「面白かった」本編ピンポイント感想
ここは、「飛べ！イサミ」本編の感想ページです。
現在までに本放送（途中から視聴）、衛星放送アニメ劇場版、ＬＤ（全部見てない…）、ＤＶＤと視聴を続けているので、初見の時と感想が違ってしまっているかもしれません。また、放送中作品の感想と違って短い物になっていますが、その辺ご容赦下さい。
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- １９９６年１月27日放送
久しぶりに前回の粗筋アバンからです。そう、続きなのです。
潜入した黒天狗党の秘密基地が芹沢ジャパンビルに直結というのは、今までの経緯からしても悩ましいというか信じられないことなのでしょう。
というわけで、学校で悩むイサミちゃん。当然のようにお約束で、はるか先生に問題出されてます（笑）。
で、休み時間の屋上、帰り道と延々と悩み続ける三人組。まあ、悩んだからってわかるわけがありませんから（笑）、確認のためマンホールに…なくなっています。工事してます。平重が（笑）。警備が強化されたようです。まあ、党本部に敵が乗り込んできたとあっては、そのままにしておくことも出来ませんしねぇ。漏洩経路もばれているでしょうし。
そして、芹沢ビルの絵の前は…警備員につまみ出されそうになりますが、会長のおかげでなんとか。おかげで、会長室は黒天狗党バージョンから芹沢会長バージョンへ急遽模様替えに。まあ、便利な部屋です。南蛮天狗も一瞬で秘書に早変わりですし（笑）。
というわけで、会長室でアイスをがっつくトシくんとケイちゃん。とりあえず、宿題の見学を偽って芹沢ジャパンの調査開始です。まあ、インタビューしている本人が黒天狗党の首領な訳ですが（笑）。
まずは、芹沢グループのビデオを見せられるみんな。もう、ほとんど寝てます。たいていの企業ビデオは眠い作りになっています。これは、作っている人（発注している企業の人）のセンスが悪いせいですが（笑）、就職活動をしている人を眠らせてふるい落とすこうかがあります。企業訪問する人は、睡眠不足に注意しましょう（笑）。
で、宇宙船「天翔ける黒天狗号」のバイオシステムを減らされたと怒って会長に直訴に来るゴールデン天狗。あわてて引っ張っていく会長ですが。四人組、寝ぼけて気が付いていません（笑）。ちょうどいいと、印堂に手品を見せさせて時間稼ぎに。
さて、そのあとが酷い。印堂とカルタに見学コースを先回りさせて黒天狗党関連の物を隠すように言いますが。まあ、お面やら何やら出しっぱなしと言うか装飾として使われているというか…意外と無頓着です。まあ、黒天狗党が秘密結社だからでしょうが…最近の派手な作戦展開からするとお粗末です（笑）。
吹き抜け、会議室、社員食堂、役員室、ゴルフ練習場、ジム…豪華な設備です。
そして、イサミちゃんは地下を所望。Ｂ４階はコンピュータルームであり、制御室ですが。
警備員に応援を頼む印堂たち。モニタにも映っています（笑）。
そして、いつものごとく、トイレを探すケイちゃんが警備の人の荷物に紛れて…その中にはカラス天狗のお面が。まあ、ケイちゃんはトイレに駆け込むんですけど（笑）。
見学が終わり、無事終了かと思われたら、警報が。これ、芹沢ジャパン側に出たら失敗ですよね（笑）。で、案の定追いかけられているケイちゃん。三人組と会長はエレベータで下へ。困る会長。「知らんかったー」と謝る大げさな芝居で、イサミちゃんたちをまんまと騙します（笑）。
「やっぱりあったんだ」「やっぱりあった？」この辺、狸と狐の化かし合いという奴ですなぁ。もっとも、両者共に化かされていることに気づかないというところが凄いですが（笑）。黒天狗党が子供たちのネットワークに噂として上っているとでっち上げ。しかし、イサミちゃん、会長双方相手を騙していることを心苦しく思っているあたりが泣けます。
さて、ケイちゃんはといえば。銀様が「返してあげなさい」と優しいお裁きを下していますが…「ダメー」と芹沢会長が飛び出して銀様とお芝居モードに。二人で横に逃げ込んで打ち合わせです（笑）。
その間に三人組の方も新選組に変身。「二日続けて？」カラス天狗もびっくり（笑）。
