしたわ。お礼を言うわったら、お礼を言うわ」
「姫さま…」窓から見つめるムークさん。その表情は暗く。でも、メテオさんは自分が王女であることも今瞬がみんなの王子様であることも全てを受け入れた上で、今日一日の出来事に感謝しているのだろうから…きっと大丈夫ですよ。もう。
ちなみに、このカット、予告で見るとメテオさんがコメットさんに泣きついているようにしか見えなかったんですよね。もちろん、本当に泣きついているんですけど。メテオさんの涙は単に悲しいのではなくて…今日一日の思い出に対する複雑な思いの表情だったと。そして、コメットさんの癒しているような表情は実際には癒されている表情だったんですね。予告を作っているのは、各話の演出家さんなのか神戸監督なのかは分かりませんが。もう、完敗です。
そして。「どこかで、この空を見ている人へ。私と同じ気持ちでこの空を見ている人に。星の子の星の輝きをプレゼント」空に大きなリボンが。２４日、鎌倉沖の方角へ空を見上げている人がいたら、きっとリボンを探している人です（笑）。
「見えるかなぁ…ケースケ…」ああ、ケースケくんにですか。まあ、そうでしょうね（笑）。
次の日。コメットさんも服のプレゼントを貰って喜んでいますが。下で、大騒ぎが。プレゼントということですが。ケースケくんです。
「ケースケ？ケースケなの？」信じられないという風ですが。きっと、輝きが感じられない萎え萎えの様子から、別人にみえるのでしょう。そして「久しぶりって、おっしゃるちゃんです」確かに、日程的に新キャラを出すには遅過ぎると思っていましたが…まさか、ここに居たとは、ツキビトちゃん。「久しぶり…」その覇気の無いというか操り人形のような様子に、コメットさんは…。
予告〜。ようやく、今瞬編が終わって（＜もう終わったつもり）、コメットさんとケースケの話になるようで。ケースケは腑抜けているようですが。メテオさんは元に戻って、張り切っていますし（やっぱり、暴れていないと落ち着かない…）。一方ではミラちゃん＆カロンくんも戻って来て、緊迫した展開も予想されます。ツキビトちゃんも動くようですし、例の飛行船も姿を現すようですし。そろそろタンバリン星国の秘密も明らかになって来るのでしょうか。
次が待ち遠しいのは変りませんなぁ。
さて。今回の話の位置づけですが、今後、メテオさんがどうなるのか。最終回、コメットさんやメテオさんがどうなるのか。それが分からないと、ストーリー的な評価は下せないというのが正直なところ。まだまだみんな若いですから、今日のこの時を切り取って見たら…まあ、中でさんざん書いた通りですが。これが、メテオさんにとって地球での思い出になるのか、まだまだ何らかの動きがあるのか。その辺がキーかと。
というのは。
まあ、正直に前から思っていたことを言えば。メテオさんは自分がカスタネット星国の王女になるという自覚がしっかりしていますから、今瞬と結ばれることについては夢みたいなもので、実現の可能性はほとんどないことを知っていた、と考えられるもので…。そうだとすると、今回の４編については…メテオさん版の「ローマの休日」のようなものだったかもしれないとか。青春の一ページの一言で済ませるのは非常に悲しいのですが。いや、まだ、実際のところは分かりませんが。
それに付随して。今瞬の出番がこれで終わりなのかどうかというあたりも気になる所。なんとなく、彼の物語はまとまってしまったような気がしますが。一人脚本の場合、伏線の張り形が尋常ではないですから、油断も出来ないし（笑）。
そして、コメットさんとケースケくんも全く同じ問題を抱えている筈だったのですが。ツキビトちゃんの登場によって、そこのところは全く読めなくなって来ました。いや、本気で。来週のストーリーは、ケースケを立ち直らせようとするのだろうけど、その裏での動きが全く予想不能の状態なので…いや、楽しみで楽しみで。
どうにも書いていてまとまりがないですが…きっと、窓辺でメテオさんを見ていたムークさんと同じ気持ちだからなのかもしれません。
