「面白かった」本編感想
ここは、「宇宙のステルヴィア」本編の感想です。
初見の時には基本的に終わったあとより辛口になる傾向があります。それでも、正直に書かせていただきます。最終回が終わったあとで、どんな結論に達するかが、楽しみです。
「宇宙のステルヴィアでいこう」本編感想（１話〜４話）へ
「宇宙のステルヴィアでいこう」トップに戻る
トップに戻る
各話感想へジャンプ
- 第５話へ 第６話へ 第７話へ 第８話へ
-
- ２００３年４月30日（５月１日）放送
いつもと同じくアバンにＯＰと見てきて…提供のバックがやけに男っぽい（笑）。５人居るからビッグ４とは関係なさそうだけれど…というところからスタートの第５話です。ＤＶＤにも提供バックとかちゃんと入るといいなぁ。
今週もオーバビスマシンの訓練。が終わった所から。いつものメンバーが固まってます（笑）。アリサちゃんにマイペースと言われていじけるしーぽん。かなり気にしているようです。で、エレベータに乗…ろうとしたところで、その上の「必勝旗」に気付きます。…大漁旗みたいな（笑）。「また、そんな季節なのね」と一人で思わせぶりなことを言っているやよいちゃんも、現実的には端から見ていると怪しい人かも…。
というわけで、再び訓練。スラローム。白銀先生がいる。しかも、Ｖサインしてるし。…先週、予告で「体育祭」を連呼しない方が良かったかも（笑）。生徒達ほど驚きませんから（笑）。
で、前回までの訓練の進展は分かりませんが、今回の訓練が「かなりのレベルアップを強いている」ということは感じられますね。最低速度秒速12kmというのはパイロン？の間隔がどのくらいなのか分からないのいで速いんだか遅いんだか分かりませんが。大ちゃんがダメダメで怒られるくらいには速いようです（笑）。しーぽんは、綺麗にこなしてますけど…遅いようで。
「もっとスピード出すんだー。燃えろー。燃えるんだー。ファイヤー」迅雷先生、一人で燃えてますけど、生徒がついてきてませんが…。
昨日までと全然違うと、バテバテの生徒。アリサちゃんは、こういう時必ず愚痴言ってますね。さりげなく。
上から見ているビッグ４のナジマさん。「賢明に。そしてゆっくりと。あわてて走ると転んでしまう。シェイクスピア。リア王」適切な引用ですが。恐いんですけど（笑）。
一方、ケント＆初佳のコンビは学園長に呼ばれていて。実行委員をビッグ４がやることになったのを喜ばれています。というか、学園長、対抗意識バリバリです。ここで、前にスペルのみ出てきていた他のファウンデーションが。アカプス、ヴィジョン、エルサント、オデッセイ。やはり、建造中のウルティマには宇宙学園がないのですね。
で、火星のオデッセイはアストロボールで連覇を狙っているということで。プロモーションビデオを作って挑戦状として配っているようです。…暇だな（笑）。どんな連中なんだか。やっぱり、お偉いさんのやることは（以下略）。ＯＰ後の提供カットはこのビデオのイメージカットだったのですね（笑）。
で。アストロボールはステルヴィアのお家芸だったということで「予算と時間」は「余程の無茶を言わん限り」ＯＫということで（笑）。やはり、学園長、やる気満々です。他の教官を見ても、各ファウンデーションにおける対抗意識は結構あるようですし。やはり、日本人が作る全寮制の学園もの＝旧制高校ものなのでしょうか（この辺は英国のパブリックスクールものとかと同レベルなのか…日本には旧制高校的なものは失われましたが…）。
歩きながら合流するビッグ４。ほとんど秘密組織です（笑）。予科生は、律「使えるかどうか分からん」、ナ「のんきすぎる」だそうで。まあ、意欲がないのは確かですね（笑）。他のクラスも似たようなものなのかな？。初「ニンジンでもぶらさげるか」、ケ「それだ！」ということで餌を出すことに。
再び授業。ビアンカにマニピュレータ付けて、積み木をしています。ファミコンのロボットとか、ロボットアームものの基本ですね（笑）。で。相変わらずみんなダメなのですが。モニタにケントくん乱入。体育祭はグレートミッションの技術が云々と一席始めます。早速アリサちゃんが愚痴言ってますが（笑）。「各競技の優勝者はグレートミッションへの参加が考慮されることとなった」という言葉に発憤。しかも「アストロボール」に予科生が一人出られるということで。
差し出された餌に白銀先生が感謝してます。アストロボールの黄金時代の話をふとしますが。「あのとき俺がレッドカードをもらわなければ」。これが、白銀先生の世代の教官達の因縁へと続く伏線？…（続く）。
で、レイラ先生が気付くと、みんなさっきよりも難しく積み木を積み上げ終わっているし（笑）。おまけにしーぽんは洒落じゃない形に積み上げているけど…集中していてケントくんの話は聞いていなかったんじゃ…。
食堂？にて。食べ終わった後で、競技について調べてます。やっぱり、花形はアストロボールのようですが。しーぽん一人「マニュピュレーターアートだって」「面白そう」と和んでいます。「しーぽん、あなたがいると心が和むわー」抱きつくアリサ。ついでにやよいちゃん。二人して、ほおずりしまくっています（笑）。
一方、ようやく意味ある登場の蓮先生。＆迅雷先生＆レイラ先生。体育祭の話をしていますが。最後の「ＯＫ、キャプテン」という蓮先生のセリフ。さっきの黄金時代からの呼び方でしょうか。因縁は…（続く）。
再び格納庫。座学やっているのかと心配するほど格納庫ですね（笑）。オーバビスマシンはユニットの交換で汎用性を持っているようで。参加競技に合わせて機体の改造です。といっても、多くはアストロボール用でしょうが。アリサちゃんはブースター付けて。ピエールくんはセンサを強化。大ちゃんは…ウイング付けてますが、何に役立つの？。単なるアニメか特撮の影響（マジンガーＺのジェットスクランダーだよな、羽って言ったら）みたいですが。普通に考えるとペイロードくらいにしか役立たないような気がしますが…アンバック（ガンダムのＭＳの機動こじつけ設定）じゃないでしょうし。真空じゃなくて何かあるのかな？。
結果は…アリサは出力オーバーできりもみ。大ちゃんもきりもみ。ピエールも感度良すぎで制御不能（センサと航行プログラムが連動してるんだろうな）。ユニット増設の後、機体制御プログラムの変更をしていなかったということで。三人とも、しーぽんを拉致してます（笑）。
改造しない光太くん。やよいちゃんの問いに「グレートミッションと言われてもピンとこないし」。宇宙学園がＧＭのみを主眼にした教育機関だったら、この時点で殴りたい衝動に駆られる発言ですな。実際そうだとしても。体育祭についても「応援するよ」というのは…。やよいちゃんのあきれたような困ったような怒ったような表情が、今ひとつ読めなくて不安です。
さて、拉致の三人組。プログラムするしーぽんを見て「どんくさくない」と考え、操縦が下手な理由を解明に。ここまで前半。
後半戦。ジョイ・ジョーンズというどこで切っても呼びにくい名前はジョジョに。ちょいと漫画界では有名すぎる名前なので違和感ありますが。医務室で湿布貼ってもらってます。で、アリサ＆大ちゃんはしーぽんの身体データを見せてもらいに来たようですが。当然「学園側の管理する個人データ」は見せてもらえません。現代でも、当たり前。しかし、蓮先生、自分で計測するのは…と焚きつけてます（笑）。