会議の方は四天王とカラス・カステラを入れた幹部会議に（笑）。ちなみに、ルリ子さんは大学に行っていて欠席とか（笑）。
で、その間も暴れまくる新選組。銀様の計らいで、軽食コーナーで（＜しかし、設備のいい組織だ）ホットチョコ飲んでいるケイちゃん（笑）。トシくんに助けられてますが、本当に助けが必要だったのか（笑）。とりあえず、昨日と同じパターンでカラス天狗たちを倒します。
そこへ会長が現れて。自爆装置のスイッチを入れてきたと。初めて行ったにしては、そんな物をよく見つけ出せる物ですが（笑）。まあ、漫画のお約束なので割と信じる子供たち（笑）。五人で逃げます。上で、爆破装置の口まねをする銀天狗、からくり天狗、ゴールデン天狗。からくり、変な物まね上手すぎです（笑）。
で、エレベータを操作する会長。緊張する子供たち。別の意味で緊張している会長（笑）。
出ると同時に「伏せろ！」と言って自らスイッチを入れ大爆発。「このビルは頑丈に出来ておるからなぁ」とこともなげですが（笑）。
しかし、そもそも直通エレベータが会社の廊下という人通りの多い位置に開くこと自体が問題かと…。
で、その後。
絵を修理する平重。三日でバラの花を、と言うことですが、抽象画のようです（笑）。
イサミちゃんたちへの芹沢会長の後始末の説明によれば、ガードマン二人が姿を消したとのこと。まあ、いい迷惑ですな＞ガードマンにすれば。
で、黒天狗党も大打撃と言うことで芹沢ジャパンも総力を挙げて戦うと宣言してます（笑）。
で、土手にて。完全には黒天狗党基地壊滅について信じられないイサミちゃんですが。「とりあえずよろこんどこうよ」というソウシくんの言葉に従いバンザイを。
黒天狗党はと言えば、連絡通路を全て閉鎖。秘密結社らしく。ラストは相変わらず巨体を晒す宇宙船で。
今回は、新選組と黒天狗党の表の顔を使った虚々実々の駆け引きが見所です。と書くと、シリアス物のようですが、子供といい人たちばかりの黒天狗党の駆け引きですから、見ていて微笑ましいというか、楽しい話です。
しかし、これで「嘘の設定」が両者共に出来てしまったわけで、真実が明らかになれば傷が大きいのかも…。とりあえず、新選組側としては、敵が慎重になった分攻めにくいという感じですがね。
ともあれ、ここからが正念場と言った感じです。
（2004.12.31）
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- １９９６年２月３日放送
民家っぽい感じの会社から。夜。警備するカラス天狗。侵入する花丘博士。罠です。お約束です。第34話「謎の男の大ピンチ！」と同様のパターンですが、まあ、何度もうまくはいきませんわなぁ。博士、傘の上の花火を使ってスプリンクラーを動作。ヨロイ天狗との切り結んだ末、煙幕を出して逃げますが…襟にテントウムシ型の発信器。ヨロイ天狗も、単なる武闘派でないところを見せてくれます。まあ、中身ルリ子さんですけど。
で、本編は学校から。帰宅する三人、上を見上げるケイちゃんに遭遇。割と小さい子って、大人が気にしないようなことに興味を持って集中していたりするんですよね。この場合は相手が小学生ですが。ケイちゃんの見ている馬の風船を大江戸ランドのアドバルーンと思って気にもしていません。「風が吹いたら迷子になっちゃうかも」ケイちゃんの視点は違うところにあるんですけど（笑）。
夕方。ケイちゃんを探してイサミちゃんのところに来るトシくん。ソウシくんのとこにも行きますが、いないです。ちなみに、ソウシくん、ずっと店番をしていたっていうことで、なかなか感心です。まあ、自営業の人に聞くとそんな感じでしつけられるようですが（笑）。で、トシくんの不良の想像。実に８０年代前半らしい格好の不良で、年いくつだよって感じです（笑）。
さて、アドバルーンに気づいて自転車で追いかける三人。三輪車で空を飛ぶケイちゃんの方が速そうに見えます。視点による錯覚でしょうが。ちなみに、カラス天狗も走ってます。そのうち、グランドで爆発が。花丘博士、追いつめられてます。
