「面白かった」本編感想
ここは、「学園戦記ムリョウ」本編の感想です。本放送時の感想は基本的に終わったあとより辛口になる傾向があります。それでも、正直に書かせていただきます。最終回が終わったあとで、どんな結論に達するかが、楽しみです。
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- ２００１年８月１４日放送
今週は、先週の予告通り、お姉さんの「ＴＡＫＥ」歌詞紹介からです（笑）。キーが高い曲のせいか、歌い辛そうでしたけど。
さて。アバンは夏の風景と夏休みでだらける始くんから。双葉ちゃんのでしょうか？自分のものでしょうか？はたまた、誰かから借りたのか。寝ている横に転がるのは白泉社の花とゆめ系のコミックス？「ＧＡＬＳ戦記」解像度の問題で、作者名がうまく読めないのですが「アンジェリーク＊＊」さんの作のようで。なかなか濃そうな少女漫画です。始くんの趣味？
で、突然横に寝ている瀬津名さん。寝言らしき言葉で自分の名前を呼ばれたら、たまらないでしょうなぁ＜始くん。「不用心だぞ」とか言われていますが、瀬津名さん相手にどんな用心をしろと…。
で、いきなり旅行に誘われています。「明日」本当にいきなりです。長野の奥のほうですが…。
さて、本編。天網駅の始くんから。やって来る瀬津名さんとムリョウくんの言い合いが微笑ましいです。ムリョウくんも、他の事には寛大でも、瀬津名さんにだけはいつも文句言っていますね。
で、残りは瀬津名さんのお気に入りなのか瞬くんと那由多ちゃん。那由多ちゃんは怒った感じですが、瞬くんによると嬉しい時はいつもそんな感じのえーかっこしーだそうで。百恵様に任務を言われて「にっこり」している那由多ちゃん。せっかくだから、瀬津名さんにもそういう顔を見せたげればいいのに（笑）。任務のために旅行に行かない過去っていうのは、かわいそうですが。
駅で買い出しのみんな。席でゲームをやっている那由多にナンパをかける１話の兄ちゃん。佐藤監督は、こういった繰り返しの演出がうまいです。カメラ目線ギャグとかも。とりあえず、今回は食事をたかられずにすんだようで（笑）。
しかし、皿回ししている瞬くんは他のお客様の迷惑っていうか、さすがに恥ずかしいぞ（笑）
で、それを覗く影２つ。
一方、銀河連邦の大使連。「ツィフォン星人」の「ツッチー」がついてったっていうので…心配してるっていうか。「痛い目にあってない」と言う台詞が今後の彼の悲劇をうかがわせます。
さて、旅行組。走る影。バスの中の一人。やっぱり敵は二人。でも無視して。
バスを下りて。瀬津名さんの「心がけしだいかな」というのは、距離が問題では無いことを示しています。
遅れる始くんをさり気なく気づかう那由多ちゃんは、本来の優しさを発揮していると見るべきでしょう。で、会話の中で天網神社裏山に似ていることに気付き…同様の仕掛けがあることに気付いたのでしょう。横道へ。必死に追う始くん。こういう時に容赦ないのも那由多ちゃんの性格でしょうか？
「ようこそ、星降る里に」古里、故郷と掛けているのでしょう。そして、星降る、というのは「ガラダマ」と同じように解釈するのでしょうか（いや、昔、星が降ってきたところ、という意味でしょうけど）。
で、家に入るなり、那由多ちゃんが怒りモードに…。
亜僧祗さん、ビデオ見てます。例の桃太郎…。しかし、体育大会の構成には最初見た時には文句を付けましたが、このビデオと言うレベルに落ちてからは話を引っ張るキーとして実によく活躍していますよね。この辺が、全話脚本を一人でやる構成というものの強みでしょうか。
しかし、ビデオを送ったのが百恵様、というあたりがまたすごいです。というか、このビデオ、あちこちに配られてますなぁ（笑）
一方。敵の一人は人間のようで。「我らの古里、天網の民、発祥の地」さて、どう解釈しましょうか。ここから人類が発生？まあ、そのうち明らかになるでしょうけど。
「味方になってもいいぜ」こっちはツイフォン星人ですか。宇宙人の口車に乗ってはいけません（笑）
さて後半。居候組は掃除をしてますが。自由時間の後は食事調達ってことで「瞬、瀬津名で山歩き」「ムリョウ、始で魚取り」「阿僧祗、那由多で神社の片づけ」。
この後、亜僧祗さんが、紙でシングウを作っていたり、シングウを模した変な石造があったり。ここが、発祥の地としての役割があるようで。
