「面白かった」本編感想
ここは、「学園戦記ムリョウ」本編の感想です。本放送時の感想は基本的に終わったあとより辛口になる傾向があります。それでも、正直に書かせていただきます。最終回が終わったあとで、どんな結論に達するかが、楽しみです。
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- ２００１年１０月１６日放送
今まではあまり感じていなかったのですが、早いものでもう21話です。全26話が始めから決定していますから、あと１ヶ月半で終わってしまうのですね。いや、まだ、１ヶ月半もあります。ガンガン応援して行きましょう（笑）。
しかも、ようやくムリョウくんが前面に出て来ましたし（笑）。
さて、アバンタイトルは月の銀河連邦宇宙船から。晴美ちゃんがお父さんとお話ししてる…一瞬、イメージシーンか何かかと思ってしまいましたが。「死んだはずが助かった」生きていらっしゃいましたか。しかも、死んだかと思われた守り人の人たちもずらっと。銀河連邦も、粋な計らいですね。これが、善意ならいいのですが。
「天網流の当主だ」「はい」世間的にはすごいことですが、晴美ちゃん、いともあっさり受け入れています。覚悟の上とはいえ。精神的に強いな、と思うよりも。ここは「女は強い」と言っておきましょうか。晴美ちゃんの心には京一くんがセットでしょうから（笑）。
一方の瞬くんと那由多ちゃん。現実を直視して落ち込む那由多ちゃん。瞬くん、誘導している？
心配しているソーさんの「漠ちゃんはぜひとも見せてやってくれ」という辺りに、守機家の陰謀を感じますが（笑）。「知らないままでいるよりは知っていたほうがいいのよ」と瀬津名さん。「そうかなぁ」とどうにも煮えきらないソーさんに対して「そういうものよ」と、にっこり。まあ、現実を直視することは大切かも。あとは、それをどう自分の血肉に変えていくかということで。しかし、瀬津名さん、忍び込むのかと思ったら堂々と居ますね（笑）。
本編。登校中のムリョウくん、始くんに八葉さん。こゆるぎ祭の始くんの評判、すこぶる良かったようです。特に八葉さんとこのお爺さんに（笑）。ムリョウくんの言うように、締めの「新しい祭りを一緒に」というあたりでしょうか。銀河連邦との関係とかの模索もあるでしょうから、新しい考えとして始くんと話したがっているようですが、さすがに始くんは嫌そう（笑）。
さて、教室では。「おはよう諸君」柔道部長をはじめ、部長連が来てます。「話だけだ」と断って。窓辺へ。情緒に任せて語り始めます。「１日限りの助っ人ならどうだい」ムリョウくんの助っ人権を抽選で手に入れた柔道部からのお願いです。でも、始くんは止めようとするし、ムリョウくんはやる気ないし。「やる義務はある」「こないだのさし入れ」「食べたよね」「食べたんだよねぇ」特殊効果をかけてまで、迫って来ます。先週のさし入れ、病気のお爺さんのためにバイトというのが瞬くんの嘘とバレてます。まあ、隠してないんでバレるでしょうけど。で。あの量の食料。瀬津名さんの音頭取りでパーティの食料に化けたようです。「僕らの誠意を、食べたんだよねぇ」脅迫（笑）。しかし、ムリョウくん、全然けろっとしてますけど（笑）。それでも、なんとか「仕方ないなぁ。やりましょう」部長連、大騒ぎで喜んでいます。もしかして、御統中の運動部って弱いんでしょうか。柔道部長、一瞬惚けてしまいますが、今度は大泣き。「まあ、しょうがないね」そんな感じでも、すぐに全校の噂に。思ったよりも人気あるんですねぇ。それとも、単にお祭り好き？
廊下を歩いている晴美ちゃん。向こうから来た京一くん、彼女を避けていってしまいます。また、落ち込んでる？だろうなぁ。さっさと立ち直って欲しいですが。
ヒカルちゃん、お昼の「misuchuニュース」で大々的に宣伝してるし。宮ノ森中学との対抗戦は10日の午後２時だそうです。
さて、いつもの生徒会室。ここでも、ムリョウくんが噂になっていますが。那由多ちゃんは「バスケにソフトに陸上」と助っ人で応援に行けないようです。それ以上に、お悩みモード続行中です。
「どうだった？銀河連邦の宇宙船は」八葉さん、さらりといきなり。瞬くん、びっくりしてますが、瀬津名さんがバラしてるようで。それよりも。守機・守口の親父コンビ陰謀が百恵様にバレている話の方が瞬くんにはヤバかったようですが。
そして、悩む那由多ちゃんに。
「僕ら戦い人の日常は色々な人の犠牲の上になりたっている。だからこそ、僕らは笑っていなければならない」「みんなの明日のためにお前のすることを考えろ。それが僕らの義務だ」確かに、あのずらっと並んだ人たちが戦い人のために死ぬ所だったと考えれば、落ち込むのも無理ないですが。それにしても、八葉さん、いいことを言います。本当に中学３年生ですか？
さて、Ｂパート。家を出る始くん。双葉ちゃんと一緒に行くのを嫌がっているようですが。ピンクの法被にメガホンにノボリ。確かに街を歩くには派手だ（笑）。でも、まあ、応援ってお祭りみたいなものだから。まあ、宮ノ森中学とは10年で４勝６敗と負け越しているようですし。気合いが入るのもいいかと。
双葉ちゃんの友達の碧ちゃんと由香梨ちゃん、八葉さん、瞬くん、ヒカルちゃんの生徒会も応援に来てます。
んで。瀬津名さんも応援に来てますが。瀬津名さん企画のパーティのせいでムリョウくんが助っ人になったと力説しても、全然わかってくれません（笑）。話、聞いてないかも（笑）。
さて、柔道着のムリョウくん。学生服では白服もあったものの、それ以外の格好というのは初？結構似合っています。髪型はおとなしめだけど、わりと、こういう格好が似合うのかも。
