「それから？」とりあえず感想
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ここは、「バンパイヤン・キッズ」本編の感想です。
思いつくままに徒然に。もちろん、ぱっと見て書いているので、後から見るとなんか違うっていうのもよくある話なのはいつものとおり。
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- ［キー局］２００２年０２月１６日放送
今回は…なんっつーか、バンパイヤンらしい話ですね（笑）。３話なんかと同じで、キャラクターで押すっていうか。ゲストがさわやか系に見えて割と嫌味に感じる所まで（笑）。
さて、パパさんが夜道で次々と人を驚かすシーンから。今までの事を思うと、嘘だー、という気もしますし、久しぶりにスタンダードな驚かしをしているのでそんなものかな、という気もしますし。
一夜漬けでテスト勉強するスーちゃん。まあ、勉強苦手みたいだったですからねぇ。まあ、コーくんほどではないにしろ。コーヒーを差し入れるロボゾー。気が利く奴です。しかし。スーちゃん、一夜漬けマシーン何ていう変な発明品でむりやり目を開けているため、進んでない様子。まばたき出来なくてかえって気が散るそうで。
さて、外に目を向ければ上機嫌のパパさん。１日９９人。１０日で９９０人も驚かしたそうです。これでは番組が終わってしまいます。しかし、この街、結構大きかったのですね。
すると上空に不思議雲が。久しぶりの死神さんです。なんと、既に９９９人を驚かしたとのこと。パパさん大喜び。スーちゃん、困っています。なかなか、コーくんといい仲になれないですからねぇ（笑）。しかし、夜空いっぱいに死神なんかが現れた日には、街はパニックになるのではないだろうか（笑）。
さて、あと一人のために地下で百面相するパパさん。鏡から「ムンクの叫び」みたいな顔が出て来て驚いてます。しかも「お父はん」などと関西弁で訳のわからないことを言っています。さて、出て来た幽霊、ほっぺを引っ張って顔を変えられるようです。トンカチとノコギリ、ペンキで書き割りを作って芝居をしています。どうやらスーちゃんのグランパと、このマシューのじいさんが二人を許嫁にしたようです。また、勝手な爺さんたち…。まあ、スーちゃんみたいにかわいい女の子と許嫁になる方は嬉しいかもしれませんが（笑）。
マシューくん、「港から港に渡り鳥」とか「錨を下ろす」とか、ハードボイルドを気どっていますが、これはすなわち女ったらしということでしょうか（笑）。娘を嫁にやる気なんて毛頭ないパパさん、怒り出しますが、実はこれまでの９９９人の悲鳴は後ろに居たマシューを見てのものと知って…協力することに。スーちゃんの幸せより儂の幸せ（パパさん談）。娘をだしにしてでもモンスターランド（マシュー談）だそうで。それほどまでに帰りたいのですか…。
というような内緒話を大声でしていたので、ロボゾーに聞かれて（笑）。それを聞いたスーちゃん、ママさんのところに行きますが。オバケ一族には決めの表情があって、それを見るとどんな人間でも悲鳴を上げてしまうとの事。絶望的な状況ですが、スーちゃん、マシューとの結婚を嫌がってます。
さて、次の日。算数で連続1000回０点のコーくん。数え間違いしてるんじゃないか、と思いますが（笑）。パパさんとマシュー、驚かしにかかります。でも、コーくん喜んでるし。マシューが顔を見せても、どっか向いてるし（笑）。１０円玉を拾い。カラスをＵＦＯと間違え。「美しい川の流れ。心が洗われるよ」とか（笑）。ガム踏んじゃって。揚げ句に靴を洗うと帰って行きます。爽やかに。これがコーくんの魅力でしょうか（笑）。
マシューくん、コーくんをただ者でないといいますが…パパさん、「スーの片思いの相手というだけの、ごくごく普通の」って、そりゃマシューにとって普通じゃないって（笑）。本当に、人の気持ちの思いつかないおっちゃんです（笑）。
で、また書き割り芝居で心に秋風とかやっています。パパさん、意味もなく感動して味方になっているし。
しかし、このマシュー、こともあろうか自家製焼き芋バーガーを食べようとしたマックさんが小道具のベンチに座ったからと言って…ヤクザのように焼き芋バーガーを奪って追い出してます。やな奴…。
さて、公園のベンチでうたた寝するコーくんに一夜漬けマシーンを付けようとするパパさん。いつも通り健気に働くモリピョンがかわいいです。そして、一夜漬けマシーンを付けられたコーくん。目のまわりと髪型から…みつばちハッチみたいです（笑）。