指揮はヨロイ天狗。夜からずっとやっていたんでしょうなぁ。ケイちゃんの知らせでイサミちゃんも駆けつけますが。博士のピンチに血が上ったのか、一人で変身して突撃。結果、怒りのパワーで赤い龍が呼び起こされ、コントロール不能に。泣くケイちゃん、叫ぶトシくん。結局、貫かれた風船の破裂でケイちゃんがあおりを食らって落下。花丘博士に助けられますが…。
ケイちゃんが大変なことになったために怒るトシくん、泣きそうなイサミちゃん。龍の剣を渡して行ってしまいます。ソウシくんの言うようにラブラブな展開にはならない二人ですな（笑）。それ以上に、トシくん、文句が多いわりにいつも弟思いのところが見られます。
そして、ここでアドバルーンの破片としてメカが散乱していたのがミソです。
黒天狗党の幹部会議。ルミノタイト探査システムは一日で復旧とのこと。前と同じパターンでも、同様に上手くはいかなかったようです。花丘博士が焦っているとのことですが、ルミノタイト探索に花丘博士を捕らえようとしていることから黒天狗党の方も相当焦っていることがわかるような。
そして、ラストのアドバルーンの映像。やっぱりこれがミソのようです。
後半。校庭の上を飛ぶアドバルーン。ともかく、さりげなくアドバルーンです。それはともかく。「トシと喧嘩したんだー」イサミちゃんをからかうミホちゃん。どうにも取り付く島のない感じで、ソウシくんやエリちゃんなどのイサミ組は心配そうですが。すぐに仲直りすると踏んでいるマユコちゃんの方がよく見ているのか？。
夕方、帰宅途中のイサミちゃんの前に「新選組様」という手紙が落ちてます。怪しすぎます。こんな怪しいことをするのは、やはり、花丘博士です（笑）。危ないところをどうもありがとう、という丁寧な手紙ですが。喧嘩しているのを心配している模様。お父さん、心配性です（笑）。「一人がみんなのために、みんなが一人のために」博士、こういうノリが好きなんですねぇ。でも、イサミちゃんは「だめだよパパ、難しいよ」謝るのにプライドが邪魔してるとかいうのではなく、ケイちゃんを危ない目に遭わせたことを反省して言っているのですから、いい子ですなぁ。「あやまるしかないよな」。
そのころ、ベランダで空を見ながら同じ思考をしているトシくん。ケイちゃんに突っ込まれてますが（笑）。男の純情だ、見て見ぬふりをしてやれ（笑）。
さて、ケイちゃん。アドバルーンの残骸から拾った機械で、何かが動いているのを見ています。
ポリバケツの中に潜んでいる花丘博士。まだ逃げている最中です。そして、ようやく発信器に気づきます。そして、上を飛んでいるアドバルーン。空の見えるシーンでは、常にアドバルーンです。
朝の登校。トシくん、ソウシくんに言われたせいで、格好付けてなかなか謝るとは言えない雰囲気ですが。イサミちゃんが待っていたりして。イサミちゃん、かわいいですねー。喧嘩しているのに二人は真っ赤（笑）。
その場でどうこう言い出せなかったようで、後者の陰の二人。赤くなってそっぽを向いて、なかなか言い出せなかったりして（笑）。それを上から見ているみんな（笑）。あんまりうるさい物だから二人とも気づいているし、トシくんは格好付けるのでまた喧嘩になるし。「あんたなんかラブリンとラブラブしてればいいのよ」そう言われてラブリンとラブラブな夢を見るトシくんも重傷ですが（笑）。まあ、結局喧嘩別れ。「だからほっとけって言ったのよね」マユコちゃん、大人です。
飛ぶアドバルーン。機械を見ているケイちゃん。謝るイサミちゃん。そして、いないところで「ごめんね、トシ」なかなか素直になれないもので（笑）。ここで、アドバルーンと花丘博士の関係に気づきます。
「なんか、今、イサミの声が」以心伝心。ラブラブですなぁ（笑）。で、そこへやってくるケイちゃん。「先に行くって」イサミちゃん、またもや先行です。
で、アドバルーンを追って工場に侵入するイサミちゃん。そこには…走り回る玩具の車が。花丘博士の仕掛けた罠にイサミちゃんが引っかかってしまったわけで。更に、その周りから罠を張っていたヨロイ天狗とその一党見参。アドバルーンからは銃口が覗き（ガスが抜けて落ちたらどうするつもりだったのやら）、応戦の末結局二人とも鳥もちに。
絶体絶命のピンチで、タイミングよく龍の剣が。変身すると、三人います。上にいるケイちゃん。トシくん、ソウシくんも上から進入したのか。「花丘博士を付け狙い、かわいいイサミちゃんにまで危害を加えるなんて許さない」ズバットライクなヒーローらしい名乗りを上げるイサミちゃんですが、いつもながらの自画自賛がイサミちゃんらしいというか（笑）。