ちなみに、コメットさんの方は…王さまの勝ちですね。今までは、王妃さまに比べると無能なイメージが強かったですが…やはり、王妃さまを包み込める優しさを持った人であり、ハモニカ星国の星人たちを見守る王さまである人のようです。
おまけ：
そして、２５日。ケースケくんの帰って来た日。メテオさんは神也くんに呼び出されて「ラブ・ハンタァー」を聞く羽目になるのですが…そりゃ、２４日の想い出と、今度貰えるであろう今瞬の歌にときめいている時に、あの歌をプレゼントされたらねぇ（笑）。いくら、２５日が暇だったとしても（笑）。ムークさんも、神也くんに関しては気にもしていないようですが。
しかし、「ラブ・ハンタァー」が今瞬の作った歌で、歌い手に恋力渦巻く神也くんを選んだとかいう話だったら…本当はロック系歌謡曲だったのが神也くんの歌唱力でムード歌謡になってしまったとしたら…いや、冗談です。さすがにそれだけは…。
（2001.12.23）
さて。正直、この４部作のラストを飾る話は、メテオさんファンにとっては非常に泣ける所です。１週おきに浮き沈みの激しいメテオさんの感情を目の当たりにしてきた身としては、子供のように泣くしかなくなった彼女の心情や、それを乗り越えて船上ディナーに現れた時の美しさ、そして最後に思い込みではない真実において今瞬に一歩近づけたことを喜ぶ姿に…我々は、ただ、涙するしかないのです。
…上でもメテオさんについては色々書いていますから、今回はこのくらいでいいでしょうか（笑）。
それはともかく。コメットさんの方も大変です。でも、彼女は恋愛感情については常に逃げています。今までもそうでしたが、今回は特に酷い。最も、彼女の心はケースケに最大限の関心が行っているので、今瞬の求愛には答えられない、というのが根底にあるのでしょうが。それ以上に、少女漫画などにおける永遠の常套句。「何故このままの関係でいられないのか」というのが大きいのでしょうなぁ。友達同士楽しく遊んでいたのが、恋愛感情によってバラバラになっていく。それに耐えられないのは、まだ１３才くらい、というコメットさんの年齢にもあるのでしょうが（もっとも、地球換算年齢のようなので、実際にはもう少し年上に感じるのですが…）。王様の助けによって元気は取り戻しますが、この件については実は全然解決していません。でも、実際の所答えなんて物はないのかもしれません。各々納得いく感情に落ち着けば、それが答えなのでしょうか。否、その答えはラストで現れるケースケへと持ち越しになるのでしょう。
もう一人。今瞬について。放送時は散々悪態を付いていましたが、今でも大して評価は変わってません（笑）。彼もまだ若いから、目の前の事に夢中で周りが見えていないんですよね。母親のことで寂しい思いをし、記憶喪失になり、音楽にすがっていたこと。その音楽によって多くの人と絆を作れたために、更に音楽にのめり込むことになっていること。そんな中でのメテオさんの存在というのは音楽的な部分でしか捕らえられなかったのでしょう。音楽以外というのは、彼が情けなく思ったトラの着ぐるみと同列の事象なのか…。そんな中で唯一音楽と別の所…それもより高次の世界にいる、彼が「天使」と思っているコメットさんに対して。船上ディナーでメテオさんが言った台詞が彼を現実に…音楽の世界ではなく、今生きているこの世界に引き戻したとしたら。彼の視野も広がったようですし、今後の彼の視点も変わるのかもしれません。そういった意味では、彼の描写がこの後必要最小限になってしまったのが惜しまれます。人気音楽家というだけで、我々とは少し違う世界にいるわけですから、その辺のフォローが有れば…また違った評価を得られたかもしれないと思うんですけどね。
ところで今瞬がコメットさんを「天使」と呼ぶことに対してメテオさんが「私、天使になる」って言い出したら面白かったんだけどね（＜「天使になるもんっ！」ネタですな）。
（2003.02.16）
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- ２００２年０１月０６日放送
