「面白かった」本編感想
ここは、「学園戦記ムリョウ」本編の感想です。本放送時の感想は基本的に終わったあとより辛口になる傾向があります。それでも、正直に書かせていただきます。最終回が終わったあとで、どんな結論に達するかが、楽しみです。
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- ２００１年９月１８日放送
今回は…やっぱり、那由多ちゃんですね。実はイベント好き＆仕切り屋という面が「使命」の文字に打ち消されて今まであまり表に出てこなかったのか。まあ、仕切り屋は前からかな。それにしても、楽しそうと言うか、なんと言うか（笑）。
アバンタイトルは村田とーちゃんから。先週のコマッタさんぶりからは考えられない、しっかりした会見をしています。さすがは商社マン。本番に強いです。
で、それを見ている伊藤官房長官と村田和夫氏。長官、本当に足をケガしたようです。で、村田氏にも反銀河連邦対策でボディーガードが付くとの事。そこまでしてでも表に出したかったのか＜長官。
開発センターには助っ人ってことで、ソーさんとか来てますが。それより、月軌道に連邦の宇宙船が大挙しているんですけど…。
一方、村田家はマスコミ対策をしている双葉ちゃんに比べて今日子さんや始くんの緊張感の無いこと。双葉ちゃん、一体誰に似たんだか。祖父母の誰かなんですかねぇ。もしくは、今日子さんが昔はああだったのか。没頭する性格は似ているかも。
で、思いっきり肩透かしを食っています。
本編は生徒会室から。瞬くん、政府と連邦の交渉に、天網の民の存亡の危機を説いていますが…女の子たちは全然興味が無いようで。村田・父についても「関係ないわね」だし。瞬くん、エキサイトした議論にならないのが、煽動者として残念そう。
一方、三バカは始くんに村田父について尋ねますが…「俺も知りたいよ」と返されてしまいます。「聞けば？」というムリョウくん。正論です。現状では、秘密でもないでしょうし。
で、ひかるちゃんが取材のお誘い。村田父…ではなくて、祭りクラブの野望、ですか。
その頃、村田家では。今日子さん、電話に「和夫くん？」お若い二人です（笑）。双葉ちゃん心配のマスコミは官房長官が押さえたようで。ここいらが友達なのでしょう。
で、メディア委員会（ひかるちゃん以外見たことないけど）の取材。特製ブレンドは完成した伝説の味に進化。結果はやっぱり「マズイ」ですか。一体、何をブレンドしているんだか。
メディア委員会は祭りクラブを強力プッシュでペーパーとwebの校内新聞に載せてくれるとの事。まあ、始くんでなくとも、八葉さんの差し金かと疑ってしまいますが。「仕事に私情は持ち込まない」と胡散臭いことを言っています。
とか言っているうちに、隠しカメラに引っかかる那由多ちゃん。ノゾキがバレてバレーレッスンの真似などして誤魔化していますが。招き入れられてしまいます。しかし、こういったことが面白くて始くんを取材するっていうのは十分「私情」のような気もしますが（笑）。
那由多ちゃん、例によって祭りクラブの悪巧みを疑っていますが。ミコシオロシをやらないと聞いてほっと一息＆反省で焦ります。「いいよぉ、お祭りは」八葉さん、本当に単なるお祭り好きのようで。那由多ちゃん、「これまでの経緯はチャラ」とか言って「神主の娘」「稚児舞の継承者」としてチェックをしてくれるとの事。ひかるちゃん曰く、謝っているそうですが、チャラにするっていうのは本来、被害を受けた始くん側の方であるからねぇ（笑）。
で、なんか、やたら嬉しそうな那由多ちゃん。京一＆ハミハミも？？？。
一方、カモメハウス。磯崎先生、ジル、ウエンヌル、ソーの４人で先週回収したロボットについて。「デコイア星流体金属ロボット」ということで。やっぱり反銀河連邦の物でした。瀬津名さんが持って来たものもそうだったようで。
それより、ソーさん、磯崎先生に地球との交渉の件を尋ねられますが。一介の外交官でも、「安全保障委員会より更に上の方」の依頼で動いているとの事で。一応、反銀河連邦の星からシングウのチカラを守るのに、真守さんたちだけではかわいそう、と言うことですが。まだ、ちょっと信用できないですね。村田氏たちは天網の民についてあんまり（全然？）知らないみたいだし。
で、降着した場をなごませるためにウエンヌルさんは。お茶を出すかと思ったらハヤブサ判官ですか。しかも、前もって背中に「はやぶさ」って書いておいたみたいだし。始めは馬鹿にしていたわりには、はまり易いみたいです（笑）。で、場がなごんだかどうかはともかくとして。