そして、ヨロイ天狗と龍の剣で応戦ですが。ヨロイ天狗に白刃取り（刃？）されて、またもや赤い光に。危険です。しかし、精神エネルギーを変換する剣ですから、トシくん、ソウシくんも加勢。ヨロイ天狗側もカラス天狗が加勢。そして、結果的には。新選組が緑の光のパワーを発揮してパワーアップ。逃げるヨロイ天狗。「ルミノタイトのパワーは人の心を写す鏡だ」かっこいいことを言って去っていく花丘博士。イサミちゃんを気遣う二人。「今は、まだいいの」気持ちを新たにするイサミちゃん。そんなところでエンドです。
今回は、龍の剣のパワーが精神状態によって正義の力を発揮したり、コントロール不能の破壊の力を発揮したりと、恐ろしい武器であることを再確認させています。そして、その精神状態の「揺れ」を描くのに、イサミちゃんの優しさを突く弱点として「花丘博士」と「ケイちゃん」という二人を配置して、心の葛藤を存分に描ききっています。え？トシくんとのラブラブ夫婦喧嘩がメインだって？。そうとも言う（笑）。
その辺の硬軟取り混ぜた微妙なバランスが楽しい一編です。事の起こりのケイちゃんの事件が単なる好奇心やいたずら心ではなく、優しさだったりするのも、この話のミソかも。
また、ソウシくんに関連したところでは意地悪なライバルとしての立場を強調する（笑）マユコちゃんも、一歩引いたところではもっとも状況を把握して的確に動けているという…もっとも、以前から優しさの描写は結構ありましたけどね。計算高いというか頭がいいというのか（笑）。
まあともかく、話としてはルミノタイトの力を再確認して、めでたしめでたしなのですが。もっと視点を上に持っていけば、ルミノタイト探査システムは作動しており、黒天狗党の野望は、また一歩前進して…。
(2005.01.15)
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- １９９６年２月10日放送
さて、いよいよ話も大詰め。引っ張りまくったルミノタイトの話です。
というわけで、アバンは前回のあらすじ（笑）。
本編も黒天狗党幹部会議で前回の反省から。でも、からくり天狗の探査システムは順調って事で。相変わらずターボモグラが山ほど走り回ってます。
おかげで、掃除中の教室で地震だったりしますが。ソウシくん、何となく言い当ててます（笑）。洒落のつもりだったのでしょうが、嫌な予感というのは得てして当たるもので（笑）。
というわけで、イサミちゃん、瑠美之一族の彼方さんの言葉から、ルミノタイトを大江戸城地下に探しに行こうとしますが…それ33話のネタだよ、忘れていただろイサミちゃん（笑）。
そこへ走ってくるマユコちゃん。トシ「おまえ、今、どこ走ってたの」そりゃ、教室の中じゃあねぇ（笑）。「バレンタインデー。私みたいに内気な女の子に…」マユコちゃん、みんな呆れてますけど（笑）。いや、嫉妬？。ソウシくん、にわかに盛り上がる女の子たちにもみくちゃにされてます。
で、ヒロイン・イサミちゃんは帰国子女のために日本のバレンタインの習慣を知らず。まあ、日本も義理の世界に埋もれているような気もしますが（＜そう思っているのは私だけ？）。本命を聞かれてとまどうイサミちゃん。からかわれて墓穴を掘り、喧嘩になるトシくん。ソウシくんの余裕のかわし方を見習えば…って、極端すぎてどこを見習えばいいかわからないか（笑）。「はるかも楽しみ〜」って、先生…。燃えるマユコちゃん「私が絶対勝ってみせる」勝ち負けに疑問を持つ皆様ですが、やはり本命をゲットした人が勝ちではないかと…。
そして、燃える平助。子供の頃何ももらえなかったのを逆恨みしているようです。下にいた女の子たちにも笑われています。重助「俺、意外にクラスの人気者だったもんで」よけいに悪化（笑）。７号の姐さんは潔癖性だから義理でもくれなさそうだし（笑）。
勝手にターボモグラ持ち出して「ルミノタイトを見つけてバレンタイン禁止」という凄い考えを実行に（笑）。