さて、これを見付けたスーちゃん。驚かしを阻止するために魔法でもっと恐いものを出そうとしますが。「時によっては恐いものではなくパパが恐い物が現れる」ということで、グランパが現れます。で、マシュー、スーちゃんを嫁にするためにやって来たといって怒りのグランパにやられそうになってます（笑）。グランパはグランマからの電話で早々に帰って行きますが、酒癖が悪くて約束はいいかげんってことで（笑）。
傷心のマシューくん、理由もなくなったので帰って行きます。「得にならんことは舌を出すのも嫌や」と。
更に、死神裁判官まで映像で現れ、ズルがバレます（笑）。９９９人が取り消されてペナルティ1000人…結局、2000人に（笑）。当分、帰れそうもないことに。
更に、パパさん、一夜漬けマシーンで充血した目のコーくんに驚かされてオチ。
しかし、許嫁が現れる、という通常なら３角関係になりそうなストーリーなのにマシューが全くスーちゃんに絡まないという、恋愛コメディのセオリーを全く外した展開は、もはやバンパイヤンというか武上脚本の常識なんでしょうか（笑）。最終回が不安です（笑）。
マシューくん、マシューって書くと赤毛のアンみたいですね…。
（2002.02.24）
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- ［キー局］２００２年０２月２３日放送
地方は放映が遅れてますから、キー局の話題は先行して語られる訳ですが。ネタバレを見ないように注意していても雰囲気みたいな物は伝わって来ます。そして、この話、特に評判が良かったようです。そして、実際に見た感想も「やられた」でした。面白い話が多くなって来ましたが、ギャグメインのバンパイヤンで、「やられた」と思ったのは初めてです。「泣き」であったキョルンに比べても、お約束を微妙にずらすこととキャラクターの特質をつきつめることによって、より面白い作品に仕上がっていると思いました。
さて、本編はいきなりクネクネと怪しいノリで目立ちまくるショッキンキンから。新しく出来たレジャーランドの評判を語っているだけですが。カナちゃんがノってきたのでショウくんはいいとこでしょうか。カナちゃん、大観覧車が「身の毛もよだつスリル」と喜んでます。この子は好きですね、そういうの。でも「人がゴミのよう」なんて言わないだけマシですが（＜メダロットのカリンちゃんですね）。
で、何の事か分からないスーちゃん。ショッキンキンに馬鹿にされて悔しがっていますが。コーくんに「転校して来たばかりだから」となぐさめられて、改めて惚れ直してます。まー、コーくん相変わらず優しいですね。
さて、カナちゃんの提案で、みんなでレジャーランドへ行くことに。しかし、この間出て来た遊園地とは別にそんなものがあるなんて、結構大都市なんですか。
で、ウキウキ気分で帰って来たスーちゃん。でも、家族のみんな、風邪ひいてダメになってます。モリピョンは倒れるし。ロボゾーは鼻水。パパは体温計の水銀突破のお約束。ママは氷風呂に入ってます…それは風邪によくないのでは？平清盛の最後じゃあるまいし。魔女は、それでいいのでしょうか？
ママさん、治るまで「どこにも行かないでお世話して」と。もちろん、レジャーランド行きがありますから困るスーちゃん。「一人だけ仲間外れ」「コーくんと」と悩みますが、家族の病気も心配。で、魔法に頼ることに。自分そっくりの分身を作る魔法を選択しますが…タイトル通り、禁断の魔法です。でも、深く考えずに使っちゃうスーちゃん。風邪を治す魔法とか探したほうがよかったんじゃないかと思いますが…。
ちなみに、このシーン、分身ってことで、バックに机の上の鏡を映す芸コマな演出が見られます。
で、野菜で作った人形に魔法をかけてコピースーちゃん誕生。「分身なんだもんもん」コピーだから語尾が一個多いみたいです（笑）。目が赤いのが特徴ですね。ある意味バンパイヤンらしいです。
さて、試しにコピースーちゃん、パパにオレンジジュースを持って行きますが、気付かれず。つい姿を見せたスーちゃんのせいでびっくりしたパパさん、倒れてしまいますが。
その後、みんなのお手伝いってことで、ママに氷を持って行き、ロボゾーの代りに買い物に行き、モリピョンの代わりにパパさんの本棚の整理…そんなのほっといてもいいと思うけど（笑）。更にスーちゃん、コピーに草むしりと宿題をやらせて自分は遊んでいます…それじゃ、のび太くんと同じだって（笑）。駄目人間一直線です。