「こちらも村田です」携帯で、始くんが父と同じギャグをやってます。っていうか、前に今日子さんも真守の家でやっていたから、村田家の型なのでしょう。守山さんの家に行くってことで「やるな、お主」と。この時点では、始くん、携帯の秘密には気付いていないみたいです。
で、守山家。那由多ちゃんは…なんか、えらい買い物をして帰って来ました。差し入れ、とか言っていますが、夕飯の材料も大量に買い込んで来たように見えますが。えらい張り切っていますなぁ。
生徒会室では、祭り講座に誘ってもらえなかった八葉さんがブーたれていますが。結界に何かが触れたようで。ハミハミ「聞こえません？真守の声」ひかるちゃんには聞こえないようです。残念ながら。
で、突然鳴り出した始くんの携帯は…変形したあげくスクリーンを展開して「巨大機動兵器転送予定地…」ときたもんだ。「村田くん、紅茶…」とか言っているちょっちお茶目な守山載さんですが。ヤバイものを持っていると見て「トイレは突き当たり」。やっぱり、出来る人のようで。
種子島は。「何で単独で？」と村田氏がもっともらしいことを聞いています。結果は、調査と言い逃れるためと、この程度の戦力で十分と余裕のためとか。で、現れたのは先週の「ハサミ（手）」の大型版。カモメハウスの４人も転送されて（ソーさんの能力？）見に来ます。
で、シングウ出現。京一「那由多、力を送る」八葉「先手必勝、一撃で落とせ」という二人に対して、瞬「祭り講座、祭り講座」まあ、さっさと終われって励ましているんですけどね（笑）。
始くんはトイレで観戦中。サナドン戦の外交官と同じ感じですね。
屋上で力を送る３人と戦う那由多に「みんな、がんばれ」と素直に言える晴美ちゃんが、以前と全然違った意味での自然体でいい感じです。ひかるちゃんは少し蚊帳の外だけど、そういうの気にしてないようですね。いや、そう見えるだけカナ？
で、シングウ、攻撃を弾き返されますが…最後には柏手を打って？撃退します。
「あれがシングウか」村田氏、実物を見るのは初めてなんですね。カモメハウスの４人組も合流。村田氏、紹介を受けます。このメンツは来週の動きが楽しみです。
トイレ前ですれ違うムリョウくんと始くん。「いいものをもらったね」携帯じゃなくて通信機ですか。確かに太っ腹です。始くん、いろいろ知っているから問題ないけど、知らずにこんなものもらったらパニックだったと思うけど。まあ、始くんだから、何とかしたかな。
で、戻って来た那由多ちゃん。「よ〜し、いくぞ」気合い十分で祭り講座。３時間ですか。居眠りも出来ないみたいだし（笑）。でも、その後ご馳走してもらえたのかな？
で終わりかと思ったら、なんか走ってますね。瀬津名さん？わかりませんが、以下次週。
予告は。那由多ちゃんと瞬くん。ですが。来週は京一くんと晴美ちゃんですか。なんか、カットだけ見ていると怪しいですが、さて。
後半戦も説明部分が終わってエンジン回って来たって感じですが。天網と政府の宇宙人関係者が一部とはいえ出会ったことによって、さて、どう動きますか。でも、ジルさんと磯崎先生だからなぁ。せめて山本先生が居ればもう少し突っ込んだ展開が期待できるんだけど…真守の動きがないから、そこいらが今後の鍵なんでしょうか？
学生側は、とりあえず文化祭に向けて…でしょうけど。スタッフに乗せられているかな？
（2001.09.18）
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- ２００１年９月２５日放送
今回は、正に学園物、と見せかけておいて「学生側から見た宇宙人との闘争」でしたね。先週の「大人たちの視点」がものすごいことをやっているわりに割と浮いていたのに比べて、子供たちは最前線で戦っている悲痛さが伝わって来るという…ある意味経験の差なのかもしれませんが。
さて。アバンタイトルは「天網市祭り講座第３回」から。先週から那由多ちゃん、頑張りどおしのようで。すっかり、祭りクラブを仕切っています。
で、ギャラリーも集まりつつ、資料映像の閲覧。ソースが古いってんで、ひかるちゃんと利夫くんが接続（修理？）がんばっています。古いビデオっていうとカウボーイビバップのフェイのビデオが思い出されますが、ここは佐藤監督のナデシコでゲキ・ガンガー３を見るために瓜畑さんが頑張って接続をやっていたのを思い出すべきでしょう（笑）
で、「御統中学校映像資料」ですが…「こゆるぎ野郎」？