で、プログラムのお礼にカスタマイズしてあげると…しーぽんのビアンカに細工してます（笑）。
そして実習。クロスフォーメーション飛行ということで、２機がクロスしながらスラローム。しーぽん、晶ちゃんと接触して。「どんくさいんだね、私」とどこかで光太くんに愚痴言ってます。…こないだから、二人の秘密の場所的なものになっちゃったんでしょうか。この場所も何かのキーに後々なるのでしょうか。立ち入り禁止の場所だし。…それはともかく。「新しいことやらされると（＜やらされてるのかい）、必ず失敗しちゃう」「あせっちゃうの？」
でも、三人組によるモニタリングでは、反射速度は普通。
情報も減らしているとのことでも。
動体視力は異常なし。緊張しているわけでも無し。
「自分が感じたいように感じる」「自分を中心に」「絶対値に置く」光太くんのアドバイスは天才のソレですから、役立たせるのはなかなか大変そうです。
「食べる？」「もらう」金平糖を食べる二人だけを見ていれば、ピクニックのようですが（笑）。
そして、アストロボール、選手選考会。今回は実習と対策の繰り返しのストーリーですな。これが最終か。
ゴールの前にはビッグ４のケイティが。ケ「君たちは一方のゴールサイドからもう一方のゴールサイドに突破してくれ」初「私たちはそれをディフェンスします」律「怪我しない程度に頑張りたまえ」ナ「戦いの雄叫びを上げ、戦争の犬たちを解き放て。シェイクスピア。ジュリアス・シーザー」ということですが。勝手が分からず、みんな様子見。「誰から行く？誰から行く？」一番混乱しているアリサ。結局一番手は光太くん。やる気があるように思われますが。「逆よね、きっと」という苦笑する感じのやよいちゃんの分析が正しいでしょう。やる気がないので、みんなの参考にと露払いになりに行ったという。ただ、平常心で突っ込んだだけで参考になったかどうかは？といった所ですが。やる気がないのはともかく。平常心でいつも居られるのが彼の特性？。
次々と追いつめられる挑戦者。
それを分析して…プログラムを修正しているのか？しーぽん。これは…ガンダム種のキラ・ヤマトというより、ＰＳ用のミッションディスクを作っていた時のキリコ！…と思ったのはオールドマニアかも。
で、自分の番になっても気付かずプログラムをいじっているし。「私はアストロボールには…」とか言っていて、レイラ先生に怒鳴られるし。「ＧＯ！」「と言われても、まだ、解析済んでいないんですけど…」まあ、解析メインもスポーツの勝ち方の一つですが…。動かぬしーぽん。押し出しに来る初佳。あせるしーぽん「わかんないから、行っちゃいまーす」いきなりかわして。適当がトリッキーな動きになったのか、解析の成果なのか？。
大ちゃんのモニタリングによると、自動制御のほとんどを切り…座標確認システムも切り…。「宇宙を感じるんだよ、志麻ちゃん」宗教みたいですが。光太くんみたいな人は、スクウェアの「巡航追撃ブラスティー」でも解いていて下さい。目標のない３次元座標認識は多分、才能が必要です。で、結局かわし続けてみんなびっくり。ゴールへ。
ほっと一息のしーぽん。モニタ上には何の表示もなく。「何か不思議な感じ…」。
格納庫に入って、いつものみんなに駆け寄られても。ぽかーんとしたままのしーぽん。「私、宇宙を感じたのかなぁ」。ほほえむ光太、笑い返す志麻。正に恋人同士の目の会話（笑）。
そこへやって来るはビッグ４。円陣で手を合わせる４人。気後れするというより、アストロボールなんてやる気のない志麻ちゃんをさっさと引っ張って手を重ねてしまうアリサちゃん（笑）。「ステルヴィアに勝利を」「勝利を！」。
大「カスタマイズはまかせろ」ジ「カラーリングは何色がイイ？」ピ「角付けよう、角（＜やっぱり男の子の宇宙のイメージって…）」と勝手に盛り上がる周り。
「ステルヴィアに栄光を！」「栄光を！」基本的に体育会系なビッグ４が「私…マニュピレーターアートに出ちゃダメでしょうか…」などと小声でつぶやく志麻を気にするでもなく…（笑）。来週に続くのです（笑）。
おかげさまで。予告はテンション高いアリサちゃんと、思いっきり低い志麻ちゃん。まあ、体育が出来ない人間が〜大会と名が付くものの前に落ち込むのはよく分かります。溜息つくのもね。
とりあえず。ライバルキャラの登場は、作品の華である！。ということで、来週が楽しみですよ。佐藤監督の前作、学園戦記ムリョウに於いては敵はいてもほとんどのキャラにライバルは居なかったですし。ナデシコですら主役のアキトに同じ目線のライバルは居なかったですし（アカツキは絡むよりすれ違いの方が多かったし）。デザイン的にも「いかにも」な感じで、かなり期待してます（笑）。
さて。今回は、オーバビスマシンに乗ることの意義が危ぶまれていたしーぽんの大抜擢と、その謎を探る方向へとメスが入れられた話ですね。ターニングポイントとなるのか？。ここまで貯めたものが、体育祭以降で上手く発揮できれば面白くなると思うのですが。来週からは他のファウンデーションの生徒も絡んでくるようですし…なにか、こっちの方が「番長戦記」といった感じで…もしかして、これはナデシコ２（＜最初煽られていた頃の話。スタッフが近いため）ではなく、ムリョウ２に当たる話なのか（笑）。
何世代かが層のように人間関係を作っていますが、上の方にも因縁があるらしいことが分かってきましたし、その辺をうまくドラマ展開できればストーリーも厚くなりそうで、楽しみ〜とか。
教官時代の因縁って、ガンダムＸのジャミルさんの話とか、あんな雰囲気？（＜例えわかりにくすぎか？）。
それはともかく。しーぽんが下手な理由。雑誌媒体で監督が語っちゃっていましたね。おおざっぱな所を。実際そうなるのかどうかは分かりませんが。今回、久々に情報を入れすぎたかな？という気も。も少し、知らずにいた方が面白かったかな、とか。ね。
しかし、始まって最初の山が体育祭というのはムリョウと同じフォーマットのような気もしますが、ムリョウの凝りすぎた演出の反省からか、今風に入り込みやすい演出になっていると思うのは私くらいなものでしょうか（笑）。
ちょっとおまけ。
今回、作画が崩れたという意見も良く目にしましたが、絵柄が崩れるのは、担当スタジオ毎に絵柄が変わる昔のアニメを見て育ってきた人間にはそれほど問題に思えないんですよね。バランスが人に見えなくなったり、動きが異常になったりすれば（こっちの方が問題）さすがに文句を言いますけど。最近のアニメはクオリティの差が激しくなりすぎて、どこに基準が於かれているのか、…さっぱりですね（笑）。
（2003.05.02）
-
- ２００３年５月７日（８日）放送
アバンタイトルから「第３７回ファウンデーション対抗合同体育祭」です。おおぅ。今回は、まだ練習かと思ったのに。今回のイベントは全惑星にも報道されるということで。太陽系に鳴り響くビッグイベントのようです…にしては、先週、体育祭の季節だとだれも気付きませんでしたが（笑）。マニアックなイベントなのか、よっぽど早くから練習体制に入ったのか、それどころではなかったのか（笑）。
ＯＰ明けのＣＭでは、ａｎｇｅｌａのＯＰ・ＥＤシングルのＣＭがようやく入りましたね。ＧＷに公式サイトでやっていたイベント出演がなかなか面白かったので、４月中くらいに発売して欲しかったかも。