でも、普通だと性格もコピーされて言うこと聞かないオチなのに、このコピースーちゃんは困った顔をするものの素直に働いています。腰が痛くても、オリジナルスーちゃんがゴロゴロしていても。えらくいい子です。視聴者の気持ちを持って行きます。
で、コピースーちゃん、特製シチューでみんなの風邪を治そうとしますが。明らかにニンニク入りです（笑）。しかも丸ごと、ゴロゴロと。少し抜けているようです。で、パパさんに食べさせて…倒れさせちゃいました（笑）。
で、宿題をやっているコピーの後ろでコーくんとのツーショット写真を眺め、明日に思いを馳せるスーちゃん。で、何気なくそれを見たコピースーちゃん、コーくんの写真を見て赤くなってます。一目惚れ？。コーくんの事を聞かれて赤くなるスーちゃんとお揃いです。でも、「しっかりお留守番してるんだもんっ」と言われて、寂しそうです。そりゃあ、ねぇ。感情、ちゃんとあるみたいだし。
で、夜中。宿題を終えたコピースーちゃん。寝ているオリジナルスーちゃんを見て…「うふふふふ」邪笑してますが…。
で、ＣＭ開け。待ち合わせ場所にやって来たのはお約束通りコピースーちゃんです。オリジナルはベッドの上で縄で縛られ、鎖をかけられ、鍵を付けられてます。…そこまでされる前に気付かない？、と思いますが（笑）。
一方コピーはコーくんに猛然とアタック。カナちゃんをして「まー、お熱いこと。今日のスーちゃんは積極的」と言わせしめてます。…カナちゃんも、ちゃんとそういうことわかっているのね。とすると、自分の事はあまりよくわからないのか、いつもわかっていてあしらっているのか（笑）。顔の赤いショウくんに誘われて、何も考えないかのようについて行っていますから、満更でもないのか、本当に何も考えていないのか、あしらっているのか（笑）。
それより、二人でコンビを組んで喜んでいるキンタ・キンジの二人が心配です。男同士で兄弟（だよね）…。
コピースーちゃん、ジェットコースターに乗ったり、立体映画で恐がってコー君に抱きついたり。
一方オリジナルは復活したパパさんに発見されて…パパさん、娘が縛られているのに何の疑問も持たなかったみたいですが（笑）。
その間にもコーくんに迫るコピースーちゃん。私のことどう思っているの、って。積極的〜。オリジナルスーちゃん、割とシャイだからねぇ。
一方、スーちゃんの前に集まるナンチアーテ家の人々。どうやら、みんな風邪が治ったようです。特製シチューのおかげ？
と、点滅するスーちゃんの胸のハートマーク。「ハート家の掟を破ったわね」って、あのハートは単なるＴシャツのコウモリマークではないのですか（笑）。ママさん、いつもの調子で困った顔。「コピーが恋する人から告白されると本物の方は消えてしまうのよ」とんでもないことです。
っていうか、その間にもコピー、コーくんに迫りまくってますけど。この事、知っているのかな？。それよりも単に無邪気な「好き」っていうように見えるけど…。お約束通り時間がたつにつれてオリジナルになり代わろうとする心が芽生えるのでしょうか。コーくんと一緒にいたいがために…だったら泣かせますが。
「魔法を無効にするにはコピースーが自分から解除の呪文を唱えないと」結構難しい解決になりますな…。
更に迫るコピースーちゃん（笑）。迫りまくりです。で、たじたじのコーくんですが。大観覧車を見付けて、乗りに行こうと。でも、逃げたんじゃなくて、単に興味が移っただけのようです。コーくん、天然です（笑）。
で、パパさんとスーちゃん、コウモリになって、現場に急ぎますが。観覧車の中で、またもや迫るスーちゃんにコーくん「好きだよ」と。消えかかるスーちゃん！。でも「カナちゃんの方がもっともっと好きだけど」などといけしゃあしゃあと言われて、オリジナルも消えるのを免れます。しかし、コレ聞いたら、カナちゃんはどう思ったでしょうか。なんか、「また冗談を」とか笑われて終わりのような気もしますが（笑）。
で、コピースーちゃん、魔法で脅迫に出ます。大観覧車、大回転です。映画「デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム」でもあった奴ですね（＜関係ない）。
ここで、観覧車に乗っていたマックさん、勢いで、ハンバーガーが空の彼方へと…観覧車の窓は危ないから開かないって。