ちなみに辞書を引いた所「小揺るぎ＝少し揺れ動くこと」「こゆるぎ（小余綾）＝神奈川県大磯付近の海岸」ということで、舞台からして後者の地名の方の意味と思われます。
で、ＯＰが開けると、いつものごとく怒っている那由多ちゃん（笑）。生徒会室に来るも、楽しそうな京一くんと晴美ちゃんに八つ当たりも出来ないとふんだのか「あら、お邪魔だったかしら」と山本先生の所へ。どうやら、借りて来た資料が「みこしおろし」のものでなく、映画だったとの事。やり出したら真面目な那由多ちゃん、融通が効きません。
で、放送室は。1970年制作の映画。いきなりレトロな画面にみんな真剣です。「ちょほいと、待ちな」白いギターをもって出て来たのは…百恵様！。イカしてます。揚げ句に、最後は「海のバカヤロー」で完です。自主制作映画。
ちなみに、小林旭の渡り鳥シリーズのパロであるのは明白です。ちなみに、東映ヒーローものの「怪傑ズバット」も同じ路線です。ゼネプロの「怪傑のーてんき」とか。自主制作映画で渡り鳥か〜。大学のサークルで、そんなのを作ったな〜（笑）
で、早速、山本先生、小百合様に報告してます。懐かしかったからか、受けが良かったのを聞いたせいか、小百合様も上機嫌です。那由多ちゃんが一人で突っ張っているのも目に浮かぶようで。昔の自分を重ねている？でも、小百合様の方が大物だったような。
さて。生徒会室で楽しく仕事をしている二人を挟んで、祭り講座の続きに…でも、映画の上映会になってますね。始くん「故きを温ねて新しきを知る」とか言って、これからも映画見て楽しもうという路線らしいです。ひかるちゃん、八葉さんの悪知恵かと思いきや…始くんの方ですか。割と考えていますね。クラブの運営。
で、正しいビデオ上映をやるべく奮闘する那由多ちゃんですが、ビデオが見つからなくてプンプンというか。生徒会室で二人にぐちを言って（笑）。とうとう、自宅から公式記録映像を持って来るとか言い出しています。
で、せっかく取りに行ったのにクラブはお開き。おまけに会は「天網市のおもしろ映像」鑑賞会になろうとしているし。背中に背負った太鼓？や手に持った大量の資料が泣かせます。で、その入れ込み様を八葉さんにからかわれた那由多ちゃんは…始くんとムリョウくんをかっさらって行きます。
八葉さんは天網の民の変革を「新しき隣人と協力」が必要といってますが。その隣人に認めてもらえたひかるちゃんはちょっと嬉しそう。
で、たどり着いた生徒会室では…今度は瞬くんだけになっています。
で、帰ったお二人さんは、山に。晴美ちゃんから誘って帰ったと言いますが…「あなたは強くなりました。だからお見せします。私が受け継いだもの」あの阿僧祇さんが作っていたシングウの飾り折りのようなもので異空間に入って行きます。
そこは悲しみの場所だそうで。１１年前、月の裏側の侵略宇宙人…ってここは月？ウツセミは精神を飛ばすから地球と思われるけど？やっぱり月？。お墓があります。西洋風の…。
一方、こなや。瞬パパ守機漠と京一パパ守口壌。漠さん、前からソーさんと接触したりして怪しかったですが、今度は壌さんを引きずり込もうとしています。「弟のみならず、我が子を死なせるわけには」って、かなり悪辣な手を使って勧誘していますが。「共犯者になりませんか」やはり小百合様と別の観点で動いているようです。で、同じ仲間はやっぱりのソーさん。
さて、那由多ちゃんは、始くんとムリョウくんにおまじないの話を始めます。そして、みこしおろし。絵としては子供たちが楽しそうにお神輿様を山から海へとかついで行く。女の子は稚児行列？で先導？。でも、その無邪気の光景とは裏腹に、その後で起こる異変。力の発現。絵が明るいからこそ、何か物悲しいです。
「娘がチカラを。シングウの色、シングウのチカラです！」守山載さんの声が響きます。これは名誉なことなのでしょうか？
そして、小百合様に呼ばれるチカラの発現した子供たち。
小百合様によると、頭の中のグルグルは沢山の量の星の思い出を小さく小さくしたものだそうで。銀河連邦の歴史、大昔からの知識や想いをぎゅっと詰め込んだもの。そんなものが頭の中に入って来るようです。小百合様は子供たちをやさしく誉めていて、八葉さんなんかは子供のころから全然変わらず肝がすわっていますが。
閑話休題。星とその人々の想いが込められたチカラ、とかいうと、コメットさん☆の星力を思い出します。同時期にオンエアーされている作品なだけに偶然のニアミスは時代の要請なのかと勘繰ってしまいます。