さて。ＣＭあけて。放送も中断していたらしく。カメラ目線演出は健在です（笑）。
体育祭ですが、オーバビスマシンが剣持って格闘してたり、複数でレーザーあやとりみたいなことをしています。全くもって予測のつかない世界です（笑）。
もちろん、お話のメインはアストロボール。アリサちゃん。実況をしていると思ったら…「人気投票１位・放送部驚異の新人」だそうです。…いつのまに放送部？。隣のピエールも同じ部活でしょうか。「全女生徒の僕」などと言ってアリサに怒られてます…つきあっているのか？この二人。そして、ステルヴィアの甘辛ご意見番、ジェイムズ先生とヒュッター先生。ヒュッター先生「誰が辛口なんだ、誰が」と既に辛いです（笑）。
ここで、アストロボールの説明。バリアで覆われたフィールドに障害物を浮かべ、その中で直径一メートルのボールをゴールに入れることを競う競技。観客は、普通のスタジアムのスクリーンで楽しむ模様。迅雷、レイラ、蓮の先生組は職員室で観戦のようですが…迅雷先生、一人で盛り上がって叫びまくってます（笑）。
さて。ステルヴィア側は４トップ。志麻ちゃん一人でゴールを守る戦術らしいです。緊張する志麻ちゃん。先攻はヴィジョン、ということで相手側ボールからです。オーバビスマシンの先端に取り付けたスティック先端の重力制御でボールを扱う模様。志麻ちゃん、緊張のあまり動いてません。「ゴール守って！」言われてあわててゴールに向かう始末。
で、抜かれて、相手はゴール前に。しーぽん、相手のシュートを自信満々に打ち返しますが…障害物に当たって自分の所に跳ね返ってきた挙げ句…機体が障害物に触れてしまいます。アラートの嵐。なんと退場です。いきなりですか？。
「ある意味豪快かも」ゲートのところで見ている女の子…。
「退場…何？」本人分かってません…ルールを把握していないのでしょうか？。それとも分からなくなるくらいのパニック？。
お好み焼き屋にいるしーぽんとその仲間達。開始３０ｓで退場だったようです。いつも通り落ち込むしーぽんと慰めるみんな。アストロボールは障害物の多い所での船外作業から発展したって…そういうものですか？確かにそう言われればソレっぽい気もしますが。
「次の試合で頑張ればいいよ」「青山くん…」見つめ合う二人、しらけるみんな（笑）。まあ、あんまり励ましてないしな、他のみんな（笑）。
ここで、やよいちゃんが人数分のお好み焼きを１枚で焼いてしまいます。…技能レベルの高い娘だと思っていましたが…ここまで凄いとは。いい奥さんになれるかもしれませんが、変な歌は好みが分かれる所かも（笑）。
「食べて、元気出して、明日も頑張ろう。し〜〜ぽん」切り分けたお好み焼きを差し出すやよいちゃん。お好み焼きの上で踊る鰹節が…もう少しオイしそうにならなかったかと…。アリサちゃんは速攻で食べちゃってますが。やはりステルヴィアに居る人間は日系なのか？いやいや、もう入学してから結構たっていますから、お好み焼きも食べ慣れているのでしょうか…。とすると、みんなも驚くやよいちゃんの芸はしーぽんを元気づけるための…。
入ってくる５人。お好み焼きを食べたことないようですが…やはりステルヴィアは日系なのか？。「退場娘…」いきなりしーぽん有名人ですが。次の対戦相手、オデッセイの選手ということで。晶ちゃん以外気付いてませんでしたが…「選手名鑑見ないか？普通」そりゃあ、アリサちゃん、中継やっていればそのくらいしても…。
「今日は勝ちました」「ガチガチに守って１対０で」サッカーじゃないと言っていますから、バスケットに近いゲーム性なのでしょう。「オースチンたちに言っておけ。ビッグ４などと呼ばれて調子に乗るなと」ビッグ４なんてのがいるのはステルヴィアくらいなものなのですねぇ。他でも似たようなポジションの人間がいるかと思ってましたが。逆に言うと、他で話題になるくらい凄いのか、あの４人は…。
「時速300kmを超えるボールをトラップもせずに打ち返した」ゲートの所にいた少女がしーポンのフォローをしています。確かに凄い動体視力。打ち返した先がちゃんとしたコースでなければ、トラップしなかったのは単なるミスだと思いますが…。みんな言葉を失っちゃいます。すかさず言い返すアリサちゃんとやよいちゃん…やよいちゃんの底知れなさが段々見えてきたような気がするのは私だけでしょうか…。
「私、負けませんから」しーぽんも言い返してます。「フィールドで会おう」キャプテンはキツいものの結構マトモでした。
で、少女は。「私、風祭りんな。よろしくね」。
ＣＭあけて。スタジアムの夜。ゲート付近にたむろっているみんな。階段をぴょんぴょん下りて手を振るやよいちゃん。意外に子供っぽいのか？。
そして。ウルティマから来た少女、りんな。「恐くないの？」というアリサの問いに「人類存続の最前線基地。だから燃えるんじゃない」とこともなげに答えるりんなちゃん。これは…自信満々の天才少女という奴でしょうか。
そこに現れる迅雷、レイラ、蓮の先生達。夜遊びしている生徒達を叱っていますが。先週保健室に行っていたジョジョは蓮先生に治療して欲しかっただけなのでしょうか？。そんな感じです。「派手にやったな」「明日はきちんと挽回しろ」迅雷先生、その言い方は優しいです。しーぽんは恐縮しきってますが。「何でパイロットになりたいんだ？」と根本的な問いを。宇宙へ進出するための選ばれた人間、とハッパをかけていきます。
「あなた達が羨ましいのよ」とは蓮先生の弁。迅雷先生、ステルヴィアの次期幹部候補だそうですが。「本当はパイロット志望だったのよ」…アストロボールのレッドカードと関係があるのでしょうか。身体的な問題とか…。
「どうしよう、やっぱ自信ないよ」「しーぽん、プログラム得意なんだから、いっそ全ての運動、計算しちゃえば？」やよいちゃんがからかってます。確かに、選考会の時は相手をシミュレートした結果が大きかったしねぇ…。
さて。アストロボール２回戦。ジェームズ先生のコメントは…「みんな、頑張って欲しいねぇ」燃えないコメントです（笑）。
スタジアムの応援席には…一行の隣に先生達がやってきます。「静かな職員室なんかで見てられるか」…追い出されたんでしょうか？。それともレイラ先生か蓮先生が気を遣って迅雷先生を連れ出してきたんでしょうか（笑）。
ヒュッター先生、ステルヴィアチームは各個人の能力は全チーム一といいながら、片瀬くんは…などといっているので…アリサちゃんが暴れかけてます（笑）。片瀬くんは正直、未知数、だそうです。経験も実績もないわけですから、当然かと…。
ゲーム開始。初佳、律夫の２トップにナジー、ケントがフォロー。志麻ちゃんは…プログラムをいじっているようですが。
ステルヴィアボールからですが、初佳嬢に二人マークが付いて、パスを出したものの…簡単なバウンドは予測されインターセプトされてしまいます。競技機同士の接触は直ちに反則とはならないようですが、退場覚悟で初佳嬢を封じる作戦に出た模様。初佳を恐れているというより、志麻がどーでもいいとはヒュッター先生の弁ですが…淡々とした物言いにオデッセイに怒りを募らせるアリサ嬢。アリサ「なめやがって」ピエール「キャラ変わってるって」。それよりカール・ヒュッター先生の突っ込めない物言いが…。