さて、平重がターボモグラ（31話では手持ちのドリル）なのに対して新選組はおなじみ「秘境探検連結兜」って、今回は連結してませんね（笑）。地底探検用ではないから、地下に潜れません（笑）。カプセルの穴は市役所の人が埋めてしまったようで。ケイちゃんが上から探しますが…風に煽られて落下、あわてて支えたトシくんと共に落ちて堀の塀に引っかかって…偶然スイッチに手がかかって横穴が（笑）。何でそんなところにスイッチがあるかはともかくとして。冬に三輪車で空を飛ぶのは危ないからやめた方がいいような。
チョコレートを直接火にかけているマユコちゃん。…意外とダメな子なのね（笑）。頭の中は妄想中。お鍋の中はピンクや緑に…。
自動操縦のモグラと接触しそうになる平重。明らかにヤバイですよ。重助、ビビリっぱなしだし。
観柳斉の爺さん。バレンタインのチョコの算段をしています（笑）。クマちゃんの会の人にイサミちゃんたちと、期待してます（笑）。そこへ平重のターボモグラが。
石造りのトンネルを歩く新選組。モグラのあけたトンネルを歩く観柳斉＆源兵ヱ。そして、モグラと接触しそうになる新選組。衝撃で底が抜けて更に下へ。
で、上から落ちてくる石からイサミちゃんを助けるトシくん。乗っかっているし。お約束で、見つめ合う二人。イサミ「ありがとう、助けてくれて」素直になると、イサミちゃん、メチャかわいいです（意地張っていてもかわいいですが）。いい雰囲気です。
お約束で、ケイちゃんに解説しているソウシくん「二人の間に咲く花の名はラブラブ」あんた、いくつだよ（笑）。イサミ＆トシに否定されても「なんだい、ラブリーペア」って、やはり役者が違います（笑）。
さて、いつもいろんな物を見つけるケイちゃん。好奇心は猫をも殺す。ケイちゃんの場合、危険に巻き込まれるときと、役に立つことと半々ですかね。今回は、地面の石にさわると緑色の光が。ルミノタイトです。じゃんけんでイサミちゃんが勝ちますが持ち上げることは出来ず。用意周到なトシくんがスコップで掘り始めますが…。
相変わらず暴走する平助。学者天狗が暴走モグラに気付きます。怒るからくり天狗。連絡を入れますが、平助、モニタを消しちゃいます。完全に逝っちゃってます。
さて、光を見た爺さん。下からモグラが出てきて追いかけられます。行き止まり。で、源兵ヱが飛びつきます。勇気？。でも、餌をくれる重助を見つけたという推理も…。
ルミノタイト、大きいです。とそこへ、爺さんとターボモグラが落ちてきます。…階層が違ったのに光が漏れていたのか？穴だらけなのか？。光の中で新選組がモグラを撃退。正体に気付かない平重はドリルカプセルで緊急脱出。…人を人と思わないからくり天狗の発明にしてはなかなか。
で、観柳斉さんはイサミちゃんたちいたところから見ていたわけで。「全部見せて貰ったぞ、イサミ」平謝りする新選組（笑）。子供の正義の味方は大変です（笑）。でも「わしゃ、そんなにヤボじゃない」まあ、あの博士の親ですからねぇ（笑）。是非とも奥さんがどんな人だったか知りたい物です（笑）。
で、ルミノタイトが光を発しながら浮かび上がります。…直径2m近くあるようなばかでかい塊です。唖然とするというか途方に暮れるというか（笑）。…腹が鳴る源兵ヱ。みんなおなかが減って。なし崩し的に帰ります（笑）。ターボモグラをやっつけたことで安心してます。１台だと思っています…。
机の上、チョコだらけのソウシくん。からかわれるトシくん。そして、イズミ「何か恐ろしい物が来る…」ってなわけでマユコちゃん登場（笑）。でっかいチョコの塊をソウシくんの頭に被せて…ってもう何がなんだかわかりません（笑）。みんなも唖然。
で、本命、イサミちゃん登場。まず、トシくんにチョコを。そして、ソウシくんにも…でも少しばかり小さいです。そして、ケイちゃんにはガンバマンＸのチョコ。他にも色々。義理チョコ責めにがっかりするみんな。一番大きいのがトシくんと指摘するはるか先生（笑）。いい大人がそんなこと突っ込んじゃあ（笑）。真っ赤になる二人が微笑ましいというか。「イサミ？私のは？」花丘博士、そんなところから見ていてももらえませんよ…。
ルミノタイト発見の報告が入る司令室。泣くからくり天狗。例のルミノタイトの周りには、無数のターボモグラが…。