さて、さて、那由多ちゃん。みこしおろしで自分にシングウのチカラ、瞬くんに速く動くチカラ、八葉さんに重力を操るチカラ、京一くんに束ねるチカラがついたことを示しますが。それが、みこしおろしという戦う人間を選び出す儀式の結果だとして、やってはいけない、と説きます。
自分がもっとも悩んでいることを八葉の陰謀に乗せられて祭りクラブなどとヘラヘラとやっている「と思われた」始くんとムリョウくんに対して、ようやく、言いたいことを言えたようです。
で、京一くんと晴美ちゃんはお墓の前で手を合わせています。「私の父のせいで」伏せる晴美ちゃんに「おじさんは最善を尽くした」「拳治おじさんは立派な人だ」京一くんも自分が理解していることをぶつけます。でも。晴美ちゃんは。「私もあなたが好きです。好きだから受け止める」と。みこしおろしで星に射貫かれて？（＜そんなことがあったのですか！）、見えてしまった悲劇。力を得る代りに父の悲しみを見てしまった少女。悲しみを受け継いでしまった…。
それでも、始くんやムリョウくん、瀬津名さんのおかげでここまで…。
ここで、京一くん、１１年間のなぞが解けたようです。自分が晴美ちゃんの激変の本当の意味に気付いてやれなかった後悔。おもわず、晴美ちゃんを抱きしめてしまいます。
でも、これでようやく二人の関係は１１年前よりも前に進めるのでしょうか。
「ありがとう、話してくれて…」
ところで、ここは「あり得ない所」だそうですが、晴美ちゃんの心象風景でしょうか？
で、その義父は。ソーさん運転の車で TAKE OUT した白玉を食べながらどこかへ。漠さんは「こうもり」などと語っていますが。彼も良かれと思っての画策でしょうが。「獅子身中の虫」的立場にならないか心配です。壌さん真面目そうだし。
で、車は宇宙へ。ここで、笹本裕一さんのＡＲＩＥＬのビートルを思い出した人は？
行く先は月の銀河連邦宇宙船団。先週はよくわからなかったんですけど、官房長官たち、ここに居たんですか。そして、これで役者は揃いつつありますな。
手をつないで帰る京一くんと晴美ちゃんの微笑ましい光景とは裏腹に。
相変わらず騒がしい那由多、始、ムリョウに瞬の４人。理由があったんなら言って欲しかったらしい始くんに対して「私は八葉さんから聞いてると」と言い訳している那由多ちゃん。まあ、すれ違いなんてそんなものですが。瞬くんにからかわれるとね（笑）。
でも、始くんはみんなが寝込んだおまじないでさえ「冷たくて暖かくて気持ちのいい感じ」と流してしまいます。「僕らを試すもの、それ自体が目的じゃなく、得るもの学ぶものは色々」始くんの見方は、宇宙人との戦闘に心を砕いて来た天網の民に風穴をあけられるのか。少なくとも、那由多ちゃんはもうひと押しっぽいぞ（笑）
でも、始めパパもこんな考えなんでしょうかねぇ。
予告〜。晴美ちゃんと京一くんの楽しい予告…と思いきや、なんか音楽変わっているし。内容はどシリアス。九州山地に宇宙人とか言っているし、先週ラストの奴だし、「あの」ムリョウくんが倒れてかつがれてるし、その割に、やけに幸せそうな顔だし。まさか八葉さんの背中がいいのか＜そんなことはありません。でも、晴美ちゃんの本気は聞いていてまじで恐いです。ホント。
今回、始めに書きましたけど、メインストーリーをきっちり子供側から書いてもらって、先週までの「政府側の対応」がいかにも雑なものに思えて来ましたね。官房長官とか、生命の危機にあっていますから、のほほーんとしているわけではないことはわかっているのですが。どちらにしろ、両者、覚悟は出来たようなので、これからが本番なのでしょう。
それにしても、今回、見所多かったです。百恵様の言葉もキーポイントだと思いますし、京一くんと晴美ちゃんの「ようやくわかりあえた二人」の感動シーンといい、渡り鳥の百恵様といい（佐藤監督、あれ、ＯＶＡ化してください）、一人で怒ってうろうろする那由多ちゃんといい、ボキャブラリが貧困なので格好いいことは言いませんが、良かったです。
（2001.09.25）
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- ２００１年１０月２日放送
さて、とりあえず、質問募集中なアニメ劇場です。もしかして、１話休んで特集になるかもしれないのかな。「もしかして特集」ということの意味を深読みしてしまいますが。
今週。やっぱり、真面目な晴美ちゃんだけに、先週の予告もマジでしたね。途中、ハラハラしてしまいました。天網流について、晴美ちゃんについてずーっと語って来た伏線は、今回のためだったのですねぇ。