「フィールド内の移動物体を全てトレス」…志麻ちゃんは、また、とんでもないことをはじめた模様。シュートをはじくと、リバウンドが障害物を経由して再びしーぽんの所に。他の人間がマークされているのでパスは無理と。リバウンドを利用したドリブルで（玉の保持時間に制限がある？）敵陣突破。シュートを決めます。
志麻ちゃんの身体能力もさることながら。コンピュータ制御のオーバビスマシンを使う競技ならではのことですね。現在の競技では、例えばビリヤードなんかにしても、どんなにコース計算が凄い人でもその計算通りに自分の腕が動いてくれないとダメですから（笑）。今回、普通の人がしーぽんと同様に出来ないのは、リアルタイムで効率よくデータの入力と処理が出来ないからでしょう。…洒落になりませんな（笑）。
「お嬢の言ったことを真に受けて」やよいちゃん、いってましたからねー。それはそうと。お嬢。お嬢ですよ。とうとうやよいちゃん、お嬢になってしまいました…キャラ良すぎ（笑）。実際の所お嬢様なんでしょうかねぇ、あの物腰は？。それにしては、庶民的な意味で技能が有りすぎるような気もしますが…。最近のお嬢様は「マシンロボレスキューの水前寺小百合」嬢といい…楽しすぎるじゃないか（笑）。
それはともかく。相手も「コースが複雑すぎて追い切れない」とダメ宣言。「笙人、ナジー。片瀬さんの援護を」とステルヴィア側も機を逃さず対応しています。初佳嬢が意外にすんなりと志麻ちゃんの活躍を受け入れている辺り、格納庫での一件がいかに特殊な状況だったのか分かるような…。「もどれ、地獄の番犬どもfromマクベス」ナジーさんは子供の頃シェークスピアの暗唱とかやらされた口なんでしょうか…。
しーぽん、審判機にリバウンドを当ててゴール。アリサちゃんが再び暴れてます（笑）。ピエールくんが締められてますが（笑）。「あのひらめきが、授業にも欲しいものです」先生の授業で、しーぽん、あんまり成績良くないの？。
沸き立つスタジアム。「やったよ…みんな」志麻ちゃん、お好み焼き屋での一件が相当悔しかったんでしょうなぁ。「片瀬くんと初佳の２トップに変更だ」ステルヴィア側、一気に攻める模様。ゴール前はケントくんが下がって対応でしょう。
ここでスタジアム、ゲート脇。「ごめん、りんな。父さん、ウルティマにすぐに戻らなければ」「パパと当分会えない」って、りんな嬢、このままステルヴィアに居着くのですね。転校生かな？。「友達も出来た」「凄い人。私のライバルにふさわしい人」…やっぱり、天才少女なのですね。そして…最前線、ウルティマに戻る父。この辺りは、今後のドラマに影響する伏線なのか…？。
しーぽんはハットトリックを決めたようで…（いや、バスケならそうは言わないな）。
予告は志麻＆アリサ。１回ごとにしーぽんがハイテンションだったり落ち込んでたり。次は、オーバビスマシンで格闘です。槍付けて戦うそうです。今回初めに出ていた奴ですね。おもしろそう（笑）。
ラストの提供は…うねうね動く鰹節…よっぽどこの絵が受けたんでしょうか？。確かに、何か別の物が生えているような…。
さて。今回はしーぽんの大活躍の巻。まあ、それは上で全部書いちゃったからいいや。そろそろ脇役のキャラクターまで個性が分かってきたので、細かい所まで楽しめるようになってきましたね。やはり、２６話作品としてはスローなのかもしれないというか。見ている方が他の２６話作品の早急な展開に慣れてしまって物語をじっくり見ることが出来なくなっているのか。
りんな嬢初登場話。…今回は顔見せ程度だからこれからですね。ライバルキャラ特有の「いじわる」ではなかったので、今後の展開でどう見せてくれるのか楽しみです。単にライバルということでは初佳嬢とキャラが被ってしまうので、それ以上に素敵な所を見せてくれるのではないかと期待（笑）。
そして…徐々に姿を現すやよいちゃんのキャラ。これまではおとなしそうなところで、ガキどもを見守る年上のお姉さん、といった感じでしたが。そのうちに秘めた天然の破壊力が表に出る日も近いかも。初佳嬢との確執話も必ずありそうですし、今後も目が離せないキャラです。とりあえず、うちで一番の注目ということで（笑）。
というわけで。今回は珍しく盛り上がる話でしたが。どちらかというと、前振りだったＡパートが異常に短く感じられました。それに対して盛り上がる後半がよい塩梅に感じたというか。見たこともない競技と、展開の意外性かとも思ったのですが。２回目に見た時も同じく。ということは、根本的に前半の物語テンポが早く作られているということなのでしょうか？。不思議です。コレが監督の言う所の緩急だとすると、意識して操作されていることになりますから…恐ろしいことです。
(2003.05.10)
-
- ２００３年５月14日（15日）放送
さて。アバンタイトルも元に戻った７話目です。今回ちょっと中盤の人物作画の崩れが気になって。バストアップだけでも、ＤＶＤでは修正して欲しい所です。
で。ＯＰ後の提供カットでやよいちゃんの眼鏡が光っていて、雰囲気を盛り上げてます（＜一部の人限定）。
朝食。並んでいるピエール、ジョジョ、大のところにしーぽんと仲間達登場。しーぽん、テストが１２位ということでほとんど誉め殺し状態です（笑）。ちなみにジョジョくんはお荷物らしいですが「ほっといてくれたまえ」ということなので。みんなに誉められて「実はとっても嬉しい」というしーぽん。ギャグにするでもなく、素直に喜んでいるあたりがらしいというか。他の人なら、張り倒されそうな所です。
しかし、やはり誉め殺しの部分があったようで。「ここはしーぽんのおごりってことで」と男子連はちゃっかりしてます。…ア「私いつものね」や「そうね、私も」晶「ごちそうさん」ということで、女子も同じですね（笑）。それにしても…おごるのはともかくとして、セルフの食堂でしーぽんに３人分運ばせるというのはさすがにひどいような（笑）。
光太くん登場。挨拶してそのまま「モーニングＡ」と行ってしまうあたりがさっきの連中に比べてマイペースです。っていうか、つるんでいないあたりからしてそうですが…。ちなみに、しーぽんの頼んだのはモーニングＡが２つとモーニングＢが１つ。旅館なら和食と洋食ですが…さて、誰が何を頼んだのやら。見られなかったのがチト残念か。
で。しーぽん、掲示板を見ていなかった光太に１２位をアピールしています。…誉めて欲しいらしいですが…他の人だったら（以下略）。ある意味、芸をした後の犬のような…。「おーすごーい。やったじゃない」期待通り誉めてくれる光太くんはいいやつです（笑）。満足げなしーぽん。その二人を見て笑っているやよいちゃん。溜息をついているアリサちゃん…しーぽんを取られて寂しいのか？。
プログラミング実習…だよね。パズルのように見える奴は。しーぽんのあまりの速さに、迅雷先生、誉めてます。優秀すぎて呆れているようにも見えますが。
ビアンカの実習も。しーぽん、バッチリで、レイラ先生に「悪くない。その調子で頑張れ」と…誉められてますよね。
所変わって初佳嬢。ケントくんが予科生の実技テストの結果のネタ振りをしています。「もしかしたら天才かもしれないなぁ」とかしーぽんについて初佳嬢を煽ってますが…「眼中に無しということかぁ」と拍子抜けしたよう。もっとムキになって食い付いてくるかと思ったのでしょうか。からかっている？。それとも本気？。