新年１回目の放送は…すきっ腹にこたえたって感じですね。２週間ぶりのＯＰで、くらくら来ているようでは、今年一年生きて行けないかもしれません（笑）。
それはともかくとして…さすがに今回は「だまされた」としか言いようがないというか。ここへ来て、この展開とは予想もしていませんでした。確かに、前回のラストから予想できなくもないとは思いますが…やはり今までの展開（ケースケや今瞬の過去を必要以上に隠す展開）から深読みし過ぎた感があります。
さて、アバンタイトルはいつもの王妃さまから。「輝き磨きのお手本にしていた彼」が帰って来たということで。コメットさんですが…。
「みかん食べてる」「９つ目」「黄色くなっちゃう」居間でごろごろしているケースケを偵察する寧々ちゃん剛くん。聞いて、いぶかしむコメットさん。心配しているというよりも、信じられない様子。「輝き、完璧に消えてるぼ」完璧、という辺りに普通じゃない感じがあります。変です。
そして、前回の回想。背後に居るツキビトちゃんの笑顔が怪しいというか…そういうキャラクターなだけのような（笑）。
さて、景太朗パパと沙也加ママですが。「今はそっとしておいてやろう」「壁にぶつかっちゃったみたい」と、まだ若いケースケの挫折に対して、普通に思っています。どん底に落ちても。「這い上がって来る」と。景太朗パパは笑っていますが。
いつも前向きなコメットさんには見ていられない様子。青木さんたちライフガード仲間を「始めて見るような顔」をしたり。景太朗パパに「知らないおじさん」のような態度を取るケースケを見たら、確かにおかしいと思うかも。
私は、記憶を失ってしまったか、昔の記憶を取り戻して最近の事を忘れてしまったのかと思ったのですが…。
結局、ケースケは寝転んで本を見ているし。「自然にするのが一番よ」と飲み物を持って行くように勧めてくれる沙也加ママ。しかし、景太朗パパも沙也加ママもこっそりリビングを覗いて。かなり心配そうです。
で、ケースケですが。声をかけられても「ああ、俺か…」名前も忘れてる？
散歩に行こうと誘われても。「コチコチビト」になっちゃうと言われても。「外は寒い」「疲れる」「面倒なんだよ」うー。見ていて腹が立つ。って、ごろごろしている自分が言えるのか、という気もしますが（笑）。メテオさん流に強制追い出ししたくなります。
「行くちゃんです」声にいぶかしむコメットさんと寧々ちゃん剛くん。まずいと思ったのか、ツキビトちゃんの言葉には従うのか、「しょうがねぇなぁ、行くよ」としぶしぶ。「やったぁ」喜ぶコメットさんですが。
楽しそうに歩く三人とは対照的にいやいや歩くケースケ。「何があったの？」さすがに、ライフガードの選抜だけの話ではないとみんな思っているようです。「おれはただ、ここに戻されただけなんだ」「お前と居れば、輝きが見つかるんだとよ」さすがに、ちょっと変だと思うコメットさん。誰に戻されたんだ？。まあ、知っている身としてはツキビトちゃんたちタンバリン星国の考えとわかりますが。輝きが記憶と共に完全に消えてしまったのか？。
関係ないですが、コメットさん、赤のダッフルコートがお似合いです（笑）。
そして帰ってしまうケースケ。ですが、黄色のビートルが。「ヨットの手配をしておいたぞ」景太朗パパと沙也加ママも連れ出し作戦のようです。
で、港に引き出されているヨット。でもケースケは「別に。好きじゃねぇって、海なんて」と以前のように意地を張っている様子でもなく、本当にやる気なさそう。みんな、しらけてしまいます。「う〜さびぃ。俺、帰る」もうダメ人間です。
「私、やっぱり連れて来ます。先に行ってて下さい」コメットさんも付いて行きます。さすがに、どうやって後から来るか分からない景太朗パパは困りますが、寧々ちゃん剛くんは心配していません（笑）。
「ダメちゃんです。コメットさんのお誘いを断っちゃダメちゃんです」ケースケ、ツキビトちゃんに文句を言われていますが、聞く気ナシ。反発しているようでもないようですが…。