双葉ちゃん、ムリョウくんの応援コールの練習。その横では、瀬津名さん、敵方の応援コールの練習をしています。割とムチャ（笑）。確かにエールの交換ってのはありますが。瀬津名さんのは、単に応援してるだけだし（笑）。
利夫くんに「事態を面白がっているだけだな」とか言われてますし。瞬くんには「パーティの件も確信犯と見た」とか言われてますし。そうか、確信犯か。瀬津名さんだから、さっきの話を理解できないはずがないと思っていたけど、それなら納得。全て計算ずくで、一番楽しそうな所をより抜き（笑）。
さて、裏庭のムリョウくんですが。助っ人になったことも、全然気にしてません。まあ、決まっちゃったら、もう、どうでもいいんでしょう。
そこへ、柔道部長下山望、相手の助っ人の情報を持って登場。そして、宮ノ森の柔道部長も。この時代はカラー柔道着が完全に一般化してるんですね（今現在の学生の試合ってどうなのかな？）。それはともかく。同じ顔です。みつるくん。従兄弟だそうです。で。勝てるとふんだ望くん、笑ってます。壊れてます。今回は、この人、主役級ですね（笑）。
さて試合ですが。異様に低レベル。最初、あれ？と思いましたが、始くんのナレーションと共に、どんどん低レベルに。本当に助っ人、必要だったのか？八葉さんとこの十全さんや守山載さんも来てますが、先週のこゆるぎ祭に比べると嫌そう（笑）。それにしても、この二人、やっぱり街のお偉いさんなんですね。
そして、副将戦。御統中柔道部長ＶＳ宮ノ森「妙見彼方」。ひょろっとした感じですが、座っているのを見ても一番落ち着いて強そうです。で、油断した部長、いきなり足を払われて１本取られています。
大将戦はムリョウくんＶＳ宮ノ森柔道部長。
しかし、八葉さんなんかは「何者なんだ」と今の助っ人に関心高し。相手が弱すぎて、どのくらい強いのかよくわからないんですけど（笑）。そして応援に来た那由多ちゃん。とか。
で、大将戦ですが、突っ込む柔道部長を、腕だけで投げてしまうムリョウくん。一本です。こっちの方が、凄そうですが、実際にやっている人から見るとどうなんでしょう（私は高校の体育でしか習っていませんから）。
で、勝った御統中学。ヒカルちゃんのインタビューでは「ちょっと体を開いたら相手が倒れてくれた」などと言っているムリョウくんですが。柔道は相手の力を利用するものとはいえ。勝手には倒れてくれないって（笑）
で。勝った御統中柔道部長、調子に乗って宮の森の部長に挑戦してます。
十全さんは「戦わせて見たいものだのう、晴美と」とムリヨウくん、べたぼめです。そういえば、晴美ちゃんの投げ技も同様の型だったような…？。
で、そのムリョウくんは。とんでもない速さで場所移動したのか。海岸で、彼方くんと対峙してます。「あてが外れました」まあ、助っ人が大将とは思わないな、普通。「対抗戦は勝利優先だから」しれっと、ムリョウくん、ちゃっかりしたことを言っています。飄々としている分、割と調子がいいのかも。
「地球には銀河連邦の切り札」「それはあなたでしょう」「さあ」ムリョウくん、相変わらず、あっさり返しすぎ（笑）。「でも強いんでしょう」「さあ」。
で、二人、構えます。久しぶりにムリョウくんの真剣な顔。
それを見ている「何か」電子的なスコープ。気付いた二人、やめてしまいます。あれ？お仲間じゃないの？とすると。他の反連邦勢力？それとも銀河連邦？まだ謎は多そうです。
「お姉さん、応援ありがとうございました」瀬津名さん、隠れているのバレてるし。でも、瀬津名さん、彼が宇宙人だって知っていて、応援していた？いや、やっぱり面白がっていたかな（笑）。彼の足が速いのにも感心しているようです。
ムリョウくん「敵…かな」瀬津名さん「味方じゃないことだけは確かだね」
とうとう、この姉弟が注目するだけのライバルが登場ですね。
さて。予告。始くんですが。よくわからなかったのでコメントはパス（笑）。
どっちにしろ、来週は「特集」です。本編が無いからって油断めされるな。我らが佐藤監督の出演に期待して待ちましょう。
さて、今週は…まあ、柔道部長のムリョウくん、助っ人勧誘大作戦がこれまでの番組中でも一二を争う、面白い演出だったと思いますが。
やはり、最後のライバル登場が大きいでしょう。普通だと正反対のキャラクターを出すものですが。既に京一くんが負けているので（笑）それは無しと。やっぱり、ムリョウくんに勝てるのはムリョウくんしか無いのでしょうか。同じような飄々としたキャラクターですね。でも、どっちかっていうと「真面目」なキャラクターに見えるけど。どうなのかな？真面目だと、どこかであせりから切れそうな感じがしますが、さて。どちらも、時代劇の主役級の剣豪のようで、今後の対決が楽しみです。
それに、彼の立場も、反連邦って感じはしますが、どういうポジションなのかはまだわかりませんしね。
それにしても。最初「番長戦記（ムリョウの初期タイトル）」と聞いた時には、こういう輩が次々とやって来る話かと思っていたのですが。そうだなぁ、車田正美先生の風魔の小次郎みたいな（＜ちょっと違う）。
それにしても、瀬津名さん、いいっすね。実際そばにいたら、とんでもない目に合わされそうだけど（笑）
（2001.10.16）
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- ２００１年１０月３０日放送
今回も、すごく盛り上がっているような、淡々と話が進んでいるような…すごく不思議です。色々な見方が出来るような。言えるのは…細かく見どころ満載、って事でしょうか。