同じく観覧車に乗っているカナちゃん。手をブンブン振って喜んでいます。ショウくんは映っていませんが、どうせ気絶しているのでしょう（笑）。
恐がるコー君。好きと言えと脅迫するコピー。とうとう、ギアが破損して観覧車止まってしまいます。で…コーくんたちの乗ったバスケット、ボルトが外れて落ちかけます。コーくん、外に落ちかけて悲鳴。
それを聞いたオリジナルスーちゃん。助けるために、観覧車のステップを登って行きます。途中で下を見て悲鳴を上げたりして…飛んで行けば速いのでは？空は慣れているのでは？って、前にもそんな事あったっけ？。
でもスーちゃん、登って行きます。
コーくんは…助かりましたが、気絶です（笑）。
で、上からやって来るスーちゃん…でも、バランスを崩して落ちてしまいます。バスケットの床になんとか手をかけて落下を免れるスーちゃん。コピーがそれを見下ろしています。「何でそんなに頑張るんだもんもん」「コーくんのためだもん」。コピー「負けたもんもん」とスーちゃんを助けようとしますが…フェイク。助ける気ナシ。パンプキンちゃんなんかと違って、今や悪意に取り憑かれています。
でも、またもや揺れて、形勢逆転。全く逆の立場になります。
で、今度は見下ろす立場になったスーちゃん。自分の代わりに一生懸命仕事をしていたコピーを思い出して。助けます。これぞ、スーちゃんです。
「どうして助けてくれたんだもんもん」「もとはと言えば、スーちゃんがいけなかったんだもん。貴方の気持ちを考えないで、勝手だったんだもん」。
そして「コーくんを好きなのは貴方も一緒だって」「スーちゃんとコピースーちゃんは同じだからコーくんが本当に貴方を好きならばスーちゃん消えてもいいもん」スーちゃん、優し過ぎです。しかし、この優しさをもっと早く出していればこんなことにはならなかったんでしょうが。
コピースーちゃんもスーちゃんですから「自分がスーちゃんのコピーだってこと、忘れてたんだもんもん」やっぱり、好きと言わせればオリジナルと変われるっていうのは知らなかったんですね。そして、目的は…やっぱりコーくんと一緒にいたかったんでしょう。そのための邪魔者がスーちゃんと思ったのか。
「元に戻るもんもん」「一日だけでもコーくんと仲良く出来て嬉しかったんだもんもん」「あとは本物のスーちゃんがうまくやるんだもんもん」分裂して出来たわけではないですから、一つに戻るのではないのですが…泣かせます。やっぱり、コピーもいい子です。
そして、呪文を唱えて、コピースーちゃんは元の野菜人形に戻って。スーちゃんは涙したのでありました。
地上に降りて、パパさんに抱きつくスーちゃん。
そして…結局風邪を引いてしまうスーちゃん。その時家族のみんなは…全員レジャーランドに。あんたら、お世話してもらっといて、ソレかい。本当に、モンスターランドの住人はわからんです。スーちゃんは今まで見て来た感じだと、こっちの世界の人間と割と変わらないんですけど…。
「だれかスーちゃんの面倒見て欲しいもんっ」とすぐにあちこちから返事の来そうな台詞とくしゃみでエンド。
今回はコピースーちゃん、スーちゃんと、かわいさ２倍でいいですね。簡単にできてしまうコピースーちゃんが一人欲しいと思った人も数知れずでしょう（笑）。禁断の魔法としての妙な条件さえなければ、いいんですけど。
しかし、相変わらずのコー君、最終回までに少しは悔い改めるでしょうか？（笑）。
しかし、お約束のギャグ話の間に、こういう話が入っているとやられますね。最近キャラが立って来たので、余計に「絶好調」という感じです。
来週はもっともキャラ立ちが激しいロボゾーの２回目の主役回のようです。面白そうな予感です。
（2002.03.03）
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- ［キー局］２００２年０３月０２日放送
もう、絶好調ですね。泣ける話です。お約束とパターンが基本ですが、良く練り込まれていていい感じです。何より、ロボゾーというキャラクターが非常によく描けているし、それに対応する周りのキャラクターもいい感じです。
しかし、カスタネット姫とタンバリン王子ってどこかで聞いたような名前ですけど…まあ、向こうのカスタネット（星国の）姫やタンバリン（星国の）王子とは名前以外は似ている所がないですから、間違えられることはないかと思われますが（笑）。ちなみに、これは「コメットさん☆」のメテオさまとプラネット王子のことです。