釣り組は普通に釣りのようですが。空間が分断されているようで、始くんには理解不能のよう。
そんな所を「おやま」の一言ですませる瀬津名さんはそのチカラが「勝負」であると見破られ、瞬くんとともに姿を消します。これって、素早さの瞬くんと勝負に出たってことでしょうねぇ。
で、那由多ちゃんも、割れる空を見て、空間の異常に気付きますが。阿僧祗さんと入った神社の中は宇宙で…しかも、星団（銀河）が浮かんでるサイズで…。
一方、海。砂浜にビーチパラソルの京一と晴美。いつの間にか、ラブラブモードですが…。そういえば、天網市は山の中だけど、海が近くにありましたね。おやまに呼ばれなかったことが不満の京一。「一汗かきましょう」ここで、パーカーの下の晴美ちゃんの水着を期待した大勢を裏切って。道場で稽古する二人（笑）。しかも、京一くん、無茶苦茶にやられてるし。「今日はこのくらいに」「おごるぞ、ケーキだ」強がる京一くんに、礼を返す晴美ちゃん。本当に、いいコンビです、この二人。
カモメにヤシの木でカモメハウスにするジルさん。
いきなり引っ越し記念宴会です。コンちゃんとやらはおやまの探索を１時間であきらめたそうで（笑）。
一方のヴェロッシュ艦長と副長は情報収集ってことで…はやぶさ判官を見てます。艦長は、ウエンヌルと同じく興味なさそうですが、副長が泣いているところをみると、感情に薄そうなザイグル星人の感情表現もやっぱり人それぞれのようです。
さて、ジルさん、ツッチーを迎えに行くようですが…。
山の中の探偵（エンディングクレジットによる）とツイフォン星人。ツッチーはエネルギー兵器でフィールドをキャンセルしようとしますが…時間もねじ曲げられて、永久運動に入ってしまいます。サターン版ナデシコＢyond３Ｙearsを思い出します（笑）。
で、ジルさんそれを外野で見ていて…連れ帰ってくれます。泣くツッチー。おごりがジルさんからツッチーに変更。ジルさん、やり手です（笑）。繰り返されるたびに衣装の変わるジルさんが、繰り返しギャグの基本を踏襲していて、大好きです。
ちなみに、ここで、場所が「よっちゃん」であることに気付きました。
なぐさめるソパル星人。「観光客なんだよ」「今はね」「今は？」ソパル星人、前回と言い、今回と言い、動きがちょっと不穏です。
ちなみに、探偵さん、取り残されたみたいです（笑）
さて。夜の里。瞬くんは瀬津名さんのしごきで爆睡。那由多ちゃんと始くんは台所。瀬津名さんとムリョウくんは「やける？」「ちょっとね」「実は私も」瀬津名さんのターゲットは那由多ちゃんとして（＜決めつけるのは早くない？）、ムリョウくんは始くん（＜それは違うと思うぞ）
亜僧祗さんは、散歩だそうで。
台所の二人。那由多ちゃんがごきげんです。始くんに、機嫌よくお礼を言うなんて、シリーズ始まって以来では？。昼間、よっぽどいいものを見せてもらったようです。
さて。酔っぱらったフリをしてウエンヌルと別れ、成層圏へひとっとびのジルさん。神の一族は伊達ではありません（笑）。そこへ来る阿僧祗さん。里は機械では見えないようですが、肉眼で見る二人にはみえているようで。「君と瀬津名と彼との約束」ジルさん、この３人と深く関っているようです。彼、やっぱり、とんでもない役のようです。しかも、またしてもいい人か。
空を見て笑う瀬津名さん。彼女のジルさんに対する想いはいかに？まだ、ツーショットはないですよね。
そして舞う蛍。川から近いのか、空間のせいなのか。ああ、田んぼもありましたね。そういえば。
さて。予告はジルさん。落ちるムリョウ。たこやき那由多。よそ行き？双葉。ようやく水着の晴美。ウエットスーツ？の瞬。でも、ザイグル星人送別会。宇宙船が無いのに？さて。どういう話なんでしょ？
今週は、中休み回のようですが、こういう所に集中して今後の伏線になりそうなネタをばらまいています。全くもって気を抜けません。
でも、中休みらしく、細かい演出で笑わせてくれる所が多く、とっても楽しかったです。今回は、やっぱり、瀬津名さんですね。本当に、いいキャラですね。側に居たら、人生飽きないでしょうが…弟だったら、やっぱり嫌かな。いい奥さんにはなるんじゃないかと思いますが（笑）。旦那さんの側からコントロールするのは絶対不可能でしょう。でもって、旦那さんが彼女のコントロールから逃れるのも（笑）。普通の人では、お釈迦様の掌で躍らされるみたいでしょうね。それも、また、楽しそうですが（笑）。