ちなみに今回一番目立ってたなぁと思うのは彼方くん…ではなくて京一くんですね。ある意味、ムリョウという作品の中で一番「視聴者にわかりやすいドラマ」を展開しているのは彼じゃないかな、とか。晴美ちゃんとのカップルという点で見ても、公認のカップルをやっているのは彼らだけですしね（笑）。
さて、今日はお姉さんの「謎の白い人」も出ているという怪しげな情報から開幕です（笑）。
アバンタイトルは真守家。百恵様と津守十全、守山載の３人で柔道大会の映像を見ながら。先週と同様、ムリョウくんべたぼめで。「我々とは異なる天網流」ってことで、お山とは長いこと隔絶されていた時代があったのでしょうか。まだ、晴美ちゃんと試合させたがっていますが…裏を返せば晴美ちゃんが生身では天網市最強ってことですね。
で、百恵様もやはり注目は妙見彼方。２年Ａ組９月転入成績優秀文武両道、見た目通りですね。ホント。しかし、今回は津守さんたちも早かったようで、調査中だそうで。しかし、みんな、見れば宇宙人ってわかるんですね…。
廊下では、瀬津名さん。百恵様と一緒に月を見ながら。お土産の「おじいちゃん特製漬け物」は百恵様も特に嬉しいでしょう、きっと。
で、瀬津名さん、先週のこともあってか、地球が銀河連邦と反銀河連邦の争いに巻き込まれることについて意見を聞こうとしています。それに対する百恵様の答え「胸が躍ります」って…百恵様、若い！。回想シーンの中学生の頃と勢いだけは全然変わっていないようです。瀬津名さんの、人がたくさん傷つく、という問いにも「だけど未来があります、子供たちの未来が」と。他の人にこんなことを言われたら、ちょっと思うこともありますが、実際に地球のために生死をかけて戦ってきた百恵様の決意の現れだとすれば、深い言葉です。
さて、本編は壁新聞から。どうやら先週の柔道の試合は昨日の話のようです。
ムリョウくん、一面飾ってます。教室に行ったら…号外も出てます。ジロウくん、やけに燃えてますが…写真に写ってるのを自慢してるんですか…（笑）。
さりげなく、次郎くん注目をバラしてしまった司ちゃん、残り話数で進展するか？
扱いは小さいですが、那由多ちゃんも助っ人だけあって大活躍だったようで。
で、謎の英語劇を挟んで。秋美ちゃんと司ちゃんはコンビと見てよろしいのでしょうか。
当初から話題の学食のパンですが、秋ということで新メニューのようです。八葉くんと舜くんも食べていますが…当り外れが激しいようで。
お昼のニュースは、もちろん、秋の地方大会。柔道の対校戦…３年ぶりの勝利ってことは下山さんは団体戦で勝ったことなかったってことで、余計にうれしかったんでしょうねぇ。那由多ちゃんが活躍のソフトにバスケに100mにリレー…これを２日で続けてこなすのは、本気で凄いッスね。
で、まだ自慢してる次郎くん。「俺の顔は情報じゃない」っていう台詞は格好良かったです。受け売りにしても（笑）。お弁当、始くんは無事にお母さんのに、ムリョウくんは瀬津名さんのに。双葉ちゃんも、お母さんの復帰で、作るのは中断なんですね。
で、その弁当を食べるささやかな平和も中断されて（笑）、京一くん乱入。始くんを連れていきます。
屋上で、座り込んで。「食え」パンの袋をさし出します。「これは？」「知らん」って、京一くん、態度でかい上に意味不明ですが（笑）。おばちゃんに言われるままに新製品を買ってしまうあたりは素直というか、相変わらず普段は押しが弱いというか（笑）。「まずいな」「おでんパンですね」「おでんパンか…ダメだな」シリアスなシーンのはずなのに、だんだん何をやっているのか訳がわからなくなって来ます。京一くんの真面目ぶりが光ってます（笑）。
「どうしてなんだ」どうも、始くんが強い力を持っている那由多ちゃんやムリョウくんと普通に話せるのが不思議なようです。「何故、平然としていられるんだ」「オレにはできない」先週のハルミちゃんに顔を合わせられなかったのは、そういうことだったみたいです。自分の力に引け目を感じているというか、晴美ちゃんの凄さに圧倒されているというか。もともと守ってもらっているという引け目があったようでしたが、自信があった自分の力で結局の所何も出来なかったという想いが大きいようで。真面目です。
「真剣じゃないですか」「いいじゃないですか。好きなんだから」「好きならいいのか」京一くん、何か真剣に悩みすぎ？。
「お前凄いな」「食えよ、パン」「やっぱりまずいな」
京一くん、ふっ切れたのかな？妙に、このシーン好きです。京一くんの真面目さと、真面目にまずいパンを食べてなんとなくいい雰囲気の二人がまた（笑）。
御幣を見つめる那由多ちゃん。晴美ちゃんも来て。何かと思ったら、何も無いのが不思議なようで。すると、謎の白い人（笑）妙見彼方くん登場。どうやら、彼の力で結界を封じ込めていたようです。恐るべし、妙見彼方。「スバルムリョウくんに会いに来ました」モテモテ？（笑）
アイキャッチを挟んで、海岸に並んで座る二人。那由多ちゃんと晴美ちゃんも学校をサボって付いてきたようで。ジュースを買いに行ったらジルさんとウエンヌルさんが通りかかったりして。サボりがバレてますが、立会人とかなんとか、勝手なことを言っています（笑）。で、結局そこにいた６人分のジュース代を晴美ちゃんが出したのかな？。さすがは天網流の当主（笑）。
一方学校では。気付いた始くん、八葉さんと相談中。瞬くんが調べて。彼方くんと共に天網海岸に居ることがわかります。「僕らも早退だな」ってことで京一くんのクラスにも。「京一、お前も早退だ」瞬間、びくっとした京一くんがまたまた真面目っぽいというか。