当の初佳嬢は…しーぽんではなく、やよいちゃんのデータを見ています…意識してますか、やっぱり。
そのやよいちゃんは。部屋で晶ちゃんとコーヒー飲んでます。この二人も仲良しですね。コーヒーメーカーはどちらの趣味でしょうか？。次の実習について。レイラ先生が薄笑いというあたりで、かなりやばそうだけど。「ライトニング・ジョーストよ」そう言っているやよいちゃんが不安そうな表情を見せているのが気になります…。
で、しーぽんは。「今日のダメだし」と復習してます。勉強熱心だ。波に乗っている時、何をやっても楽しい時、という奴ですか。「さすが１２位。おみそれしました」というアリサちゃんの台詞ももっともだと思いますが。しーぽん、皮肉を言うアリサちゃんをくすぐって攻撃。…この時の表情が、一言で言って「邪悪」です（笑）。しーぽん、波に乗って邪悪になったか…。「勉強楽しい」「とっても」なかなか言えることじゃないですから。
ア「晩ご飯どうする？」し「おまかせー」ア「男だったら最悪の旦那決定だ」この辺の無邪気さがしーぽんの取り柄なんでしょうねぇ。最大の。他の人間だったら（再び以下略）。もしかして、カリスマ体質？（＜逆におみそかもしれない）。
広がるバリアフィールド。全長1.2km、全高全幅0.4kmの筒型のフィールド。重力場発生器で相手の重力場バランスを崩してバリアに叩きつける競技ということで。まあ、ビアンカに槍を付けてチャージをやるようなものですかな。体当たりめいた接近・接触は即失格、というあたりが技術が必要な所なんでしょうが。交差するまで5sというのですから、平均時速432kmくらいの高速です。…センサーに頼った操縦とはいえ、反射速度で考えると結構なものです。まあ、車感覚だと速いけど、現用戦闘機と比べたらマッハ１が時速1060kmということですから…選ばれた人たちには大したこと無いのかも（笑）。
それでも。緊張する面々を見て…レイラ先生、ちと笑っています。さてさて。
一組目はジョジョと大ちゃん。勢いだけはありますが…超低速でかすりもせずに交差しています（笑）。ア「おっそ〜」晶「びびってるわね」などと女の子に言われていちゃあ…。
一方、ピエールくんは…叩きつけられて。ア「光太くんカッコイー」大・ジ「ピエールくんカッコ悪い〜」…さすがに、あの二人に言われれば怒るわな（笑）。
ところで。バリアにぶつけられたら…重力制御技術があるので衝撃は緩和できるんでしょうが…。交通事故を経験したことのある人なら分かると思いますが（逆に、事故経験でもないと思いつかないと思いますが）、極低速でも接触という行為は相当の衝撃が有るものです。交差時の速度（平均速度よりもかなり上のはず）からすると、衝撃を殺しても画面から受ける感じくらいに苦しそうだったら、実際には結構なダメージになっていると思うのですが（体をシートベルトで固定していれば、固定した所がとんでもないことに…）。実に問題のある競技のような気がしますが、みんなけろっとしてますから、ビアンカ内部の耐衝撃性はとんでもなく優れているのでしょうか…。
そして、片瀬ＶＳ藤沢。やよいちゃん、過去がフラッシュバックしてます…この競技が例の事故の原因だったのでしょうか。昨夜の緊張めいた表情のわけは、コレでしょうか。…心配な所でアイキャッチ。
ＣＭあけは、ドックから。やよいちゃんの後ろ姿。しーぽんが勝ったようですが。一応、平気な顔をしているやよいちゃん、レイラ先生に呼ばれてます。
「らしくないぞ」「まだ、あの時のこと」やはり、この競技で何かあったことは確かなようですね。その後、安全措置がとられたとかあるのでしょうか。しかし。やよいちゃんは、全然平気な感じです。明日の訓練に思いを馳せています。今日の一戦で何か吹っ切れたのでしょうか。
「昨日の分は今日。今日の分は明日の私を大きくしてくれる」「そう思えるようになったから、戻ってきたんです」「もっともっと自分を高めたい。だから明日。見てて下さい」
…主人公よりもずっとストレートにいいこと言っています。他の生徒に比べて考え方自体が頭一つ突き抜けちゃってますね。普通の作品だったら主役かそのライバル。事故から復帰して更なる高みを目指す優秀なパイロット。いま現在、性格が良すぎて主人公を見守るお姉さんになってしまっていますが。やはり、要チェックな方です。っていうか、応援中（笑）。
一方、志麻＆アリサ部屋。またまたしーぽん誉めまくりのアリサちゃん。でも今日は弱気です。「アリサちゃんは目指さないの？」「私は……私はパス」成績が悪いのを気にしているようです。…いつものテンションは空元気？というわけではないと思うのですが。朝食時の憂鬱は浮かれるしーぽんと自分を比較していたのかな？。
「宇宙への憧れは変わらない。想いは誰にも負けない。ただ、自分にとって何がベストな選択なのか。それが分からなくなってさ」
アリサちゃん、突然詩人になりますね。今回、誰もが未来への時を感じているようです。やよいちゃんが乗り越えた壁をアリサちゃんは感じている時のようで。でも、だから「頑張る」「ベストな道を探す」というアリサちゃんの前向き精神は見習いたい所です。
「よかった」泣くしーぽん。確かに、リタイア宣言とも取られかねない発言でしたからねぇ。一緒に頑張っている大親友の。「しーぽんを大親友に格上げして大正解」こういう素直な所がしーぽんのみんなに好かれる所と。
ところで、金平糖、既に半分くらいになってしまってますね。
光太くんも溜息ついてます。リチャード先生が隣に来ますが。「で、キミは恋の悩みかな」ちょっと違うようです。「イヤなんですよね。あのギューン・ドスン」「でもってギューン・ドスン」…どうやら戦闘拒否のようです。闘争心みたいなものが全然無いようですね。まあ、現在の学校でも格技の授業なんかはありますし、別に特別なものとは思いませんでしたが。模擬戦でも嫌な人はいるんでしょうねぇ。
夕食。明日の本科生との合同実習に話題が行っています。やよいちゃんが演説中。珍しく見守るのではなく、積極的に煽ってます（笑）。気合いが入っているかな。ビアンカとケイティの性能差が大きいので、一番有利な機動性を上げるべくスラスターを強化して相手の隙をつくというのですが。「ソレいただき」晶ちゃんは速攻賛成しています。でも。やよいちゃんが綺麗な機動をするから。「もしかしてセッティングを煮詰める方が」とアリサちゃん。はっとするやよいちゃん。盲点だったようです。外から見た時と自分で考える時の差かな。「力技で機動を上げるより」「機体をもっと、こー、自分に近づける感じ？」感覚的に言っていたようなアリサちゃんですが。やよいちゃん、食い付いています「操縦性を上げるってことでしょ」「いまの自分にあったセッティング」。
「うーん、なんだか分からないけど、テンション上がってきた」しーぽん、一人で盛り上がっています。自信たっぷりのようです。「ちょうど天狗になる時か」見ていたレイラ先生の台詞…まあ、上から見ているとまだまだなのでしょう、しーぽんも。初佳嬢が相手にしていないように…。
さて。合同演習。本科生のケイティ相手にライトニング・ジョーストです。ジョジョもピエールも簡単にあしらわれています。