追いついて来るコメットさん。「うちまで遠いー」「出してくれよ、星のトンネル」「歩いて帰るのたるいから」とんでもないこと言ってます。ケースケ、コメットさんの正体を知ってこうなっちゃったのか？。ケチ、とか失礼なことを言って去って行くケースケ。
「ケースケに星力バレちゃった？」いえ、あんまり上手い隠し方はしてなかったと思うんですけど（笑）。ただ、相手の常識が邪魔をして信じなかっただけで（笑）。ただ、オーストラリアへ向かった時点では、まだ気付いていなかったですから。「何かおかしいぼ」
宇宙空間。例のタンバリン星国の七色の飛行船。カメレオンビトの声。「このままではまずい。次の手を打たねば」ケースケ、タンバリン星国の思惑に従って動いていないようです。
歩いて返らずに、江ノ電の駅に居るケースケ。お金はタンバリン星国から出ているのでしょうか。影から見ているコメットさん。「相談して見ようか」。
で、手近な相談相手…メテオさんの家です。ムークさんのピアノに合わせて発声練習するメテオさん。コメットさんの話を聞こうともしません（笑）。いつものことですが。そのうち、あごを外してしまいます。ムークさんによると「毎度」の事らしいので、もう癖になってしまったのでしょう。一度癖になると外れやすくなるようですから、今後が思いやられます。
それはともかく。「瞬様の作ってくれる唄を歌うために日夜練習に励んでいるの」もう、誰にも止められませんな。ムークさんも手伝っていることだし。それでも、コメットさんの言っていたことは聞いていたようで。「そんなの力づくで海へ連れ出せばいいだけの話」「うじうじしている奴は誰かにそうして欲しいって望んでいるのよ」メテオさんらしいお言葉（笑）。でも、あながち間違いじゃないと言うか、鋭い所を突いているあたりが未来の女王さま。でも、強引（笑）。まあ、コメットさんに「強引な所が足りない」と言ってますから、自覚はあるのでしょうが。「そうかな？」と返すコメットさん。コメットさんも笑いながら相手を追い込む所がありますから、確かにある意味強引かと思いますが（手を出すか、出さないかの違い…北風と太陽？）
で、再びあごを外すメテオさん。もう、癖ですね…。
「できるかな、私に」えらく自信のないコメットさんですが。藤吉家の前まで来たらミラさん、カロンくんが。
「お久しぶりです」おお、カロンくんも挨拶が出来るようになったねぇ。ミラさん「戻って来ました」カロンくん「また地球に」。喜ぶコメットさんですが、それどころではないと。「ケースケさんのことですね」「輝きをなくされたとか」あんたら、スラスラ出過ぎだって…。
で、帰っているケースケ、相変わらずゴロゴロです。「強引に」「やるぼ」ということで、コメットさん、ティンクル変身して。星力でケースケを外へ。ミラさん「何をするんですか」カロンくん「やめて下さい」ミラさん「強引過ぎます」…やっぱり、ケースケ、ミラさんたちよりも身分が上と見ていいのでしょう。あわててます。「コメットさまらしくない」カロンくんの言葉に、「私らしく…」とつぶやくコメットさんですが。「でも、こうするしか」とケースケをかっさらってラバボーでジャンプー。「どうしよう…」途方に暮れるミラさんたち。何か見付けたようですが…。
しかし、コメットさんらしく、というのなら、ゴロゴロしている人間を甘やかす事ではないと思いますから…合っていると思うのですが。その辺は、カロンくんにはまだ早いのか…
さて、ケースケですが。ラバボーの上でラバボーを引っ張って暴れてます。「海へ着いたら下ろしてあげる」と言うコメットさんですが。ケースケ、海は「最初っから嫌い」と反発しています。と、ミラ＆カロンが木に乗って（この木、乗り物として星国の人にはメジャーなんでしょうか（笑））登場。てっきり、メテオさんたちと来るかと思ったのですが。今回は星力も十分与えられているのかな？ツキビトちゃんと接触しているだろうしなぁ。
「お前ら、話が違うぞ」ケースケ、のっけっからやばいこと言ってます。こいつ、バカ？。カロンくんたちも強引コメットさんにあわてているようで。「それ以上続けると僕らも黙っていられなくなります」と。怪しい台詞連発（笑）。