一方、真守家では。彼方君の地球での個人データが嘘であるとの事。銀河連邦関係で無いことも。「どこの星にも向こう見ずの人が居るものですね」百恵様、余裕過ぎます。これが、100年たって変わった所なんでしょうねぇ。
で、彼方くんとムリョウくんですが。さりげなく物騒な話をしています。
遥か彼方の伊豆大島との間に何か居るとか（潜望鏡？）。
彼方くんが「僕の仲間を攻撃したのは？」と切り出せば場所を聞いて「海王星を外れたカイパーベルト」と「冥王星」ってことで、前回の襲撃と別口であるということが判明。しかし、そうすると別口の宇宙人に彼方くんのとこの宇宙船が攻撃されたってことに！
ムリョウくんが「サナトス星の兵器」を使っているかと聞けば、「趣味悪い」と切り替えされ、サナドンの時とも別口と判明。
太陽系で宇宙人たちが暗躍しているのが浮き彫りになって来ます。
で、その後方、ジルさんたちは。ムリョウくんが那由多ちゃんの方を見た（暗に彼女が力を持っていることを言っているんだけど）のを受けて。ジルさん、ムリョウくんと彼方くんが那由多ちゃんと晴美ちゃんでダブルデートを企んでいる、とか言って。また、那由多ちゃんがそれを真に受けてるし（笑）。彼女も真面目〜。完全に受け流しちゃってる晴美ちゃんが一番大人ですね（笑）。
彼方くんの方もムリョウくんをある程度信用したのか目的を話し始めます。「銀河連邦がまたシングウのチカラを持ち出そうとしている」のを調べに来たと。おお。ようやく、連邦の逆の立場からの見方が出て来ました。これは、今まで出て来たシングウと地球、天網の民などに関する過去の因縁に関することが、連邦がらみで結構怪しいということでしょうか。前に阿僧祇さんがシングウのチカラについて言っていたことも関連して来るでしょうが。
で、彼方くんとしても、情報が複雑、と。単に連邦、反連邦というレベルで戦っているわけではないようですね。
で、ここらでもう終わりとでも言うように、二人して石を投げて…はるか沖の潜望鏡を破壊。本体が浮上したのをジルさん見て「ありゃあ」とか言って。でも那由多ちゃんには見えないってことは…凄い沖の事だったようで。伊豆大島沖って…こっち寄りじゃなくて向こう寄りだったの…。で、後ろに隠れていた生徒会＆始くんもバレて（笑）。
見つめあう京一くんと晴美ちゃん。京一くんも自分がやるべきことに対する自信が取り戻せたのか？「おーーーあぉーーー」気合いを入れて走っていきますが…双葉ちゃん居なくて良かったね（笑）（＜ギャグシーンじゃないって）。
そしてシングウＶＳ宇宙人の機械。
ここの音楽、今までと一風変わっていい感じです。今までは、ヒーロー的な感じが立っていましたが、今回は戦闘シーンの音楽が重い感じで、後半らしくいいですね。
「銀河連邦と仲良くする気も無い」「でも戦う気も無い」彼方くん、敵対する気は無いことを、つまりは戦闘している機械とは無関係であることを話してます。
一方、後方ではウエンヌルさん、正体を知っているのになんで那由多ちゃんたちが隠れてるのか不思議がっていますが。「恥ずかしいんじゃないの」ジルさんの答えはある意味合っているのかな？隠れるのが習慣になっているんだろうし。後は彼方くんが居るっていうのもあると思うけど。
で、始くんは。貰った携帯を取り出して戦闘を観察。晴美ちゃんもちょっとびっくり。ジルさんは自分で見えるからいいんだろうけど、始くんが持ってたことは、ちょっと興味を引いたようです。
で、シングウは柏手一閃で敵を撃破。
「帰るのかい？今度はいつ来るんだい？」ムリョウくんとしては、自分と同レベルの力を持つ彼にちょっと興味を引かれているのかな。「さあ、それは」わからないみたいですが、最終回までには、また見られるかな。
「銀河連邦を信用しすぎてはいけない」忠告してます。「かといって君らを信用してもどうなのかな」ムリョウくん、普段が天然な感じですが、ちゃんと考えているのがわかります。「自分の心に忠実に」彼方くんも、自分たちの考えを押しつけずに帰って行きました。
「すごいや、守山さん」「日ごろの訓練の賜物よ」やっぱり、夏休み以来、那由多ちゃんも、格段に強くなっているんでしょうか。それとも、ここんとこいろいろあって、精神的に強くなったからかな？。
彼方くんについて聞かれて「帰ったよ、空へ」といいつつ空を見上げるムリョウくんには、やっぱり何か思う所があったんじゃないかと…。
エピローグは百恵様とお茶を飲む瀬津名さん。電話に出ていた百恵様、瀬津名さんに「事態は急展開ですね」。今回の事…じゃあないですよね。「日本時間で明日の朝６時」。遂に、真守が動く？銀河連邦、ソーさんたち、村田和夫さんとかの国連、守機漠さんたち…今までいろいろの動きがありましたが、その展開なのか…百恵様が何か企んでいるのか？。瀬津名さんと百恵様のコンビって最強というか最凶というか、なんか凄くて…いいですね（笑）。
とりあえず、夜空を見上げる始くんで締め。
予告は…始くんですが、音楽が重いというか壮大です。映像としても全く情報不明。空を覆う？臨時休校？どちらにしろ、天網市で朝を待つ市民のみんなと一緒に来週は驚くことになりそうです。
しかし、今回は男同士の会話が渋くて良かったですね。始ＶＳ京一、ムリョウＶＳ彼方。片や、熱血男のロマン系。半分、森の石松の金比羅詣（＜全然違うって）。片や、淡々と爽やかな会話。でも腹の探り合い。で、どっちも、なんとなく友情？。今まで突っ込んだ所は那由多ちゃんや晴美ちゃんがらみが多かったんで、男同士で突っ込んだ会話っていうのも、またよろしってことで（男ばっかりだと華がなくなっちゃうけどね）。