さて、アバンタイトルは九州山地。３日も前ですか？宇宙人に対して、神楽面の人たちが囲んでいますが…守り人ですか。防ぎきれず。種子島が陽動とは。あれを見て喜んでいた先々週は…そして日本政府の浅さは…。
全国の守り人に招集って、天網の民は全国組織だったんですか。ちょっと意外。
「１１年前の轍は踏まぬ」峯尾拳治さん、本気です。１１年前、空蝉中に地上を狙われたんですね。
そして、今回は戦い人の護衛は晴美ちゃんに任せて箱根へ。実際には、自分が止めるつもりだから、晴美ちゃんは保険なんでしょうが。
ＯＰ開けて学校。いつもと変わらないことを楽しむかのように、生徒会室に花を活ける晴美ちゃん。学校の中の風景もいつもと変わらず。わかっていると、見ていて心苦しいです。
八葉さんと始くん。「生徒会の役員でこんな気のきいたことをするのは一人しかいないよ」と言われて「峯尾さん」とすぐ出て来るのは当然ですが（笑）、那由多ちゃんが聞いていたら怒…るよりも落ち込むかな。
二人で空を見る京一くんと晴美ちゃん。ほっとしたひととき。
さて、生徒会に戻して。村田家の庭の話ですが。「じいさんも感心してた」って、津守十全氏はわざわざ村田家に（始くんを？）チェックに行ったのでしょうか。
鑑賞会のポスターですけど。見事に制作年代にマッチした物を作ってます。利夫くん、ネット仕込みの知識なのか、単にマニアなのか。
「な〜に男二人でしみじみしてるのよ、気持ち悪〜い」那由多ちゃん、だれてます。始くんにお礼を言われて照れていても、テンションは上がりません。制服着てマイク付けて盛り上がっていた時の方が充実していた模様（笑）。でも、百恵様の服を悪く言ってはいけません。
瞬くん登場。瀬津名さんに似て来て、ますます那由多ちゃんの神経を逆なでしてますが。しかも「仲良しトリオ」にされているし。まあ、傍から見てればそうとしか映らないでしょうけど。
「こゆるぎ祭」小学校ですか。みんな、お祭り好きだからやる気ありますね。那由多ちゃんを除いて（笑）。
「父が箱根に向かいました」晴美ちゃん、山本先生と磯崎先生に報告しています。
「うまくやってみせます」自信？「できるのか」「天網流の名にかけて」やっぱり、気負う所がなくなっているようです。
「でもどこか強くなって」磯崎先生もわかっているようです。そして、割と感情が表に出ずに任務に忠実な人だと思われた磯崎先生ですが。「私も皆さんと戦います。この学校は私の職場ですから」といいこと言ってます。「子供たちの未来のために」銀河連邦一辺倒かと思ったんですが、いい先生ですね。
真守家。３日前が九州山地で、翌日は鈴鹿に木曽。今朝は富士の樹海ですか。阿僧祇の村を避けたといってますが、あそこは既にさんざん攻めて、攻め落とせなかったというのがオチでは？
箱根で決戦ですが、西日本の守り人はほぼ全滅…この話が始まってから、過去ではない現在で犠牲者が出たのは初めてでしょうか。しかも大量です。痛ましいです。
拳治氏も戦っていますが。他の守り人は…力が効かない故にやられて行きます。これが西日本の守り人壊滅の理由ですか。「頼みは天網流だけか」力に頼らない力が必要な時。でも、なんで他の守り人にも天網流をもっと教えこまないのでしょうか？それとも、単に覚えたレベルでは到底歯が立たないのでしょうか。
再び真守家。守機漠氏、自分たちの過去を責めて「銀河連邦に助けを求めましょう」ときたもんだ。しかし、それは銀河連邦に付け入る隙を与えることになるようで。一蹴されます。「様々な特権の放棄」の意味する所は今後を待つのでしょうが。「銀河連邦はシングウのチカラを守りたい」「私たちを守りたいのではなく」「重要だけど軽き存在」今の地球の立場、銀河連邦の思惑。まだまだ我々には見えない部分が多いようです。とすると、日本政府、大丈夫か？
漠氏の「宇宙外交」、百恵様にはすっかりバレているようです。が、守口壌氏の「犠牲が大きすぎる」と言う言葉は重いです。
そして、箱根の守り人も全滅目前で。「晴美、後は頼むぞ」あまり聞きたくない台詞と共に…。
アイキャッチあとはカモメハウスのジルさんから。珍しい楽器を弾いています。ウエンヌルさん、宇宙人の侵入がニュースになっていないのを不思議に思っています。「知らない？」戦いが秘密になっているのが不思議なようです。助けないかと聞かれてジルさん「彼らは正義のお題目のために戦っているのではない」どうにも、自分の力で戦わねばならないときがあるようです。しかし、宇宙人の目的、ウエンヌルさんは「ちょっとだけ」考えてジルさんも驚く速さで状況を把握してますが…私にはちょっと（笑）。