そこへメテオさん登場。コメットさんにちゃんと出来るかどうか、心配で見に来たようです。なんだかんだ言って、面倒見がいいのがメテオさんですね。で、もう強引に。ケースケを一本釣りして海に落とします。コメットさんがあわてて雲を飛ばしますが。気がついたツキビトちゃんが、その前に一瞬中に浮かべます。黄色の星力を感じたラバボー。疑問に思ったようですが…一瞬だったので、確信には至らないようで。
で、みんな雲に移って、気を失っている（笑）ケースケを囲んで。「話が違うって？」ケースケの言った一言、さすがのコメットさんも聞き逃していません。「どういうこと？」渋るミラ＆カロンに迫るメテオさん。「言いなさい。言いなさいったら、言いなさい」。タンバリン星国諜報部員とはいえ、彼らでは到底逆らえません（笑）。震え上がって。カロンくん「コメット様なら包み込むような優しさをお持ちだから」ミラさん「乱暴なことはされない御方だと」。
それを聞いてコメットさん「ケースケ、いくら私が言っても聞いてくれないの」と寂しそう。「コメット様の力を持ってしても…」ミラさんの言葉から、タンバリン星国側はケースケに輝きを持たせようとしているようです。
「変だぼ」「いつからそんなにケースケと親しくなったんだぼ」ラバボー、確信を突いて来ます。やはり、前にカメレオンビトたちがラバボー・ムークさんを遠ざけようとしたのは正解だったようです。だんだん怪しくなってきたタンバリン姉弟。他の輝きが見付けられるかもとか言い出します。「他の輝き？」
でも、メテオさんも怪しんでいます。「あなたたちが、そんなにこのカリカリ坊やの事を心配する」のは何故か？。地球の生活で人に親切にすることを学んだとか苦しい言い訳をしていますが。コメットさんならともかく、メテオさんに通じるか…と思ったら。「お優しいメテオ様からも親切にしていただきましたし」カロンの言葉にムークさん、顔に縦線を入れて驚いていますが（笑）。メテオさんは弱い所を突かれています。肝心な時ならここでも切り返せる所ですが、あんまり興味がない話題なのか、完全に舞い上がっています（笑）。「私の伝えたかったメッセージをちゃんと受け取ってもらえて」でも、ビデオの予約をしたり、通販で買った健康器具の実験台にされるのがそういったメッセージだったのだろうか（笑）。
一方、藤吉家のヨットでは。「まるで別人みたいに」とケースケの事を心配しています。
ちょうどヨットの上あたり。雲の上では。別の輝きということで、メテオさんが歌を歌うことの素晴らしさを説いています（笑）。その気があるなら紹介してあげるとか。ミラさんもカロンくんも乗り気です（笑）。コメットさんはあまりの似合わなさに「うた〜〜」と目を点にして嫌がってますけど。ミラさん、割とミーハーなのか、お年頃の女の子としてメテオさんとも話が合うのか（笑）「ルックスを生かしてモデルも」とはしゃいでいます。コメットさんは呆れて物もいえないようですが（笑）。「学校に行っても」カロンも自分の体験を生かして物語ってますが…「そんなにおもしろいのか？」気がついたケースケの台詞は明らかに学校へ行ったことのない人間の言葉です。…どっちにしろ、現在の彼に星国の事は知っているようでも、地球上での生活の記憶が無いことは確定です。
「違う！やっぱりケースケは海」コメットさん、みんなの話を聞いていて、堪え切れなくなったようです。自分の知っているケースケが別の人間になって行くことに…。切ないねぇ。
ケースケを連れて海へどぼん。あわてて、泳げないツキビトちゃんが浮かんで来ます。もちろん、ラバボーに見つかって、膨らんだ二人の追い駆けっこに。残されたメテオさんとムークさんもツキビトちゃんを見ましたから。タンバリン星国の関係者がちょうど居ますし（笑）。「どういうことなのかしら」狼の前の子ウサギのように震えるタンバリン姉弟（笑）。