しかし、ムリョウくんと彼方君のコンビ、なかなか良かったですね。しかし、ムリョウくん、始くんに彼方くんと男同士のコンビがお似合いになってしまうのって…。いや、最近那由多ちゃんにモーションかけてないし（笑）。
（2001.10.30）
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- ２００１年１１月０６日放送
嵐の前の静けさ、といった感じです。今回は、ラストへのプロローグといった感じでしょうか。この分でいくと、派手なドンパチをやって、めでたしめでたしという「侵略物ＳＦの簡単な終わり方」をする可能性は低そうですね。それでも、絶対に盛り上げてくれるだろうという信頼感はありますから、この後どんな方向へ向かうのか、楽しみです。隠し玉があるのかなぁ…。
それはいいけど、今回、感想書きにくいなぁ。
さて、アバンタイトルは星空を見上げる始くんから。先週も見上げていましたが、屋根の上…後で気がつきましたが、もしかして学校の屋根？（模様が似てるけど、色が違う…）。
そして、いつものごとく唐突に現れる瀬津名さん。二人で空について語ってます。でも、全然ロマンチックな方向ではないですけど（笑）。「人は前を向いて進む」いい言葉ですね。確かに、視点はどっかに行っちゃいそうです。上を向いているのは…タロットカードのＦＯＯＬだったかな？。でも、そこに希望を見る始くん。朴訥としているけど、詩的ですね。「忘れないでね、あなたの力はその心」天網の民のチカラとは違ったチカラですけど。で、台詞にお兄ちゃんが入ったあたりで「やられた」と思いましたが…案の定、夢落ちです。ただ、相手が瀬津名さんだっただけに、本当に単なる夢だったのかどうか…ちょつと疑問。
で、またいつものニュースかと思ったら。今度は実物ですね。空に巨大な宇宙船。銀河連邦の実力行使？
さて、本編。空を見上げる山本先生に、歩いて来た瀬津名さん＆百恵様。ニュースも騒いでます。でも、天網市の人たちは変わらない感じで。でも、商工会長によると、最近転入して来た人たちはパニックのようで。本当に、逃げ出してます。そりゃあ、宇宙人なんて侵略ＳＦでしか見た事ない人にとっては恐いでしょうねぇ。
で、双葉ちゃんも騒いでますけど、村田家は割と平静で。始くんの携帯に村田・父から電話がかかって来て、今日子さんも気持ちが定まったようで。始くんは、ある程度知っていますから「僕は見届けたいから」というのもうなづけます。
で、今日子さん、和夫さんの仕事についてある程度知っていそうだったから薄々気付いているのかと思ったら…ほとんどわかっていないみたい。それでも、あれだけ落ちついていられるのは凄いと言うか貫禄と言うか。「信じている」とはいっても、やっぱり凄いです。
さて、駅前のニュースレポーターも脱出組と平静組（商店街や駅の周りが古くからあるってことのようですね）にあまりにも分かれているのでとまどっているようではありますが…頭のいい人はなんとなく意味のある部分に気付くみたいですね。
さて、真守家。瀬津名さんがお粥を出してます。先週の漬け物がキーポイント？瀬津名さん、食べる専門とか昔言ってましたが、料理もなかなかのようですね。
で、メンツは百恵様に分家の４人、３役、山本先生。守機・父に対して守山・父があまりにも険悪なので山本先生も落ち着かないようで。そんな中、一人粥を食べる津守・爺がなんかいい感じです（笑）。「あの」百恵様と付き合いが長いから、他の３人の鍔迫り合いも軽く見ている？。実際の所、企んでいる守機漠は勝ち組のつもりで、守山載がかみつくと言った感じですが。覚悟を決めたかのような守口壌が銀河連邦と日本政府との交渉で「天網の民が今回の立会人」と宣言。「銀河連邦が正義で対抗勢力が悪と言うわけでは」という百恵様に対して漠さん、ぬけぬけとしていますが。やっぱり、百恵様の方が一枚上手です。「ちょっと出し抜かせて」って、完全に獏さんが主導でやって来たあたりをひっくり返すつもりです、これは…。
御幣が鳴って。天網の人たちも、今度は少し気が乱れています。
そして、空を割って、巨大な物体が。いや、本当は空が割れているというよりも物体が直線状なので転移して来る時の空間のゆがみがそう見えているのかもしれませんが。ちなみに、この空が割れる表現、言葉には表せない位好きです（笑）。「ありえない」という人がいますが、映像的に凄く「格好いい」と思いませんか？（多分、私の場合ウルトラマンＡのバキシムがトラウマになっているせいと思われますが）。
さて、始くんはこの事態に学校へ。そして、海側から出て来た宇宙船は銀河連邦の船を内陸へ押し込んで行きます。銀河連邦が巨大な白鯨のような曲線主体に対して、もう一方は三角形を組み合わせた直線主体。ヒーローものなら、こっちが正義ですね（笑）。
百恵様、「銀河連邦とは異なる星々の」ということで、対抗勢力を呼んだようです。「さる方の協力で」。山本先生、すぐに、コネのある人物に行き当たったようです。昔、そんなことを修羅場で聞いたことがありましたね。
というわけで、カモメハウス。ジルさんです。宇宙船は双方とも全長６km。それが大気圏内を浮かんでいるというあたりで驚異的です。まあ、重力制御は当然ってことですね。
どうやら、もう一方は「宇宙連盟」と言うようで。ザイグル星が銀河連邦に入る前にいさかいがあったっていうと、1000年以上前に何かあったってことで。これも、シングウや天網の民に関わって来る話なんでしょうか。