やよいちゃんは。「今日は今日の私」「昨日とは違う」その言葉通り、下から突き上げて勝っています。「藤沢やよい、復活かしら」初佳嬢の言葉が意味深です。
「あなたのアドバイスのおかげよ」アリサちゃんにお礼を言うやよいちゃん。サムズアップでノリノリです。「私のおかげで…」誉められて妄想タイムのアリサちゃん。いきなり後方任務で大活躍している自分です。プラモデルの箱に書いてある奴ですね。これはアリサ・グレンノースの活躍予想図です。「それっていいかも…」早くもあっちの世界へ…（笑）。
志麻ＶＳ初佳戦。「成長ぶりを見せてもらうわ」「機首に荷重移動。スピードと防御の両立というわけね」余裕ですが…交差時、下をかすられてバランスを崩しています。そして、入るＯＰ。加速感が盛り上がります。やよいちゃんによると「一瞬の間に速度と飛行ラインを何回か変えた」ということで。初佳嬢の方が、反応スピードで負けているようです。しかし…そんなに急激な機動をして、よくぶつからないものですね。相手の機動を読んでいるから？。相手も同じことをやったら危険でしょうねぇ。それとも、最低の衝突回避は自動で行うようになっているのかな？。「いける。いけるわ」志麻ちゃんは手応えあり。２本目も同様に初佳嬢がバランスを崩しています。後一歩。「いける。いける。いける…」片瀬コールも起こり、もはやしーぽん有利は揺らぎないかと。
３本目。初佳嬢、衝突コースをわざと取ってきます。…チキンレースをやるつもり？。目をつむるしーぽん。上方から一撃する初佳。はっとするやよい。
「今のって反則じゃあ」晶ちゃんの言うのももっとものような気がしますが。「完璧に計算された動きよ。いとも簡単に紙一重の飛行をやってのける。素晴らしい操縦技術」やよいちゃん、落ち着いて解説していますが…。
この戦法、初めてじゃないんでしょうね。もしかすると。初佳・やよいで以前行って事故に繋がったのかもしれませんが。…初佳嬢が使ったのか。それとも、やよいちゃんが使って失敗したのか…。
再び志麻・アリサ部屋。誉めてなぐさめるアリサちゃん。たかだか実習の一つと思うのですが。しーぽん、思いっきり沈んでしまったようです。もともと、できる子だからねぇ。「頑張ったご褒美にスペシャル・タイ料理」……アリサちゃん、そっちの方に住んでたんですか？。
で…しーぽん、また、泣いてます。「一回目でイケルと思って…二回目で勝てるって……計算したんだよ。一生懸命計算したんだ……」「目をつぶっちゃった」「くやしいよ」素直なしーぽん。でも、負けん気は人一倍ですね。アストロボールでオデッセイのチームに宣言したように…。
部屋の前で立っている初佳嬢。何を思うのか。今の段階では、まだ分かりません。彼女の考えが。少なくとも、しーぽんを驚異に感じたことは確かでしょうが。負かした今、どう思っているのか…。
そして、歩いてくるやよいちゃん。何も言わずに…立ち去る初佳嬢。反対側に歩いていくやよいちゃん。根深いようです…。
そして…人型を見ている光太くん。その姿に何を思うのか…？。
泣くしーぽん。「おいしい。おいしいけど…辛い…くやしいよ…」見守るアリサちゃんの表情が優しいです…。
予告ー。アリサちゃんと志麻ちゃんですが。ウルティマから転校生ということで。ようやく、りんなちゃんの回のようです。ボケまくった挙げ句に「わたしですか？アリサちゃんですか！」というアリサちゃんのしゃべりがかわいいです（笑）。アリサちゃんバカでお調子者だけど、頭良くて繊細でかわいいよね（笑）。
提供は…邪悪な笑みでアリサちゃんをくすぐるしーぽん…段々変になるなぁ（笑）。
さて。
そろそろ、キャラクターの相関関係が物語を作るようになって参りました。レギュラーキャラクターが多い作品の醍醐味ですが。それぞれのキャラクターが個性を生かしつつ、他の人に影響を与えていく。
そして、同じ予科生でも、一人一人が見ている到達点の差が見えてくる。過程も行く先もそれぞれ。「〜の頂点に立つ」とかいうような一極性の目標のある番組では、選択の分岐は「挫折」という形になってしまって「勝ち」「負け」でしか語られなくなる恐れがありますが。この作品は、今のところ、もう少し柔らかく進んでいくようです。
主役のしーぽんや脇を固めるアリサ、光太といったあたりのドラマとは別に。初佳嬢とやよいちゃんの「過去」という重みを持ったドラマもそのうち語られそうです。いや、楽しみ。うちは何があってもやよいちゃんを応援しています（笑）。
ところで、その初佳嬢ですが。今回は勝つための非情さのようなものが見えて、人によってはかなり厳しいイメージを持ったと思います。
他にも。ケントくんがちょっかいを出してくる以外には、いつも一人なんですよね。本科生のカリキュラムが分からないので何とも言えませんが。何か、友達がいないように見えるんですけど（笑）。まあ、ビッグ４の４人、自由時間にはみんな一人で気ままに好きなことをしているようでしたが。それにしても、ビッグ４の中にいる時の前向きな明るい感じとは裏腹に。ガリ勉優等生のイメージがつきまとってしまいますね…彼女の本性はいかなるものなのか…。
(2003.05.17)
-
- ２００３年５月21日（22日）放送
第８話です。ここのところ、ちょっと盛り上がる感じの話が多かったので、てっきり今回もりんなちゃんの本格登場を軸にアクション系になるかと思ったのですが…実際にはモノローグを多用してしーぽんに切り込む形でしたね。りんなちゃんはキーパーソンだったけど。実際にはグレートミッションに向けての…「嵐の前の静けさ」のようなタメの話で。
まあ、人によっては後半のアクションとりんなちゃんに目が行っていたのかもしれませんけど（笑）。
さて、いつも通りの本編開始。四角い船体に円筒の貨物部？…貨物船？と思われる細長い機体が浮かんでいます。2001年宇宙の旅のディスカバリー号以来細長い宇宙船のイメージも定着したような気がしますが（アニメ版キャプテンフューチャーのコメット号とか）。個人的には頭の部分を見た時にスペース1999のイーグルとかが思い浮かんだのですが…貨物船ということ以外、全然似てないじゃん（笑）。
それはともかく。ジェネレーターの展開作業のようです。…ジェームズ先生とヒュッター先生が感慨深そうに見ていますが。「盛り上がってきましたね」と人類の存亡をかけた作戦に対して余裕のジェームズ主任教授。肩書きは伊達ではないようです。ヒュッター先生は楽観していないようですが…緊張している感じはなく、あくまで冷静そうなんですよね。ジ「信じることに根拠は要らないでしょ」ヒ「確かに」タイプは正反対のようですが、仕事に自信を持っているのは変わらないようです。そして、ヒュッター先生の表情がゆるんだのが何とも（笑）。
一方、ＢＧＭをそのまま引きずって（この演出いいな〜）、無重力で障害物を抜けていくしーぽん。実技訓練のようです。みんな誉めまくり。晶「こないだ一人で０Ｇ活動の練習してた」ということで。最近、頑張りまくりのようです。なかなかこんな学生さんいないよ、という感じです。
ということで。成果は上々のようで。２分２０秒でトップレコード。でも、しーぽんは初佳嬢の予科生記録２分５秒を狙っているようで…よほどライトニング・ジョーストの負けが悔しいようで。