しかし、誰も知らない所で、自らの星のために孤独に戦いつづける。ヒーローの宿命みたいなものですけど、私、弱いです。泣けますね。
学校。磯崎先生がデータを説明してます。侵入者が強引に転送されて来た事実。シングウが恐い。これが今回の作戦のようで。
始くんは。ムリョウくんが休み？双葉ちゃんの弁当のせいにするのはかわいそうだと思いますけど。利夫くん、今度は企画書を書いているようで。なんだかんだ言って、一番会に貢献していますね。マメと言うか。ポスターが曲がっているとかいちゃもんを付ける那由多ちゃんはいつも通りで。
屋上？の晴美ちゃん「わかりました」。とうとう…。
で、京一くんを呼び出して。「あなたの命、私に預けてください」山へ。拳治氏は倒されたと（無事かな…？）。京一くんは自分の能力が劣っているから囮に選んだと思っていましたが。晴美ちゃんによると空蝉の要だから一番安全な自分の近くにと。「京一さんが居なければシングウは宇宙にいけない」
ここで、宇宙人の目的が空蝉による宇宙船への攻撃を阻止するためとわかりました（＜遅い？）
一方、その他の戦い人は生徒会室に缶詰。
「禍根は一気に断つ。これが天網流」一気に時代がかって来ました。
手首のお守りとは一体？
そして、宇宙人との戦い。互角？
晴美ちゃん、符を使って先週と同じく異次元？へ。お墓のある所です。
そして回想。「徒手空拳の戦いは不得手なり」戦い人はシングウとなってチカラとなる。いや、チカラゆえの強さだから、チカラを使わないと、ということですか。「守り人の力はここにある」胸の内に。「素直な心は日の光、風の流れ。これぞ風光の心なり」無心、と言うわけではないのですね、天網流は。
そして、符を破り…確かに、これなら敵も害を与えられないでしょうが…晴美ちゃんは戻らないつもりですか…確実に勝ちを取りに行くのもわかりますが、寂しすぎます。見ているほうが泣きそうです。
生徒会室。「晴美ちゃんは友達だから」助けに行こうとする那由多ちゃん。意外に理性的な瞬くんは父親似？。八葉さんは「そうだな、行こう」と。自分たちにできることをしないでいるのは不満なようです。
そして。バリアだったお守りが壊れそうに…。
「もういやだ。大好きな人が死ぬのはもういやだ」晴美ちゃんを探して走る京一くんが悲しいです。
そして、空が…煙？。ムリョウくんが帰還。珍しく、汚れてます。そして、空間を開けてくれます。何も言わなくても通じる想い。迷わず入って行く京一くん。そして、見送るムリョウくんの顔も格好いいです。
倒れた宇宙人。落ちている腕輪。探す京一。そして宇宙人が最後の力を振り絞り。晴美ちゃん、気付いて。「天網流奥義・風光の拳」奥義と言うのは、人間業を越えてますな。
山に来る生徒会の面々。ムリョウくん、宇宙船を破壊して来たのですか。
そして帰って来る京一くん。抱いている晴美ちゃんは、とりあえず無事なようです。
でも、ムリョウくん、倒れます。「あの」ムリョウくんが。宇宙での激闘、見て見たかった気が。
そして学校、始くんの視界に晴美ちゃんを運ぶ京一くんとムリョウくんを運ぶ八葉さんが。先生を呼びに行く始くん。のちに保健室で理由は教えてもらえるそうですが…。以下次週。
予告〜。八葉さんです。矢沢・永野の議長コンビ？がふれあいコンサート？例の小学校の祭り？八葉さん、歌ってるし〜。ムリョウくんはとりあえず無事のようですが。さっぱりわからないんですけど。
今週は、もう、言うこともなく晴美ちゃんで決まりですね。彼女を描くための１本でしょう。
あとは、中でも書きましたが日本政府の外交が、なんか不安です。百恵様と村田パパが出会えば、また、何か進むんじゃないかと思うのですが…。
ところで、ＤＶＤ２巻のあれ、まさか今回の話に引っかけている…？。
（2001.10.02）
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- ２００１年１０月９日放送
さて、早くも特集が決まったようです。10月23日（火）6:30〜、って再来週はお休みなわけね。ＮＨＫ得意の制作が遅れているマジック、なのかどうかはわかりませんが、佐藤監督の出演があるようなので、非常に楽しみです。ＤＶＤに入れて欲しいなぁ…。
今週は、嵐の前の静けさ、というか。本当にムリョウという作品は雰囲気がころころ変わるなぁ、というのが正直な所。でも、実際の生活ってそんなものですよね。