そこへやって来る磯崎先生。ここんとこ出番が無いと思ったら、本部へ出張だったそうで。で、相手の船をジルさんが呼んだと難癖付けに来たようですが。マダムに頼まれたと素直に言ってます。「当事者はみんな呼ばないといけない」というわけで。百恵様、遅れた星である地球に対して一方的にカードを握られるのを嫌ってか、暗躍してますなぁ（笑）。ジルさんも、ある意味今までで一番の活躍かも。
学校。生徒会メンバー。又はタタカイビト。山本先生相手に会談に立ち会えないと文句を言ってますが。「会談と言っても何が起こるか分からん」ううっ。佐藤監督のファンだとナデシコの第２４話を思い出す人が多そうな台詞。「もしもの時は」そう来ましたか。八葉さんはそれで納得します。で、学校のセキュリティキーを貰って、学校は生徒会の手に移りました。
そこへ役者が集合。宇宙船からはソーさん以下今回の件を進めた銀河連邦の大使、宇宙連盟側は妙見彼方くん。単なる戦闘者とか情報収集者でなく、大物なのね。そして、伊藤官房長官に。百恵様。会談はどこでやるんでしょ？学校？。
始くん、屋根の上で宇宙船見物。いつのまにかムリョウくんもいます。「どうだい、あれを見て」ムリョウくんや瀬津名さん、始くんの感想を聞くのが楽しみでいつもこういう質問をしているような節がありますね（笑）。「わからない」「見なくちゃって」あまりにも飾らな過ぎ。これは確かに凄いかも。
で、向こうの屋根には生徒会役員。生徒会室に呼ばれます。で、始くん、帰るのかと聞かれて、宇宙船も見たし、と迷っているとき。那由多ちゃんの表情。まさか、わざわざ来ていた始くんが帰るとは思っていなかったのでしょう。もう、秘密も知っているし、仲間意識もあったし。一緒にいてくれると思っていた。うーん、これはもうひと押しか？
で、駆け込んで来る瞬くん。使いっ走りかと思ったけど、よく考えると、他の人間が買い出しに行くのと能率が違い過ぎますね。適材適所。
「大変なんです。みんなが登校して来ます」一つには、時間がとんでもなく早朝のタイムテーブルで動いていたと思い知らされましたが。晴美ちゃんも、今日はおめかしして来ている？山本先生の指示かと聞かれて「守り人の長である、私の指示です」。天網流師範ってことはそういうことなんですね。「子供には子供の戦い方があるわ」という晴美ちゃん、頼もしいです。どうも、京一くん関係だと気弱で引っ込み思案といった感じでしたけど、ひとたび使命が絡むと、頭の回転から行動力まで他の人と比べ物にならない感じですね。でも、最近変った面もあるのかな？瀬津名さんの影響とか。
ちなみに、他の生徒ですが。一応力は無くとも守り人ですから。ある程度の情報を知っていたら、こんな面白そうなこと、というか、自分たちがこの一大事に外されるのはいやだという感じは誰もが受けるとは思うのですが。天網の民のように子供のころから、ある程度使命を持っていれば。
結局、八葉さんも文化祭の準備デーどして認めてしまいます。まあ、せっかくの生徒貸し切り日ですから。
さっさと晴美ちゃんと仕事に行ってしまう京一くんがナイスです。で、それ以上に「残ってけよ、村田」「その方が那由多も喜ぶ」というアドバイスがにくいです。それを聞いて笑っている晴美ちゃんも（笑）。那由多ちゃんは、案の定怒っていますけど、どうせ半分はポーズですしね（いや、ほとんど全部、恥ずかしくて怒っているのか）。
予告〜。始くんです。音楽が変ったせいで、相変わらず緊迫してますね。次回は臨時生徒総会ですか。どうやら、銀河連邦、宇宙連盟、日本政府、天網の民に続く第５勢力の予感もありますね。
さて、話は異様に緊迫して。戦闘行動が全然ないのに、ストーリーが盛り上がるという、この手の話としては珍しい状態です。話自体は、今までの延長線上の部分が多いので、細切れのシーン全てが重要に思えて来ますが。
でもって、緊迫した雰囲気が、生徒たちによって妙に和んでいます。この天網市民の「大事」に対する普通感覚が、見ていてたまらないですね。日常の風景に溶け込んでいるせいで、今、ここで、同じことが起こっても不思議が無いようで…。
そんな自分の感覚がある意味不思議ですね。
(2001.11.06)
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- ２００１年１１月１３日放送
クライマックス一直線。今回は、会議だけで終わるのかと思ったら、大きく話が動いていますね。一見、シングウに関る設定説明回のようですが、真に重要なのは「臨時生徒総会」のほうなのかもしれません…。
アバンタイトルは鼻面を対峙する２隻の宇宙船から。見上げる不安げな市民。といっても、ほとんどが天網の民でしょうから、不安の意味が少し違うんでしょうが。
「お兄ちゃん遅いね」という双葉ちゃん。やっぱり、不安だから気になるのかな。
会合は真守家で行われているようです。「この先地球をどうするつもりなのか」という百恵様の発案の下。銀河連邦は、基本的にソーさんが代表のようです。「さくさく銀河連邦と地球の交渉を」「そうはいきません」どうも銀河連邦の真意が読めないだけにこの２者、どちらに思い入れしていいのやら。
カモメハウスでは、ジルさんとウエンヌルさん、磯崎先生。こちらは、一番物知りのジルさんが語っています。「銀河連邦と宇宙連盟のいさかい」先週辺りから出て来ている言葉ですね。前の大戦で、一万年以上前…銀河は平和ですねぇ。逆に言うと、とんでもなく大きな戦いってことでしょうけど。「まったく馬鹿なことをしたもんだ」ジルさんの言葉を聞いて。地球上の大戦と呼ばれるものですら第二次世界大戦などあれだけの悲劇となったわけですから。多くの星々を巻き込んだ戦いがどんなものかという重みが漂って来ます。普段が普段なだけに。