その後ろでは、ジョジョと大ちゃんが笑わせてくれてます。…最初の頃のしーぽんと同様かもしれません…とすると、進歩がないんだろうなぁ。やよいちゃん「４分超えそうね」は呆れているというより心配しているというか苦笑しているというかそんな感じですが。晶ちゃんの「最高記録の後は最低記録の更新だな」って…冷たいようですけど、全然他意はないんだろうなぁ。物言いで損するタイプのような気が。
その後ろから飛んでくる黄色のスーツの子。しーぽん、メットの中の顔が見えて「りんなちゃん！」ということで喜びますが。そのまま勢いを殺せずに一緒に転がって壁面に（笑）。レイラ先生、怒らないのか？。
というわけで、紹介ですが。「かわいい」「どこの子？どこの子？」「髪の毛くりんくりんだよ」…いきなり大人気です。特に男子に（笑）。レイラ先生によると１２歳で成績優秀のため予科に編入ということで。座学も優秀。テルミンも弾けます。…テルミンを弾けるのは優秀なのか？（＜生で見たことない楽器なので、難しいかどうかすら分からない…）。でも、購買のパン買いでジョジョに勝てるっていうのは…わかりやすい天才だ（笑）。
で、お昼。ウルティマには学校が出来てないということで。「授業が楽しい」…優秀だから言える言葉だ（笑）。分からなかったら、きっと楽しくないぞ（笑）。ここで、天才という言葉に反応してライトニング・ジョーストでの負けを思い出すしーぽん。「天才にはかなわないのかなぁ」…そんなこと言っていると、また、初佳嬢に怒られます（笑）。
で、りんなちゃん、勝負を挑んできます。
一方、ビッグ４は…グレートミッションに参加できるメンバーを考えてます…自分たちは最初から選ばれる計算になっていますが…飛び抜けて優秀だから選ばれて当たり前な人たちなのでしょうか。自信ある人達なんだろうなぁ。やっぱり。で、話題は「片瀬志麻」に。ケントくんは選ばれると思っているようですが。初佳嬢は完全否定。彼女から見れば、入ったばかりの予科生が自分たちに並ぶとあっては、それこそ天才を認めるようなもので気にくわないのでしょうか？。ムキになって否定しているように感じますが…彼女の真意やいかに？。
しかし、ここ、４人で集まっているのではなくて講義室？。
で。レイラ先生と蓮先生。「ウルティマ周辺で不審な飛行物体が確認されているらしい」ということで「風祭技官の娘を預かる」ことになったということで。単純に学校に行くため、ということでは無かったようですね。
しかし、不審な飛行物体ということで、笹本祐一先生の小説とか読みまくっていると…地球外生命体がうろついているのか？新展開への布石か？とか思ってしまいましたが。「終末思想、運命論者…」ああ、グレートミッション反対派による示威行動ですか…。で。りんなちゃんの話題。蓮「いい刺激になってる？」レ「逆に落ち込んでいる奴もいるけどな」って、もう落ち込んでいるですか？。
って、しーぽんですか（笑）。シミュレーションでしーぽんはランクＢ、りんなちゃんはランクＡ。しかも、りんなちゃんの３連勝…。しーぽん、最近は凄く上達している感じだったけれど、絶対的なものではなく、課題に対して練習した成果、という奴だったのでしょうか。
しーぽんの「どうしてそんなに上手に」という問いに「いっぱいやってるから」と。今まで、ほとんどウルティマにいたとか。あんまり子供がいないから、０Ｇ活動やシミュレーターで遊んでいたとか。…あくまで天才はいない、ということらしいです。「りんなちゃんはずっと昔からやっているんだ」モノローグで再びやる気を出すしーぽんをアピール。（笑）。
で…りんなちゃんは雪合戦をしたいと。さすがにファウンデーションの中に雪を降らす施設は作らないでしょうなぁ。「いつか遊びにおいでよ」あまりにも楽しそうに話すりんなちゃんにしーぽんもつられています。代わりにウルティマズスペースボードのを教えてくれるそうですが…コツのいるターンはわかりましたが、本当にあのクイックイッという腰振りが必要なのでしょうか（笑）。
さて。ＣＭあけて。運ばれてきたジェネレーターが展開作業中。ということで、Ｂブロック以外立ち入り禁止ながら、しーぽん、練習の許可をもらっています。「よっしゃあ」…なんか、張り切りすぎのような気がしますが。
先生達は、ちと不安げ。「前を向いたら前ばかり。後ろを向いたら後ろばかり」とはレイラ先生ですが。なかなか年食わないとバランスは取れないと思います。迅雷先生も「左右を見た方が」と不安げ。でも、ジェイムズ先生だけは「うぬぼれと落ち込みを繰り返して」も「若いんですから」とこともなげ。この辺りは年の差なんでしょうかねぇ。ある程度すれば達観できるのでしょうか？（＜じゃあヒュッター先生は？あれはあれで達観してるし…）。
で、しーぽんは。障害物相手にライトニング・ジョーストの練習。「最初から出来る人はいないんだ」「今出来ないなら次は出来るように練習しなくちゃ」「今度は初佳さんに……勝ちたい！」どんどん前向きに。しかし、ムチャクチャ負けず嫌いですね。何にせよ負けをバネにこれだけ向上心を持ち続けられるというのは…一種の才能かも。
「あ、やよい。しーぽん知らない？」りんなちゃん、目上の人間には敬語使えよ、とか思ってしまいますが（笑）。子供が少なかった分、割と甘かった？。というより、クラスメートだから年上でも友達感覚なのか。「ありがと」とちゃんとお礼を言えてますしね。
一方、しーぽんの機体にアラーム！。向こうから飛行物体接近…「りんなだよー」事故ったらどうするつもりでしょ。「私とやろ」「先生の許可をもらわないと」「後でもらえばいいよー」…宇宙が恐いとか危険だとか思ったことがないんでしょうなぁ、この子は。自信が危ういことに繋がるタイプです。きっと。
そのころ光太くんは（笑）。シミュレーターでランクＳを出してます。…授業も真面目にやれよ（笑）。面倒を避ける気持ちも分かるけどね。
しかし、りんなちゃんの黄色い宇宙服。ビアンカのコックピットで見ると、バルキリーに乗っているフォッカーさんを思い出します（BY超時空要塞マクロス。ホントに余談だ）。
「今度はウルティマ式でいこうよ」「１０分間逃げ切れたら攻守交代だよ」って、鬼ごっこというか…槍を持っていますからそんな甘いものじゃないと思いますが。問題は、しーぽんが納得する前に攻撃行動に移っていること。問答無用です…。遊び感覚だから、悪いとも思わないんでしょうが。そして…周りで作業している人たちの迷惑です！。
一方。レイラ先生、寮長に招集をかけたようです。…やよいちゃん、予科の寮長を務めているのね。まあ、適任だとは思いますが。
「転校生が来たの」やよいちゃん、初佳嬢に語ります。「もちろん成績優秀。元気が良くて、昔のあなたに似ているのかも」…初佳嬢が、元気が良かった？。あの無邪気な少女のように？。もしかして、事故のトラウマを背負っているのは初佳嬢の方なのでしょうか？。そして、現在の努力の人としての彼女も。天才という言葉を嫌う彼女も。…ドラマとしては、こっちのほうが複雑な筋を描いているような気が…。
で、その用事はグレーシミッション候補の発表の張り紙作り（笑）。硯と筆…習字をやらされるとは。一体いつの時代からの伝統でしょうか？。しかも墨汁は使用不可なのでしょうか？。墨をするのは大変だよ（笑）。しかも、一人５枚。下手だと泣けるねぇ。