（2001.08.14）
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- ２００１年８月２１日放送
さて。台風１１号の影響下で日本中大騒ぎです。もちろん、我らがＢＳ１１も台風の影響で電波が乱れているものと思われます…ああ、やっぱり一瞬、音声が飛んでるところがあります。直撃をくらった所は完全にアウトになったと思われますから、この程度全然問題ないのですが。
それ以前に。台風の被害にあわれました方には、お見舞い申し上げます。
さて、アバンタイトル。先週に引き続き、夏です。防塵眼鏡とマスクで完全防備の双葉ちゃんと、始くん。工作のブックスタンドのスプレー塗りはいいですが、風があったりすると「マスクと眼鏡の形に塗料が残ります」（経験あり）。まあ、あの程度の大きさなら、大丈夫でしょうが。マスクをしないと、鼻の中が塗料で…。
で、双葉ちゃん、碧ちゃんと由香梨ちゃんとでお出かけで。始くんの見上げる空からシームレスにＯＰに。良いですねー。
さて、村田家にムリョウくんがやって来て。始くんによれば、赤は双葉ちゃんのイメージカラーだそうで。
一方、いつもの「こなや」では。磯崎先生と山本先生が、サナドンの後始末。相手は銀河連邦加盟以外の宇宙人の可能性ということで。ここは、今後への伏線でしょうか。大変なことになってます。
で、ヴェロッシュさんたちは連邦の証人喚問ってことでお別れ会。山本先生に、幹事からヘルプとは…先週の予告で、幹事はジルさんと知れてますからねぇ。
で、海岸でデートの二人。３回目だそうで。前を走る男の子と女の子に自分たちの昔の姿を重ねたのか。「泳ぎましょ」晴美ちゃんは素直に楽しんでいるようですが。
煮えきらない京一くんの隣に八葉さん出現。アイス売りです。おじさんの店「つもりや」の手伝いで。似合いすぎてますが。
ふっきれた京一くん「これはデートだーーー！」機関車よろしくガッシュガッシュと走っていきます。水をかけあう二人。うみゅう。
そして…京一の熱血に当てられる双葉ちゃんたち。って真似しなくても…。
見守る八葉さん。やっぱ、監督入っているんですかねぇ。このポジション。
天網神社でリゾート気分の那由多ちゃん。幸せそーに。平和を楽しんでいるのに。聞こえてきた祭り歌に怒りモード。
で、神社で祭りクラブの第１回集会。３バカの利夫くんはアメリカ旅行だそうですが。ムリョウ、始、八葉、次郎、篤の５人で。で、八葉さんは歌が歌いたいみたいですが、那由多ちゃんが乱入。しかし、ムリョウに「ほっぺにタオルの跡」だの「よだれの跡」だの難癖つけられて退場。弱すぎます（笑）。
で、お出かけしたのに、追い打ちをかけるように瀬津名さんが。戦いに行く人間を選ぶ祭りが嫌いだと言う那由多ちゃんですが…シングウとか、戦いは当然ですが。おまじないも相当嫌なものらしいですね。私、１週間寝込んでもいいから、受けて見たいんですけど。それはともかく。
立ち会い？。瞬くん登場「リッベーーーンジ」先週の続きのようです。
さて、後半戦。宗谷岬までですか。ヨーイドンで。瀬津名さんと瞬くんが通ったあとは草が刈りとられています。少し、便利そう（笑）。
見ていて、星降る里の神社を思い出す那由多ちゃん。「次なる時へお前は進む」「シングウのチカラの本当の力、本当の意味」ここ、この作品のテーマにも関る根源的な所なのでしょうか。浸ってる那由ちゃんをウエンヌルさんが心配してますが（笑）
仲良し公園で乾杯する祭りクラブ。「吉田のおでんは夏休み限定」「４人以上でおまけ」他に開催の理由が出てこないんですけど…。で、ジルさんが帰ってこないウエンヌルさんを探して…さらにそれを待ちぼうける磯崎先生と山本先生…。
で、そのウエンヌルさんと那由多ちゃん。ウエンヌルさん、科学力の遅れた地球に強力な力を持つ民が居ることを不思議がってます。科学力が遅れていればこそ、という考え方も出来ますが。
で、帰って来る瀬津名さんと瞬くん。瀬津名さん、食べ歩きしながら余裕で１着。写真とりまくり。お土産買いまくり。瞬くんがっかり。しかも、クーラーボックスの魚介類をウエンヌルさんに売りつけてるし（笑）。ウエンヌルさん、節約に燃えているようですが、ジルさんは気前良く買ってくれました。
で、カモメハウスに先生とマツリクラブ。磯崎先生は、いつも通り不機嫌ですが。山本先生のコック姿の似合うこと。
サングラスに正装のザイグル星人一同。