さて、始まりは今週もお化けクラブから。前半は無視されていた感のあるお化けクラブですが、後半に入って俄然存在感が出て来ましたね。特に話にからまなくても、異状現象の枕としても解説役としてもいい感じに育ってきてます。
カナちゃんとショウくんが「池のある公園のナイト像」の話を始めます。夜、誰かの事を呼ぶとか。カナちゃんはうっとりとしてますが、コーくん、派手に震えてます（笑）。恐くないように疑ってみますが、確かめにいくようにいわれて、「しゃべると思うよ」あっさりと前言撤回してます（笑）。スーちゃん、かばってくれてたのに（笑）。
一方ロボゾー。買い物帰りの公園。やたらカップルがあふれてます。平日の昼間っから何なんだか。「なんだか楽しそうだな」さすがのロボゾーも心惹かれるものがあるようです。しかし、自分には縁が無いものと…「俺の一生はこのまま終わっちまうのかなぁ」…ああ、悲しき人生よ。私も人の事、全然笑えません。ロボゾーに共感というより冷めてるロボゾーが凄いと思いますが…その時彼にも恋する相手が。公園の銅像です。
さて、家に帰って来たスーちゃん。モリピョンからロボゾーがおかしいと言われて見に行きますが…魂抜けてます（笑）。くすぐってもダメです。揚げ句に「君と出会った時から世界がまるで違って見えるぜ」と訳のわからないことを言い出します（笑）。
その夜。抜け出すロボゾーを追跡するスーちゃんとモリピョン。ロボゾー、お姫様の銅像の前で愛を語り出します。「せつなくて胸が張り裂けそうだぜ」「片思いがこんなに切ない物だとはな」…純愛に泣けます。しかも実りようがないです。スーちゃんも思わず飛び出して見つかってしまいます。
で、「命無き者に命を吹き込む魔法」を使って銅像を人間に変えてしまいます。金髪にちょっと垂れ目のすみれ色の瞳。震えながら差し出したロボゾーの手を取って台座から降りて来ました。まだ、よく、事態を把握していないようですが…。ロボゾーは名前を呼んでもらって、頭を下に飛び跳ねて喜んでます。
姫の名は「マリー・カスタネット」。カスタネット姫です…最初に書きましたが、コメットさん☆を見ている人なら「カスタネット星国の王女、メテオさま」を思い出す所でしょう。まあ、容姿も性格も正反対ですけど（笑）。ムークさん（カスタネット星国侍従長。普段虐待されている）が見ていたら泣いて悔しがることでしょう（笑）。
さて、モリピョンはいつもオチに使われる魔法書のただし書きを気にしていますが…「ただし、水に濡れると元に戻る」ということで。天気も悪くなって来たのでナンチアーテ家に避難です。
ロボゾー、鎧を着て騎士の格好はともかく、いつの間に馬を…。カスタネット姫にリビングを与えて、パパさんに不評を買っています。が、聞く耳もたず。カスタネット姫には感謝されてナイトの位を授かってます。
姫さま「これが庶民の住まいなのですね」狭いと言ってますが…庶民の家はこんなもんじゃないです。ここは伯爵邱ですから、庶民の家よりずっと豪華です（泣）。
パパさん、文句を聞かないのでロボホースを勝手に使うなと怒り出しますが…馬には蹴られるし、ロボゾーには「カスタネット姫に使ってもらえることを感謝しろ」と。揚げ句に怒ったら追い出されちゃいます（笑）。
で、スーちゃんはママさんに報告してカスタネット姫の居候の許しを得てますが…揺りイスに座っていたパパさん、それすらもロボゾーに取られてしまいます（笑）。ロボゾー、本気で危なくなってますね。
次の日。ロボホースで街の見物に出かける姫とロボゾー。後ろから来た若者のアメ車にクラクションを鳴らされた上に追い越されて排煙まみれ。怒ってダッシュ。車をジャンプで飛び越して走り去ります。姫も大喜び。
一方、マックさん（笑）。１日１個限定の「世界の三大珍味バーガー」（キャビア・トリュフ・フォアグラ入り）を目の前にして。ロボゾーに持ってかれます。代金を置いて行っただけいつもの泥棒とはえらい違いですが…朝から並んで手に入れたらしいだけにやはり泣きです。
「これが庶民の食べ物ですか」ハンバーガーはそうですけど、庶民は三大珍味なんて食べない…。で、ハンバーガーを２つに分けてロボゾーと一緒に食べる姫。ロボゾーは舞い上がってますが…姫は鳥の像にタンバリン王子の幻影を重ねています…。
しかし、タンバリン王子とは…やはりコメットさん☆の「人見に星の輝きを映す者、タンバリン星国の王子＝プラネット王子」のこととしか。タンバリン王子というのは、私が感想を書く時によく使っていた略語と同じですし（笑）。