一方、しーぽんたちは。ジェネレーターの作業領域で戦闘中。…工事現場で遊ぶ子供みたいですね。案の定、りんなちゃんが接触事故。作業をしていたおじさんがレイラ先生に報告を入れてくれたので緊急事態が発覚。「救護艇の用意だ」と指示を出すものの間に合うか？。
やよいちゃんが、初佳嬢を見ています…。
友達も知らせを聞いて走り回り、光太くんも気が付きます…。
「似てる」「あの時私は」…やよいちゃんと初佳嬢、単にジョーストをやっていたのではなく、危険行為を行っていたようですね。そして…。
志麻ちゃん、必死に計算しますが、コントロールを失った風祭艇が前方のジェネレーターにぶつかるまで４０秒。りんなちゃんを乗りうつらせるとして成功確率は８％。ビアンカの中にいれば安全装置があるけど、脱出して失敗すれば死んじゃう…。なまじ、慣性が大きいから、戦闘機なんかの脱出装置よりも更に問題が多いのでしょうなぁ。いや、そういう問題ではなく、相対速度と捕獲時の衝撃の関係で失敗するとぶつかって終わりってことかな。
ビアンカの安全装置はライトニング・ジョーストの試合を見た限りではかなり高度なもののようですが、正面衝突したら船体自体が持たないでしょうから（しかも競技用のバリアフィールドでなく、構造物への直撃だし）、どちらにしてもろくな計算にならないかと…。
「できるよ、しーぽんなら」りんなちゃん、志麻ちゃんに任せる気のようです。「私がステルヴィアに来たのはしーぽんと勝負したいから。自分が信じられないなら私を信じて」「しーぽんをライバルと認めた私の目を」「アストロボールの選手に選んだ先生たちを」「しーぽんのプレイに夢中になったお客さんを」「しーぽん、私を信じて。私はしーぽんを信じる」達観した子供だなぁ…。
初「助けるつもり…」や「危ないわ。下手をすれば二人とも…」心配するギャラリー。しーぽん、タイミング（というか相対速度）を合わせて。アームを使って脱出ぽっどを掴みます。
や「ダメ。スピードが有りすぎるわ」距離感とスピード感が地上を這っている我々にはわかりにくいですが、とんでもないはずですからねぇ。
ところが。しーぽん。槍の重力制御で無人の風祭艇を掴んで。最後には槍が砕けましたが、反作用？で両側に軌道が逸れ、なんとか２機共にぶつからずにすみました。
槍が砕けたのは計算外だったようですが。本当は槍の重力場を反発させて避けるつもりだった？。だとすると、進行方向は力のベクトルの和（前方へは慣性が効いている）になりますから、早めに軌道修正を書けないと余計に危なかったような気がしますが…なんでギリギリまで相手の機体を持っていたんだろう？。
まあ、ともかく危機は回避。風祭艇は回収できたのかなぁ？。出来ないととんでもない予算の損失になるけど…まあ人的被害に比べればね（そしてジェネレーターの破損もイヤだしね）。
初「そんな方法が…」や「初佳…あの時…いえ、何でもありません」そっぽを向いてしまうやよいちゃん。あの時、一体何が？。二人の間にとんでもない誤解がある？。気になりますが、まあ、いずれ明かされるでしょう。
格納庫。志「あの…すいませんでした」り「でした」。素直に謝っています。今回は前と違って、さすがに自分のしたことの問題の大きさに気付いているでしょう。直接的な問題でしたから。しかし。「よく戻った。罰は明日、ちゃんと与えるから今日はゆっくり休め」レイラ先生、優しい言葉をかけてます…二人が無事帰ってきたのが余程嬉しかったのでしょうか。
アリサちゃんはいつも通りしーぽんに抱きついていますし。ジョジョは…「りんなちゃん無事で良かったよ」って泣いてるし（笑）。しかも、心配していたのはりんなちゃんの方だ（笑）。光太「おかえり」志麻「ただいま」…新婚さんですか？（笑）。
ここでやよいちゃんから重大発表。しーぽんがグレートミッションのメンバーに選ばれました、ということで。みんなも喜んでます。で、ステルヴィアからは６人ということで。ここで、振り向いて光太くんがドキッと（多分、別の意味でだ）。「それに…」。
リチャード先生に、何故光太くんが選ばれたのか詰め寄るケントくん。成績が全てランクＣと言われても納得できないでしょう。しかし。「音山光太のビジョン。君ならわかるだろう」と差し出されたノートパソコンを見て息をのんでます。…それはいいのですが、ビッグ４ならぬ私には画面が光っているだけにしか見えないのですが…。
そして、ランクＳを示すシミュレーター。
アリサ＆志麻の部屋。「男の子は名前を言って下さい。女の子は入ってきてもいいよ」そもそも男女共学で、寮の中が出入り自由っていう事自体が甘いと思うのだが…未来基準？。で、来たのはりんなちゃん。「ありがとう、命の恩人さん」殊勝になってます。「よろしく、私のライバルさん」…本当に反省しているのか、この子は？。「よろしく、ワタシのルームメイトさん！」…部屋替え？。なんで？。アリサちゃんの立場は？。ほっぺにちゅっとされて赤くなって大混乱のしーぽんは如何に？…よくわからないっす。
予告〜。アリサちゃんが一人で真面目に話しています。淡々と。「シェルターで祈ることしかできません」って…。「私はいつもケラケラ明るく」「こういう時に何も出来ないのが悔しい」…アリサちゃんの本当のところは読みきれない物がありますね。大半は地なのでしょうが、キャラを作っている所がないかといえば…。どちらにしろ、来週はグレートミッションに向けて出撃のようです。しかし、淡々と心情を述べると…予告ってサザエさんになりますね（笑）。
というわけで、いよいよグレートミッション…の前でした。全２６話ということで、てっきり２３話くらいからグレートミッションにはいると思ったら、前半で「最初のストーリー部分」を使ってしまうとは…結構贅沢な話ですね。それだけに、構成が難しくなっていると思います。これから見ていてどう感じるのか…。
しーぽんの努力と向上の部分は、ここで一旦区切りになるのでしょうか。グレートミッションを挟んで、その後の彼女はどうなるのでしょうか。
先週辺りから動向の微妙なアリサちゃんも心配ですし。やよいちゃんと初佳嬢の過去の因縁がどこまで持ち越されるのか？。光太くんの「当たり障りのない逃げ（ステルヴィアにやって来てしまった以上、ああいう態度は逃げですよね）」が問題になる日は来るのか？。今週はノータッチだった迅雷先生たち教官の過去とは？。ここ一番の大勝負が控えつつも、見るべき所はふんだんに残っている感じです。
今回はモノローグの使い方や音楽の入れ方など、カットの切り替え時に連続感のある演出があったりしておもしろかったです。そういうところでも、作品の雰囲気っていうのは変わるんだなぁ、とか。
ところで、サブタイトルって、状況を表しているものと台詞になっているものとあるんですよね。いっそのこと、ガンダムＸの予告フォーマットみたいに予告の流れから台詞につなげるような形にしたら面白かったのかも、とか思ってしまいますね（笑）。ここのところの予告が自然な感じにタイトルを繋げているので、そう思ってしまうのかもね。
(2003.05.24)
「宇宙のステルヴィアでいこう」本編感想（９話〜12話）へ
「宇宙のステルヴィアでいこう」トップに戻る
トップに戻る