通りかかった京一くんと晴美ちゃんをはやす瞬くん。真似してはやすザイグル星人一同。あのヴェロッシュ艦長まで律義に真似ているのが、京一くんの哀愁を誘います。で、京一くん、熱血指差し男になってますし。
ウエンヌル・ジルさんと瀬津名、那由ちゃん、瞬くんと帰って来て。
通りかかった双葉チャンたち３人も誘って。パーティにしてしまいます。
で、場所を八葉くんのおじさんの海の家？に移して。
「君を残して行くのは正解のようだ」ウエンヌルさんに艦長、指示を出しています。一見、いい人のように見えますが、政治的意味合いも非常に強いです。彼が、地球人やジルさんたちになじんでくれてラッキー、という感じでしょうか。
「これはデートだー」ガッショガッショ。双葉ちゃんたちの物まねに京一くん、怒ってます。子供相手に（笑）。晴美ちゃんを見習って、もっと大物になって欲しい所です。いや、八葉くんのいうように、今のままのほうがお似合いでしょうか。手綱は握られているという。自分が行き先を決めているつもりの…そりゃあ、犬と飼い主ですか（笑）。
「ひさしぶりに会ったのに」「ばか」ジルさんと瀬津名さんはイサミの遙さんとイサミパパを思わせるものがあります。お山での出会いがあったのでしょうか、やっぱり。
でラストは。
「これはデートだー」双葉ちゃんのかけ声と共に、京一くんの真似をするザイグル星人一同…。京一くん、哀れです。ホントに。
さて、予告は。双葉ちゃんによる「総集篇」。これ、残念ながら、監督自らのコンテではないようですが。単なる総集編だったら、ここもお休みしてもいいけど。フィルムを使ってやりたい放題してくれたら、嬉しいんですけどねぇ。
今回は、佐藤監督お得意の「人が集まる話」と思っていいんですかねぇ。この、繋がりの妙とでも言いますか、登場人物が自分たちのドラマをやりつつ、余す所なく登場して、なおかつ集まって来る、というのは、構成としてすごいですよね。しつこいくらいの繰り返しギャグも入っていて、好きな話です。
さて。今回までが、前半、と言うことでしょうか。とすると、11話までが区切りで、12話が後日談。13、14話とインターミッションを挟んで、総集編はノーカウントなので、15話から後半戦ってことになるんでしょうかねぇ。
（2001.08.21）
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- ２００１年８月２８日放送
この位置に入る、という訳で、14.5話とさせて頂きました、総集編。
高屋敷さんが容量の余っているであろうＤＶＤに入るように押していただけるといいのですが。
さて。今回は、いつものお姉さんに加えてゲストの始役：野島健児さんと、双葉役：釘宮理恵さんから。
野島さんは、優しそうな好青年で、始くんの役にぴったりなイメージの方です。
釘宮さんは…こ、これは地声なんでしょうか。素晴らしく「かわいい」声の方です。いえ、容姿もかわいい方ですが。地声が普通で、ちょっと声を作るとかわいらしい方っていうのはいらっしゃいますし、地声もキャラクターの声も同じくかわいらしい方もおりますが。
「地声のほうが、小学生の女の子の役の声よりもかわいらしい人」っていうのは、始めて見たような気がします。話を聞いていても、内容よりも釘宮さんの声のほうが気になってしまって（笑）。
内容的には、ムリョウの人間関係の図をボードを使って解説…しようと思っていたようですが、時間が短く、村田家の解説で手一杯のようでした。それでも、村田家のご主人が「村田和夫さん」ということはわかりましたけど。
ムリョウくんの魅力をミステリアスなところ、という釘宮さんにお姉さんも納得していました。
さて、本編ですが、始くんの視点でシングウの活躍を中心に「正に」ダイジェスト版となっています。実際にはかなり省かれているのですが。見終って全て見た気になる。そんな感じです。
でも、本来の「見た事のない人のための総集編」と言う意味ではイメージ的に繋がれているカットが多くてわかりにくかったかも。そういう意味では、もっとエピソードを絞ればいいんでしょうが…今まで、ゆっくりした話だから切れば短くなるかと思いましたが、意外にも情報量自体は多くて、無駄が無かったことがわかります。ストーリーをつなぐだけでも、時間が短くて、スタッフの方は苦労したのではないかと思いました。でも、11話の緊迫した格好良さは始めて見た人にも伝わったのではないかと。