本編は、学校から。始くん、教室に入ると六人ほど来ています。マモリビトですね。「一人だけで文化祭の準備をしようだなんて」などと、みんな軽口を叩いていますが、「俺は峯尾に言われたからだけじゃない」という次郎くんの台詞あたりにマモリビトとしての自覚のようなものが伺われます。
でも、利夫くんたち一般の生徒も登校。結局、みんな集まってしまいます。
しかも、ひかるちゃんの放送まで入って。八葉さん、怒って？乱入。「どういうことだ」珍しく、語気が荒いです。ひかるちゃん、世界情勢を説明しつつ今を語りますが、「君は僕らとは違う。天網の民でもマモリビトでもない」八葉さんからすると秘密を知っていても…というより、ひかるちゃんを危ない目に合わせたくないだけの様にしか聞こえませんが。でも、ひかるちゃんは引きません。結局、そうしている間にも、ひかるちゃんネットワークによってみんな登校ということに…。
その事態に、那由多ちゃんも山本先生に電話して指示を仰ごうとしていますが。「まあ、来ちまったもんは仕方がないなぁ」先生も、時代の変わり目を感じているようです。
ところで、エプロンしている瀬津名さんがかわいいですね（笑）。
結局、八葉さん、臨時生徒総会を開くことに。「みんなミス中の仲間だ」という言葉に、しきたりを変えようとする決意が現れています。まあ、今日の御統中学の権限がすべて生徒会に委ねられている、ということはつまりそういうことなのでしょう。
さて、カモメハウスでは。「あなたにお尋ねしたいことがあります」磯崎先生がジルさん相手に、いつになく丁寧に接しています。「あなたは一体何者ですか」って、銀河連邦からしても怪しい人だったんでしょうか、やっぱり。と思ったら…「判定者」とは如何に？
街の中を走る広報車。市側もある程度の情報を持っていて落ち付いているんでしょうねぇ。あんまり緊迫感ないです。
双葉ちゃんも暇そうですが。パソコンを使っていた今日子さん。画面に御統中学の臨時生徒総会の文字を見て、始くんがお昼に帰って来ないのに気付いたようで。で、八葉さん、ＴＶニュースでも語られていない天網市の秘密を語っちゃってます。いいのかな。学校だけじゃなくて…世界配信？始めは、村田家で学校関係のページを見ているだけかと思ったのですが、ＴＶにも流れていますし。阿僧祇さんも見ているところをみると、地元だけじゃないみたいだし。
しかし、この時代、ネット上に強制配信が出来るんですかねぇ。それとも、ネット上のニュースチャンネルか何かに流している？。どっちにしろ、かなりの大事です。
でも、天網の民はともかく、学校でそれを聞いている生徒が取り乱さないあたりからして、「宇宙人」なんていう言葉も昔ほどの意味を持たなくなっていることは確かなのでしょう。まあ、既に宇宙人が攻めて来て、宇宙船が存在している状況からの情報ですから、「おまじない」の意味と比べてもかなり薄いんでしょうけど。
真守家の台所では、瀬津名さんと山本先生が昼食造り。二人とも、エプロンが似合っています。山本先生はカモメハウスのパーティーでも明らかに腕が有りそうな格好をしていましたが、瀬津名さんの料理上手は何度見ても意外な感じ（笑）。
さて、真守家での会議は。村田和夫さんの「この半年の騒ぎ」一覧に対して、「攻撃ではありません。調査です」と言い切る妙見彼方。守口壌さん、激怒です。「調査」という言葉のレベルが一般的な学術調査などと同様に考えてはいけないようです。政治的・軍事的調査のようですから。
で、和夫さん、助け船。ここ最近日本が襲われるわけ？。私としては言いたいことがよくわかりません。宇宙人の政治体系が大雑把？そんなことで？。でも、笑い合う宇宙人たちに、壌さんも毒気を抜かれてしまいます。「こんなことなら、なぜもっと早く話し合いをしなかったんだろう」という壌さんの言葉の本当の重さは、多くの人を失った彼にしか分からないことなのかも。「タイミングですよ」全てを受け入れて対応できる人たちの出現。現在でも、そういった土壌はあるような気はしますが、確かに「現在政治を行っている年代の人たち」の多くには、まだまだこんなＳＦ的な話は受け入れがたいのかもしれません。
百恵様の「あなた方がシングウと戦うのは何故ですか？」という問いに対して、「だから調査です」「彼が眠る地として」「彼をこのままにしていいのか」シングウに対するキーが出て来たみたいですが、まだ漠然として良く分からないのですが。どうやら、シングウのチカラには「彼」という存在が関っているようです。そして、それに関する調査として、戦うしかなかったのか…。
学校ではカワサキパン（「クマのパン屋」ですか。確かにクマのマークですね）が半額セール。まあ、臨時休校でだめになったと思えば（笑）。
那由多＆瞬はパンを大量買いし、始くんは文化祭の映画撮影用にひかるちゃんのところにカメラを借りに行き。「クラスの太田」の発案…初めてスポットの当たった人物だな（笑）。
カモメハウス連は移動中。磯崎先生は、まだ疑問点をぶつけています。銀河連邦の歴史は５万年。シングウのチカラはエネルギー的なもの。でも「シングウはエネルギーではない。エネルギーを用いる人間も含めてシングウ」。ここで、ジルさん、表情一変。どうやら、この「人間」と言うのはシングウになる那由多ちゃんたちの事ではないようです。それが「彼」？。磯崎先生は宇宙連盟と取り引きして情報を得たようです。どうやら、連邦では封じられた事実のようですね。