アバンタイトルは家で寝ているムリョウくんから。心配そうな始くんと那由多ちゃん。那由多ちゃん、「大体、肝心な時にいないんだから」とか言って怒っています。先週のムリョウくんの説明じゃあわからなかったのかな…？。
百恵様と山本先生も入って来て。「終わった頃に」とか「ぐーすか」とか那由多ちゃん、完全にムリョウくんが何の脈絡もなく現れて寝こけていると思っているようで。さすがに、ムリョウ君が気の毒です。
百恵様、「戦い人を守るため、遠い遠い宇宙の彼方」にムリョウくんが行って来たことを語りますが…。
で、本編。まだ、よくわかっていない二人に、山本先生が、磯崎先生から借りて来た映像を見せてくれます。ズームしていくと、宇宙船の爆発中央部にムリョウくんが！なんと冥王星軌道（44.6天文単位）まで行って来たとは。こないだが火星軌道でしたが、今度は距離が全然違います。いや、火星でもすごいんですけど。生身でアインシュタイン空間の制限を完璧に越えていますね。まあ、そのくらい力が無いと、今後の宇宙人との戦いはきついでしょうけど。
で、先手を打って宇宙船を叩いてくれたってことを聞いて、那由多ちゃん、うつむいて黙ってしまいます。反省しているかな？
そして、家へ帰る二人。始くんによると、那由多ちゃんは、落ち込んでいる上に、活躍しているムリョウくんが癪に障っているようです。むつかしい年ごろですねぇ。それをずばずばと言う（しかも、それが自然に思える）始くんもすごいですが。
那由多ちゃん、しがらみを断ち切ろうとしているのに、大人や晴美ちゃんやムリョウくんといった旧来の約束ごとに基づいて行動している人たちに守られているのが「情けないやら、何やら」ということで。でも、それに気がついていれば、いつか何らかの方法が見えて来るかもしれません。きっと、気付くことが重要なんだと思います。
「ムラタくん、ありがと」と去って行く那由多ちゃんが、最初の頃に比べて成長してるな、といった感じです。
で、次の日。いつもと全く変わらず登校して来たムリョウくんに、双葉ちゃんが泣きついています。次郎くんが、ムリョウくんが倒れたのが「原因は双葉ちゃんの弁当だ」と吹き込んだようです。まあ、あんまりにもすごい勢いなんで、さすがのムリョウくんも否定することもできず困っていますが（笑）。「ちがうよ、双葉ちゃん」の一言で双葉ちゃん復活。しかし、この台詞、声といいしゃべり方といい、女の子ならころっといきそうな感じです（笑）。宮崎さん「天使になるもんっ！」の頃に比べてグレードアップしたなぁ。
で、今日の双葉ちゃんのお弁当はというと。たい焼きまで入ったなんだかよくわからないけど豪華なお弁当（笑）。一方、始くんのはご飯に青物がちょろっと入っているだけ。始くん、自分で作ったほうがいいんじゃあ…。
しかも、運動部の部長連が巨大な風呂敷包みを持ってムリョウくんのところに差し入れに来ます。ムリョウくん、生活費を稼いでいることになっているし（笑）。こちらは瞬くんですけど。しかし、別に学校を休んだからって、そんなに隠さなくても…って倒れて八葉さんに担ぎ込まれたんでしたっけ。
中庭で利夫くんと始くん。次郎くんや瞬くんがムリョウくんの事に変な噂を流したり、逆に騒ぎを静めたりしているのは「うやむやにしてしまうためのなし崩し」ではないかと。転入組としては「僕らの知らない、もう一つのルール」があるのでは、と。鋭いです。次郎くん、いつもふざけてばかりかと思いましたが、何のチカラもなくても天網の民としてのルールがあるのですねぇ…。そして、利夫くんの疑念。普段から、情報収集に余念がなかったり、祭りクラブの運営に人一倍熱心だったりするのは、やはり思う所あるのでしょうか。でも、始くんも転入して来た時にそれを感じたといいますから、そんなものなのかなぁ？普通は、田舎故の地域意識という風に解釈して終わりなんでしょうが。
それを見ている瀬津名さん。新しい展開を導こうとしている少年たちの行動が、なんか楽しそうです。
そして、ムリョウくんはと言えば。机の周りが食料や灯油やらでいっぱいになってしまって、屋上で昼寝してます（笑）。
後半は駅に集合して小学校へ向かう祭りクラブから。小学校の「こゆるぎ祭」です。双葉ちゃんの友達の中島碧ちゃんと森村由香梨ちゃんが来賓係として出迎えてくれますが。緊張してこちこちです。いつも見ている始くんもいるのですが。まあ、小学生の頃って、中学生がやたら大人に見えますから。まあ、八葉さんは中学生にみえないけど（笑）。
で、双葉ちゃんはと言えば。グループで取材について、ヒカルちゃんの講義を受けています。CONTAXの一眼レフ？を持って目立ちまくり。運動会のときもそうでしたが、写真はかなりの趣味のようですね。