どうせなら、コメディカットを繋げて、別の話にしてしまったら面白かろうと思っていたのですが、そういう「見て来た人へのサービス」にしてしまう気は無かったようです。
というわけで、途中から見た全国のよい子のファンが増えればよろしいのですが（笑）
さて、次回予告ですが、始くんとムリョウくんです。とうとう、村田・父が帰って来るようで。やはり、種子島と言う日本の宇宙事業の中心地に行っていただけあって、何らかの動きがあるのか。星降る里にも探偵がいたことですし。情勢が徐々に変化して行く予感が。さて。後半戦、どうなるのでしょう。
どーでもいーけど、ムリョウくんには、もう少し主役としての自覚を持って欲しいです（笑）
（2001.08.28）
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- ２００１年９月４日放送
ようやく夏休みも終わって番組も後半戦。ペースは最初の頃のようにゆっくりになっています。でも、キャラクターが増えた分、一つ一つの部分は薄くなっているような、逆に新展開の説明のために濃くなっているような。どちらにしろ、夏休みの話が前半のエピローグであったなら、今回は２度目のプロローグという感じで。
アバンタイトルは村田家に来た謎の男とワープロ打ちをしている今日子さんから。運送屋を装う男は予告を見た人なら想像がついたとおりです。「あなたに愛をめいっぱい」恥ずかしい台詞をいともさり気なく言う村田和夫。それにボケ倒す今日子さん。恋人同士のような、実にお似合いの夫婦です。
さて。新学期。アメリカ帰りの利夫くんは宇宙人ブームに押されて来たようで。おまけに、朝から官房長官が「宇宙外交」とかぶち上げているし。ちなみに、１話との対比ですかね、これは。
で、始業式も終われば。１話と同じくネットで宇宙人情報を調べている利夫くんですが。向こうではムリョウくんも。意外にも、ちゃんと情報収集でしょうか。で。阿僧祇さんから「あらたなる脅威」とか物騒なメールが送られて来ています。それを見て笑みを浮かべるムリョウくんの怪しいこと。まあ、あれだけの能力を持っていれば大きく構えていられるのも納得できますが。
で。半日で帰って来た双葉ちゃん。父に会えて、いきなり嬉しそうです。半年ぶりのグルグル。半年ぶりのカレー。いかに単身赴任とはいえ、そうとう忙しい日々を送っているようです。そして。双葉ちゃんにとって、いいお父さんであることは、彼女を見ていれば良くわかりますよね。
野菜の切り方に文句を付けつつもおいしそうに食べる双葉ちゃん。「祭りよりカレーのほうがいいのに」さて、ムリョウくんと比べたら、どうするでしょうか（笑）。
で、その祭りクラブの始くんは。部員の三人と共にアンパン片手に文化祭対策。「宇宙人と一緒に盆踊り」その企画は通らんでしょう？
一方、ムリョウくんは文化祭実行委員会。音楽室のクラブに合流する前に八葉さんにつかまって。阿僧祇さん経由で「宇宙外交」の情報が来てないか聞いています。どうやら、政府の動きが不可解な感じ。
関係者の山本先生と磯崎先生も密談中。「あなたも知らなかったのですか」山本先生、驚いてます。「私は上の思惑がわかりません」現場とは、得てしてそういうものです。まして下っ端のお役人は大変でしょう（笑−えないかもしれない。今の日本のキャリア官僚を見ていると）。しかし、銀河連邦評議会と各国政府や国連が天網市に対して先走っている？
カモメハウスでもＴＶで情報収集中。ジルさんによれば銀河連邦も大騒ぎ。誰が規約を破って地球と交流を持とうとしたのか。つまり、本来の外交トップである天網市をすっとばして裏で動く宇宙人が居るようで。
「子供を騙して何か取り上げようとしている悪い大人」ウエンヌルさん、まだ、ジルさんを信頼しているわけじゃないみたいです（笑）。
ジルさんは否定してますが。まあ、最近の感じだと、彼は親地球派（というより阿僧祇さん関連）といった感じですから、味方なんでしょうが。
で、真守家に集まった人たち。「宇宙人の立ち入りは天網市に限る」とすれば、確かに連邦も揉めるでしょう。でもって、政府と天網の民との対立も今後考えられるのでしょうか。「我々は国民の代表である」とか何とかいって、うやむやのうちに天網の民から実権を奪おうとしたりして。