さて、今回はタイトルの通り、ルミノタイトの発見ですが。長谷川漫画版の激しいルミノタイト争奪戦と比べると、なんとほのぼのしていること（笑）。博士の境遇には焦りを感じても、黒天狗の世界征服については円盤兵器を見たとき意外は大して危機感を持っていないと言うか…もう忘れちゃったかのような（笑）。その辺、小学生の限界ですかね。学校も宿題もありますから。
それに比べると、黒天狗党の方は「それがないと円盤が飛ばない」わけですから、もっと切実です。まあ、最終的に見つかればいいような気もしますが、それだけではないのですよね（ニヤリ）。
そして、そんなこととは関係なく繰り広げられるバレンタイン合戦。一応、平助暴走から来る流れが今回のストーリーを形作っているので、無関係というわけではありませんが。マユコちゃんの暴走や、いい雰囲気になったイサミちゃんとトシくんとか見所満載です。特に、イサミちゃんがトシくんのことを「意地の張り合い以外で」強く意識していることがわかったわけですから…将来が楽しみですな（笑）。
(2005.01.22)
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- １９９６年２月17日放送
さて、今回はルミノタイトの上で喜ぶ黒天狗様から。前にいる四天王とカラス天狗達。もはや、勝ったも同然といった感じです。
さて。土木工事中のカラス天狗たち。大きさは直径４ｍ以上あるでしょうか。レールを敷いて列車移動させるつもりのようです。しかし、クレーンでも持ち上げられません。とんでもない密度？。むろん、こういう所にはくの一さんが潜んでます（笑）。情報に対してマメですね。
「ヘルメット着用のこと」銀様が基本的なルールを述べられてますが。からくりの頭じゃ入らないって（笑）。
で、全く持ち上がらないので、黒天狗様も焦り出します。で、くの一さんはお約束通りヨロイ天狗に見つかって逃げるハメに。
学校で手に怪我をしているはるか先生。階段で怪我って事にしてますが。
で、新選組の方も先週放置したルミノタイトを運ぶ算段に。しかし、子供ですからなかなか上手い方法思いつきません。トシくん、切れてるし（笑）。一応、野バラのおじさんにくの一さんが連絡を取ってくれることになってますが。既に黒天狗に発見されてるんですけど（笑）。
さて、トンネル内、ロコモービルで運び出す黒天狗党。ロコモービル、また作ったんですね。しかし、蒸気機関車が走れる所を見ると、よほど換気のしっかりした地下通路ですね（笑）。
そして、忍び込んでいる新選組三人。「儂に任せろ」「白い頭巾は正義の印。天に代わって悪を打つ。我こそは正義の使者、その名も怪傑白頭巾」…おじいさん、張り切りすぎです（笑）。全くもって、親子三代、血は脈々と受け継がれているようです（笑）。そして、画面は味頭巾のパロディ（白が点滅してるし）…。
「おじいちゃん時代劇好きだから」そんなレベルでは（笑）。「かっこいー」トシくんは花丘家と相性がよいようです（笑）。しかも、白頭巾、槍でヨロイ天狗と互角にやり合っています。トシ「白頭巾つえ〜」「おじいちゃん時代劇好きだから」３回目ですが、呆れる→気まずい→照れる、と意味が変わっていくあたりが繰り返しギャグとしての上手い所。
白頭巾ピンチ。新選組参上。からくり、ゴールデン、銀天狗が登場。決めポーズが格好悪い（笑）。「一人足りないぞー」ヨロイが入ってやり直すものの、やっぱりダメ。大人の限界か？。銀様も、センスに関しては微妙だからなぁ。イサミ「やっぱりヒーローに限らず段取りは必要なんだよねー」自分たちも最初は苦労してましたからな（笑）。
しかし、四天王は実力はありますからねー。ポース、四色爆煙とお約束に対して新選組も合体攻撃を速攻でかけるものの通じないし。…安全第一と書かれた対新選組シールドってえのはどうなんでしょ。あくまで、工事にこだわりますね（笑）。で、その好きにルミノタイトは運ばれて行っちゃいます。むろん、その屋根には花丘博士とくの一さんが乗っていますが。逆に言うと、四天王相手に子供達を置いていくという、よほど信頼していなければ出来ないことをしているのですよね。