泡を作って二人。今までの海に情熱を燃やすケースケの情景が映し出されて行きます。「いつからか、ケースケの夢は私の夢にもなったんだから」「これが俺の輝き…」まるで他人事のように見つめるケースケ。コメットさんは、彼がいかにライフガードの仕事に誇りを持っていたのかを懇々と説きます。「そうなのか…」と他人事のようながら、少し感動したようなケースケ。「みんなを守ってくれるケースケ。そんなケースケが素敵だもん。忘れちゃやだ」思いが出てしまうコメットさん。端から見ていると、告白しているようにしか見えませんが。そして、浜辺で笑っているケースケのビジョン。それを見ていたケースケは、はっとして、いたたまれなくなったかのように「俺…俺にそんな事できるかよーーーーー」泡を破って海上へと逃げてしまいます…。
忘れている…というよりも別人？という疑惑がここに来てようやく浮上した私。もしかして、遅い？
浮上したケースケ、溺れています。泳げないって言ってますし。さすがのコメットさんもそれにはびっくり。ヨットから浮きを投げられて救助されますが。雪の降る季節ですから、濡れネズミで寒そうです。「カチカチビト」では済まされないです。星国の人は丈夫だわ。「いくらなんでも無茶だよ。この季節にその格好で海に飛び込むなんて」服を着ているだけでも溺れる確率はかなり高くなりますが、コメットさんたちのようにコートを着ている状態では、普通の人は浮かぶのも大変な筈です。でも、景太朗パパも、外洋型の大型とはいえ、ヨットに乗せるのなら家族にライフジャケットを付けさせるのが安全という物だと思いますが（笑）。
「こんな真似しやがって。バカヤロー」ケースケの言葉にしょげるコメットさん。「バ〜カ」じゃないので優しくないです。っていうか、てめえが馬鹿なんだよ、とか言いたくなりますが、ここは。「ケースケ、甘えるのもいいかげんにしろ」すかさず景太朗パパも怒りますが、そしらぬ顔。
そこへラバボーが転がって来ます。ぬいぐるみのフリをして…ヒゲチワワがチワワなら、ラバボーも犬で十分だと思うのですが…。「姫さま、ケースケおかしいぼ」「わかってる。この人、ケースケじゃない」やっぱり、そういう結論になりますね。しかし、まさか、この期に及んで別人が出て来るとは思いませんでしたよ…。
「あのカリカリ坊やは誰なのったら誰なの」雲の上でも同じ結論に達した人が居るようで。もう少しで、ミラさん＆カロンくんが口を割るという所で。「諜報部員でしょ」ああっ、メテオさん、決めつけちゃだめだーーー（泣）。一人で納得しているし。ミラさんもカロンくんもほっとしているし（笑）。我々は真実が先延ばしされちゃったし…。
「私はこれから忙しくなるのに、何てことったら、何てことなの」…メテオさん、今瞬とラブラブなのとは別に王子さまの「捕獲」もあきらめてないのね。…っていうか、最初は王子さまとラブラブになることを狙っていたようだけど、もしかして、王子さまは捕獲さえ出来ればいいのか？飼い殺しとか（＜おい）。
コメットさんとラバボーもケースケとしてではなく、ケースケのことを考え始めています。「タンバリン星国の人」「かがやき無くしちゃった人」「無くしちゃったんじゃなくて最初からないのかな」かなり、確信が近づいているようです。
そして、ここで本編終わり。
ＮＥＣＩＣのＣＭ、ＤＶＤＢＯＸ１とベストソングコレクション「また逢う日まで」＋ＢＧＭIIのものが入りましたね。今までのソンコレに比べるとちょっとはじけっぷりがないですが。それより、既に発表になっていたベストのタイトルですが…これで打ち止めって感じで寂しい物です。ＮＥＣＩＣですから、もっと出てもいいと思うのですが（＜やはり、主役のボーカルやドラマアルバムが出せないのがバリエーションが少なくなった問題点だろうなぁ）。
予告〜。「ケースケじゃないケースケをびしっと鍛える」ってことですが。大丈夫でしょうか？かなりのダメ人間っぽいですが。タンバリン飛行船に、控えるツキビトちゃん、ミラさん、カロンくん。王子さまらしき影も見えますが…その映像自体が信用できないというか（笑）。次回、どう転ぶのか？
メテオさんは今瞬といい感じですが（笑）。それすらも、何か考えがあるらしいメテオさんの引きからすると…？