さて、お出かけお父さんと双葉ちゃん。ここで、お父さんが種子島なのに村田家が天網市に居る理由、お母さんが図書館を気に入っている、というのが出て来ます。村田家。今日子さんも天網市に関わって来るのでしょうか？
父のいない家庭が寂しい双葉ちゃん。ここぞとばかりに「こなや」に連れ込みます。
で。更に、今まで専業主婦と思われた今日子さんが本やマイクロフィルムといったアナログの記録をデジタルに置き換える作業をしていることが発表されます。まとまった時間が取れる時とかにまとめてやったりしていて、普段はその姿を見られなかったのでしょうか（笑）。そして明かされる事実。カメラ目線で解説する始くんのくせは父親譲りだった（笑）。
ソパル星人登場。双葉ちゃんにとってはアロハさん（ジルさん）の友達ってことで。この人、和夫さんとも知り合いのようで。これで、和夫さんが宇宙人関係者であることは明確になりましたね。
で、彼が気をきかせて退場したのに、今度は怪しい黒眼鏡が２人。「探しましたよ」怪しいけど、和夫さんの関係者のようです。
で、図書館で今日子さんと合流して。親子３人デート計画を潰された双葉ちゃん、不満げですが。
結局、空港から帰る父。明らかに軍港です。商社マンどころか、企業ではなく、政府関係者ですね、こりゃ。国連の会議に出席ですか。日本政府じゃなくて、国連関係者？
帰る父、今日子さんを抱きしめて「愛をいっぱい」。双葉ちゃんも抱き上げてもらっています。「始によろしくな」
双葉ちゃん、お父さんの仕事に疑問を持ちますが。今日子さん、教えてくれません。まあ、双葉ちゃんの性格では、まだ教えられんわなぁ。秘密でしょうから。なんとなく、「メダロットアニメ版」の「イッキの父親」を思い出してしまいました。一見怪しいサラリーマンの…っていうやつで。
で。国連軍だったのですね。とすると、国連関係で宇宙港関係で宇宙人と知り合い。
しかし、国連軍の車を秘密にするのはいいですけど、それで買い物にいったら、目立つのでは？＜今日子さん。
さて、カレーを食べる始くんとムリョウくん。やけに大盛りで食べてます。しかも、残りを全部食べちゃってるようなニュアンスですが（笑）。
始くんは父親が商社マンだと信じているようです。
で、よっちゃんでは。イソザキ先生が大虎になっています。この分だと、サナドン戦のときも寝てしまうまでに何があったのやら。なだめる山本先生。ジルさんとソパル星人さんはカウンターに退避中。ジルさんに紹介したいと言っていますが。和夫さんでしょうが。これ、あとあと火種になりそうな。で。磯崎先生、ジルさんたちに説教したいみたいで呼びつけてますが（笑）。止めるウエンヌルさんも大変（笑）。
で、始くんのまとめとしては、先週のムリョウくんの予告の答えでしょうか。「父のカレーはおいしかった」。
予告は双葉ちゃん。編み物をしている那由多ちゃんがちょっと意外。それはそれとして。何がどうなるのかはさっぱりわかりませんが、来週は話が動くようです。どう動くのかは、来週のお楽しみ。
さて、今回は天網の民や天網市に常駐する宇宙人たちと各国の政府や国連、銀河連邦との足並みの乱れが見えて来ました。このまま、天網市包囲網、みたいな展開になると、誰がどこの勢力に付くか、というのが重要になりそうです。で、キーパーソンは和夫さんとソパル星人。この二人が反天網市的な立場に立つとしたら始くんや双葉ちゃんは…。まあ、村田家を天網市に置いているわけですから、和夫さんがそういう方向で動くとは考えにくいですが、それでも所属がはっきりしないだけに今後の動きに要注意です。
って、そんな展開だと、始くんが完全に主人公になっちゃいますね（笑）
(2001.09.04)
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- ２００１年９月１１日放送
またもや、台風。私の住んでいる地方は幸いにして現在は雨も降っていませんが、関東以北や沖縄などに住んでおられる方は、空からやって来る電波が心もとないことになっているかもしれません。こればっかりは人間の力で何とかなるものではないので、被害の少なかったことを願うくらいの事しか出来ませんが。
最近はキングレコード提供番組（「フルーツバスケット」とか）でＤＶＤ１巻の宣伝が流れていて、「ＮＨＫのアニメが本放送も半ばで民法で宣伝されてる！」と思わずびっくらしてしまいましたが（別にアニメの宣伝じゃないからノープロブレムですよね）。