ロコモービル上では。せり上がってくる七号様。すっかりロコともなじんでいるような。そして、四天王に継ぐ実質５番目の地位ですね、ホント。くの一同士でやり合っている隙に博士はコックピットに降りていきますが。罠です。「なんちゃってー」この辺がかわいい所で。くの一さんは「お兄ちゃんダメー」ついつい本性が出てしまっています。
コックピットで身動きできない博士。モニタには黒天狗様。そして、ルミノタイトは偽物。わざわざゴールデン天狗が来てネタをやってます（笑）。本物は既に搬入済みで、これは全てが罠…。２４時間態勢で働く黒天狗党と普通の生活を続ける新選組プラスアルファとでは、やはり問題が…。
つーわけで、くの一さんが新選組に知らせに戻ると。なんと、持ち上げられなかったためにターボモグラでしたから堀抜いたようです。よく下で潰されなかったものだ（笑）。ゴールデンも合流して、踊りまくった挙げ句に消えてしまいます。残ったのはヘルメットやシールドだけ…。
イサミ「これってひょっとしたら…」まあ、地下道堀まくりって事で、落盤。大江戸城の一部が崩れてます。黒天狗党にしては雑な仕事ですが、それどころじゃないでしょうね。最終段階ですから。崩落に焦って走り回るものの。「みんな、落ち着いて」くの一さん、そういいつつ走っているのですが（笑）。
イサミちゃん、心の中でパパに励まされ。ポジティブシンキングの源はパパに対する信頼なんだろうね。そして、それは龍の剣のパワーにもなる。ルミノタイトの光がバリアになってなんとか助かりました。そして…くの一さんが土をひっかいて…数百年ものの隙間を通って脱出。その先は黒天狗党の地下通路でしたが（笑）。
「もともと瑠美之一族は黒天狗党だったのだ」なんだってー（笑）な展開。戦国時代「この世から戦を無くし飢えを無くす」という名目の元ルミノタイトを探していたものの、世界征服の野望に気付いて袂を分かち逃げたとか。…忍術を元々持っていたために利用されたのか、それ自体も黒天狗党の力の一部なのか、という疑問もありますが。ともあれ、そういう流れの中で新選組と出会ったようで。
で、本当の出口は大江戸城にあったのですが…崩壊してます（笑）。「負けたのかな、俺たち」とりあえず、今回はその通りですな。
そして、ここでイサミちゃんがくの一さんに突っ込み「どこで知り合ったの？」。遠回りにパパとの関係を問いただしています。そりゃあ、娘としては心配もあるでしょう（笑）。
「そう、あれは私があなたくらいの年だった」子供のくの一さん、メガネがかわいいです（笑）。くの一のときはコンタクトなのかな？。「すいません、高木の里ってここですか？」一人で絵を描いているのが、彼女の子供時代の孤独をよく表しています。
そして、長老（はるかの父？）に面通し。博士が新選組の子孫ということで修行を許されます。これが、超人的な身のこなしの理由でもあるわけですね。そして、くの一さんと修行の毎日…実際には兄弟子とか師匠とかなのね（笑）。そして。
「ルミノタイトは人類の希望だ。その使い方を誤れば人類は滅亡してしまうだろう」「お兄ちゃんを助けるよ」これが今の関係に続くわけですね。
「日はまた昇る。戦いはこれからよ」落ち込む子供達を励ましますが。手に包帯。「高木先生、手をどうした…」簡単に引っかかっているし（笑）。呆れる新選組。いや、今更ねぇ（笑）。もちろん、白頭巾はもっとバレバレですが（笑）。
そして、神社の祭壇で笑う黒天狗様。とりあえず、黒天狗党の野望は感性に近づいているということで…。
というわけで、タイトル通りに瑠美之一族について語られます。そしてくの一についても。一つ間違えると語りや回想だけで終わってしまう所ですが、四天王とのコメディタッチ（しかし作戦としてはかなり高度な）戦闘を大きく扱うことによってクライマックスの近い物語のスピード感を殺さないようになっています。
その辺のさじ加減の上手さが、イサミという話の味になっているという典型的な話ですね。
今回の回想は本人の口から語られるものだけに重みがあって、ちょっともの悲しいものがありますけど。はるか先生はいい人だなぁ。いや、いい女だなぁ、と言うべきかな（笑）。
(2005.05.04)
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