そして次の日。「今日こそは、俺の燃える想いを真っ赤な薔薇に託して告白するぞ」という気合いのロボゾーで前半はシメ。
再びお化けクラブ。動く美術デッサン用の石膏像を見て恐がるコーくん。「ポルターガイストかしら」とうっとりするカナちゃん（笑）。キンキンのイタズラと知って「なーんだ」と宇宙人のぬいぐるみに頬をすり寄せてがっかりしてます…どんどん変になるなぁ、カナちゃん。
で、ショウくんの仕入れて来た情報。公園の像（夜呼ぶ方ね）は元は１つの像だったのに、丘の上にホテルを作るのにじゃまだから２つに分けられて別々の公園に移動されたとの事。…別に２つ一緒に公園に置いてもいいと思うんだけど…スペースよりも重さとか色々あったのかもしれませんね。
スーちゃんは、この話のお姫さまがカスタネット姫ではないかと…。
一方ナンチアーテ家では。告白しようとするロボゾーを見て、パパさん、ママさん、モリピョンが出歯亀…もとい心配しています。スーちゃん、帰って来て合流。
で、震える足で姫に近づくロボゾーですが…「ちょうどいいところへ」「貴方に頼みがあるのです」「探して欲しいものがあるのです」と。
スーちゃん、恋人の銅像ではないかとあわてますが。
で、家族で密談。ロボゾーに気を使って、探しに行かせないようにしようとしますが…。引き止めてはみたものの、理由なし。しかし、この時の皆さん、ニコニコ顔が怪し過ぎです（笑）。特に身をよじっているモリピョンが（笑）。
さて、急遽、庭に穴を掘ってもらうことにしますが…無理を言ってもすぐに片付けてしまって、揚げ句にさっさと行ってしまいました。
さて、探し物ですが…ガングロの子ギャルの居る公園では手を取り合う男女の像。ロボゾーがボールをぶつけられたグランドでは野球の像。そして逆立ちした牛の像…。ここいらは公園が沢山ある上に変な像が沢山ありますね（笑）。
とうとう夜になってしまいますが、ロボゾー、目をサーチライトにして進んで行きます。で、ホットドックの屋台を見付けて買いにいきますが、その間に…。
「タンバリン王子…あなたはいったいどこにいるのですが」疲れた感じの姫ですが…その時、うめき声のようなものを聞きます。タンバリン王子の像です。ごつい体格に四角い顔、分けた前髪は多い方が長く跳ね上がっています。走り寄る姫。再会を喜びあう二人。
しかし、タンバリン王子、ダメ野郎なので「そのお姿は？なぜです？なぜ私をおいて人間に？」「永遠に一緒に居ようと誓ったのをお忘れになったのですか」などと非難を始めます。まあ、混乱しているようなのでわからんでもないですが。
「いいえ、これには訳が」話そうとする姫の言葉を聞かない王子。輝きが失われているのでしょうか（笑）。「愛よりも自由に遊び回れることを選んだのですか」「信じて下さいタンバリン王子」姫さま、一途ですねぇ。
姫の涙声を聞いて駆けつけるロボゾー。彼を探していたナンチアーテ家の面々も、その声に気付きます。
で、タンバリン王子にチャージ（突進してランスで貫く）をかけようとするロボゾー。ところが、姫が間にはいって…「私が探していたのはこの方なのです。このかたは私の許嫁、タンバリン王子なのです」
全てがわかって、うつむくロボゾー。そして。「わかっただろ、ナイト君。カスタネット姫の本当の気持ちが」姫を応援する道を選びました…。「そんなこともわからねぇようで、よくナイトが務まるもんだぜ」。そして、姫を王子と同じ台座に乗せてあげるロボゾー。漢です。ロボゾー。
涙を流しそうになる姫を銅像に戻らないように「泣いたら駄目だ」としかるロボゾー。しかし、姫は「私は銅像に戻ります。私はこの方と永遠の愛を誓ったのです」。
思い出がフラッシュバックするロボゾー。ロボゾーを見て涙を流す姫。その涙が落ちた足から銅像へと戻って行きます。
ロボゾー、行こうとしますが…「待ってくれ」と薔薇の花を差し出します。「お幸せに」「ありがとう、ロボゾー。貴方こそ、本当のナイトです。貴方の事は忘れません」「さようなら。楽しゅうござんした」そして去り行くロボゾー。
影で見ていても声もかけられなかったナンチアーテ家の人たち。
次の日のお化けクラブ。王子の像の見学に来ましたが、既に捜し求めるはずの姫の像が一緒に居ます。「単なる噂話だったのね。私つまらないわ」ショウくんも浮かばれません（笑）。
「きっと、恋する二人を神様が一緒にしてくれたんだもんっ」コーくんは「神様？」といぶかしんでいますが、スーちゃんは、神様が誰だか知っていますから…。