さて、冒頭から黒づくめの集団が走っています。こういう輩を見るとバビル二世なんかを思い出してしまいますが、飛んで来たボールにやられるとは思いませんでしたとも。しかも、相手は阿僧祇さんと瀬津名さん。ロボットに変形した集団をノックで叩きつぶすは、攻撃はミットで受け止めるは、パーならチョキで切り裂くは。完全に待ち構えていたようですね。
「いいかげん持ち主を探すかのう」っていうと、「あの」星降る里まで度々ちょっかいを出している奴が居るのでしょうか。それとも、瀬津名さんは東京暮らしのはずですから、東京のどこかなのかな？
本編は、朝の村田兄妹から。双葉ちゃん、やけにご機嫌です。ムリョウくんに会えるから？と思ったら、「愛妻弁当」ですか（笑）。始くんの皮肉も全然通じずに照れまくる双葉ちゃんがある意味かわいいです。ムリョウくんは、今一わかってないようですが。
で、とりあえずの英語の授業のあと。のお弁当シーン。
始くんの派手な弁当はともかく。ムリョウくんの方はハートのトッピングの更に派手な弁当。具体的に何がのっているかはちょっとわかりにくいのですが、火が通っているそうですから、お弁当としては問題なくできているようです。でも、ムリョウくんも、マジマジと見ているところをみると予想外の感もあったようですが。
利夫くんが弁当を作ってもらった時には生野菜だけだったようで。「僕があの子にサラダを食べた言って行ったのさ」次郎くんに強がり言っていますが、ジュース、握り潰しています。囃し立てられるのが嫌なのか、プライドが高いのか、双葉ちゃんに未練があるのか（笑）。
ここで、今日子さんのお仕事が挿入。今回は「天網風土記」のデータ化だそうで。バックで始くんと双葉ちゃんが掃除から買い物、食事までまかなっています。今日子さんが主婦業をサボっているというより、没頭すると役に立たなくなるタイプなんでしょうねぇ。掃除くらいサボっても、と思うのは私だけでしょうか（笑）。
一方、生徒会は会議中。こちらも急展開について行けないようです。「おいしい所を持って行かれたって感じ」瞬くんの言葉は、真守の一番のジレンマなのかもしれません。
八葉くんは銀河連邦に加盟されれば監視者としての任を解かれるのではないかと予想はしていますが。シングウの事が一番の問題ですか。
一方、京一くんは力を持たない晴美ちゃんが会議に出席しないのを気にしていますが…。
で、その晴美ちゃんは一人校舎の上でお弁当。瀬津名さんがやって来て、一人なのを聞いていますが。「私はスパイですから」「お目付役も大変ね」やはり、周りの状況としては力を持つものと持たないものの確執のようなものがあると見ていいのでしょうか。それとも、子供たちに対する大人側の、という意味でしょうか。
晴美ちゃん、空蝉の秘儀以来、夏休みも楽しく過ごせたようですが。心境の変化について瀬津名さんにお礼を言っています。使命ではなく、「私がどうして京一さんを守りたいのか」そして「肩の荷が下りた」と。瀬津名さんと、ムリョウくんと、「それから…」
で、それからの人は、くしゃみ。「ハックシュン」「ハミハミ？」瞬くんにからかわれて、怒ってます＜京一くん。しかし、ハミハミですか（笑）。
一方、今日子さんは和夫さんに電話。忘れて行った携帯についてですが、始くんにあげることになってしまいました。しかし…銀河連邦のマーク入りだよ、コレ。そりゃあ、高性能そうだ。
更に、種子島の部屋を引いて行くと…とんでもない、未来的な場所なんですけど。
で、後半。百恵様が、うつらうつらしています。平和的と言うか。夜は連日会議ということもあるでしょうけど。縁側に阿僧祇さんが。「やあ」「こんにちは」自然に会話が流れて行きます。
で、学校。帰る始くんとムリョウくんですが。双葉ちゃんが待ち構えて、お弁当アンケート。揚げ句に双葉ちゃん夕食会ということで、ムリョウくんを拉致して行きます。「やれやれ」始くんも、妹の暴走には付き合いきれないというか。まあ、呆れるのを通り越して脱力してますね。
カモメハウスでは。速攻で帰ったと言う山本先生をはじめ、ジルさん、ウエンヌルさん、磯崎先生、瀬津名さんと集まって、冒頭のロボットの頭を囲んでいます。
連邦にない形式ということで。瀬津名さんはジルさんから情報を引き出そうとしていますが。あまりに親しいので、磯崎先生、瀬津名に関係を問いただしています。先生みたい（笑）。瀬津名さんはそういうの嫌いなのは明白ですが、とりあえず昔からの知り合い、と。