磯崎先生、地球に対して「存続すべき」と、なかり切羽詰まった話を始めます。地球は「あるはずのなかったシングウのチカラ」による「ゆがんだ進化」をした星であると言うジルトーシュの言葉にも負けない磯崎先生。「侵してはいけない」と。例えそれがジルトーシュの言うように「判定者であっても」。「絶対の正義、絶対の真実」に基づいて星をも滅ぼす「唯一無二の存在」である「判定者」。
しかし、磯崎先生、初登場からずっとクールな感情を表に表さない存在のように見られて来ましたが、中身はかなり熱いですね。組織一辺倒の堅物というわけでもないですし。
ちなみに、取り引きは彼方くんとしたようで。ジルさんも彼には呆れていますが。しかし、この事といい、会議の席での対応といい、彼方くん、見た目通りの年とは到底思えませんね。ムリョウくんの底知れなさとは全然別の政治的な深みが見えるような気がしますが…実際にはもっと単純なのかな？村田さんによると（笑）。
「見届けてもらうために呼んだのさ」彼方くんの事ですが、銀河連邦もそうだそうで。どうやら、百恵様の要請と言うよりも彼の目的にかなったことだったようです。「証人になってもらう」ということです。「存続」に関する。しかも、これから始まるのではなく「始まっていたんだ」「戦いの中、一人の勇者が姿を変えたその時から」ということです。この勇者が「彼」ですか…
その時、磯崎先生に通信。地球２万キロに秒速１０キロで近づく…サナドン！。前回の戦闘時にムリョウくんが持ち帰ったチップには大昔の言語によるプログラム、ということで。「あなたの仕業ですね」ジルさんとこ、寿命が異常に長いんでしたね、そういえば。
「貴様、騙したな」真守家では大騒ぎです。でも、当の彼方くんは平静そのもの。「おやめなさい」ソーさんが助け船を出してます。彼も、誰の差し金かわかっているようです。第三者の関り。真守家には、その人の事は伝わっていないようです。銀河連邦の知識がベースだから？。彼方くんによれば、一万年前にシングウを封じた時から「あの人の使命は始まっていたのです」。ってことですが。
判定者…一族で受け継がれるのか…「あの人」が一万年のときを過ごしているのか。
彼方くん、「休戦協定の付帯事項の発令を要求」休戦協定っていうのは、一万年前の戦争のですよね。村田さんと伊藤官房長官じゃないですが、スケール大き過ぎ。
ソーさんも発令をのんで、「一切を判定者に委ねます」ということに。地球側は寝耳に水な話のような。
空を見上げる瀬津名さん。「ジル…」この人は彼の使命をわかっているのですね。でも、その切なそうな感じは？今のところ彼は直接動いているわけではありませんが、やはり、サナドンだけでは終わらないのでしょうか。瀬津名さんが心配しているのは、ジルトーシュなのか、ジルトーシュによって判定されるこの星なのか。
生徒会室では。「後１０分程度」焦ってます。
そして、映画撮影の準備を校庭でしている始くんのクラス。でも、マモリビトの面々は気付いています。先週、八葉さん、大した力がないようなことを言っていましたが、女の子を含めて、一般人とは違う訓練がなされていることだけは間違い無いようです。「敵が攻めて来る」次郎くんのつぶやきは今までで一番真面目な響きがあります。
「最後の試練だ」ムリョウくんはすべてわかっているようです。
走って来る那由多ちゃん。校庭の真ん中でシングウになります。始くんの呼びかけに。「一人で飛んでみる」「私、みんなを守る」「大好きなみんなを」空蝉を使うことなく、宇宙へ行く気のようです。出来る？出来ない？。
生徒会メンバーも必死の形相で走って来ますが間に合わず。校庭には桜の花びらが散るのみ。
そして、宙を進むサナドン…。
予告。やはり生身では、宇宙には行けないようですが。「彼」の正体が明かされる？お山で聞いた声…あの時の事は、その後もまったく描写されていませんでしたね。次回、シングウのなぞが明らかになるのか？
ちなみに、アニメ誌によると、来週は「特番」のようです…バカヤロー。ここで２週間も待つのはなかなかの苦痛です。まあ、製作も切羽詰まっているのかもしれませんし（？）、楽しみが後に伸びたと思って、座して待ちましょう（笑）。
今回は、ついにジルさんやシングウに関する設定の一部が明かされましたね。ラストバトルがサナドン４体という大変さよりも、「判定」というスケールの大きさの方が気になります。そして、いまだに何も明かされないムリョウくん（阿僧祇さんも含む？）たちの秘密。そして、役目放棄した連邦、連盟や見守ることしかできない真守家よりも重要であろうと個人的に予想する「地上に残された御統中学の生徒たち（もちろん一般生徒）」。
那由多ちゃんの悲壮感漂う決意も、晴美ちゃんが異次元で戦った時と同じく、見ていてつらいものがあります。まして、本来サポートであるべき八葉くん、京一くん、瞬くん、そして更にそのサポートである晴美ちゃん、そして数多のマモリビトの面々であったのなら。先週「今ここで起こっていても不思議はない」と書きましたが、正に、彼らの感情に一緒に引きずられている気分です。
残す所、後２話。どういう構成になるのか、全く予断を許さないと言うか…予想が付きにくいです。まあ、佐藤監督に全幅の信頼を置いているので、不安は無いのですが。
ちなみに、メモ見ながら書いていますが、途中でどれが誰だか訳分からなくなって、ビデオを見直しちゃいました（笑）。もう１回くらい見て、次回に備えたほうがいいかも（笑）。
（2001.11.13）
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