最後は、噂されてくしゃみをするロボゾーでＥＮＤ。
次週はパパとゴドーの入れ代わりですか。久しぶりに、単なるドタバタになりそうですね。
しかし、ロボゾーの硬派な一面が存分に発揮されたいい話でした。漢とはかく有りたいと。世間での評判を見ても、「泣けた」という感じの感想ばかりでしたし。ふだんの馬鹿話がこういう話で効いて来るのがバンパイヤンのいい所なのでしょう。
カスタネット姫も、いかにもお姫様、お嬢様といった感じで。声のかかずゆみさんもバッチリでした。アキハバラ電脳組の鳩ピョンとか超カニパンのアンのイメージが強いですが、シリアスにしっとりした役もいいですねぇ。
しかし、ここのところのキャラクター・クローズアップ話はどれも秀作です。
もし延々と放送が続いたのならば、訳のわからない馬鹿話の中にこういった良作がポンポンと生まれて来る可能性があったのですねぇ…。
（2002.03.09）
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- ［キー局］２００２年０３月０９日放送
さて。毎度おなじみヘルヘル博士＆ゴドーのバンパイヤンハンターものです。基本は万能ハンターケースによるお約束ギャグですが、今回はママさんを絡めることによって割といい感じにしあがってます。
さて最初は。逃げた虎の捕り物と野次馬から。お化けクラブのメンバーが野次馬してますが。カナちゃんは相変わらず危ないです。コーくんも相変わらず震えてますが。
で、噂のタイガーハンターはゴドー。何でもハンターという設定を再確認させるにはいいことです。でもって、優秀な所も見せとかないといけませんし。
で、おなじみ「蜘蛛の巣キャッチャー」を使って解決。犬面の間抜けなフローターバイクで新たな任務へと去って行きます。このギャップは相変わらずいいですね。でもって、ギャップなど気にせずときめく乙女たち。スーちゃん「かっこいいもん〜」、カナちゃん「クールですわ〜」。スーちゃん、一応奴は天敵なんですけど…。
「我が輩の若い頃の方がずっとクールで格好いいゾヨ」パパさんが問題発言。ミエール君の時の幼少時代も今とさして変わらなかった筈だけど。思い込みではないかい？。
と思ったら、なんか別人な写真が。お化けクラブ員全員驚きです。足は長いし、スリムだし、顔もダンディだし…どう見ても別人じゃん（笑）。ママさんによると結婚前の写真らしいですが…「パパちゃん太り過ぎかも」…そういう問題ですか（笑）。「スリムなつもりだったゾヨ」パパさん、勘弁して。
「夕日の前で走ろうダイエットマシーン」で夕日の書き割りを前にルームランナー（といっても、外だけど）で走っていますが…グランパのしごきでも痩せなかった人が、その程度の事で痩せますかいな。モリピョンのオレンジジュースの差し入れも断って走りますが…空から撒かれたオレンジジュース大安売りのビラに負けて行ってしまいます。
一方、ゴドーを呼び出したヘルヘル博士。バンパイヤンレーダーをパワーアップしたので呼びつけたとか。どんな変装をしていようとも確実に見破る…って今までは外観で見分けていたのかい＜レーダー（笑）。
で、ちり紙交換（＜最近は見たこともないねぇ。若い人には通じないか）のような巡回へ。もちろんレーダーの反応は…スーパーのオレンジジュース売り場。
特売会場では…パパさん、いつもの通りおばさんたちに負けてます（笑）。やって来たゴドーですら…負けてます。で。「ウルトラ強行突破システム」おなじみ巨大パチンコで突破しようとするゴドー。パパさんも「どこまで行くの行きたいの飛行機２号」こちらもおなじみ巨大パチンコで突入…をはかりますが特売時間が終わって二人がごっつんこ。ビリビリとしびれて、中身が入れ代わっちゃいます。
ＣＧ的な描写がわかりやすくて、割といいのでは、と（笑）。
駆けつけたヘルヘル博士。「バンパイヤンハンターとぽっこりお腹のおじさん」が倒れてると。一方パパさんは「何でもハンターに」と。ゴドーは「オレンジジュース好きのマジシャンに」と。３人のそれぞれの認識がわかってなかなか笑えます。
で、入れ代わった二人、なんとか現実を認識しますが…バンパイヤンレーダーがゴドーをバンパイヤンと認識します…どうやらパワーアップで外観ではなく精神まで判別しているようです…肉体を判別しないと役に立たない気がしますが（笑）。