磯崎先生は安全保障委員会の太陽系委員会を使おうとしていますが、瀬津名さんは「それじゃあ遅い」と。「まいったなぁ…そうだねぇ…」ジルさん、口を割ろうとしていますが…磯崎先生の座った目に恐れおののいて。瀬津名さん、ジルさんに反連邦勢力の知り合いがいることをバラしたりして。磯崎先生は、ジルさんを責めますとも。彼女も、ジルさんに好意を持っているんでしょうか？それとも、任務と信頼？
「あなたちょっと黙っていなさい」と瀬津名さん。公権を盾に正義を振りかざす磯崎先生に、裏情報を引き出しに来ていた瀬津名さん、切れます。「なんですって」地球での銀河連邦の責任者としての立場からか、最近上のほうからないがしろにされているせいか、磯崎先生も理性を効かせるのがやっとの様子。
さすがのジルさんも詰まってしまいますが。山本先生も頼りにならず。「とりあえずお茶を入れましょう」ウエンヌルさんの一言で、とりあえずの場は持ちましたが…。
この後どうなっちゃうんでしょう？っていうか、先生たちを呼んだのは誰だよ（笑）。気をきかせたジルさんかなぁ。
で、真守の家。連邦、反連邦を問わず狙っているものとは？シングウのチカラ？。百恵様は星間戦争を恐れているようですが。「それが嫌だからこの星に」って、やっぱり阿僧祇さんの方が真守よりも問題の中心ですか。
でも、二人とも地球が、大人の外交をするようになって行くことを快く思っているようです。
「僕が守るのは君の心。君の意志だ」「僕がついている」これで「第12話・強がりな、友情」での少年が阿僧祇さんであることが確定しましたが。この台詞、昔は泣いていた百恵様も、今は素直に喜べるようです。っていうか、今が青春のような（笑）。実際、この二人、見かけの年は意味をなさないような気がしますし。
放課後の生徒会室では。晴美ちゃんは生徒総会の予習。いつも突っ込まれるのを何とかしようと。前向きな努力。那由多ちゃんは編み物。今からマフラー？相手は謎です。
でも、平和な時を楽しみつつ…それが長くは続かないことを感じているようです。
で、再び種子島。伊藤官房長官、和夫さんに釣り船で来たとか言ってますし。東京から来るのか？と突っ込みを入れてしまいますが、未来ですから釣り舟もどんなものだか。
で、いきなりアラート。暗闇の中に映るシステムはナデシコを思い出させるレトロな記号を合わせ持つ近未来的風景です。
で、いきなり飛行機が落ちていますが…官房長官が乗る予定だった特別機ですか。無人？罠？ロボットがいきなり現れて官房長官を切断…分裂した揚げ句に、ロボットを乗っ取って破裂させてますけど…液体人間…ソパル星人です。「ソーさん」この３人が日本政府側のキーパーソンですか。で、村田さんのせいで足をくじいたと言い張る官房長官の要請で、村田さん、拉致されてしまいます。
一方、ソーさんは残骸を天網市に持って行くように指示。磯崎先生「仲間はずれのままではかわいそうだ」仲間っていうのはここの関係者ですよね。ジルさんは先週の流れからすると別枠ですね。守機漠さんも仲間かな。
しかし、早くしないと、カモメハウスが一種即発の事態に…このニュースで、多少は気が逸れるかな？
で、ムリョウ君を加えた村田家夕食の席で。テレビで官房長官にかわって和夫パパが原稿を読んでます。ビックリ！って事で以下次週！
予告は初の三バカ（アニメージュに書いてあった言葉だけど、本編では出て来ていないよなぁ）。なんか、祭りクラブを那由多ちゃんが仕切っているようで。なんか、楽しみです。カモメハウスがどうなったかも来週語られるのか？それもたのしみ。
今週は、学校側は日常生活を。大人側は宇宙人問題をと、体育祭の頃のように明確に別れていましたね。しかも、宇宙人側は新展開の概要が見えてきて。村田の旦那、官房長官、ソーさんと前半では伏線でしかなかった人たちがにわかに表に出て来ましたし。
やはり学校サイドと大人サイドのスピード感の差が少し違和感を感じさせますが、シーンごとのネタの出し方も狙って違和感を起させているのでしょう、きっと。だから、そういうものも含めて、楽しむのが吉かと。
とりあえず、種子島の動きに関してはかなり引きつけられていますし（笑）。スタッフさんの狙いどおりなのかな？
（2001.09.11）
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