さて、今回の話ですが。最初はケースケが記憶を失って、ツキビトちゃんに全てを教えられてやる気を失ったのかと思ったんですよね。次に、ケースケが王子さまで、記憶を取り戻した代わりに地球にいた時の記憶を失ってああなったのかと。
でも、見終った時点では「王子さま」と思われるタンバリン星国の人間がケースケを擬装してコメットさんから楽して輝きを貰おうとしている、という感じですね。だとすると、王子さまは始っから輝きなんて持っていなかったというタンバリン星国のとんでもない問題と今回のお見合いを含めての大きな陰謀が浮かび上がって来ますが。
ケースケはオーストラリアにいるか、最悪、カメレオンビトに拉致されていますね。こりゃあ大変だ。
ただ、その予想すらあてにならないのがコメットさんのストーリーで。来週見終った時点でそうなっているとは、割と思えないんですよね（笑）。コメットさんに語った「ここに戻された」という言葉も今まで登場していない人物にしては変ですし。ちょっと気になります。自分で星力を使えないのは輝きがないせいでしょうか。
今回思ったのは…ミラさん＆カロンくんの仕事のこなしっぷり。慣れない生活環境で心理的に追い詰められていた彼らでしたが、普通に任務をこなす限りは普通にちゃんとしています。というか、地球での生活で成長したのかな。すごく。二人とも以前に比べると人間的にずっと頼もしく見えます。そう思って見ると、ミラさんも以前よりかわいく見えてきます（笑）。もっとも、諜報部員としては弱過ぎ（というか、ダメ過ぎ）ですけど（笑）。
しかし、この展開だと…終わらないラストになるような予感がしますね。みんなで、まだまだ輝き磨き、とか。みんな若いし（笑）。それはそれでいいと思いますが（ナデシコのＴＶ版ラストくらいの終らなさでも、重要なシチュエーションが閉じていれば十分ＯＫです）。
（2001.01.06）
この回は、次の回と合わせて「タンバリン星国の誰かさん編」なのですが。１本まるまるケースケ’の正体が別人と分かるまでの謎解きだけになっているので、コレといって書くこともないんですよね。
実際の画面では謎解きというよりも堕落してしまったケースケを心配するコメットさんが延々と描かれるという結構痛ましい物になっていますが（そもそも人を疑わないコメットさんでは謎解きにならないというか）。そして、どんどん追いつめられるコメットさん。先週までの「メテオさんと今瞬編」ではあくまで傍観者としての立場をとり続けていたように思えましたが、今度は一転して自分が渦中に。まあ、恋愛話にはなっていませんが、必死さが桁違いです。ラバボーやミラ＆カロンに驚かれるくらいに…メテオさんには甘いって言われてますけど（笑）。
そして「タンバリン星国の誰かさん」のあまりにずさんな態度。ツキビトちゃんやミラさん＆カロンくんにさんざんたしなめられるというか気を揉ませていますが、自分の正体をことさら隠す出もなく、全てに於いて自暴自棄。タンバリン星国からの押しつけに対する反抗のようにも見えますし、単なるモラトリアムのようにも見えます。ただ言えるのは「見る人に不快感を与える」堕落した姿である、ということでしょう。
ただ、彼はケースケくんの輝きを見て「惹かれ」、そして「逃げだし」しているですよね。彼自身が輝きの素晴らしさを感じる心を持っているということ。そして、それに対して自信を喪失していること。これだけは確かですね。過剰に意識していることから、それに対する発展が期待できる、ということもあるのかもしれません。
何にせよ、全ては次回に…って、この件について語れるのは次回しかないんですよ。もう。放映期間短縮はこの答えに与えられる話数を１話に絞ってしまったために（導入で１話使うのも凄いですが…）大変なことです。まあ、取りあえず次回へ…。
ちなみに、見所をメテオさんや「前回来たときに比べて妙に実力を発揮している（というか、前のはやっぱりフェイクか？）」ミラさん＆カロンくんの活躍だと思えば楽しい１編なのですけどね（笑）。
（2003.02.22）
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