ニンニクを投げつけられて逃げるパパさんゴドー。一方ゴドーパパさんはヘルヘル博士と契約して（２重契約だよな）、新バンパイヤンハンターに。２号にしなかったのは、前の話を良く覚えていてよろしい。
しかしながら、新ハンター、運動不足で息切れ。万能ハンターケースの発振器で見付けるもののフローターバイクは重量オーバーで停止。跨がったまま走ったら狭い路地に入られて腹がつかえるし。いいとこナシです＜パパさんの体。それでもフローターバイクをエンジン再点火して追いかけますが…体が擦れてひどいことになりそうですが…「バンパイヤン」と呼びかけたせいでコウモリに。
すっとんで（質量保存の法則無視してるよな、この変身。原子変換があるのか？）、屋上に居たマックさんをよろけさせてハンバーガーを落としたりして。自分がコウモリになっているのに気付いて驚く…ものの「どんな姿になろうとも契約を果たす。それがプロのハンターという物だ」かっこいいです。ギャグストーリーの場合、キャラクターがギャグを演じたら負けだと思いますが、このシリーズでは各人自分の基準で真剣にがんばっているのは好感が持てる所ですよね。
で、パパさんゴドー。家に帰ってオレンジジュースを飲もうとして…ロボゾーに見つかり、泥棒と間違えられて追いかけられます。
一方のゴドーパパさんはコウモリのため、パパさんゴドーの入って行った家に入れずに苦労してますが…スーちゃんに教えてもらって戻りんちょして進入。「しめた！戻った」って、戻ったことが嬉しかったのか、あんまり深く考えてません。
で、追い詰められたパパさんゴドー。やって来たゴドーパパさんに捕まりそうになります。おまけにゴドー、狼男に変身してパパさんに迫りますが…ママさんにつねられてダウン。「それ、パパちゃんじゃないの」「本物のパパちゃんはこっち」と、ちゃんと見破っています。よく考えるとレーダーと同格ですが、他のみんなは気付きもしませんでしたからねぇ。「当然でしょ。夫婦だもん」という言葉には、あの２枚目のパパさんがこんなになっても変わらず愛しているママさんが見受けられて、なんかいいですよね。
さて、気付いたゴドーは自分の体とその家族を見て「お前たちはモンスター一家だな」と。パパさん「秘密がバレて」って、秘密にしてたの？パパさんいつも自分がバンパイヤンだって言って、信じてもらえなかったのに。ヘルヘル博士に追いかけられるのがいやになったのか？。
「ニンニク弾発射装置」を持ち出したゴドーにスーちゃん、「悪魔の実は無害となるべし」と魔法で対応しますが…「ただし、狼男がニンニクを投げた場合、家は風船になる」って使えない魔法だなー（笑）。当然、風船になった揚げ句、蚊に刺されて破裂。落下します。
コドーパパさん「ゴドー空中七回転」って本当は愛川欽也さんに言わせたい台詞なのかな？（ニャンコ先生ネタですかな？）。
で、みんな着地したあとで、最後に降って来たパパさんゴドーが頭からゴドーパパさんにごっちんこして再度入れ代わり。
「何でもハンターに秘密を知られて」と気にしているパパさんに、ママさんは魔法を使って家を復活させ…ゴドーが気付いた時には自分も家も元どおり。やって来たヘルヘル博士のレーダーもバンパイヤンじゃないといって…ゴドー自身が「そうか、全ては夢だったのか」で一件落着。
老婆になってしまったママさん「いーのよ。７日間ぐっすり眠れば元の美しいママちゃんに」と余裕です。本当に切符のいい人ですね。で、再びどーしてわかったかと聞かれて。「パパちゃんを愛しているから」と。照れるパパさんでエンド。
次回は…ミクロの決死圏…ではなくてミクロキッズですか。ドタバタギャグではお約束のネタですが、どう切ってみせてくれるか。
しかし、ゴドーネタですが、やっぱりママさんのパパさんに対する描写が話を引き締めてくれているおかげで単なるドタバタよりもいい感じてですね。本来人間以上の体力を誇る筈のパパさんの体が鈍ってしまっていたりするのは…訓練をサボっているからでしょうか。そういう所を差し引いても、気楽に見ていてなんかいい感じ、というのは作品としては誉められると思うのですけど。
本当は、気合を入れて見なくても、なんとなくＴＶをつけるといつもやっているドラえもんとかアンパンマンのような作品になるとよかったんでしょうが。長く続けるとネタ切れして辛くなるか、それともいつも同じようだからと気にならないのか…この手の番組は難しい所ですな（笑）。
（2002.03.17）
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