「ヒカルちゃんの燃えよ記者魂」なる技術指導らしいですが。まあ、来年のメディア委員会の人員確保も兼ねているのか（笑）。単に、こういうの大好きなのか（笑）
控え室では矢沢友道、永野信の生徒総会議長コンビがギター弾いてますし。祭りクラブはいつのまにか法被だし。瞬くんはオスカル？だし（笑）。「飛ぶ教室のマルチン・ターラー」という名も出て来ましたが、これは主役と見ていいでしょう。演劇の才能あるようで。
その容姿も、普段は奇抜な髪型に目がいってしまって気がつかなかったですが、実は美形なのですね。川森篤くんがポッとなって、双葉ちゃんにスクープされてます（笑）。
ついでに、記念撮影も。
父兄もそろそろ集まって来たようで、八葉さんのお爺さんとか、那由多ちゃんのお父さんなんかも来てます。地元の名士として来賓かな？
さて、出し物も、ふれあいコンサートとか、小学生もきっちりと乗ってくれて楽しそうです。こういうのって、乗ってくれるとすごくうまくいくし、一度外すと最悪になるけど。やっぱり、生徒総会のときのつかみからして、こういう舞台は得意なのかな？この二人。
一方、平日なので授業に出ていた那由多ちゃんですが。祭りクラブの見学にいこうと、楽しそうに向かいますが。深刻な顔をした晴美ちゃんに呼び止められます。「一緒に来て欲しいの」また、何かやっかい事？
そして、いよいよ祭りクラブ。映像と始くんの語りで祭りの紹介をしていきますが。神輿も持ち出しています。でも、つくりものかな？。ワッショイ・コールの沸き上がる中、担ぎ手の一人のムリョウくんを撮るために、双葉ちゃんが燃えてます。友達は呆れてます（笑）。フラッシュが光らないところをみると、高感度のデジカメですかね（まあ、2070年ですから…）。
見ていた瀬津名さん、出て行きますが…。
そして、八葉さんの歌。「八葉さん・コール」がかかるほど、子供たちの間では大人気のようです。
そして始くんによると大がかりな祭りは10年前ということですが…これって、例の神輿おろしですよね。
スミの方で「姉ちゃん、そっちは任せたぞ」というムリョウくん。さっきの晴美ちゃん、結構大変な事件なんでしょうか。
と思ったら、ソーさんの車に瞬くん、那由多ちゃん、晴美ちゃん。どうにもこうにも、瞬くんが企んでいるようです。京一くんのお父さんと同じく、崩し易そうな（実は一番固そうだと思うけど）晴美ちゃんと、表面的な利点や情に流されやすそうな那由多ちゃんをピンポイントで狙って自分の陣営に引きずり込もうとしているのでしょうか。瞬くん、わりと情よりも利益計算を優先しそうですし。父親と共に暗躍でしょうか。
で、こういう時に心強いのが瀬津名さんですね。屋根の上に風呂敷包みを持って乗っかっていますが、このまま宇宙にいくんでしょうか（笑）
で、瀬津名さんのカメラ目線ラストコールを振り切って、ラスト。部長連が何やら企んでいるようで。これが宇宙人絡みなのか、単なる体育会の陰謀なのかも次回ということで。
予告は双葉ちゃん、由香梨ちゃん、碧ちゃんの６年生３人組。双葉ちゃんがいっちゃってるのはいいとして（笑）。柔道部長のキラキラは一体いかに？
そして、海岸？で張り込む瀬津名さんは（宇宙じゃなかったのか…）
とりあえず、さっぱりわかりません（いや、柔道でしたっけ）。
今週は、先週の緊迫した空気を和らげるかのように「祭りクラブ」の１本ですね。でも、ラストからして、結構重要なターニングポイントになるのかも…という気もするけど、体育会の方はなぁ…でも、わからないぞ。佐藤監督は変な繋がりとかとんでもない伏線とかを平気で出して来そうな気がするから、油断は禁物、かな。
関係ないですが、瀬津名さんが頼もしくていいですね。惚れ惚れします。今のところ、中学生たちの「お姉さん」としての出番が多いけれど、ジルさんがらみでバーンと主役張る回が見れないかなぁ、とちょっと希望。
余談。今回、瞬くんの演じた劇で「飛ぶ教室」という名が出て来ていますが。まあ、有名な話なので言うには及ばないかもしれませんが。ドイツの文豪エーリッヒ・ケストナーの児童文学です。もう、心の糧となる大傑作なので、もし読んだことのない人がいたらこの機会に読んで見ることをお薦めします。講談社文庫版が値段的に手軽です。いや、図書館に行けばあると思いますが
（2001.10.10）
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